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  [No.3197] 【リレー小説】あるホワイティの履歴書【1月2日版】 投稿者:チャット創作隊   投稿日:2014/01/03(Fri) 03:04:13   147clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

 1月2日 参加者(敬称略):(流月, 砂糖水, ラクダ, 殻, αkuro, クーウィ, 門森 ぬる)
 ※全員分写したつもりですが、お名前が抜けている方がおられましたらお知らせ下さい。その他にも何かお気付きになりましたら修正して下さって構いません。(筆記者・門森 ぬる)
 皆様明けましておめでとうございます。この度チャットでリレー小説なる物を創作する事になりました。経緯をかいつまんでお話ししますと、
 1. 2014年1月2日のチャットにてリレー小説の話題になる。
 2. 判甲斐(http://masapoke.sakura.ne.jp/lesson2/wforum.cgi?no=1329&mode=allread)の話題になりまたやってみたいねとなる。
 3. 何故か怪盗モフリティーから西暦ホワイティ、履歴書ホワイティ、あるホワイティの履歴書、と連想していく。
 4. あるホワイティの履歴書をテーマにやってみようとなる。
 といった感じです。どうしてこうなった。
 何はともあれ始まります。チャット参加者が入れ替わり立ち替り、数文ずつ執筆する「あるホワイティの履歴書」。執筆、読書、共にお楽しみ下さい。


―――――――――――――――――――――――――――


 目の前には履歴書がある。
 記入はまだない。当然、履歴書というものは何かを書き込まないといけないのだけれども、しかして何を書き込めばいいか皆目見当がつかない。
 いや、名前とかあるけれど、それ以外が思いつかない。名前なんかよりも職歴とか学歴とかまったくないような人間になにを書けばいいのか。
 トレーナーなんてのはヤクザな職業。
 そんなわけあるかと反発した親の言葉がそのまま返ってきたような現状に思わずため息がでた。
 トレーナーには自由がある。自分で自分の道を決めて何が悪い。
 そう言って街を飛び出した一週間前の自分に言ってやりたい。
 自由とは自分で決めること。そして、全ては自分でやらないといけないのだ。
 自分でやるということは金勘定もすべて自分でやらないといけないということである。
 そして、十歳の子供にできる仕事なんて、今のご時世そうそう転がっちゃいないのである。
 ポケモントレーナーとしての実力があれば、歳に関係なく働き口があるというのだが、残念なことにまだひとつも手に入れていない。巡り合わせが悪かったのだと言い訳はさせてほしい。せっかく辿り着いた町のリーダーはよその街にコンテストに行ってしまっていて、しばらく帰ってこないと言われれば、別の街に行くしかない。そして、次の街に着けば今度は武者修行に行っていると言われてしまえば、やはり次の街に行くしかない。ただ、そうやって相手がいないからと言って旅の出費までなくならないということにはならない。
 結果として、成果は上がらず、金はなくなり背に腹は変えられないということで、アルバイトをすることにした。ポケセントレーナーをこころざすならば、トレーナー業で稼ぎたいところだったが、実績のない人間にトレーナーとしての仕事などない。
 となると、全く無関係の業種でも思い切って飛び込まねばなるまい。好き嫌いなど言っていられないのだ。手始めに、ポケセンの片隅にある雑誌棚を漁ってバイト情報誌を数冊抜き取った。清掃、土方の現場作業員、皿洗い、スナックの従業員……? どれを見てもピンとこない。できたら本来の目標のトレーナー業に関わるような仕事を選びたいが……。
 そこで目についたのが、簡易宿所の従業員の求人だった。ポケセンやジムのある町には大概、旅をするトレーナーが一泊したり、日雇い労働者がアパート代わりにするような、宿泊料の安い旅館が立ち並ぶ、一種の宿場が成り立っているが多い。こういった職場ならば、先輩トレーナーがどのような暮らしをしているのか間近にみることもできるかも知れない。 そうしてある安宿の主人に連絡を取ったところ、今こうして履歴書を書かされることになったのだ。
 ぱふ、と。頭の上で寝ていたペロッパフが机に降りてきた。いや、落ちてきた、と言うべきか。彼女はべちゃりと書きかけの履歴書に張り付き、痛そうな声を上げてじたばたしている。出鼻をくじかれた。
 取りあえずポケットを弄る。「ポケットにファンタジー」とか歌ったのは何処のグループだったろうか。そんな事を考えつつ、目の前の障害をボールの中に回収する。左のポケットにゃモンスターボールが二つ。叩いても増えないし(震えて文句は言うが)、逆のポケットにも夢なんぞ在中しちゃいない。履歴書の代わりを引っ張りだすと、名前を記入して溜息一つ。世知辛い世の中である。
 そんな世の中で生きていく為にはどうしてもお金は必要だ。気を取り直して履歴書に向かう。名前は書いた。学歴、職歴、賞罰……うん、とりあえず後回しにして書けそうな所から書いていこう。年齢、手持ちのポケモン、バッジの数……書ける所を埋め、再び履歴書と向き合う。うん、やっぱり白い。


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 1巡して区切りが良く入室者も減少した為、ここで一旦終了とさせていただきます。参加された方々も、閲覧された方々も、どうもお疲れ様でした!
 尚、次回は1月3日の21時頃開始を予定しているとの事です。飛び入り参加も歓迎しております。1文からでも参加出来ますので、興味のある方は是非是非奮ってご参加下さい。


  [No.3199] 【リレー小説】あるホワイティの履歴書【1月3日版】 投稿者:チャット創作隊   投稿日:2014/01/03(Fri) 23:53:24   145clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

 1月3日 参加者(敬称略):(流月, αkuro, 砂糖水, 門森 ぬる, WK)
 ※全員分写したつもりですが、お名前が抜けている方がおられましたらお知らせ下さい。その他にも何かお気付きになりましたら修正して下さって構いません。(筆記者・門森 ぬる)
 前回の続きです。

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 はぁと、溜息を吐きながら、しかしそれでも埋めるしかない。だってそれ以外にやれることないのだもの。だってお金がないから。

 ◆ ◆ ◆

「おぉ、すごいな。こんなまっさらな履歴書は初めて見たぞ」
 宿所の女将と名乗ったその人物が、自分の履歴書を見た言葉がこれである。そりゃそうだ。だってまともに書いてあるのは名前だけだもの。
 住所不定の根無し草。おまけにバッジも学歴もないとなれば、履歴書に書くべきことは名前ぐらいなものだもの。
 なので、こちとら、乾いた笑顔を返すしかないのである。あー、やばいなー。これは不採用かー。なんて思っていると、
「ま、うちの仕事なんて馬鹿でもできる仕事ばっかりだからな。大丈夫大丈夫。採用だ」
 豪放磊落な笑みと共に出された採用の言葉に正直言って驚いた。
「なに、ポッポが豆鉄砲で射殺されたみたいな顔してんだ」
 どんな顔だ。それは。
「困ったときはお互い様。うちは人手が足りない。あんたは金がない。なら、それで話は決まりさ。何の問題もない」
 ばんばんとこちらの背中を叩きながら、告げてくる女将。この宿屋の経営が若干気になった。
 早速仕事の説明をすると言う女将に連れられて外へ出ると、いつの間にボールから出たのか俺のペロッパフが植木鉢に貼り付いていた。どうやらそこに咲いていた花の匂いにつられたらしい。ぱふーんと情けない声をあげていた。
「あれ、このペロッパフ誰の子?」
 ボールにしまおうとした矢先、声をかけられる。振り向くと女の子がいた。多分、いくつか年上。
「俺のです。すみません」
「いいよー別にー。かわいいものに飢えているから、目の保養ー」
 にこりと笑う姿に赤面する。と、ごほんと咳払い。しまった。
 改めてペロッパフを戻そうと植木鉢に目を戻す。が、いない。植木鉢にはべとつく何かだけが残っていた。
 しまった、と思い植木鉢に近付く。案の定、ペロッパフ特有の体から剥がれた物体だった。
 奇跡とも言えそうな採用を、これを汚したことで免除されたら...
 そんな思いが頭の中を駆け巡り、俺は慌て植木鉢を拭いた後、元凶である奴を探しに行った。意外にも、奴はすぐ見つかった。
 宿の中庭から、宿泊客であろう子供達の笑い声が聞こえてくる。ついでに、ぽよんぽよんという何かが弾むような音まで聞こえてきた。
 もしや、と思って覗くと、思った通り。子供達が、ペロッパフと一緒に遊んでいた。
「あんたのペロッパフ、面白いねえ!」
 あっはっはと声を上げて笑う女将に、ひきつった笑いしか出来ない俺。あのやんちゃ綿飴め。とりあえず子供達に了承を得て、ペロッパフをボールに戻した。ボールはかたかた震えていたが、知ったことか。
「せっかく楽しそうにしてたのに」
 その言葉は、さっきの女の子だった。確かに、楽しそうにしていたかもしれないが、あいつは常に楽しそうにしている。そういう顔だから。というかはしゃぐのにも限度があるだろう。わざわざ仕事場で遊ばなくても。そう言いたいところだったがそれをこの子に言ってもしょうがないだろう。
「あとで構ってやるからいいんです」
「あら、優しいのね」
 鈴を転がすような可愛らしい声でそんなことを言われると、頬が熱くなる気がする。
「トレーナーとして、当たり前のことですよ」
 しかし、それを素直に受け取ったら負けな気がする。そう思って、俺は照れ隠しの言葉を返すしかない。目を逸らしながら言っている時点で、相当負けな気はするけれど。
「雇われる側として、雇い主のことを気にかけたほうがいいぞ。まぁ、青春らしくていいけれどな」
「……すいません」
 あぁ、女将に冷やかされた。反論なんてまったくできないのだけれど。
「気にすんな。若いってことだ」
 そう言って、女将は仕事内容の説明を始めた。
 基本的には、まず客の食事の後片付け。食器洗いや残飯処理。次に部屋の掃除。客に服の洗濯を頼まれたら、掃除が終わった後に行う。
 まぁ、あとは習うより慣れろだねと結ばれた仕事説明に、たしかにやってみなければわからないなと思うしかない。
 あらかじめ分かっていたことではあるけれど、トレーナー業とはあまり関係なさそうだ。
 そんなことをしみじみと思っていると、
「あぁ、そうだ。荒事とかは自分で処理しないで私に伝えなよ。そうじゃないと面倒になるだけだから」
 女将は最後にそう、付け足した。
 フラグかよ。と思った数日後。宿泊客から預かった山のような洗濯物を運んでいたときのことだ。なんでこんなに溜め込むんだとぶつくさ言っていたのが災いして、前方からいかにも柄の悪い男が歩いてきているのに気がつかなかった。お約束とばかりにぶつかる。しまったと、思うも遅い。「ああ? テメーお客様にぶつかるなんていい度胸じゃねーか」テンプレかよというツッコミは、相手の鋭い目つきの前に砕ける。
「す、すいませ」
 ぱふ。その声の方を見ると、またもやいつの間にか足元にペロッパフがいた。最悪のタイミングで出てくるなこの馬鹿。というか荷物置き場に置いてきたはずなんだが。
「なんだこいつ……テメーのか?」
 男はしゃがみこみ、ペロッパフをつつく。
「は、はい、あ、わわわ」
 大量の洗濯物のせいで両手がふさがり足がふらつく。
「あーあー、まずそれ置いてこいよ。こいつは俺様が見ててやるから」
「え、いや、そんな」
「とっとと行ってこい!」
 男の鋭い目線が俺を射抜く。赤く尖った髪型が余計に怖さを増幅させている。
「は、はい!」
 運びながら考える。女将さんに伝えるべきだろうか? まだ荒事と呼べるほどではない……が、なりそうならば早めに呼んだ方が良いだろう。ペロッパフが更に怒らせている可能性もある。そう結論付けた俺は女将さんに不注意から怖そうな人にぶつかってしまった事を伝え、一緒に男の元へ戻る。が、男は会うなりこう言った。
「すまん!」
 呆気にとられる女将さんと俺。男は続ける。
「お前のペロッパフ、どっかいっちまった……」
 またか。

―――――――――――――――――――――――――――

 入室者が減少した為、一旦終了となります。皆様お疲れ様でした!
 次回は1月4日の21時頃開始を予定しているとの事です。飛び入り参加も歓迎しております。1文からでも参加出来ますので、興味のある方は是非是非奮ってご参加下さい。


  [No.3204] 【リレー小説】あるホワイティの履歴書【1月4日深夜版】 投稿者:チャット創作隊   投稿日:2014/01/05(Sun) 03:13:00   157clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

1月4日深夜 参加者(敬称略):(あきはばら博士, 逆行, αkuro, 砂糖水, 門森 ぬる, 殻)
※全員分写したつもりですが、お名前が抜けている方がおられましたらお知らせ下さい。その他にも何かお気付きになりましたら修正して下さって構いません。(筆記者・砂糖水)
 前回の続きです。

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「どっかいっちまったって、どこに行ったのか心当たりは無いのですか?」
「うーむ 鍵が閉まっているし、たぶんこの宿の外には出ていないはずだ」
 ということは、室内のどこかにいるのか。
 俺はかたっぱしから探しはじめた。トイレの中を探した。男子トイレの中にはいなかった。さて、女子トイレは……。いいや、後回しにしよう。
「わっ」
「おっと」
 角を曲がったところで、さっきの男とぶつかりそうになった。
「よお、見つかったか?」
「い、いえ」
「そっか、じゃあ今度は俺がそっち探すわ」
「あ、あの!」
 俺が来た方へと行こうとした男を呼び止める。
「あ?」
「も、申し訳ございません」
 深々と頭を下げる。
「こちらの不注意でぶつかった挙げ句、捜索に付き合わせてしまって……」
「あーあー、んなこたもう良いって」
 わしゃわしゃと髪を撫でられ、顔を上げる。
「今はとりあえず、早く見つけてやろーぜ」
 なんていい人なんだ。第一印象が嘘のようだ。ああこれはだまっておこう。本人も気にしているかもしれないし。さて、あとはどこだ……? あり得るとすれば客室の中だが、空いている部屋は探した。ということは、宿泊客のいる部屋か? 困ったな、そうなるといちいち許可が必要だし……と歩いていると、何やら甘い香りが。これは、あいつのか! すんすんと鼻をきかせ匂いを辿ると、笑い声がきこえた。ここは……調理場? 餌付けでもされてるのか。
 調理場へ入ると、何やら料理人達が何かを囲んで盛り上がっている様子が窺えた。その内の一人が俺に気付いた。
「おう、確かバイトの子だったか? せっかくだから一緒に楽しもうや」
 恐る恐る机を覗き込むと……料理?
「新作の試食をしておるんじゃ。可愛らしい子も迷いこんで来てのお……ありゃ、どこいったかな?」
 ああ、また逃げたのかあいつは。入り口の方でぱふ、と聞こえた。
「すいません、今忙しいので!」
「ふおっふおっふおっ、若いのお」
 何がだ。踵を返して調理場を出ると、丁度ペロッパフがさっきの男に捕まる所だった。
「おら、とっとと観念しろ!」
 ぱふう。頬を膨らませて、ペロッパフはおとなしくなった。
「あ、ありがとうございます!」
「おー、お前もご主人様困らせてんじゃねーぞー」
 男がつつくとその指にもふもふと頭突きをするペロッパフ。なんだこの光景は。
 とりあえずまた逃げない内にボールに回収し、ペロッパフがフラグをへし折ったこの騒動は幕を閉じたのである。

 ◆ ◆ ◆

「なーんか面白いこと起きないかなー」
 曇り空の日、外の掃除に出た俺の目に移ったのは、頭にデデンネを乗せた女性だった。
 ポケモンとの接し方はトレーナー各人の自由だ。バトルに使おうと、お使いに行かせようと、頭に乗せようと、それから、たまにかくれんぼをして楽しんだりするのだって自由なはずだ。そう考えてから、周囲の迷惑にならない限りは、という女将さんの言葉が思い出されて、今一度反省する。
 そんなことを考えながらホウキで庭を掃いていると、こんな言葉が聞こえた。
「曇り空でも、遠くの星がよく見えるの」
 ふと手を止めてまわりを見渡す。庭には俺以外、縁側に座る頭にデデンネを乗せた女性しかいない。
「辛い日々でも、いつか訪れる安らぎの時が見えるの」
 デデンネのヒゲが時折ぴくりぴくりと動いているのに気づく。
「え、と。それ俺に言ってますか」
 迷った末に言った言葉に返されたのは、
「どうかなー」
 というはぐらかし。え、なに自意識過剰? なにこれ恥ずかしい。今すぐ屋内に戻りたいところだが、あいにくまだ掃除は終わっていない。もうとにかくさっさと終わらせてしまおうと手を動かす。と、女性が口を開く。
「ねえ、きみのペロッパフ貸してよ」
「こいつの相手するの、大変ですよ」
「いいの。楽しそう。そうだ、代わりにこの子、貸してあげるね」
 そう言って女性は、俺の頭にデデンネを乗せた。ででん。




―――――――――――――――――――――――――――

新年会チャット(http://masapoke.sakura.ne.jp/lesson2/wforum.cgi?no=3201&reno= ..... de=msgview)が長引き、始まったのが1時過ぎと深夜になりました。
3時になり、入室者が減少した為、一旦終了となりました。
参加してくださった皆様ありがとうございました!お疲れ様でした!
次回は1月5日の21時頃開始を予定しています。飛び入り参加も歓迎しております。1文からでも参加出来ますので、興味のある方は是非是非奮ってご参加下さい。


  [No.3207] 【リレー小説】あるホワイティの履歴書【1月5日版】 投稿者:チャット創作隊   投稿日:2014/01/06(Mon) 00:46:59   157clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

1月5日 参加者(敬称略):(流月, 砂糖水, 音色, 門森 ぬる, αkuro)
※全員分写したつもりですが、お名前が抜けている方がおられましたらお知らせ下さい。その他にも何かお気付きになりましたら修正して下さって構いません。(筆記者・砂糖水)
 前回の続きです。

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 しかし、デデンネか。
 生で見るのは初めてだけれど、大福を二個重ねたような体にポッキーのチョコ部分みたいなヒゲ。思ったよりもおいしそうだ。
 なんか食べたくなるな。この見た目。いや、実際に噛りついたら、血とかどばーって出てきて、モザイクかかりそうだけど。
「デデンネー」
 そんな考えを察知したのか、デデンネは軽く身震いすると頭から下りてしまった。
 おい、待て。どこに行くんだ、このネズミ!
「待てっ」
 まずいまた問題が起きてしまう。さすがに解雇されるかもしれない。そうなる前に回収しなければ。急いで屋内に駆け込むも、デデンネは影も形もない。逃げられた。あー……。何だろう、最近運勢悪いのかな。雇ってもらえた時は運がいいと思ったのに。
「デデンネ―食べないから出てこーい」
 しばらく待ってみたが一向に物音一つしない。なんか最近逃げちまうポケモンのせいであれこれ騒動ばっか起きてねぇか?
「……でてこねぇな」
 これは脅しが弱いのか。それとも猫なで声で呼ぶべきか。あーでもなんかあのもちもちした弾力のある触り心地を考えるとむしろ潰したいな。握りつぶす。さぞ気持ちがいいだろう。……あれ、俺何考えてんの。
 ともかく考え込んでいる暇はない。もう一回アンテナを切るだのお菓子をやるだの飴と鞭を交互に呼びかけてみるが尻尾の一つも出さないと来た。出したらもれなくふんで捕獲するけど。
 露骨に舌打ちをしたところを女将さんに見られて、あんまりお客様の前でそういう態度はとらないようにと注意された。ますますついてない。これは見つけたら一回くらいたたきつけても文句は言われないだろう、と思ったその時、視界の端にちらりと黒い尻尾が角を曲がって消えていった。
 急いで追おうとしたその時。
「はい」
 後ろから頭上にペロッパフを置かれた。
「貸してくれてありがとう。この子返すね。デデンネは見つかった?」
 ぱふーとペロッパフがひと鳴きした。
「あれ、もういいんですか?」
「うん。その子も、君が良いって」
 ぱふぱふ。ペロッパフがどことなく嬉しそうだ。
「それより、もう一匹ポケモン持ってるんでしょ? デデンネ探すの手伝ってもらったら? あの子すぐいなくなっちゃうのよ」
 そんなポケモンを貸さないで欲しい。溜息を吐きたくなったが、ぐっと我慢。今は奴を見つけなければ。
 とりあえず、アドバイスに従ってもう一匹のポケモンを出そうと手を伸ばすと、奥の部屋から物音と「デデーン」という鳴き声が聞こえる。というか物音がどう解釈しても何かが割れる音なんだけど、どうしよう。
 これはやばい。おれのポケモンじゃないけど、逃がしたのは俺なのである。
 デデーン。俺、アウト―。そろそろ女将さんにけつバットされるかもしれない。
 これは嫌な予感がする。確か廊下なんかに置いてある花瓶とかお皿とかは結構なお値段がするものらしい。一流の場所には一流を置くとかなんとかいうお話を聞き流した覚えがある。俺の給料でそれは果たして弁償できるか。恐ろしい想像ばかりが掻き立てられる。とりあえずデデンネ見つけたら一発へこましたろう。
 とにもかくにも捕獲しない事には意味がない。おそるおそる音のした廊下を覗き込むと案の定、そこにはひっくり返っている額縁と割れたガラス、そして「あ、見つかったやべぇ」という顔したデデンネだった。しかも一瞬だけ俺の方見てすげぇ嫌な顔した後、「ででね、ででねー!」とわざとらしく泣き叫びながらすごい勢いで逃げて行った。アイツこのままだと被害者面して逃走するつもりだ。俺の就職生命がやばい。
 本能が確信してボールを投げる。出てきたのは俺が捕まえるのにちょうどいい技を持っているからという理由で見た目を気にせず捕まえたガメノデスがずしんと音をたてて着地した。
「アイツにみねうちな」
 俺の指示に「いえっさー」「まかせろよ」「はらへった」「後で飯な」「俺もいつものじゃ飽きた」「おやつまだー」「ねむい」といった具合に七つの顔が示したが蹴っ飛ばして追い立ててやった。
 ずしんずしんとガメノデスが行く。あれこれ追いつかないんじゃ、と思った矢先、曲がり角を曲がろうとしたデデンネと、あの目つきの悪い男がぶつかる。
「あ?」
 デデンネはちょろちょろと逃亡をつづけようとする。
「そのデデンネ、捕まえてください!」
 男は状況が呑み込めない顔をしつつも、ひょいと逃げ惑うデデンネを持ち上げる。短い足をばたばたさせるデデンネ。さあどうしてくれようか。と、ガメノデスがデデンネを抱えている男にみねうちかまそうとしている。やばい。
「待て待てガメノデス! ストップ!」
 俺の指示に気付きガメノデスがは手を止めた。が。
「ででー!」
 デデンネが放電を放つ。
「テメ、このやろ……だあああ、もう!」
 男は痺れながらもボールを取りだし、デデンネもろとも放り投げる。
 だあす。やけに毛先が丸いサンダースが出現し、デデンネをむぎゅと抱き締める。そうか、ちくでんか。
「なんなんだよもう……」
 ずるずると壁づたいにしゃがみこんだ男に、ペロッパフがぱふと寄り添った。
 ペロッパフ、おまえいつの間にそんなにそいつに懐いてるんだよ。
 なんだか悲しくなってくるその光景を横目に、サンダースに抑えつけられているデデンネを確保する。咄嗟のこととはいえ、男がサンダースを出してくれたのは助かった。とりあえず、このネズミをどうしてやろうか。とりあえずは、説教はしないといけないな。こめかみに青筋が浮き出るのが自分でもわかるぐらいにデデンネへの怒りがたまっている。
「デデンネ、お前はあっちで説教な」
「おまえもだよ」
 いつのまにか女将が後ろにいた。どう見てもキレてる。
「さっきからどすどすうるさい音がしてやかましいから来てみれば賞状を入れていた額縁が割れているしその掃除をしていればまたぎゃーぎゃーやっているし来てみたらなんだいこのデカブツは!」
 指さされたのは案の定ガメノデス。確かに廊下の地響きの原因は此奴ですけど! その前の原因がこの鼠なんです! 俺の必死に訴える目は女将の睨み付けるで無効化されてしまった。いや本当なんですってば。
 こっそりボールのスイッチを押して引っ込むガメノデス……ってこの裏切り者ぉ!逃げやがった!ボールに触れようにも手の中で必死に涙を浮かべている鼠を話すわけにもいかずぎゅうぎゅうとしめつけ続けていれば「その鼠もアンタのかね?」とさらに誤解を招きそうな事になる。さっきのお姉さん何処にいるの。
「い、いや、違いま」
「なー女将さん、俺も何がなんだかさっぱりなんだが」
 ガラの悪いオッサンが口を挟んでくれた。
 途端に女将さんはいつもの穏やかな表情に戻った。
「お客様、大変申し訳ございません。この者にはしかるべき処置を行いますので……」
「あー、いや、その」
 歯切れが悪い。それもそのはず、女将さんは表情こそ穏やかだが、目が笑っていないのだから。なんとかうまいこと言ってくださいと目で訴える。
「あ、やっと見つけた」
 そこに、男の後ろから髪が無造作に跳ねている青年がやってきた。男より一回り小さい。
「あ、テメどこ行ってやがったこの野郎!」
「それはこっちのセリフだ! なんだよこの状況は?」
 ギャーギャーギャーギャーかくかくしかじかと男が青年に説明をしている間、女将さんは和やかに、俺は冷や汗をかきながらじっとしているしかない。汗で滑りが良くなったデデンネが手から抜け出し、頭上に行ったがそこをばしと両手で再度捕まえた。
「あれ、そのデデンネ……」
 青年が何か気付いたようにデジカメを取り出す。そこには額縁を壊す正にその瞬間のデデンネの姿が写っていた。更に一枚スライドさせると、さっきの女性とデデンネが仲良くくっついている写真が。




―――――――――――――――――――――――――――


翌日が平日のため、0:30あたりに一旦終了となりました。
参加してくださった皆様ありがとうございました!お疲れ様でした!
次回は1月10日(金)もしくは1月11日(土)の21時頃開始を予定しています。
飛び入り参加も歓迎しております。1文からでも参加出来ますので、興味のある方は是非是非奮ってご参加下さい。


  [No.3209] 【リレー小説】あるホワイティの履歴書【1月10日版】 投稿者:チャット創作隊   投稿日:2014/01/11(Sat) 01:17:17   120clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

 1月10日 参加者(敬称略):(砂糖水, 門森 ぬる, (°○。。(`◇´)。。○°), 音色, αkuro, 流月)
※全員分写したつもりですが、お名前が抜けている方がおられましたらお知らせ下さい。その他にも何かお気付きになりましたら修正して下さって構いません。(筆記者・砂糖水)
 前回の続きです。
 みんな参加していいのよ。

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 こ、これで疑いが晴れる……。見知らぬ青年ぐっじょぶ。が、女将さんは無言。お、おいなにか言ってくれよ。許すとか許すとか許すとか! まああれか、従業員の俺ならともかく仮にも客だから文句言いにくいのか。「と、とりあえずこの女性をさがしてみますか」助け舟を出してくれたのは青年だった。青年ぐっじょぶ。まじぐっじょぶ。
 しばらく無言の時間が続く。おかみさんはぎゅっと目をつぶって眉間にしわを寄せていたが、はぁとため息を一つついた。
「お客様の提案とありましたら無下にするわけにもいきませんね」 
 相変わらずこめかみに浮かんでいる血管は消えないけれど、一先ずここでドヤされるという事態は免れたようだ。こっそり俺も息をつくとぎょろっと睨まれた。サーセンっ!
「あの〜何かありました?」
 そんな空気を読まずに若い声が響く。こ、この声はもしかして。その場の全員がそちらの方に目をやると、デデンネのトレーナーが顔を出した。
「どうしたんです?皆さん怖い顔をして」
「こちらのデデンネ、お客様のポケモンでしょうか?」
「えぇ。この人からペロッパフを借りていたので、代わりに貸してたの。それで頭の上に乗せてあげたらいつもみたいにすぐどっかいったの。ふふっ」
「ポケモンの貸し借り……でございますか」
「えぇ」
「そうなのかい?」
「あ、はい。掃除してる時に会いまして、ペロッパフ貸してって言われてそれで代わりに……」
「デデンネが額縁を割ったのはおまえが借りている時なのかい?」
「まぁ……」
 まずい。これは借りた者の責任ということにならないか? どうする俺。青年の方をちらりと見ると、男と一緒に手持ちであろうバケッチャをつついている。可愛い、じゃなくて。
「ぱふ!」
 一触即発の空気の中、ペロッパフの声が響いた。
 奴はいつの間にか女将さんの足元に居て、見たことのないキリッとした顔をしている。
「ぱふ、ぱふぱふぱふー。ぱふーぱぱぱふ、ぱっふぃー!」
「な、なんだい。何か言いたいことでもあるのかい」
 女将さんがペロッパフを抱き上げると、青年がペロッパフに近付いて、ちょんちょんとつつき始めた。
「こいつ、「アニキは悪くねえ。悪いのは有無を言わさずアタイを連れてったこのアマとその大福だ」って言ってます」
 ぱふ、とペロッパフが頷いた。口悪っ。
 しかし、口が悪くてもきちんと俺を擁護してくれるのはありがたい。
 ごめんな、いつも勝手に逃げるアホポケモンって思って。トレーナーのことをきちんと思いやれるいいポケモンだったんだな、お前。やっぱりトレーナーの育て方がいいからだろうか。流石俺。
 それに便乗して、そうなんですと言ってしまいそうになるがぐっと我慢。口は災いの元。たしかに勝手に貸してきた女の子に文句と暴れてくれやがったデデンネに一発制裁をかましたいが、俺が借りている間に問題を起こしたというのも事実なのである。女将の判断をじっと待つしかない。
 ちくわだいみょうじん
 誰だ今の。なんか今俺の意識の中に謎のフレーズが挟まれたような気がする。あぁ更に女将の皴が中央に寄った。これはもしかしてヤバいパターンか。俺の職場からサヨナラバイバイしなきゃならないのか。
「お客様、大変申し訳ないのですがそちらのデデンネが当旅館の備品を傷つけたという情報が入っております」
 絞り出すような女将の声が女性の方へ放たれる。しかしその間、お客様のポケモンはうちの店員が預かっておりましたのでとかなんとか女将が言いかけたのを遮ったのは。
「え! 本当ですか! ごめんなさい、私、良かれと思って……」
 まずいその言い方だと全面的に俺に非があるようにしか聞こえない。このお姉さん全力で俺の職場生命を絶つ気だ。デデンネもウソ泣きしてこっそり俺の方を見てドヤ顔すんじゃねぇ。くそ握りつぶしたい。
 女将はこちらをぎっとにらむ。やばいやばいまじやばい。
「まったくあんたってやつは次から次へとそうどうばっかり起こして……! ああお客様、うちの従業員がご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。ほら、あんたも頭を下げる」
 無理やり頭をつかまれぐいっと下げられる。ちきしょう、悪いのはあの大福、もといデデンネなのに……。

 ◆ ◆ ◆ 

「まったく……今回はあんたのポケモンじゃないから大目に見るけど、もっと慎重に行動しなさい!」
「はい……すみません」
 女将さんと俺しかいない事務室で説教を終えると、女将さんは仕事があるからと去っていった。
「ぱむーう」
 俺は足元で頬(らしき場所)を膨らませているペロッパフを抱き上げた。
「ありがとうな、ペロッパフ」
「ぱふ……」
 ペロッパフは納得いかないといった声でぶすっとしていた。



―――――――――――――――――――――――――――

 入室者が減少した為、一旦終了となります。皆様お疲れ様でした!
 次回は1月11日の21時頃開始を予定しています。
 飛び入り参加も歓迎しております。1文からでも参加出来ますので、興味のある方は是非是非奮ってご参加下さい。


  [No.3210] リレー小説しなかったけど今後についてお話したログ(筆記者追記しました) 投稿者:チャット創作隊   投稿日:2014/01/12(Sun) 02:45:46   135clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

1月11日は結局リレー小説やらなかったのですが、殻さんから貴重なご意見をいただいたのでそのログを公開します。
相槌や挨拶等は削りました。
筆記者:砂糖水※書き忘れてたので追記

下から読んでください…

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殻:カップヌードル食べたいのがまんがまん(01:34)
c.f:もーぐもーぐむーしゃむーしゃ(01:32)
門森 ぬる:夜に食べるもの……(01:31)
砂糖水:もうこれでいいです((01:30)
殻:これでオチつくじゃない(01:30)
c.f:夜に食べるものといえばなんだろう……(01:29)
殻:俺「それでも俺は信じる。ちくわ大明神の名の下に、必ずポケモンマスターになってやる!」 女将「仕事しろ仕事」(01:29)
殻:女の子「メルテルメルテル、チクワブペロリン、かっこいいポケモンマスターにな〜れ☆」(01:28)
砂糖水:青年「はんぺんさま…あなたなしでは生きていけない…」(01:28)
門森 ぬる:女性「私も昔は信じてた……。でも気付いてしまったの。きりたんぽの方が美味しいって事に……」(01:25)
砂糖水:やっぱカオスな文章書くには適正必要だわ…(01:24)
殻:でも今は俺幸せなんだ。さつま揚げ如来様を信じてるから、幸せなんだ。無職だけど、幸せなんだ、住所不定だけど、ほんとだぜ?」(01:24)
c.f:3本のちくわ……(01:24)
殻:男「俺も昔はちくわ大明神を信仰してた。けどあれはだめだな。だって俺もトレーナーになれなかったんだから。(01:23)
門森 ぬる:ここに3本のちくわがあるじゃろ?(01:23)
砂糖水:さつま揚げにしましょう((01:22)
殻:ちくわだめか……(01:22)
砂糖水:だいみょうじーん…(01:16)
音色:なおちくわ大明神は既にネタとしてはさんであるのでもう使えません(真顔(01:16)
殻:ちくわぁ……(01:15)
c.f:ハッ(01:15)
砂糖水:こんな時間ですしねえ…(01:15)
音色:僕も眠いです(01:14)
砂糖水:まあ…(01:12)
音色:そもそも日付の変わっている時点で本日の続行は難しそうな気もしますがねぇ(01:12)
砂糖水:ナ、ナンダッテー(01:09)
音色:あら違うの(01:09)
殻:あの、今のオフレコで……(01:09)
音色:ほうほう!(01:08)
殻:化学反応ってこういうことじゃないですか 踏みにじるの正反対 前の人の文章を最大限にリスペクトするの(01:07)
殻:しかしその決意もいまや揺らいでいる 「ちくわだいみょうじん」のご加護がありながらこれほど苦労することになろうとは ペロッパフなどに ちくわ!(感嘆詞)(01:06)
音色:>>はじまった<<(01:05)
殻:「ちくわだいみょうじん」というのは、俺の信仰する神である そのお導きに従って、このトレーナーというヤクザな道を歩もうと決意した(01:04)
音色:で、どうすんべ(01:04)
砂糖水:wwwwwww(01:03)
音色:だがしかし僕はそのばそのばに与えられたシーンをちくわだいみょうじんカオスにするだけですよ!
誰だ今の(01:02)

↑ここからちくわだいみょうじん。カオス


*補足
殻⇒入室者全員:補足するなら、私の意見は「私の妄想通りにしろ」ではなくって、参加者で共有するテーマが必要で、それが「主人公がトレーナーとして順調じゃない問題」じゃないのかな、ってことなんですけども(02:11)

音色:てなわけで殻しゃんお望みのお話にするには殻しゃん頑張ってリーダーやってくださいっていう事になりますな!((01:01)
音色:そもそもこれ収集着くのっていう(01:00)
音色:リレーとか言っておりますが最初の方の勢いだけで残りは完全な惰性っすよ現状(01:00)
音色:真面目だろうがカオスだろうが舵取りする人さえ現れれば残りの人はそれに沿ってうまーくお話を停滞させるだけの簡単なお仕事につけるわけですからねぇ(00:59)
音色:なので現状、殻しゃんの仰るストーリーは殻しゃんが参加してなおかつ殻しゃんがひっぱっろうとさえ思えばいつだってそうなりますぜ(00:58)
音色:結果的にペロッパフだのデデンネだのあくろんの趣味ポケが謳歌しているわけじゃないっすか(00:57)
音色:となると「じゃあ俺こうしたい!」って人がぐいぐい引っ張って残りの人はそれにずるずるひこずってもらって楽をするわけで(00:56)
音色:お互いにネタがなくてとりあえずだれか流れを決めてくれよ的な状況にしばしば陥るわけです(00:56)
音色:上手くネタが化学反応起こせばいいんですがね(00:55)
音色:ただ実際にやってみるとあれこれ盛り込む前にお話が停滞するっていう現象が起きる件について(00:54)
殻:デデンネ騒動って、ペロッパフの時と似てる点があるから、主人公のトレーナーとしての資質の問題に結びつけられないかな、とか(00:43)
音色:デデンネいじめる方向にばかりヒートアップしているのは僕です(00:37)
c.f:肝心の人がいないのが残念(?)(00:36)
砂糖水:化学反応は起きてほしいなーっておもいますねー絶対おもしろい(00:36)
音色:最後に履歴書ホワイティになるのじゃないのか(00:36)
殻:まじめすぎるかな…(00:36)
門森 ぬる:方向性を定める事には賛成です(00:35)
殻:今日述べたかったのはたぶんこれでぜんぶです(00:35)
殻:ブレインストーミング的な、おのおのの考えてるネタが化学反応を起こす面白みもあると思うから、方向性を定めることを提案したの(00:34)
殻:たしかに、リレー小説ってそういうとこあるのかもしれないし、それが楽しいなら、それでもいいんでしょうけどね(00:34)
砂糖水:まーリレー小説は前の人の思惑を踏みにじって進むものって思ってるので、そうなるかわかんないですが…(00:28)
砂糖水:なんかちょっと方向性が見えてきました(00:18)
殻:です(00:18)
殻:あんまり参加してないから、口だけで、恐縮なんですけども……(00:17)
門森 ぬる:ふむぅ……(00:16)
殻:そういう人たちと付き合う中で、序盤で取り上げられてる、主人公がトレーナーとして順調じゃない問題に、俺くんがなんらかの答えを出せたらいいな、っていうのが私の狙いでした(00:16)
殻:主人公のありえるかも知れない未来のひとつ すきあらば、男をひねくれたトレーナー崩れにしたいし、デデンネ女をジャンキーにもしたい(00:14)
殻:っていうのは首藤さんのリアリズムだけども(00:12)
殻:「ポケモントレーナーになれなかった人はつぶしがきかない。大人になって、ほかの仕事につこうとしてもモンスターボールの投げ方しか知らないから使いものにならない。」ポケットモンスター The Animation VOL.1 P130(00:12)
殻:この人たちは、もしかしたらトレーナーを諦めた人たちかもしれない 以前はトレーナーを目指して旅をしていたけど、おそらく主人公と同じようにお金が無くなって働いているうちに、いつのまにかそういう暮らしをするようになった(00:10)
殻:主人公の職場に旅館を指定したのは私なんですけど、これにはいろんな狙いがあって、ここはトレーナーが泊まる宿であると同時に、日雇い労働者がアパート代わりに暮らしてるって書いてある(00:08)
殻:0時になったから妄想たれる(00:06)

(雑談のため割愛というかぼーっとしてろぐなし)

殻:何か一つ問題を取り上げて、それを主人公に解決させるゲーム、って考えてみてもいいかもしれませんね(23:07)
砂糖水:結局いつものメンバー以外集まらないですからねえ そのほうがいいやもしれません(23:06)
殻:いっそ、ある程度方向性を相談して決めてみたらどうでしょうか?(23:05)
殻:活かされてないけど、シナリオフックっぽいのはいっぱい出てるんですよね 主人公がトレーナーとして順調じゃない問題、トレーナーの収入の問題、旅館の立場、男の第一印象のギャップ、女性の電波発言 とかとか(23:04)
門森 ぬる:話を進めて、終わらせる勇気を持った道標になる方が居れば変わるのでしょうけど……(23:04)
門森 ぬる:ですです。皆で作ってる物を自分の考えている方向に持っていくのが怖いと言いますか何と言いますか(23:02)
殻:うん 執筆が二三行単位だから、きっとその中である程度完結させた方が安心できてしまう>森さん(23:00)
門森 ぬる:合作となると話を進めるのって結構勇気が要る気がします(22:58)
砂糖水:なんかこうひろがらないというか(22:57)
殻:チャットルーム内ではそこそこ盛り上がるかもしれないけど、でもそれが掲示板に、次回に、持ち越せてないんじゃないかなって思うの(22:57)
殻:物語として読んでて気になったのは、特に二回目以降、その場限りのドタバタばかりが起きてることです(22:55)
殻:どうしたら参加するのがもっと楽しくなるかな(22:50)
砂糖水:どうなんでしょう 正直早く終わってほしいけど、私自身終わる方向に持っていけてないしなんとも(22:46)
殻:リレー小説のログみたんですけど、これってどこにいくのかしらん(22:45)


―――――――――――――――――――――――――――

という感じで今後の方針というか、殻さんの言葉を借りるなら「参加者で共有するテーマ」を決めたほうがよさそうですね。
現在停滞気味なので…。
とりあえず今後の参考になれば。


  [No.3213] リレー小説本日21から開催予定 投稿者:チャット創作隊   投稿日:2014/01/13(Mon) 00:31:03   114clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

皆様こんばんは。
チャット創作隊の一員の砂糖水です。
いろいろグダグダになり、次回開催予定は未定でしたが、本日(1月13日)21時よりマサポケチャットにて、リレー小説を行う予定です。
飛び入り参加も歓迎しております。1文からでも参加出来ますので、興味のある方は是非是非奮ってご参加下さい。
履歴書を再度ホワイトティにすれば終了ですよ!(
楽しく書きましょう。


  [No.3215] 【リレー小説】あるホワイティの履歴書【1月13日版】完 投稿者:チャット創作隊   投稿日:2014/01/14(Tue) 00:56:14   151clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

 1月13日 参加者(敬称略):(砂糖水, 殻, αkuro, 門森 ぬる, 音色)

※全員分写したつもりですが、お名前が抜けている方がおられましたらお知らせ下さい。その他にも何かお気付きになりましたら修正して下さって構いません。(筆記者・砂糖水)
 前回の続きです。
 完結したのよ。


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「まあいいじゃないか、とりあえずクビは免れたし」
 しかしペロッパフはなおも納得できないのかそっぽを向く。あとでうまいもんでも食わせてやるから、といっても機嫌が直らない。まったく。機嫌直せよとペロッパフをつついていると、
「さっきはごめんねー」
 でた、デデンネ女。ぴくん、とペロッパフが反応する。警戒でもしてるのか。そういえば預けた時変なことされなかっただろうか。
「お詫びにこれあげる」
 ぶすり。なにかを頭に刺される。
「それね、アンテナ。感度がいいんだ」
 なるほど、分かりやすい。そうか、だからこんなにも、理解が容易い、とても、とっても。それはきっと月からのエックス線。
「そう。ヘドロが、ベトベターに進化するように」
 電波を浴びて、俺もこうして、ようやく本物のトレーナーに。
「メガシンカできるね!」
「できるか!」
 俺は、アンテナを叩き折る。なんのことはない、ただの玩具だった。
「あら、もったいない。それとも、こっちの方がよかった?」
 女が何やら白い粉の入った袋をチラつかせる。
「あなたはどうしてそんな風に、俺にちょっかいをかけるんですか」
 抱えていた雑誌を握り締める。表紙に「バイトから正社員までの道」の煽り文句が踊る求人誌。
「そりゃ、旅館の従業員としちゃ、新米だし、ドジもしますけど」
「あはは、マジメだね」
 女は俺の手に握る物をちらりと見て、
「君、就職したいの? それともトレーナーになりたいんだっけ」
「……一応、トレーナーっすけど」
「ふーん。じゃあ、あの目つきの悪い男の人に、話したら」
 女の言葉が少し気になる。しかし今はそんなことより、俺も仕事に戻らなくてはならないのだが。
「……つまんないの。なんか面白いこと起きないかな」
 女との別れ際、そんなつぶやきが聞こえた。

 ◆ ◆ ◆

 俺はその後、女将さんから睨まれることも多かったがなんとか仕事を続けることができていた。ペロッパフは相変わらずちょこちょこ逃げていたが、最近はすぐに捕まえられる所にいてくれる。奴なりに反省したらしい。
 ある夜、その日も俺はペロッパフを追いかけ、旅館内を走り回っていた。もうガメノデスは出さないと心に誓っている。
「どこいったアイツ……」
 きょろきょろと辺りを見回すと、後ろから声をかけられた。
「な、なあ」
 振り向くと、あの青年だった。風呂上がりのようで浴衣を着ていて、申し訳なさそうな目をしたペロッパフを抱いている。
「こいつ、迷っちゃったみたいでさ」
「あ、ありがとうございます!」
 青年からペロッパフを受けとる。
「……この間は悪かったな」
「え?」
「俺がもう少し強く言っていれば、君が怒られることもなかっただろ?」
「……もういいんです、クビは免れましたし」
「そうか……」
 軽い沈黙。なんだこの状況。ペロッパフはいつの間にか寝息をたてている。そこで俺はあのデデンネ女の言葉を思い出した。
「あの、この間の男性って、どんな方なんですか?」
「え、アイツ? そうだな……あんな見た目だけど、すごく強いトレーナーなんだ」
「えっ」
 マジか。意外だ。人は見かけによらないってこういうことなのか。
「強くて、かっこよくて、優しくて……」
 そう言う青年の頬は何故か少しだけ赤い。のぼせたのか、それとも。
「……それ、ノロケですか?」
「えっ」
「えっ」
 冗談のつもりで言ったのに、青年はすごく驚いた顔をしている。
「い、いや、違うからな!? そんなんじゃないからな!?」
「は、はい……すみません」
 何故だか知らないが凄く焦っている。腕の中のペロッパフがくすくす笑っているのは気のせいか。
「おーい、セイジー」
 向こうから浴衣姿のあの目付きの悪い男がやってきた。
「ジュン……! お前、今の話聞いてたか!?」
「あ? なんのことだ」
「……じゃ、じゃあ俺達はこれで!」
 ふたりが去っていったあと、廊下にポツンと残された俺。ペロッパフはまた眠っていた。
 とりあえず戻ろう。ペロッパフをボールに戻し、ポケットにしまいながら振り返る。しかし、
「あ」
 しまう際にボールがポケットの縁に引っかかり、落としてしまった。慌てて拾おうとするが踵が当たり、転がって行く。ボールはそのまま転がり続け、不幸にも突き当たりの階段を下っていった。
 俺の視界から消えたボールを追いかけようと慌てて階段を覗き込むが、既にボールはコーンコーンと高い音を鳴らしながら階段を下って行ってしまっていた。流石にここで重量級のガメノデスを追いかけろと出すわけにはいかない。多分その前にあいつが階段を突き破って俺の給料がカットされるだけだ。もうこれ以上ここで騒動を出すわけにはいかない。
 ふとボールの転がる音が止んだような気がして、これはうまく下まで落ちて止まったんじゃないかという期待を胸に俺もその先へ降りていく。そういえばこの下って何だっけな。滅多に入ったことがないのは確かだし、物でもおいているんだろうか。かといって女将に「入るんじゃないよ」と言われたような記憶もない。開かずの間とかそんな物騒なもんがあるわけじゃないだろうな、とか不意に不吉な妄想をして背筋がぞわりとする。嫌な妄想を取っ払うかのように頭を振って俺は暗い階段の先へ進もうとして……その先で何かが光を反射したことに気が付いた。
 その刹那、俺の頬をかすめて何かが俺の背後に飛んで行った。思わず仰け反った拍子に階段を踏み外し、俺は盛大に足をくじく格好で残りの階段を転げ落ちた。間の抜けた悲鳴を上げられれば良かったんだろうが、一瞬の恐怖にすべてを持っていかれて情けないことに声なんて出せずじまい。背中を強く打つ音で我に返ると同時に階段の終着点についたと悟る。幸い、目と鼻の先にペロッパフのボールは存在していた。掴み取るように確保してココが現実であるかどうかを確かめる。よかった、どうやらまだ生きているらしい。
 安堵の息をつきかけたとき、今度は足元に鈍い音がして何かが刺さった。思わず口から悲鳴の一端が漏れる。ぎろりと刺さった刀身の、柄のあたりにある目が俺を睨み付けた。なんだよ、なんでこんなところにヒトツキなんかがいるんだよ!戻ろうにも退路は目玉付きの刀剣がご丁寧に塞ぐように刺さっているおかげで逃げようにも逃げられない。ずるっと足元から抜けた剣が浮遊する。切っ先がきちっと俺の方を向いた。あ、これ、やべぇわ。半ば無我夢中で投げつけたのは寝ているペロッパフではなくがたいのいいしゅうごうポケモンの方だった。軽い地響きとともに登場したそいつは今にも振り下ろそうとしていた刃ををバシッとはじきかえし、すばやくゴーストの手をきゅっと結んで戦闘不能にした。こいつ俺より冷静なんじゃねーの。それとも7つも集合しているから客観的なのか。とにかく安堵の息がこれでつける、とか思った矢先だった。
 メリメリ、という嫌な音がしていた。何の音だと思えばさっきのヒトツキが壁紙を破ろうと…いやまて、ヒトツキを道具扱いしてんの俺のガメノデスじゃねぇか!お前何やってんの!俺の思惑とは別に得物を手に入れたガメノデスは上機嫌に壁を切りつけたりしている。お前そういうキャラじゃないだろ!それとも7つもいるうちのどいつかの気まぐれか?どっちにしたってやめさせる他ない。ボールに戻そうとした時、俺はふと周りに違和感を覚えた。あれ、さっきまであった階段無くね?
 え、あれ、おかしいよな。俺確かに階段にペロッパフのボールを落として、それを追いかけて行って、何が起こったんだ。何で消えてるんだ。ゲームじゃあるまいし。壁だか石の中だかにいるとかそういう状況とかじゃないだろうな?笑えねぇよおい。じゃあ何か?ガメノデスの行動は本能的にここから出ようとしているからとか?……マジだったらどうしよう。手持ちに生憎エスパーだのゴーストだのこういう環境に強そうなポケモンがいないことを悔やむ。妖精って超常現象的に強いのか?肝心のわたあめは外の出来事なんか知らずにぐぅぐぅボールの中でいびきをかいていた。たたき起こしてもいいが今は逆にその様子を癒しとしてとらえることにした。じゃなきゃ心が折れる。
 俺の様子に気づいたのか、ガメノデスがどうしようかという感じで俺の方を窺がっている。持っているヒトツキは気絶しているのかそれとも諦めたのか、特に抵抗する様子は見せていない。もういいよ、お前を信じるよ。三人寄れば文殊の知恵なら、お前7匹もいるし圧倒的に俺よりマシだろ。そんな意味合いを込めて俺は手をひらひらさせる。要するにお前の自由にやれって事だ。伝わったのか、ガメノデスはまた壁……もう境界が曖昧でそこが本当に壁なのかどうかもちょっとわからない場所にまたヒトツキをぐさぐさやり始めた。俺はひたすら寝ているペロッパフを眺めて癒されることにした。ホント此奴のんきだな。羨ましい。
 何回付いたか分からないため息を繰り返そうとした時、ふいにくらいその場所に光が差し込んだ。顔を上げればガメノデスの手元に亀裂がはしっている。これはもしかして出られるんじゃないのか。俺は疲れの抜けない足を奮い起こして立ち上がる。ぽいっとヒトツキを投げ捨てたガメノデスも意図を察したらしい。俺が突進するのと同時にあいつも亀裂に思いっきり爪を振り下ろした。ぱぁっと白い光が俺たちを包み――――。
 派手に紙の破ける音がして投げ出されたそこは広い宴会場で、倒れ込む俺の目に映ったのは、たくさんの人と、整然と並べられた料理と、そして、こめかみにくっきりと欠陥が浮き出た女将の顔だった。これは、もう、取り返しがつかないな。自分のアルバイト生命が終わったことを確信しながら、俺はぶち破った障子と一緒にその場の空気を台無しにした。

 ◆ ◆ ◆

「仏の顔も三度までって知ってるかい?」
 アンタのこれまでの頑張りは知っているよ。でもねぇ、手持ちのポケモンの脱走、備品の損傷、そしてくつろいでいたお客様の妨害。これだけそろうとうちの名前に傷がついちまうよ。そもそも、仕事をほっぽりだして何処に行っていたんだい?……聞いても答えなさそうだね。サボり癖があるってわけじゃないのは知っているけどもうこれっきりだよ。
 女将さんはそう言って俺の目の前に封筒を一枚差し出した。
「これまでのあんたの働き分の給料だよ。……この意味は分かるね?」
 もううちにはかかわらないでおくれ。その言葉に俺は素直に返事をした。正直、覚悟はしていたし、分かってはいたけれどこうやって面と向かって言葉にされると堪えた。
 電波な女性にもあの目付きの悪い男と青年の二人組にももう会うことはないだろう。ボールを握りしめて、俺は給料の入った封筒の中に入っていた解雇通知と書かれた紙を眺める。この旅館で働いていたという事は履歴書に書かないでほしいとあった。やれやれ、"またか"。この調子だと当面、履歴書が真っ白なのは変わりそうにない。
「何で俺は働く先働く先であんな騒動に巻き込まれるんだろうな?」
 ボールの中のペロッパフは、知ったこっちゃないとばかりに昼寝をしていた。

 荷物をまとめて旅館をあとにする。と、いつかの女の子が声をかけてくる。
「ペロッパフくん、お出かけ? あ、トレーナーに復帰するんだ」
 鈴を転がすような、可愛らしい声。少し胸が切ない。
「いえ、別に。ただやめただけっすよ。給料も入ったし」
 女の子がニヤリとする。なんだか嫌味たらしい。
「デデンネ姉さんはー、たしか12年目」
「……は?」
「そんであたしは3年目。君は?」
 12年、3年、一体彼女はなんのことを言ってるんだろうか。
「はぁ、あたしもそろそろバイト再開しないとなー。なんでか、続かないんだよねーあたし」
 女の子はそう言い残して旅館へ入っていった。この子とも、もう会うことはないかもしれない。
 俺はというと、この町の求人誌を握りしめて、歩き始める。いつか、トレーナーとしてきちんと実力を示せる、その日まで、歩き続ける。
 ぱふ。
「あ、待て!」


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ということで完結しました。イエイ
参加してくださった皆様、ほんっとうにありがとうございました!そしてお疲れ様でした!
特に音色さん、今回ほぼお任せして完結までもっていっていただいてありがとうございました。あとほんといろいろすみません( ※備考:今日の進捗:4,822字 内音色さん担当:2,756字
それから殻さんにはかなりたくさんのご意見いただきました。ありがとうございました!全然生かせなくてすみませんでした…技量不足です…。あと蛇足とか言ってましたが、ラストの付け足し部分素晴らしいです。ありがとうございます。
あきはばら博士さんにもたくさんアドバイスいただきました。おかげでなんとか完結できました。ありがとうございました!
発起人のるた…るなっs…流月さん、楽しい企画始めてくれてありがとうございました。背中押した割に役立てなくてごめんなさい。
もーりーこと門森 ぬるさんには毎回ログ取りやっていただきました。まじありがとうございました。
αkuroさんにはいつも大いに引っ掻き回していただき、ストーリーの原動力になっていました。それに毎回参加していただきありがとうございました!
それからラクダさん、クーウィさん、WKさん、逆行さん、 (°○。。(`◇´)。。○°)さん、参加してくださってありがとうございました!


ちなみに、αkuroさんがこの話に登場するキャラクター、目付き悪男と青年のスピンオフを製作中ということです!皆様お楽しみに!
皆様もスピンオフなりif話なり好きに書いていいのよ。むしろ書いて!!!!!


ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
今回のリレー小説に携わってくださった皆様に心よりの感謝を。