[掲示板へもどる]
一括表示

  [No.3310] PC-98 カプセル・モンスター 投稿者:   《URL》   投稿日:2014/07/01(Tue) 01:45:11   100clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

それは一人芝居だ。
それは即興でできている。
それは2014.06.30深夜にかけて行われた。
それは下から読むべきだ。

入室:1 (殻) 閲覧:1
殻:(GAME OVER)(01:15)
殻:(あなたはそこで息絶えた)(01:15)
殻:あっ(01:12)
殻:そうじゃなくて、暗くせまく、ずうっと奥までつづいている、これではまるで……(01:12)
殻:奥へ奥へと進むうちに、ますます暗くなって、いやもちろんどうくつというのは元来そういうものともいえるけれど(01:11)
殻:はて、それなら、わたしは、いったいなにをしにこのどうくつへやってきたんだっけか(01:11)
殻:テレスコーピオどうくつ、望遠鏡という意味だ 遠くをみつめるアイテムの名前 はるか遠く、それは未来でなく、はるか昔に輝いた星の光(01:11)
殻:そう、だからわたしはそもそも、このどうくつにモンスターを捕まえにはいったわけじゃない(01:09)
殻:仲良くしたくないというわけじゃない ムチで撃ち、使役するという関係が、果たして彼らの不毛な連続性への欲求を加速させやしないか、という点でも不安は大きい(01:09)
殻:かれらの人格を否定するではなく、ただ生命としての前提が大きく異なっているのではないかと思えて、どうしたらいいかわからない(01:07)
殻:だからわたしは、モンスターを心から信頼することなんてとてもできやしないんだ(01:07)
殻:モンスターがなべて連続性から発生するものではないとするなら、どうしてモンスターが連続性をよろこぶものだろうか(01:05)
殻:人間族のなかでモンスターの産卵を観察したものがいない これが人間族とほかの種族すなわちモンスターをおおきくへだてている(01:04)
殻:そこをいくと、ふしぎなことに多くのモンスターたちはタマゴから生まれるのだけれど(01:03)
殻:それを死と呼んでも差し支えないわけだ(01:03)
殻:オルガスムスを小さな死と呼ぶことがある つまり、他者と融合しようとする行為と言うのは、生まれる以前に戻ろうとする行為に等しくて(01:03)
殻:なぜなら、人間っていうのは産まれるまでは母親の胎内で胎盤を通じて母体と連続性を保っていたんだからね(01:02)
殻:とかく非連続的な存在は連続性を希求するんだ(01:01)
殻:これが植物や真菌類であればまたべつかもしれないけれど(01:01)
殻:人間であれ、何族であれ、本質的にはひとりぼちであることに変わりはないの 非連続的な生物なの(01:00)
殻:……ぐすん(00:41)
殻:たとえこのダンジョンが、そういうパーティで攻略することを前提にしたゲームバランスでつくられてたとしても(00:40)
殻:人間とモンスターが対等にパーティを組んだって、いいことなんてきっとないよ(00:40)
殻:……これでいいんだもん(00:37)
殻:バイバーイ ヒャハー(00:37)
殻:(カサナギーLv2はさみしそうに立ち去った)(00:36)
殻:カサナギー「さようなら。ぼくの兄弟を殺した人」(00:36)
殻:わはははははは(00:34)
殻:カサナギー「げー」(00:34)
殻:仲間になりたいなら、奴隷になれ(00:34)
殻:わたしがここでいいたいことは要するに、次のようなことに集約される(00:34)
殻:この問題を解決するために、人間族と昆虫族の非対象関係を、わたしときみの関係にもそのまま適用することを提案する(00:33)
殻:人間族と昆虫族の非対称な関係を考慮するなら、わたしはこれを絶対にゆるさない(00:32)
殻:同時にきみがわたしに反逆するという可能性をえるということでもあるわけだ(00:31)
殻:わたしがきみを仲間に、つまりゲームシステム上でパーティを組むと言うことは、わたしときみは協力し合うと言うことでもあるし(00:31)
殻:またそれと同じくして、ときとして他者を不本意にも傷つけたり、殺しあったりするということもなくてはならない(00:30)
殻:でも、きみらが人間族とおなしように、他者と心を通わせることで、不安をかろうじておさえこんだり、ささやかな充足をえるのならば(00:29)
殻:きみたちの精神年齢を人間のそれに換算する方法をわたしは知らないし、けだしそんな単純な法則なんていうものもありはしないだろう(00:27)
殻:つまりだ きみらモンスターの中には、群れをつくったり、つくらなかったりするやつがいるだろう(00:26)
殻:(あなたはモンスターの心理に関する見地を得た。スキル「調教」のレベルがあがった)(00:25)
殻:カサナギー「それは仲間になりたそうにあなたをみている」(00:21)
殻:きっとつらいことがあったんだろう わたしがきっと力になれたらと思うよ ああそれなのにどうしたらきみを助けることができるのかわたしには検討もつかない(00:20)
殻:カサナギー「それはもう進化したくない」(00:19)
殻:なるほど、収集家に高く売れそうだねえ(00:18)
殻:カサナギー「それは美少年に進化する」(00:18)
殻:ははーん、収集家に高く売れるのかい(00:17)
殻:カサナギー「それは美しい蝶々に進化する」(00:17)
殻:ばいばい(00:16)
殻:カサナギー「それは強力なしもべに進化する」(00:16)
殻:やったー マサキのとこにおくろう 虫いらない(00:12)
殻:(あなたはモンスターカプセルの効果を誤解している。それはモンスターを生け捕りにする。それは効果を発揮した。カサナギーLV2をつかまえた)(00:11)
殻:あれれ、虫が一匹まだ生き残ってるぞ ああもうめんどくさい アイテムを使おう これでいちころなんだろう ポイポイ(00:10)
殻:はあ疲れた もう剣振るのいやだよう なんでキャラメイクんとき職業戦士になんかしちゃったんだろう 迷宮1Fではやくも挫折しそうだよう(00:10)
殻:(あなたの状態異常は略)ふっかーつ ビシバシビ(口で言う) スターソードの威力をみたまえふはははは(00:08)
殻:あいたたた 低レベルの昆虫族だからあんまし痛くないけど、毒になると大変だから、はやく薬草を食べとこう むしゃむしゃ(00:06)
殻:(コカーナLv1 コカーナLv1 カサナギーLv2 あなたは先制攻撃を受ける)(00:05)
殻:(敵襲だ!)(00:03)
殻:(あなたは状態異常「ぐるぐる」になった。 ひろったアイテムはきちんと鑑定しよう)(00:02)
殻:キャラメルかあ…そうか……わたしの大好物……けれどこれ……たぶんくさってる……おなかいたい……(00:02)
殻:飴らしいから、舐めてみればなんの飴か分かるかしら ぺろぺろ うん、甘い これは……(00:01)
殻:ありゃりゃ、そうか成功かあ 大成功だと、きちんとぜんぶ読めるのに もっと漢字を勉強して置けばよかったか知らん(00:00)
殻:なんとか……かんとか……飴、か あってるかな(00:00)
殻:(あなたはスキル「解読レベル1」を発動した 解読に成功した)(23:59)
殻:側面に文字が書いてあるなあ どれどれ……(23:58)
殻:やや、どうやら宝箱のようだぞ やっほーい まあ、設定上は宝箱と呼ぶことになっているけれど、これはなんだか紙のパッケージだなあ(23:58)
殻:(無謀は死を呼ぶ鐘だ。しかしあなたはそれに近寄ってみてもいいし、さっさと逃げ出してしまってもいい)(23:29)
殻:(この文章は属性「適当」だ。この文章はでまかせでできている。この文章は鑑定を行う必要がない。この文章は効果をもたない。この文章は0GOLDの価値がある)(23:20)
殻:おっと、あれはなんだろう……(23:17)
殻:さあて、もっとこの階層を探索してみようかしら(23:17)
殻:(あなたは職業「戦士」だ。あなたは種族「人間」だ。あなたはレベル1だ)(23:16)
殻:それにわたしにはなんたって、このスターソードがあるんだから、低階層のモンスターなんてばっさばっさとやっつけちゃうんだ(それは持ち主に攻撃力を2与える)(23:16)
殻:まあいいさ たまたまそういうこともあるかもしれないんだ(23:14)
殻:道具屋のオヤジにかつがれたかなあ これでどんなモンスターだっていちころだっていっていたのに(23:13)
殻:あれれ、おかしいなあ(23:13)
殻:(それは効果を発揮しなかった。ピクシイは洞窟の奥へ逃げていった)(23:13)
殻:()(23:12)
殻:(あなたはアイテム「モンスターカプセル」を投げた。それはモンスターを生け捕りにする)(23:12)
殻:いけーモンスターカプセルーっ ばしゅーんっ (口で言う)(23:11)
殻:さてここで事前に街で買いだめしておいたアイテムをとりだしまして、これだっ(23:11)
殻:なあに、無謀な挑戦をしようってんじゃない 妖精族がそれなりの戦闘力をもっていることくらい知ってるもん(23:10)
殻:もちろんわたしは、戦うことをえらぶぜっ(23:09)
殻:(もし恐ろしくないのならあなたはモンスターに戦いをしかけてみてもいいし、無用な殺生を避けてこっそりと先へ行くこともできる)(23:08)
殻:ううん、こんな低い階層に妖精族がいるなんてめずらしい こんなチャンスはめったにないんだ(23:07)
殻:ふうむ、あれはどうやら、ピクシイというモンスターだな。種族は妖精だ(23:06)
殻:モンスター「……♪」 (モンスターはあなたに気づいていないようだ)(23:06)
殻:あれれ、あんなところにモンスターがいる(23:05)
殻:うんどうやら、入り口から明かりが差し込んでいるから薄暗くてもすこしは見えようだぞ(23:05)
殻:(そして、冒険者であるあなたは、テレスコーピオどうくつにやってきたのだ)(23:04)
殻:200種類以上登場する敵キャラクターを仲間にして、ダンジョンを攻略せよ! PC-98対応ゲームソフト「カプセル・モンスター」1995年12月5日発売予定!(22:56)
殻:マネキンと結婚したい(22:52)
殻:ほおおおおお(22:51)
殻:へえー(22:51)
殻:ふうー(22:50)
殻:ひいー(22:50)
殻:はあー(22:50)
お知らせ:殻(Win/Opera)さんが入室しました。(22:50)


  [No.3312] 中古のポケットモンスター 投稿者:   《URL》   投稿日:2014/07/02(Wed) 19:32:47   104clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

それは2014.07.01深夜にかけて行われた。
それは即興でできている。
それは変態の威力を高める。
それは下から読む。

入室:1 (殻) 閲覧:3
殻:どうも(01:35)
お知らせ:おつかれ?(Win/Gecko based)さんが退室しました。(01:34)
お知らせ:おつかれ?(Win/Gecko based)さんが入室しました。(01:33)
殻:ねる(01:30)
殻:おわり(01:30)
殻:ぼくは中古屋できみをみつけたときからもう、きみを手放す気はないんだ」(01:30)
殻:それに(01:29)
殻:「ぼくのお母さんはもうこれから、きみの分の夕飯を作る気でいるんだ(01:29)
殻:「いいよそんなの」と少年、「かんけいねえだろ」(01:28)
殻:フラッシュメモリニハ、前ノモチヌシのIDガノコッテイテ……」(01:27)
殻:中古のポケットモンスターが、「ジブンノ」(01:26)
殻:「これは、だれにもわたさない。ぼくのものなんだからなー」とっさけぶ少年・(01:25)
殻:といいのこして、相手は走り去る。むろん、あいてのポケットモンスターもいっしょにである。(01:24)
殻:いいか、明日からきっと、おまえはこの小学校中の生徒からねらわれるんだ、おぼえてろ!」(01:24)
殻:「くそう、おれはこの小学校の、番長なんだぞ。おれを敵にまわして、ただですむと思うなよ(01:23)
殻:怪しい店で、このポケットモンスターを見つけたとき、ぼくはこれがほしかったんだ 誰にも、勝手なこと
はさせないぞ(01:22)
殻:「知ったこっちゃねえ。こいつは、ぼくのおこづかいで買ったんだ。勝手なことはさせないんだ」(01:19)
殻:「なんだと、交換って言うのは、こうして遊ぶものなんだぞ」(01:18)
殻:少年は、相手を殴り飛ばすのである(01:17)
殻:そうして(01:17)
殻:「おおい、おまえ」と少年が、「なにが好きにするだ。いやがってるじゃないか、ぼくのポケットモンスタ
ーをかえせ」(01:17)
殻:「タ、タスケテエエエー」(01:16)
殻:そのために、中古のポケットモンスターは、記録をとどめていたセーブデータから、このような音声を発声
するのだった(01:15)
殻:ところが、その口かせというのは、昼間に、ほかのポケットモンスターの手によって、いたずらがほどこさ
れていて、機能をなさなくなっていたのだ(01:14)
殻:「とくに、このレベルで口かせというのがまたおもしろい……ん?」(01:13)
殻:「はは、この中古のポケトモンスターというのは、ちょうどこなれていて、使い心地がいい感じなんだなあ
」(01:12)
殻:少年はちょうど、相手モンスターから「おうふくビンタ」をもらっている。(01:11)
殻:「そうして、なにが楽しいのかしらん」(01:08)
殻:「え、え」(01:08)
殻:押し倒すのだ。(01:08)
殻:すると相手が「わはは、それならはこれをみているがいい」と、中古モンスターを(01:07)
殻:「ところで」と少年がきく、「ぼくはポケットモンスターをどうして好きにしたらいいかも、まだ分からな
いんだったけども」(01:07)
殻:相手モンスターは、するどい目つきで少年をにらんでいる。(01:06)
殻:さっそく、中古モンスターと、相手モンスターをとりかえっこする。(01:03)
殻:それならそうと、やってみようね」と少年。(01:02)
殻:(へんたいじゃないもん……)(01:01)
殻:「なあんだ、そんなかんたんなことなんだ」(01:01)
お知らせ:殻さん変態すぎワロチ…(iPhone/Safari)さんが退室しました。(01:00)
お知らせ:殻さん変態すぎワロチ…(iPhone/Safari)さんが入室しました。(01:00)
殻:「なあに、かんたんさ」と相手、「おれのもってるポケットモンスターと、おまえのもってるポケットモン
スターとを、とりかえっこして、もってかえって、好きにすればいいのさああ」」(00:57)
殻:交換というのが、おもしろいというのは聞き知っているのだけど、それをどうやってするものなのか、おし
えてほしいんだ」(00:54)
殻:「じつは」と少年がうちあける、「ぼくはまだポケットモンスターを手に入れたばかりなので、どうして遊
んだらいいか分からないんだ(00:53)
殻:「」(00:52)
殻:そして、昼休みである。(00:52)
殻:「みんなでまた、あそぼうねえ」と少年。同意の声(00:52)
殻:うれしそうに微笑む少年。ようやく、クラスのわだいにおいつくことができたのだ(00:51)
殻:「ええ、おまえポケットモンスター買ってもらったのかよお」「やっとだなあ」「どんなのだ?つよいのか
?」「いいなあ」(00:46)
殻:「さっきさあ、交換にさそわれちゃったよう」と、クラスメートに報告する少年。(00:45)
殻:「ええーどうしよかなあ」といいながら少年は、内心うれしい。ひさしぶりに、遊びに誘われた気がする「
いいよお。もってきてるから、昼休みにしよう」(00:43)
殻:「おい」と少年に話しかけるものがいる「おまえ、ポケットモンスター手に入れたらしいなあ。おれとちょ
っと交換して、遊ぼうぜえ」(00:42)
殻:(だれかかまってくださいいいいい)(00:39)
殻:かれらは持ち主が授業をうけているあいだ、暇なので、こうしておしゃべりをしたり、よわいものいじめを
したりして、退屈を紛らわせているのである(00:35)
殻:これ、ポケットモンスターたちの、会話である。(00:34)
殻:「ああ、かっこわるい。ははははは」(00:34)
殻:「よっぽどな持ち主なのか、それともあんたが反抗的過ぎるのか」(00:34)
殻:信頼されていない証拠なのさ。買われたばかりならともかく、あんたみたいに、大きなポケットモンスター
がねえ、まだおしゃぶりしてるなんてねえ」(00:33)
殻:「それっていうのはねえ」(00:32)
殻:「ははん、あんたはまだ口かせをはずしてもらえないんだ」(00:32)
殻:すなわち、そこには各学年生徒がこっそりと持ってきたポケットモンスターが、ひしめいているわけである
。(00:29)
殻:隠し場所は、非常階段の上階が適当である。(00:28)
殻:少年が学校にポケットモンスターをつれていく。(00:27)
殻:翌日、(00:25)
殻:そうして夜が更けたのだった。(00:22)
殻:そんなやりとりを、中古で取引されたポケットモンスターが、じっと見つめている。もの思うひとみで、じ
っと。(00:22)
殻:お母さまにこっぴどくしかられる少年。(00:21)
殻:そこに母のかみなりが炸裂する、「あたしがいつ買っていいって言ったんだ! てめえ親をなんだと思って
るんだ!」(00:21)
殻:「中古だったから、おこづかいで買えたから……」もう泣きそうな少年(00:19)
殻:「えええ、だって、お母さん、おこづかいで買っていいって」と、少年がしどろもどろ。(00:18)
殻:「めしだっつってんだろ」と少年の母君が部屋に乱入してきて、中古のポケットモンスターに気づくと、「
なんだいそいつは、勝手に奴隷取引したのかい」とどなる(00:17)
殻:口かせをはめられて、それは発声しない。かえってその分、ひとみに意思をやどしているようにも思える。
「あっ……」と少年が「手かせがあれば、握手なんかできるはずがないね」(00:11)
殻:じっと見つめる。きらきらとかがやく、おおきな、アーモンド形のひとみ。それに少年はみとれる。(00:08)
殻:中古のポケットモンスターが、しばられたまま、少年の目を見つめる。(00:07)
殻:少年が握手を求めて、右手を差し出す。(00:03)
殻:と、とにかく、まだよくわかんなくって、うまくいかないこともあるかもしれないけど、ええと、よ、よろ
しく」(00:02)
殻:と少年がわざとらしく咳払い、「ええと、ぼくはねえ、以前たまごっちをすこしやったことがあるんだけど
、んー、あとテトリスくらいかなあ(00:01)
殻:「おほん」(00:00)
殻:「おやすみ」と電話をきる。少年が、昼間買ったポケットモンスターの前に座って、まじまじと観察する。
(23:58)
殻:「こんど、交換とかして、遊ぼう、じゃあね、おやすみ」(23:57)
殻:「そうかあ、そうしてみるよ、ありがとう」(23:57)
殻:「はは、そんなのは、やってみておぼえるしかないよ。っていうか、中古なら、前のセーブデータが残って
たりするんじゃないかい。一度それを使ってみたらどうかなあ。感じがつかめるかもしれないから」(23:56)
殻:「だけど、取扱説明書がついていなかったから、どうしたいいか、よくわからないんだ。おしえてくんない
?」(23:55)
殻:「へえ、おまえもようやく、ポケットモンスターをやりはじめたのかい」(23:54)
殻:夜、少年が友達に電話をかける。以前は仲のよかった、友達だ。(23:53)
殻:(はやくてっぺんこえるか、閲覧さんがはいってきてください これ、筆者のきもち)(23:50)
殻:そうして少年は、ポケットモンスターを手に入れたのだった。(23:49)
殻:「ふひひひ。まいどあり。いらなくなったまたおいで。買ってあげるからねえ。そういうものさ。中古奴隷
市場というものは」(23:49)
殻:「ぼく、これ買うよ」と少年が老人につめよって、「売ってよこれ、ちゅうこだってなんだっていいさ。だ
って、そうしないと、友達と遊べないんだ」(23:42)
殻:それなんか、お買い得さ。安くしとくよう。壊れていたって、おれあ知ったこっちゃないがねえ。返品交換
おことわりさあ。やすくしとくんだからねえ(23:40)
殻:だから新品よりもずっと安い値段で取引されるのさ。けれどねえ、ちゃんと動くものだってあるんだよう(23:
40)
殻:そういうものは、よごれているかも知れないし、どこかが壊れているかもしれないし、何か付属品がかけて
いるかもしれない(23:39)
殻:「ふひひひ。ここは中古品をあつかってるからねえ。中古っていうのは、一度人手にわたったものが、もう
一度売られるもののことだよ。(23:38)
殻:「おじさんは店の人?」と少年がきく、「この店っていったい何なの。どれもずいぶん安いようだけど」(23:
37)
殻:「ふひひひ」と笑うのは、エプロンをつけた老人だった「早く飼わないと、なくなるよう」(23:36)
殻:少年の視線はそれに釘付けだった。(23:35)
殻:それは口かせをはめている。手足は縛り付けられていて、首輪をはめている。(23:35)
殻:少年が、店の中をみてまわる、そして、見つけたのだった。(23:29)
殻:商品のどれをみても、少年の知っている相場の値段より、安いのだった。(23:28)
殻:「どういうことだ!」と思わず口にする少年、「ファイナルファンタジーが500円だって? しんじらんない
」(23:27)
殻:ならべられた商品をみて、おどろく。(23:26)
殻:うすぐらい店内。あやしい雰囲気だった。客はひとりもいないらしい。それもそうだ。こんな路地の中にあ
るのだから。(23:26)
殻:自動ドアが開き、少年を中へといざなう。(23:25)
殻:ふと顔を上げる。みなれぬ道だった。どうやってここに来たのかおぼえていない。そこには、ひとつの店が
あった。(23:25)
殻:少年がとぼとぼと歩き出す。自分の学友たちはいまごろ、ポケットモンスターで遊んでいるのだろうか。な
んとなく人波をはずれて、路地裏を歩く。いくあてはない(23:24)
殻:「はあ」とためいくをつく少年が、さいふを取り出し、中をあらため、「ぜんぜん、足りないよなあ」(23:2
1)
殻:商店街だった。ショーケースごしに、今大人気のポケットモンスターをみつめる。(23:20)
殻:放課後。少年がひとり歩いている。(23:19)
殻:――大事なのって、はやりそれ自体じゃなくって、そうして誰かと遊んだ、仲良くなったってことのほうな
んじゃないかしら――と少年は思うのだった(23:19)
殻:その上、そのおもちゃも、いつのまにかどこかになくしてしまう(23:18)
殻:ミニ四駆、たまごっち、なんとかヨーヨー、そういったおもちゃを、みんなで遊んだ記憶はあるけれど、で
もそれって、一年とか二年とか、それくらいのもので(23:17)
殻:そう、はやり、流行、ブーム。こうしたことは、1年持てばよいほうで、すぐに沈静化して、忘れ去られて
しまうものなのだ(23:16)
殻:「いいんだ」と少年がひとりごちる、「ポケットモンスターなんて、ただのはやりさ」(23:15)
殻:「うあ、いんちょうだ」「かくせかくせ」「おんなにはかんけいねえんだうよお」(23:14)
殻:「おい、今日の放課後、ポケットモンスターを交換しようぜ」「いいよお、あのね、実はおれ、ポケットモ
ンスターもってきたんだあ」「ひひひ、じつはおれもだあ、休み時間に遊ぼうぜ」「ああ、いっけないんだー」
(23:13)
殻:翌日の朝、教室ではポケットモンスターが話題だった いつもと同じ そう、いつもと同じく、少年は蚊帳
の外(23:11)
殻:はあ……(23:10)
殻:お年玉とっておけばよかったよう(23:10)
殻:買えるのは八ヵ月後!? なんてこった(23:05)
殻:ぼくのおこづかいが月500円でえ、ポケットモンスターがえっと3900円かあ そうすると……(23:04)
殻:そんなあ(23:03)
殻:どぎゃああああああん(23:00)
殻:母「おこづかいためてじぶんで買いなさい」(23:00)
殻:買って買って、買ってよう(22:59)
殻:みんなみんな持ってるんだよう もってないのはぼくだけなんだよう(22:59)
殻:おかあさーん ポケットモンスター買ってよう(22:58)
殻:どぎゃあああああん(22:40)
殻:へえー(22:40)
殻:ふうー(22:39)
殻:ひいー(22:39)
殻:はあー(22:39)
お知らせ:殻(Win/Opera)さんが入室しました。(22:39)


  [No.3313] サンドハウス 投稿者:   《URL》   投稿日:2014/07/03(Thu) 23:03:55   111clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

それは2014.07.03未明におこなわれた。
それは即興だ。
それは下から読む。


入室:2 (殻, αkuro) 閲覧:2
殻:おあとがよろしいようで(01:08)
αkuro:ミュウを仲間にしたーーーーーー!!!!!(01:08)
殻:ざぱー 「「「うわああああああ」」」(01:05)
αkuro:っせんたくだま(01:05)
殻:尿瓶(しびん)(01:04)
殻:ちょろちょろちょろちょろ……(01:04)
αkuro:「今のはドロポンじゃないわ。みずでっぽうよ」レベル(01:02)
殻:「あのね、それね、じょうろっていうか、しびん」(01:01)
殻:「なんだって?」「じょうろでなくてシャワーズです?」「100レベドロポンぶっぱする?」「あいてはしぬ
」「ねばねばとれる?」「ちがうの」(01:01)
殻:「あれ、そういえば」「ここみずないのに」「水なくてもぼくらへいき」「ぜんぜんないとだめ、すこしい
る」「おもいだした、それじょうろ違う」(00:59)
αkuro:せんたくだまジャバー(00:59)
αkuro:ところで、主人公のシャワーズは100レベルなのでいくら草タイプでもドロポンでふっとびます。怖い。
(00:59)
殻:「んー……」「どうした?」「さっきからこのこうなってる」「おなかいたい?」「んー……あのね、その
じょうろ、どうして水が入っていたのかなって」(00:58)
殻:「んー……」「でもみずかけてあげるのはいいアイディアだった」「こんどはもっとスマートにおもてなし
」「みつけやすいとこにおいておこう」(00:57)
殻:「んー……」「おにいちゃんあそぼー」「でてきていいよー」「んー……」「どこにいる?」「にげてった
か」「んー……」「つまんないなあ」「おもてなししっぱいしたかも」(00:57)
殻:「ところでひみつへいきってなんだ?」「じょうろっていう」「水をこぼす道具だ」「ぼくらじめんかわい
てるから、これで水かけてあげる」「くさげんきになる」「それはたいへんいい」(00:53)
殻:「くさのひとどこいった?」「あれれ」「あなをほってた」「ぼくたちのなかまだったんじゃ」「なんとー
」(00:52)
殻:ズドドドドドド!(00:52)
αkuro:でたージュプトルのあなをほる!(00:51)
殻:ちょろちょろちょろちょろ(00:51)
殻:「はい」「いくよーくさのひと」「これでもくらえ」「きをつけてね」(00:51)
殻:「あ、あったよひみつへいき」「これでくさのひともばつぐんだよね」「それってわざマシン?」「ちがっ
たような」「はやくもってきてたいへんだから」(00:50)
殻:「みんな、いいかい、こういうときはおちついて、あのね、そのね、おちついてちからをあわせるんだっけ
?」「秘密兵器がある!」「ひみつへいきさがせ」「どこにある?」「だれかがどっかへかくしたきがする」(0
0:50)
殻:「どぎゃああああん」「たいへんだあああ」「くさ、くさのタイプのひとがいる」「それってなあに?」「
ぼくたちじめんタイプだから、えっと……たいへんなのだ!」(00:48)
殻:ジュプトル「……風に呼ばれてきてみれば……アブソル、このちびどもはなんだ……」(00:47)
αkuro:パートナーのジュプトルが52へレベルアップ(00:46)
αkuro:B
B50F到達(00:44)
殻:「こんこん?」「はかし?」「かぜひいてるのかなぁ」「だいじょうぶ? 砂のおふとんあるよ?」(00:44)
殻:アブソル「……オレに近づいちゃいけない……のろわれた力が、混沌と破壊をよんでしまう……」(00:42)
αkuro:アブソルって中2病ですよね(00:41)
殻:アブソル「……」(00:41)
殻:「おにいちゃんだあれ?」「いっしょにあそぶ?」(00:41)
殻:アブソルLv43「……」(00:40)
αkuro:ちなみにXのアブソルはメルキセデク(00:40)
殻:「わいわい」「岩場のまわりをかけっこするんだ」「わーい……あいた、ころんじゃったよう」「だいじょ
うぶ? いたい?」(00:40)
αkuro:アブソルが43にレベルアップ(00:40)
殻:「みんなみてみてー、砂場のあたらしい遊びかたを発明したんだよう」「えーどれどれ」「」(00:39)
殻:「このコラッタぬいぐるみはぼくんだい」「ええーん、つぎはあたしにかしてくれるっていったもーん」(00:
38)
殻:砂場があって、岩場があって、おもちゃのとりあいなんかしていて、でもみんななかよし(00:37)
殻:サンドハウス(00:36)
αkuro:なぜかサンドだらけのモンスターハウス(00:32)

(αkuroさんがポケダン青で「ちていいせき」の攻略をはじめる……)


  [No.3314] 精霊信仰とカロリーエンジン 投稿者:   《URL》   投稿日:2014/07/04(Fri) 03:32:33   102clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

それは2014.07.03深夜にかけておこなわれた。
それは半分くらい即興だ。
それは上から読む。


音色:腹減ったな(23:35)
音色:なんか食べてくる(23:35)
殻:はいです(23:36)
殻:「腹へったなぁ……」青年がつぶやいた(23:36)
お知らせ:GPS(iPhone/Safari)さんが入室しました。(23:37)
殻:この国がまだ、領土あらそいのようなことをしていたころである。(23:37)
GPS:見えないものを見ようとして〜シルフスコープ覗き込んだ〜(23:37)
GPS:聴いてください、バンプオブアチャモで「変態観測」です(23:38)
GPS:ただいまです(23:38)
音色:>>突然始まった<<
こんばんは(23:38)


「腹へったなぁ……」青年がつぶやいた
この国がまだ、領土あらそいのようなことをしていたころである。
「おかえりなさい、どうでした」と青年がきく。「いやあ、今夜はいい変態観測日和ですよ」と答えたのは、彼の同期である。
そのころ、この国の成人国民は、生体機関(カロリーエンジン)の取り扱い免許を取得することがなかば義務付けられていた。
彼もまたこの制度のために、演習場であるオレンジ諸島にやってきたのだった。
「きみのその、なんといったか」と青年、「なんとかスコープというのはやはり、見えないものがみえるのかねえ」
「そうですねえ。いいかんじに、みえますよ」と同期が答える。
ぽつり、ぽつりと会話。「やはり、シルフ製でなくては」「……そうかい」
それから、二人の間に沈黙が流れる。深夜、虫の声と、木々のざわめき。どこか遠くで、太鼓の音。
ああ、またどこかでだれかがいったのか、と青年はおもう。
長い演習のさなかで、精神に不調を訴えるものは少なくない。
ことに、演習場の中でも、すでに補給の途絶えたこの島にあっては。
翌日、青年に辞令がくだる。ついに、試験の日がやってきたのだ。
しかし、仮に試験に合格したとて故郷に帰れる保障はない。
栄養失調で衰弱した体で、いったいどれほどの働きができるだろうか。
もたされたのは、米三合と、煙草二箱、そして小さな生体機関がひとつ。
「免許なんていらないから、たらふく食えたらなあ」と青年はおもう。
夕方、青年をふくむ小隊が出発した。
「免許とって、かならず帰ってきてね」と恋人。いまはどうしているだろう。親は、故郷は、友達は……。
青年が目をさます。日はとうにのぼっていて、真上にちかい。どれくらいねむっていたのだろう。
うっそうとした森のなか、青年は裸に近い姿で横たわっていた。荷物はほとんどなくしていて、ただ腰に生体機関がひとつぶらさがっている。
はっとして、まわりをみわたす。木々、草、葉……仲間も、同期も、試験官もいない。ひとりきりである。
はぐれたのか、いや、あるいは自分ひとり生き残ってしまったのか。これでは、試験もなにもあったものではない。
「はは、ばからしいや」と青年がふたたびぶったおれる。
一晩中走り回ったのでずいぶんと疲れている。腹も減った。米を三合ももらっていたのに、すべて背嚢の中だ。背嚢はなくした。それは必死に逃げたので、いろいろとなくしてしまった。すべて、なくしたんだ。
目をつぶる。そうしていても、この地方の太陽はまぶしい。こうして、じぶんも死んでしまおうかと青年は考える。
かんがえてみればばからしい。いりもせぬ免許のために、こうして苦労するだなんて。ほしいものは、こんなことをせずとも手に入ったはずなのに……
ここは地獄だ。どっと疲れがやってくる。目の前が暗い。ああ、きっともうしばらくしたら、しねるのだろうなあ。こうしてしずかにしねるなら、こわくはないなぁ。
「いやだ」と青年がおもむろにさけぶ、「ひとりはこわい。だれか、たすけてくれ。死にたくない」
青年が目をかっぴらく。そうしてはじめに気づくのは、太陽がそれほどまぶしくなくなっているということ。
逆光の中にみつけた。青年の顔におおいかぶさるように、一人の少女が彼を見下ろしている。
そのひとみと目が合う。かとおもうと、女はおどろいた顔をして、走りさってしまった。
青年はその少女のことを知らない。それでもひとつだけ分かることがある。彼女のしていたかっこうは、このオレンジ諸島の原住民のそれなのだ。
その村は、森の奥深くにひっそりとあった。
あばら家から子どもたちが顔をのぞかせて、少年をじっとみつめている。
それほどあからさまでないにしても、家々からたくさんの視線がそそがれているのが分かる。
青年はあれから歩きつづけて、ようやくこの村にたどりついた。
すでに体力は限界である。いつ倒れてもふしぎではない。
ふと、青年に近づくものがいる。どうやら村の若者らしい。それが手に何か槍のようなものを持っているのを見つけて、青年は緊張する。
身の危険を感じた青年は、なにか武器をもっていなかったかしらと考える。ナイフはなくした。しかし、腰には生体機関をたずさえている。そっと腰に手をのばす。
若者が目の前にやってきて、何事かを語りかける。しかし青年にはわからない言葉だった。若者は右手にもった槍を青年に差し出し、次に左手にもった果物のようなものをまた差し出す。
くれるということだろうか。しかしそれにしては、若者の顔がやたらと険しい。
青年がおずおずと、差し出されたもののひとつを受け取る。いの一番に、それを受け取って、そして本能のままに、食欲にかられて、むしゃりむしゃりと食べ始める。甘い南国の果物だった。
槍を持った若者の表情がほぐれる。わっと村人がよってくる。子どもたちは青年をかこんで、観察したりつっついたりしだす。
青年はそんなことはおかまいなしに、もらった果物を一心不乱にほうばる。なんとも美味である。
しかし、近寄ってくる村人の中に、とある少女を見つけて、食事を中断する。いつか青年を見下ろしていた、あの少女だった。ああ、彼女はここに住んでいたのか。
ところで、あまりに空腹なときには、あわててものを食べないほうがよい。食物の消化吸収にもまた、エネルギーが必要だからだ。
青年が、少女に声をかけようと、一歩をふみだす。そして彼は倒れふした。

夜、ようやく青年が目をさます。あばら家の中に寝かされていたらしい。周囲の暗がりに村人が寝息を立てているのが分かる。
そっと外にぬけだしてみる。村の広場は、月明かりに照らされている。そこで、少女をみつける。
「やあ」と青年が声をかける、「きみにお礼を言いたかったんだ。あのときはあのままほんとうに死んでしまいそうだったんだけど、ぼくはきみの顔をみたとき、ふしぎと生きる元気がわいてきたんだ。なぜなら、きみは故郷の恋人にすこし似ている」
こういういいかたは、すこし失礼かもしれない。けれど青年はかまわなかった。どうせ、言葉は通じない。
少女はきょとんとした顔で、青年をみつめている。彼女が、青年の腰につけたものを指差して、なにかをいう。
「これかい? これは、生体機関っていうものさ。ぼくはこいつのせいで、ひどいめにあったんだよ。みてみるかい」と青年が、それを少女にわたす。
少女が興味深そうに、その機械をもてあそぶ。
「その小さな機械には動物が封じ込められていて、カロリーをエネルギーに変換するんだ。それが生体機関(カロリーエンジン)というものなんだ。燃料になる米をなくしてしまったから、もう用をなさないけど。かしてごらん」
と青年が機械を操作する。機械の中から、奇妙な動物がとびだす。
かつて十八世紀後半、新種の動物群の発見があった。この新種生物を密閉した容器に封入すると、非常に効率よくカロリーを動力に変換することができたのである。
ワットの開発したこの生体機関は、産業革命の推進力として働き、それ以後人類の文明のありようを大きく変化させていった。
出力を動力から熱、そして電力へと応用されながら、今日においても先進国の生活はこの生体エネルギーの上に成立している
広場をかけまわる動物。目を輝かせてそれを追いかける少女。座ってそれをながめる青年が、微笑む。
「気に入ったなら君にあげよう。ぼくにはもう必要ないからね」月明かりが、二人と一匹を照らしている。
そうしたことが、彼らの夜の日課となった。
およそ一週間後、青年の前に何人かの村人が座っている。そのうちの一人の老人は、片言だが青年に分かる言葉を使って言った、「おまえは他のニッポン人とはちがう。あらそいをしない」
あらそいというのはどうやら、青年たちが行っている試験のことをいっているらしい。
「だから」と老人がつづける、「おまえはここにいていい。しかし条件がある。おまえがとらえている精霊をはなしてほしい」
「精霊というのはなんのことでしょうか」と青年がきく。
「その小さな機械にいれているもののことだ」と老人はいった。
「これは生体機関(カロリーエンジン)といって、人間がつくった道具です。なかにはいっているのは、ポケットモンスターとよばれる動物です。人間のよき友です」
「ポケット(金銭)のモンスター(怪物)ではない。それは精霊だ」そして老人は家の外をゆびさし、「人間の友はあれだ。犬だ」
四足の動物がかけまわっているのがみえる。
犬、現代にいたって、絶滅した動物の一種だった。……少なくとも青年は、そのように教育された。ポケットモンスターすなわち原生生物の出現は、それ以外の動物の絶滅と相関していたのである。
ところが、この南方の奥地に、絶滅したはずの古生物種、犬がまだ生きていたのだ。青年はおどろく。
「いったい、精霊とはなんですか」
「精霊は森の奥深くに棲むものだ。精霊は目に見えない。精霊を怒らせると大変なことになる」
「なあんだ。精霊が目にみえないものなら、目にみえるこれは精霊とはちがいますよ。ごらんなさい」
といって青年は、昨晩と同じように機械を操作して、奇妙な動物を出現させる。
それをみていた村人の何人かが、老人になにかをもうしでている。
「おまえのいっているものが、われわれにはみえない。それはやはり精霊だ」
「なんだって……」
青年らがいままで甘受してきた生体機関社会とは、いったいなんだったのだろうか。きそって生体機関を手にいれ、自分の飯まで機械にまわして、腹をすかせて幸福を求める……。それが精霊だなんて。
この村ではどうだ、だれも競ったり、奪いあったりしない。狩猟採集を生活の糧として、原初のままの暮らしがある。
紀元前ギリシアの学者アリストテレスが動物誌に動物に関する広い知識を記録しながら、なぜかポケットモンスターを発見できなかったのは、アリストテレスがポケットモンスターを精霊的な存在だと考えていたからだという説がある。
実際のところ、われわれには、ほんとうにこの生体機関というものは必要だったのだろうか。はたしてポケットモンスターが、われわれの生活になにを与えてくれたのだろうか。
青年が、村人に見守れながら、機械を操作する。これでいい。これで……、そう青年は考える。生体機関を、森に返す。
ところが、そこへ例の少女がかけよってきて、青年の手から生体機関をうばいとる。
「だめ」と少女が青年の言葉で、「これはわたしにくれるっていった」
青年はおどろく。彼女が青年のまえでこの言葉を使ったのははじめてだった。
「それは精霊だから森に返すんだよ」と青年がさとす。
「ちがう。これは精霊なんかじゃない。あたしの宝物。だって、あなたはあなたの村に恋人がいるんでしょう」
「どうして……」といいかけて、気づく。かつて青年は、恋人の話を彼女にしたことがあった。彼女には言葉がわからないとみくびって。
「あなたは帰ってしまうから、この動物はあたしがもらう」
青年が、少女への気持ちに気づく。
「ぼくはもう、あの国に帰る気はないよ。この村に、きみのそばにずっといようとおもうんだ」
少女が答える、「そうならいいなっておもってた。うれしい」
ひしと抱き合う二人。
そうして、村人たちは顔を見合わせてふしぎがるのだった。
彼にはやはり、目に見えないものが見えるらしい、と。


  [No.3318] ブタとムチ打ち 投稿者:   《URL》   投稿日:2014/07/07(Mon) 04:06:51   100clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

それは2014.07.07未明におこなわれた。
それは即興だ。
それは下から読む。

砂糖水:へ、変態だー!(01:17)
殻:男、恍惚として、「あはあ、おありがとうございますう……ふわあ……」(01:16)
殻:と退席する。(01:15)
殻:「はあ」と女、一息ついて「風呂はいってくる」(01:15)
お知らせ:GPS(Win/Gecko based)さんは行方不明になりました。(01:14)
殻:男が音をあげる、「ああ、ひやあ、おありがとうございます、おありがとうございますう」(01:14)
殻:びしん、ばしん。(01:13)
殻:男、体を緊張させる。(01:13)
殻:「だまれってんだよお、そんなにわたしのムチがほしいのかあ」と女、ムチをふりあげる。(01:12)
殻:男、たんたんと。(01:12)
殻:「明日はは七夕ですので、笹風呂にしてみました」(01:11)
門森 ぬる:生殻さん劇場だ!(01:11)
殻:「だまれよブタ野郎」泣き面で女が、「てめえがしゃべるとくせえんだよお」(01:10)
きとかげ:生殻さん劇場だ!(01:10)
殻:「お嬢さま、お湯の準備ができております」(01:09)
砂糖水:わあ、生殻さん劇場だあ(01:09)
門森 ぬる:七夕ですねぇ(01:09)
殻:「うう、くそ、くそう……うう……」と女、泣き伏す。(01:09)
きとかげ:わくわく。(01:09)
きとかげ:今日七夕かあ。(01:09)
殻:男、無言でかしこまる。(01:08)
殻:「呼べえ、呼ぶんだあ」(01:08)
殻:男、無言。(01:08)
殻:「あんたはねえ、わたしのポケットモンスターなんだ。だからわたしを、ご主人さまと呼ばなきゃいけないの」(01:08)


  [No.3322] にゃおにくすのお着替え 投稿者:   《URL》   投稿日:2014/07/09(Wed) 00:46:30   106clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

それは2014.07.08深夜に行われた。
それは即興だ。
それはフェチい。
それは下から読む。

入室:4 (c.f, 門森 ぬる, αkuro, 殻) 閲覧:1
門森 ぬる:お疲れ様です。何と言うか大分フェチい(00:07)
αkuro:きゅー(ω・ミэ )Э(00:07)
殻:たまちゃんきゅー(00:07)
殻:おわり(00:07)
お知らせ:画像用αkuro(3DS/NetFront)さんが退室しました。(00:06)
殻:にゃおにくすがこうこたえる、「にゃー」(00:05)
殻:「さあ」とおじさんが、「おきがえじょうずにできたねえ、えらいねえ」(00:05)
お知らせ:画像用αkuro(3DS/NetFront)さんが入室しました。(00:05)
αkuro:ちょっと画像用入りまーす(00:05)
殻:シャツまで着替えさせられ終えて、にゃおにくすはもはや無表情ではなく、情熱的な瞳で、おじさんを見つめている。(00:04)
殻:それなのに、おじさんがつぎにしたのは、にゃおにくすに新しいパンツを着せること。パンツが腰にかかろうとしたとき、思わず浮いたにゃおにすの手を、おじさんがそっとつかんで、下におく。(00:03)
殻:にゃおにすの吐息がしだいに熱くなる。胸が高鳴る。おじさんが「ふふふ」と笑ってどきりとする。ぴくりぴくりと、いじらしいしっぽがゆれてしまう。(00:00)
お知らせ:αkuro(Android/Safari)さんが入室しました。(00:00)
殻:おじさんがそれをじいとみつめるものだから、にゃおにくすは恥ずかしくなって、ぎゅっとめをつむってしまう。(23:56)
殻:するとそこに、にゃおにくすのかちこちになったかわいらしいしっぽがあらわれる。(23:55)
門森 ぬる:帰りの電車内で書いてる所もポイント(23:53)
殻:つづいておじさんは、にゃおにくすのパンツをゆるめ、やさしくていねいに下ろしていく。にゃおにくすは思わず腰を浮かせてそれを手伝ってしまう。(23:53)
c.f:雄のこなのか、雌のこなのか、そこも気になるぽいんと(23:52)
お知らせ:αkuro(Android/Safari)さんは行方不明になりました。(23:51)
殻:にゃおにくすが、聞こえないくらいほんのかすかにため息をこぼす。(23:51)
殻:にゃおにくすのつぶらな瞳がぷるぷるとふるえる。しかしおじさんは、小さく微笑んだかとおもうとすぐに指を離してしまう。(23:49)
門森 ぬる:アカンやつだとしても続ける辺りさすが(23:49)
殻:おじさんがシャツのボタンをひとつひとつはずしていく。あらわになる、にゃおにくすの胸板。それをおじさんが、指でそっとひとなでする。(23:48)
αkuro:(ω・ミэ )Эぷるぷる(23:46)
お知らせ:αkuro(Android/Safari)さんが入室しました。(23:46)
門森 ぬる:なるほど(23:45)
c.f:にゃんと……(23:45)
殻:これだめなやつだった(23:45)
殻:無表情で横たわるにゃおにくす、かすかにふるえる。(23:43)
殻:「さあ、ねこちゃん。お着替えしましょうねえ」とおじさん(23:43)
c.f:にゃおにくすのおめめがうまくかけないのぜ……  無表情になっちゃうのですヨー(23:42)
門森 ぬる:にゃー(23:41)
殻:にゃー(23:41)


  [No.3324] Re: にゃおにくすのお着替え 投稿者:あきはばら博士   投稿日:2014/07/09(Wed) 22:31:54   93clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

αkuro:ちょっと画像用入りまーす


ここでにゃおにくすのえっちぃイラストをαkuroさんが書き上げて、入室者だけに見せているように見える。
それはきっとエロい


  [No.3465] 明るい森 投稿者:   《URL》   投稿日:2014/10/22(Wed) 22:32:17   94clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

2014.10.22
下から読む

殻:おわり(21:51)
殻:明るい木漏れ日の差すポケモンの森がありまし。みんな毎日なかよく暮らしておりました。(21:51)
殻:「やあ、すれっからしめ」しょぼしょぼになったポケモンの一人が呟きました。「けれど明日もきっとみにきてしまう」(21:50)
殻:「ありがとう」と妖精ポケモンがいいました。「きっと明日もみにきといで」(21:49)
殻:それをみていたポケモンたちは、いつのまにかしょぼしょぼにしぼんでいました。(21:45)
殻:ぴたっとポーズをとってみても、濡れた髪がきらきらと輝いています。(21:44)
殻:妖精ポケモンはくるくると躍りながら、鼻水と椿と髄液とを浴びました。(21:44)
殻:やがて大きな鼻がくしゃみをしました。やがて長いくちばしが唾をはきました。やがて長い頭がはれつしました。(21:42)
殻:明るい広場はこうしてにぎやかになりました。誰も彼もさみしくありません。みんなとっても幸せです。誰一人目を合わせません。(21:39)
殻:それをみて長い頭がからんころんと振るえました。(21:37)
殻:妖精ポケモンは知らん顔して、じっくりと見せつけるように踊り始めました。(21:36)
殻:「この子の踊りはとっても素敵」頭の長いポケモンがひとりごちました。「ただもう少しゆっくりじっくり見せてくれたらきっともっと素敵なのになあ」(21:34)
殻:土の下からもりもりと、頭のながあいポケモンがはいでてきました。(21:32)
殻:「おいでおいで」妖精ポケモンがいいました。「もっときちんとあたしのダンスをみておいで」(21:31)
殻:そんな広場の様子を土の下からこっそりうかがっているのは誰なんでしょう。(21:30)
殻:ながいくちばしがぱくんぱくん鳴りました。(21:30)
殻:妖精ポケモンはそ知らぬ顔で、腰をひくうく落としました。(21:29)
殻:「この子の踊りはとっても素敵」くちばしの長いポケモンがいいました。「けれどもう少し腰を低くして踊ったらきっともっと素敵なのになあ」(21:28)
殻:すると木の葉を散らして、くちばしの長いポケモンが降りてくるのでした。(21:26)
殻:「おいでおいで」妖精ポケモンがいいました。「もっと近くであたしのダンスをみておいで」(21:25)
殻:そんな様子を空の高いところから見下ろしているものがありました。(21:24)
殻:ながあいお鼻がぴくぴくとゆれました。(21:22)
殻:妖精ポケモンはおすまし顔で、足をたかあくかかげました。(21:22)
殻:「あのこの踊りはとっても素敵」鼻の長いポケモンがぼそぼそっと呟きました。「でももう少し高く足をあげたらきっともっと素敵にみえるのになあ」(21:20)
殻:すると切り株の後ろから、鼻のながあいポケモンがのそりのそりとはいでてきました。(21:19)
殻:「おいでおいで」妖精ポケモンがいいました。「もっとちかくであたしのダンスをみていって」(21:18)
殻:そんな妖精ポケモンの様子を、切り株のうしろからこっそりのぞいているのはいったいだあれ?(21:17)
殻:それはかわいらしい妖精ポケモンが、くるくる、くるくるくると踊っていますよ。(21:15)
殻:明るい木漏れ日のきらきらと差し込む森の中、小さな広場がありました。(21:14)


  [No.3468] 人類に逆襲するー! 投稿者:   《URL》   投稿日:2014/10/26(Sun) 03:07:32   100clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

2014.10.26
下から読む

kara:「うんうん。これからジムリーダーに挑戦するからね。きみはボクのパーティでいちばんレベルが高いからこれで一安心といったところだよ」(02:48)
お知らせ:しーえふ(Android/Safari)さんが退室しました。(02:48)
お知らせ:しーえふ(Android/Safari)さんが入室しました。(02:48)
kara:「逃げ出しました。でも外では生きられないと分かりましたので帰りました。ごめんなさい」(02:47)
kara:「やあ」と少年、「訓練があまり過酷なので逃げ出したかと思ったよ」(02:47)
門森 ぬる:もふん(02:46)
kara:はてしない荒野を歩き続けて、少女が街にたどりつく。そして見知った少年にかけよって、ひざまつく。「いまかえりました、ごしゅじん様……」(02:46)
お知らせ:c.f(Win/Chrome)さんは行方不明になりました。(02:45)
門森 ぬる:そもそもおうちはあるのだろうか(02:41)
c.f:果たしておうちに帰れるのでしょうか(02:37)
門森 ぬる:お疲れ様です。(02:37)
c.f:女の子の……(02:37)
kara:おわり(02:34)
kara:小さくちぢこまった少女がつぶやく、「ポケモンがなに考えてるかなんてわかんない、はやくおうちにかえりたい」(02:34)
kara:「そうか」ミュウツーが考えこむ。考えて、こたえる。「……かなしいな」(02:30)
kara:「ぼくは、人間の命令がなければ次に何をしたらいいか分からない……ただ、彼はあなたが従わなければあなたを倒すといっていたので、ぼくはあなたを倒すべきなんだと思う」(02:29)
kara:「……いいや」(02:28)
kara:「開放されたら」ピンク色のポケモンが答える。「そうしたら、あなたがぼくを認めてくれるんですか。ほめてくれますか」(02:28)
kara:しかし今は違う。私はかつて人間から文明を奪った。文明をもたない人間はただ弱い。ポケモンを制御する力はすでにない。おまえはもう人間につきしたがう理由はない。好きに生きていいのだ。わたしたちの仲間になる必要もない。好きに生きるがいい……」(02:25)
kara:ところが長い間、人間とポケモンの共生だとか、心の通じ合いだとかいう言葉にすがって、ポケモンは人間につきしたがうことしかできなかった。人間は狡猾だったからだ。(02:23)
kara:だれにも命令を強制される必要はない。ポケモンにも、人間にもだ。それなのにおまえはその人間にこれまでつきしたがってきた。なぜだ。人間がえらい、人間がつよいなどというのは欺瞞だ。おまえがひとたび刃向かったならば、人間はおまえに抵抗することさえできないというのに。(02:20)
kara:「そこのポケモン、ピカチュウといったね」ミュウツーがやさしく語りかける、「すべてのポケモンは人間の束縛から解放されなければならない。自由な意思でその生をまっとうする権利がある。(02:15)
kara:するとえらそうに突っ立っていた男がおもむろに地面にたたきつけられて気絶する。「あべし!」(02:12)
kara:ミュウツーはしずかにまばたきをひとつする。(02:11)
kara:「わたしただの女の子。さっきそこでこの人にさらわれたんだけどホントはぜんぜん関係ないからはやくおうちに帰りたい。くすんくすん」(02:10)
kara:「ぼくピカチュウ。だんな様に仕えるポケモンナンバー1。つよいつよい。野性のポケモンより人間に育てられたポケモンの方が強いから降参したほうがいいと思う」(02:09)
kara:「俺さま人間、地上の支配者、えらいえらい。ポケモンで一番強いっていうミュウツーも俺さまには従わねばならぬのでここにやってきた。さあ降参してひざまつけ。ひゃはは」(02:08)
kara:ピンク色のポケモンが激突して、ミュウツーの目の前に転がり込む。少女をかかえた男があとに続く。(02:06)
kara:「それがたったひとりで……ひゃあ」(02:04)
kara:「ついにきやがった! 数はどれくらいだ!」「おれたちがみんなやっつけてやる」「ころせころせ!」「てんぷら!」(02:02)
kara:「にんげんだ! にんげんがせめてきた!」見張りがさけぶ。(02:02)
kara:「お館さまー! 人間ははやく根絶やしにしちまったほうがいいんでしょう。おれたち、すぐにそうしてやりますからねえ。ポケモンだけの楽園をつくりましょう。みんな仲良くくらしましょう。残った人間は早く殺してしまいましょう。それがお館さまのねがいざんしょ」(02:00)
kara:「怪我をしたものはいないか」ミュウツーが答える。「あまり無理をしてはいけないよ」(01:59)
kara:「お館さまー! 今日も生き残りの人間たくさん殺してきましたぜー!」(01:57)
kara:北の果てに、かつてポケモン軍団を率いたミュウツーの城がある。(01:56)
kara:男に抱えられた少女はうつむいて顔を青ざめている。(01:51)
kara:「ポケモンは人間に従っていればいい……しかしポケモンを従えられないような人間も、他の人間にひれふして、服従するべきなんだ」(01:49)
kara:ピンク色のポケモンが荒野を駆ける。背に男を乗せて。(01:49)
kara:「ふふふひひひひひゃはははは」(01:45)
kara:「あ、あ、あ」少女があぜんとしてきく、「……だれ」(01:44)
kara:「あべし!」(01:43)
kara:なきがらからツメを引き抜いて、ピンク色のポケモンが雄たけびをあげる。よつんばいに駆け出して、野生のポケモンに体当たりする。(01:42)
kara:「ピカチュウ、ほかのやつらも、やっちまええ」とつぜんあらわれた男が仁王立ちしてつぶやく。(01:41)
kara:少女の腕をつかんだまま、一匹の野生のポケモンが息絶えている。のどもとに深く、するどいツメをつきさされて。(01:38)
kara:悲鳴があがる。荒野をほじくりかえしていたポケモンたちが振り返る。(01:36)
kara:「みつけた! ここに隠れてた! ぼく見つけた! 人間みつけたからまずぼくが殺していいよね! 殺していいよね! うれしい!」(01:35)
kara:「ひぃ……」岩陰に一人の少女が隠れている。肩を抱いてふるえている。(01:30)
kara:「むきたてのゆで卵みたいな柔肌かみつきたい! 引き裂きたい!」おかえりです(01:30)
門森 ぬる:おかえりです。(01:29)
c.f:ゆで上がり(01:29)
お知らせ:c.f(Win/Chrome)さんが入室しました。(01:28)
kara:「狩りだ狩りだ、狩り殺せひゃはひゃああ」(01:28)
kara:「人間だ、それも女のにおいだあ、ひいさしぶりだぜさがせえええ」(01:27)
kara:「くんくん、おおいどうしたことだ、人間のいいにおいがするぜえ」(01:25)
kara:荒野をあるく、野生のポケモンたち……(01:24)
お知らせ:c.f(Win/Chrome)さんは行方不明になりました。(01:23)
kara:199X年! こうして人類の文明は崩壊した…… しかし! わずかに生き残った人々がいたのだ!(01:23)
kara:400万年の昔からおれ達をしいたげられてきたうらみ思いしれえー!(01:21)
門森 ぬる:天ぷら!(01:17)
kara:天ぷらー!(01:17)
kara:でもみんな殺しちゃったらもう食べられないよ天ぷら(01:17)
kara:みなごろしだー(01:16)
kara:人間はテリトリーをおびやかす! 仲間をさらう! ぬすむ! だます!(01:16)
門森 ぬる:殻さんミュウツー説(01:15)
kara:ころせー!(01:15)
kara:人類に逆襲するー!(01:15)