来月にせまるポケモンαSΩRの発売前にホウエン地方の歴史や文化がどのようなものかを自分なりに考察してみました。
実際の九州地方のことは忘れて、この地形や町の並びがあったとすれば、どのような文化や歴史があるのだろう?ということを中心に考えました。
なおミシロタウンとコトキタウンは特に歴史的な意味は無くゲームの都合上用意された町として除外しました。
・トウカシティ
カナズミの郊外に出来た町で、都会の隣によくある町といったところ。カナズミシティのベットタウンと思われる。
・カナズミシティ
南国のホウエン地方の中で立地的に最も涼しい町、石畳に噴水に大きなビルが立ち並び、学術都市として有名。計画されて作られた大都市だろうと思われる。カナズミ大学もある。
・ムロタウン
孤島のド田舎、本土との交流も少なく閉鎖的なコミュニティを持つ。
・カイナシティ
ホウエン二大港の一つ、古くから造船業と海運業で発展していた都市である、大規模な市場が残ることからも、ホウエンで最も歴史ある都市と考えられる。
・キンセツシティ
分かりにくいが港町である、湾は水深が浅いためカイナで小さな船に乗り換えて、キンセツからフエン温泉へと遠方から湯治に来たのだろう。
人の行き交いが多く、ゲームセンターもあり電飾きらめく繁華街として有名。ニューキンセツがどのような経緯で生まれたかは謎だが近年人口が急激に肥大しているのだろう。
・シダケタウン
風向きの関係で火山灰が全く来ない、高原で空気が澄んでいる上に、山を登れば温泉地もあり昔から療養地として有名な町、かつてはサナトリウムがたくさん立ち並んでいた。
・ハジツゲタウン
火山灰を使った農業とここでしか作れない火山灰を用いた民芸品で有名になれる要素を持つが、過疎でさびれた小さな農村。おそらく降り注ぐ火山灰のせいで人が住みたがる場所では決して無いのかもしれない。
・フエンタウン
ホウエンを語るにあたって無しでは語れない、屈指の名湯フエン温泉。交通の便が極めて悪い町ながらフエンの湯はその苦労に見合う効能があったようだ。近年ロープウェイが出来るまでは山越えか洞窟を抜けるかの二択だった。
・ヒワマキシティ
地上には恐ろしいポケモンが跋扈しているため、襲われないように木の上に家を建てるようになり、そのままその生活が続いている町。いまでも近場に災いポケモンが生息していることから、恐ろしいポケモンが生息しているのだろう。
・ミナモシティ
ホウエン二大港の一つ、カイナと違ってこちらは近代的な開発が進んでいる。実質、陸路は孤立しているため島国のような文化が根付き、本土よりも島との交流が深い。
・トクサネシティ
今でこそ宇宙センターがあるが、昔はホエルコウォッチングしか見所が無かっただろうと思われる。世界最大のポケモンを見るために昔からたくさんの観光客が来ただろう、ホエルオーのために出来たような町。
・ルネシティ
火山のカルデラに出来た町、日照も土壌も交通も最悪、何でこんな場所に決して小さくない町ができるかが不思議だが、誰にも知られず簡単に立ち入れない場所なので、
おそらく本土にいられなくなった"ワケアリ"の人々が移住して、隠れ住むようにここに町を作ったのだろう。めざめの祠がここにある理由も、何かいわく付きかもしれない。
・キナギタウン
元々は島だったが島が沈んでしまい、住んでいる場所を離れられず水上生活をするようになった、だが水上生活では土地も資産も持てないため貧困層にならざるを得ない、海運業も行ってない様子である。ここの出身だと貧乏人だと罵られる場合もあるだろう。
・サイユウシティ
おそらくポケモンリーグは既存の町には作らない規則があるので、リーグ建設のために開発された、歴史は浅い場所だろう。
砂漠あり火山あり島ばっかりで他の地方に比べて過酷な環境であり、
もしフエン温泉が存在しなければ、このホウエンには土着の民しか住まなかっただろうと思われる。
黎明期は細々と村を作って生活していたが、フエン温泉の発見によりカイナ港・キンセツ港が整備され、ジョウトやカントー地方から人がやってくるようになり、発展していく。やがて、シダケ・ミナモに町ができる。
カナズミとトウカは近代に出来た比較的新しい町で開発されたのは近代だろう。
だいたい室町〜江戸時代にフエン温泉が掘られ町ができ、ミナモに町ができ、昭和あたりでカナズミに町が作られたイメージ
主に4つ文化圏に分けられる。
カナズミ…今を生きる新しい都市
カナズミ・トウカ・コトキ・ミシロ
フエン…温泉地を中心としたレトロな町並みの文化圏
カイナ・キンセツ・フエン・シダケ
ミナモ…島文化の中心地、上2つの文化とは交わらない独特な世界
ミナモ・トクサネ
ホウエン土着……それぞれが独自の文化圏を持つ、温泉が発見される前の古来からの住民が多い。
ムロ・ハジツゲ・ヒマワキ・キナギ・ルネ