拝読させていただきました!
例のアプリ発表から作品までの速さ……さすがきとかげさん……!
「アプリ」の出現から世界が塗り替えられていく描写が丁寧でぞくぞくします。
でもこれ、きっかけが本当に「アプリ」とは書かれてないんですよね……。
> 息子がスマホ片手に、しきりに虚空を掻いていた。
冒頭のこの時点ですでに息子にとってポケモンは「アプリ」の中の存在ではないですしね……。
お医者さんの対処も効果ないですしね……そもそもいわゆる中毒ではないでしょうから当然かもしれませんが……。
> その内に息子も落ち着きを取り戻し、宿題も言えばきちんと取りかかるようになった。
> 時々、床近くの空気を手で掻いていたが、私が見ているのに気づくと、すぐにやめた。
> 医者いわく、「アンインストール後の手持ち無沙汰を埋める行為」だそうだ。これも、時間が経てばなくなっていくのだろう。
もうこの時点で、「アプリ」は必要なくなってるんですよね……。
落ち着きを取り戻したあたりで、「アプリ」の介助が必要なくなったということでしょうか?それって言わば次のステージへ進んだってことなのでは……。
もしかしてこの医者の真の目的はそれだったのでは(考えすぎでは
そもそも、この「アプリ」を作ったのは何者なのか……目的は何なのか……。考えるのも野暮かもしれませんが気になりますね……。
とりあえず自分はこれ読んで例のアプリ入れることを決めました(
> 私には見えないだけで、車道を危なく横断するポケモンがいて、山の中でしか捕まえられないポケモンがいて、遠くのマグマ溜まりでは伝説のポケモンが眠っている。
> そう言われても、どれだけ世の中のニュースが書き換わっても、私には、ただのアプリしか見えないまま。
そして部屋に引きこもりから謎の廃屋へ(違う
レイヤーワールドがじわじわ拡がっていて久方さんは楽しいです(
素敵な作品を読ませていただきありがとうございました!!