【013】フレアドライブ ☆ 3 ☆☆ 6 ☆☆☆ 17 合計66 (自由感想) すごいです、文章の勢いが。まるで、読んでいるこっちまで走ってるような気になりました。これまでの出来事を一万字に圧縮して書かれた文章の疾走感がたまりません。 悩みを途中でぶち切って走る彼の思いに圧倒されました。雪まみれでカッコ悪いのにかっこいいです。では、拙文失礼しました。 きとかげ (自由感想) 豊富な語彙力と、それに導かれる、手に取るように情景を思い起こさせる秀逸な描写に感動しました。 ゲーム内のシーンすらも設定に盛り込んで、短い中でキャラクターを完成させた小説だと思います。 私もこのような小説がかけるようになれればいいな、と強く思います。 面白かったです (自由感想) こういうあつい感じのお話が好きです。 また、お話書いてください。 ☆☆☆ 躍動感パネェ!! 主人公と彼女の関係も心に響きました! ☆ 勢いがあるので、すらすら読める。その反面、長い一文だと途中で息切れしてしまいます。 ☆☆☆ 熱いw 主人公目線での小説は、同じような表現が続き退屈なものが多い気がするが、この作品はスラスラ読めました。 なおかつ、盛り上がりがはっきりしていて、読んでいてワクワクした re ☆☆☆ 文句なしの☆3つです! 圧倒されました。スピード感がハンパないです。まさに全力疾走の作品でした。 ちょっと足跡の扱い方が似ている気がしてドキドキしました。いやレベルが全然違いますけど。 ゲームのストーリー要素を踏まえつつ、オリジナルというかアレンジというか。がうまいなあと。 何から何までうますぎて勝てる気がしないw 逆に感想が書きづらいです。 ぶっちぎりで一番になりそうです。 素晴らしい作品でした。 砂糖水 ☆☆☆ 少年やゴウカザルに置いていかれないように読みました。(笑)とにかく熱い! 暑い!! あつい!!! アツイ!!!! 少年少女の青春も時に甘酸っぱく、時にほろ苦い。そして、ボロボロになっても少年の心に喝を送るかのようなゴウカザルの根性にシビレました。後、ジャスト一万文字での『ゴールテープは目の前だ』という結びにもやられました! 巳佑 ☆☆☆ なるほど、ライバルにはこんなドラマがあったのか、と読んでいて何だかすっきりさせられる話でした。 がむしゃらで、でも主人公に勝てないライバルの青さ、若さ。勢いが感じられる良い作品でした。 クロトカゲ ☆☆☆ 一番ボリュームがあってスピード感があって思わずのめりこむように読んでしまった作品です。 個人的にこれが一番ですかね。 主人公の焦りやあわただしさがとてもよく分かりますし、何より読んでるこっちもはらはらしてきます もけはらまこと ☆☆☆ 文章よし、ストーリーよしで、いちゃもんのつけようがありません。回想シーンと交互に入れ替わるようになっているようですが、そこへの入り方もきれいだなと思いました。個人的には一番のお気に入りです。ぜひ、ゴールテープを1位で駆け抜けてください。 SB ☆☆☆ 初っ端から申し上げましょう。…個人的に、今回のエントリー作品群中、最も好きな作品です!(笑) 字数制限に引っかかったせいでしょうか、ちょっと文体に無理矢理な感じの部分が、幾らか目に付きはしたのですが……全体を貫くスピード感と、真に迫った心情描写が文句なしに素晴らしく、始終文中で繰り広げられている活劇の世界に引きこまれて、読み終えたのはあっと言う間の事でした。 …10000字の作品であるにも拘らず、残ったのはもっと読みたいという純粋な欲求と、何とも言えない爽快な後味。 このような感慨を持てた作品は、ジャンルや創作元を問わず久し振りでしたので、その意味でも非常に嬉しい一品でした。 ……この場を借りて、御礼を言上させて頂きますね(笑 ありがとう御座いました!) 好きな部分はそれこそ幾らでもあって、語り始めると迷惑行為になりかねない為、割愛させて頂きますが……(笑) 取りあえず、挫折に劣等感、好意と誇り、それに焦燥と意地と言った様々な諸要素を、見事に一つの目標に向けて転化させたそのストーリーに、惜しみない賛辞を呈させて頂きます。 …やはり野郎は、どんなに能力が劣っていようとも、己の全てを前に押し出し、前方ではなく背後に負って立つべきですな(笑) ……オトコは捨て駒――オンナコドモを先に立てて身を全うするなんざ、存在価値の崩壊だわ。うん。 …くったくたのボロボロになって、それでも尚前に向けて踏み出し続けた後にのみ訪れる、不思議な充実感――古き奥底の記憶の欠片が、少しだけ熱を帯びて形(かた)を成す……そんな作品でした。 クーウィ ☆☆ ・キーワード スピード感,一人称ライトノベル的,観念的な足跡 ・感想 タイトルからして既に溢れ出ているスピード感。そのスピード感をまったく殺すことなく、冒頭から結末に至るまで文字通り「駆け抜けた」のは見事の一言に尽きます。スピード感を維持するのは筆者にとってもバイタリティを必要とするスタイルだったと思いますが、おかげで止まることなく読める痛快な作品になっていると思います。 ただ、そのスピード感が仇となって、読者が付いて行き辛いと感じる可能性は否めません。読者はスピード感を味わいつつ、同時に言葉を咀嚼してじっくり飲み込むように読むのがベストと言えるでしょう。 586 ☆☆☆ 圧倒的な勢いを感じさせる、迫力とスピード感ある文章。わが身を削っても走り抜ける凄まじい疾走感、まさにフレアドライブ! そしておまけに10000文字ちょっきりって!! やられたー! 見つけた誤植も見直したときには直ってるし。お見事! なにも言うこと無し。☆☆☆。 サトチ ☆☆☆ 一言で言うなら「10000字を駆け抜けた」。まさにそんな作品。反動でダメージ受ける技、フレアドライブは非常にらしいタイトルと言えます。文章で疾走感って表現できるものだったんですね。お姉さん知らなかったわ。ゴウカザルは応募作品中でおそらく最も熱いキャラ。 で、話は変わるけれど、主人公の「俺」に共感しちゃったのは私だけじゃないんじゃなかろうか。「張り合っていたのは俺だけだった」……これ結構よくあることなんじゃないかなぁって。うん、なんか、わかる。読んでいて私は切なくなった。うん、わかるよ、わかる。これで失速(?)していただけに、後半の怒濤の追い上げがもうね、きたね。 ところで止めなくちゃいけないアイツは何者なんだろう? なんとなくダイヤモンドパールの主人公♂、♀に変換して読んでたせいで、ギンガ団のボス、アカギを連想したんだけれど、ゲーム中で彼はムカデ(笑)捕まえたワケじゃないし。そこで私が出した結論、それは、バグが原因で結局配布されなかった「天空の笛」を持っていることから察するに、こいついはきっと改造厨に違いない(笑)、というものでした。だとしたらたしかに止めなくちゃいけないヤツです! 負けていられません。バグ技・改造ダメゼッタイ。 こういうムチャクチャなのに勝てるのは、やはりムチャクチャな主人公しかいません。よろしく主人公、あとまかせたよ! No.017 ☆☆ 個性的な文体で、それが走るというテーマの疾走感とマッチしている。声に出して読むと、その魅力が分かる。ぜひスポークン・ワーズのイベントで観てみたい作品だ。 こうした作中での精神的矛盾は問題にならない。新しい自分とぶつかり合って止揚することで、ストーリーも作中主体も先へと進むのだ。 が、曖昧な表現、言葉の誤用や矛盾はよくない。 第七段落「胸を圧迫する呼吸のたび気管支が痛い。」胸は肺、気管支は喉である。言い換えれば“肺を圧迫する呼吸のたび喉が痛い。”何のことだか、分かったようで分からない。 テンガン山から戻った彼女が「表情を変えず」に「目を瞬かせ」るとはどういうことか。勢いのある文章と、勢いで書いた文章は似て非なるものである。 こういういい加減なテキストは、せっかくの良作に水を差す。 あと少しだけ、根気を持って推敲してほしい。作品への愛情がそうさせるはずである。 渡辺タテタ ☆ 参加点。以下自己反省。疾走感を押している割にはとかくリズムの悪さが目立つ。一万字にこだわって歯切れが悪くなった感が見え見え。いろいろあるけどそれが一番歯がゆい。 CoCo |