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  [No.1074] ピカチュウさんのクリスマス 投稿者:ヴェロキア   投稿日:2012/12/21(Fri) 13:28:38   35clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

どうも、ヴェロキアです。
お久しぶりです。
この話は、ピカチュウとその仲間たちが繰り広げるドタバタコメディーです。

でゎ、よろしくお願いします!!


  [No.1075] 【キャラクター紹介】 投稿者:ヴェロキア   投稿日:2012/12/21(Fri) 14:22:36   35clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

【キャラクター紹介】

ピカチュウ ♂
通称ピカチュウさん。本名はライ。いつもの仲間といろいろな旅をする。やんちゃな性格で、指揮官のような役割もする。

キバゴ ♂
通称キバ。本名はキチ。ピカチュウの仲間。むじゃきな性格。語尾に「〜ケバ」とつける。

ツタージャ ♀
通称ジャータ。本名もジャータ。ピカチュウの仲間。穏やかな性格。無口で、怪しまれない。

イシズマイ ♂
通称イシ。本名はカチ。ピカチュウの仲間。のんきな性格。石を集めている。

モノズ ♂
通称ドラ。本名はサザ。ピカチュウの仲間。凶暴な性格。空を飛ぶことを夢見ている。

バチュル ♀
通称チィ。本名はデン。ピカチュウの仲間。素直な性格。小さいので、存在感が無いといわれている。

ゾロア ♂
通称ゾロ。本名もゾロ。ピカチュウの仲間。生意気な性格。上から目線で話す。

レシラム 性別不明
時々ピカチュウたちの前に現れ、手助けをしてくれる。戦いのとき以外はおっとりしている。

エイパム ♂
本名セーメ。自称陰陽師。ピカチュウたちの前に現れ、「〜の不幸ですな」と未来を占う。


ミュウツー 性別不明
悪の組織「ダークサザウンド」のボスで、部下には「ダーク様」と呼ばれている。ピカチュウたちの敵。めったに洞窟から出てこない。

ワルビル ♂
ミュウツーの側近。めったに洞窟から出てこないミュウツーのために、部下の指揮をとっている。ミュウツーに忠誠を誓っている。

チョロネコ ♀
ミュウツーの側近。ミュウツーの肩に乗り、めったに洞窟から出てこない。恋心を抱いているらしい。


今はこのくらいです。


  [No.1078] 【第1話 今日はクリスマス】 投稿者:ベテルギウス   投稿日:2012/12/25(Tue) 09:36:37   34clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

クリスマスに更新しまーす。

第1話  


「トナカイのそりに乗って、赤い服を着て、良い子にプレゼントを配るおじいさん、だーれだ?」

「サンタクロース!!」

トナカイのそりに乗って赤い服を着て良い子にプレゼントを配るおじいさんは怪しいやん。空でも飛ばなかったらサンタじゃねーよ。

「皆さんは、サンタがいると信じていますか?」

「うん!!」

あっ 信じてるのね。見たこともないくせにどこに証拠があるんだよ。

悪口を言いながらライはポケモン幼稚園の偵察をしていた。中庭にはでかいツリーがあるし、飾りつけは雑にしてある。

ライは思わずぶるっと震えた。雪が降っていた。

「あっ、先生、雪だよ。」

「ホントね。じゃあ雪遊びをしましょう!!」

「いえーーい!!」

園児達が外に出てくる。見つかってしまう。ライは壁キックで屋根の上にのぼった。

「ロープ投げて」

トランシーバーで言った先は、キチだ。キチは幼稚園の木の上にのぼり、合図をしている。

「いくケバ!!」

キチがロープを投げ、ライは屋根から飛び移る。

あまりにすばやい動きだったので、園児達は見ていない。

「キバ。退却するぞ。」

「ちょいちょいまってくださいよ〜〜」

木の上から誰かに話しかけられた。

「私は陰陽師のセーメです。あなたの未来は、魔の不幸ですな。ところで、御祓いやっていきません?」

「殴られたいのか?」

「そんなつもりはございません。あなたに霊気が宿っているからですよ。キチさん。」

キチは体をさすっている。

「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

キチは叫んだ。園児が振り向いた。

「先生、木の中に何かいるよ。」

「警備員さん!!」

警備員のキリキザンが駆け寄ってきた。

「今すぐ立ち退きなさい!!立ち退きなさい!!あれ、誰もいませんよ。」

ライは、この木の地下深くに、本部を作っていた。エレベーターで地下へ降りることが出来る。

「じゃあ、誰もいなかったことにして、クリスマスパーティーしようか!!」

「やったー!!」

ライは本部でカチに話しかける。

「カチ。ミッションは成功したのか?」

「もちろん。今進行中です。」


続く


次回予告 【第2話 ミュウツーの陰謀】
今日はクリスマス。ライもパーティーを開こうとしたが、ついにミュウツーが動き出す!果たして、「魔の不幸」の意味とは?!


  [No.1081] 【第2話 ミュウツーの陰謀】 投稿者:ヴェロキア   投稿日:2013/01/19(Sat) 10:48:37   39clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

年も明けました。クリスマスなんか過ぎてますね。


第2話


ライは、地下本部から戻ってきた。

「パーティーの準備OKだケバ!!」

キチが飾り付けをしながら言う。

「みんな、任務のことは忘れて、楽しもうぜ!!」

「オーーッ!!」

さけぶ。周囲に聞こえているかもしれないが、今日はクリスマス。街中なんかもっと騒がしい。

その頃、ミュウツーは、ピリピリとしたムードのクリスマスをしていた。手に持っているグラスを握り締める。

「ワルビル、お前も知っていると思うが、今日はクリスマスだ。」

「はい、存じ上げております。」

「俺以外、知らないクリスマスを作り上げてみせる。」

「はぁ・・・」


その頃、ライたちはローストチキンにかぶりつき、最高のクリスマスを送っていた。

「ジャータ、最高だな。アム。」

ゾロがジャータと肩を組み、変なムードになっていた。

「やめてください。私たちは仲間でありますが、そういう関係ではないんです。」

落ち着いている。

「ゾロ、いい加減にやめたら。」

カチも止める。

「あはははは・・・」

笑ってごまかすゾロ。必殺技みたいになっている。

「もう・・・」

ジャータはゾロと離れる。

すると、あたりで大きい音がした。

「何?」

「どうした?」

ライは窓から外をのぞく。町は、紫色になり、植物は枯れ、ポケモンたちが逃げている。


「なるほど。こういうことでしたかダーク様。」

「そうだ。ただのクリスマスじゃない。『死のクリスマス』だ。」

「さすがダーク様。これで世界征服の夢はかなうかもしれませんな。」

その頃、ピカチュウは。

「これはミュウツーの仕業だろ。」

「そうとしか思えない。」

「まず、動機について考えるか。」

「僕、関係ないけど、セーメに『魔の不幸』っていわれたんだ。」

「それだ!セーメは当たった。」

その間にも、町は汚染されている。

「ピカチュウさん!報告です!3つの隠し出口全てがチョロネコ軍団に包囲されました!!」

「えっ?」

デンが報告に来た。本部のみんなが驚く。

「これはやばい。」

「どうする。」


続く


次回予告
ミュウツー指揮によるチョロネコ軍団に隠し出口が包囲された!この最大のピンチ、ライたちはどう切り抜けるのか?!
次回【第3話 迎撃】