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コメントいただいてありがとうございます。
>クロトカゲさん
そうですね、影響を受けているのは純文学だと思います。
でもたくさん読んでいる訳でもなくて、ほとんど村上春樹かトルストイくらいのもんです。
ライトノベルっていうと、中学〜高校生のころに『ロードス島戦記』を読んだくらいで。
まだラノベなんていう言葉が広まる前のことですが(笑)。
そういう意味では、ラノベのお約束や記号を見つけることはできなくて申し訳ないですね。
表現にはそういった作者と読者の共通体験みたいなものが大きく影響するので。
(例えばキャッチーな詞なんかは、固有名詞が上手く使ってあったりします。)
まあ、もともとがポケモンの二次創作なので、すでに共通体験に乗っかってはいますが。
純文学にせよライトノベルにせよ、いいテキストかそうでないかは同じなので、
その点は目を見開いて粗探ししています(笑)。
散文でも韻文でも、口に出してみるとテンポの悪さが露骨に表れるので、
特に助詞の選び方だとか、そういう細かい部分に注意がいきますね。
なにぶん、歌人なものですから。
たぶん俳句や和歌をやってる人が、いちばん助詞にうるさいと思います(笑)。
「キミノワスレモノ」なんかは純文学とかラノベとか言う前に、文章はダメだと思います。
でもまた別なんですが、神話だとか、古い宗教書の逸話集なんかに似てるなと思ったんですね。
それらは意図してではなく、長い年月でテキストが損なわれてしまって言葉足らずになるのですが、
この作品はそういった雰囲気が出ていて、また翻訳文学的で面白いなと思ったのです。
私は仕事でイベントディレクターをしているので、いろんな表現家を実際に観ています。
そうした経験から、ジャンルという垣根が限りなく低い読み手であると思います。
箇条書きみたいな返信ですみません。
これはいい文体じゃないね(笑)。
なんかヨイショしてもらっちゃってすいません。
励みにがんばります。
>あつあつおでんさん
投稿おつかれさまでした。
なんというか、寄席の「イロモノ」だなと。
「イロモノ」として出演する人は、それを自覚して演じているんですよね。
文章がとても良質だったものだから、ああ、この人は分かってやってるんだなと。
自分をコントロールしてこれを書いてるんだなと思ったんです。
注目を集めるのに、飛び道具的なものって有効ですからね。
バンドのコンテストで、なんかお客さん煽ってステージに上げちゃうとか、
どかーんと他のバンドにできないステージングを見せると印象に残りますから。
そしてそういうバンドは、決してグランプリを取ることもできないのですが(笑)。
大人な作者が垣間見られて、とても面白かったです。
作品を通して作者と対峙できるというのは、優れた作品の証拠ですから、
これからもひとつ筋を通したスタイルで取り組んでください。
あれ、自分が批評してもらってたはずなのにな(笑)。
今後とも、よろしくお願いします。
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