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※色々とカオスです。他作品のパロディ等も含んでおります。
アナウンサー『テレビをご覧の皆様お元気ですか……? 技と暮らすのお時間がやって参りました。本日は1時間スペシャルとなっております。まずは「ぜったいれいど」を皆様と勉強いたします。それでは早速本日も、ヒウン大学教授のワザマ シン先生をお招きしたいと思います』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、ぜったいれいどですがこれは強力な冷気で相手を一撃で瀕死に追い込む実に冷たい技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、化学の試験で気体の状態方程式の問題が出た様な場合ですね、すかさずこの技を使いますと、理想気体の体積を0にするという効果を発揮しますね』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「このゆびとまれ」を勉強いたします』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、このゆびとまれですがこれは相手の攻撃を自分に引き付けるという、実に目立ちたがりな技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、例えばかくれんぼでもしようかと思ったけど人が集まらないって事、ございますでしょう? そういった場合ですね、すかさずこの技を使いますと、仲間はずれにされている場合を除いて高い効果を発揮しますね』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「こうそくスピン」を勉強いたします』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、こうそくスピンですがこれは自らが回転して攻撃するという大変目の回る技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、例えばフィギュアスケートなどで高い評価を得たい場合ですね、すかさずこの技を使いますと 大変高い効果を発揮しますね』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「とおせんぼう」を勉強いたします』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、とおせんぼうですがこれは相手の逃げ道を封じて逃げられなくする、大変に迷惑な技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、自分の店に入ってくれたけどなかなか買ってもらえない、そういった場合ですね、すかさずこの技を使いますと、合法かはともかく、非常に高い効果を発揮しますね』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「みがわり」を勉強いたします』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、みがわりですがこれは自分の分身を作って代わりに攻撃を受けてもらうという実に無責任な技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、例えば死刑になったがどうしても行きたい用事がある、そういった場合ですね、すかさずこの技を使いますと、友人が身代わりになってくれるという効果を発揮いたしますね』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「ものまね」を勉強いたします』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、ものまねですがこれは相手が最後に使った技が使える様になるという実にオリジナリティのない技ですね。日常での効果的な使い方といたしましてはね、急に一発芸を振られる事って、ございますでしょう? そういった場合ですね すかさずこの技を使いますと、あなた次第で大変な効果を発揮しますね』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「やきつくす」を勉強いたします』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、やきつくすですがこれは相手の木の実ごと燃やしてしまう大変残虐な技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、探し物がなかなか見つからないって事、ありますでしょう? そういった場合ですね、すかさずこの技を使いますと、探し物が燃えない物の場合のみ大きな犠牲を伴って大変優れた効果を発揮いたしますね』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「あやしいかぜ」を勉強いたします』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、あやしいかぜですがこれは自分の能力が全て上昇する事がある、実に奇怪な技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、会社を休みたいのに今までに親戚が不幸に遭いすぎているって事、ございますでしょう? そういった場合ですね、すかさずこの技を使いますと、失敗した時のリスクは大きいですが会社を休める上に心配してもらえるという、一石二鳥の効果を発揮しますね』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「はきだす」を勉強いたします』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、はきだすですがこれは蓄えた物を吐き出して攻撃するという大変によろしくない技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、飲み会などで飲み過ぎて具合が優れない様な場合ですね、すかさず……ではなく場所を選んでこの技を使いますと、体調が少し回復するという効果を発揮しますね』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「ふくろだたき」を勉強いたします』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、ふくろだたきですがこれは相手1体を味方と共に攻撃するという、実に卑怯な技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、夢の煙が必要だがなかなか手に入らない、そういった場合ですね、「おら! 夢の煙を出せ!」と言いながらこの技を使いますと、引くに引けない結果が訪れますわねホホホ……』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「かたきうち」を勉強いたします』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、かたきうちですがこれは前のポケモンが倒された時に使うと威力の上がる大変正義感の強い技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、「オトートノカタキヲトルノデス!」と決意する事って、ございますでしょう? そういった場合ですね、すかさずこの技を使いますと、一番良い効果を発揮いたしますね』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「みねうち」を勉強いたします』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、みねうちですがこれは相手の体力が必ず1以上残るという、大変心優しい技ですね。日常での効果的な使い方といたしましてはね、例えば殺したい程憎い相手がいるって事、ございますでしょう? そういった場合ですね、すかさずこの技を使いますと、気絶させる事なく苦痛を与え続ける事が出来るという効果を発揮しますね。さらにこの技でなくとも攻撃後に「やったか!?」と発言する事によっても、同じ様な効果を発揮いたしますね』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「フリーフォール」を勉強いたします』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、フリーフォールですがこれは相手を空まで連れ去ってから地上に叩き落してしまうという、ドラマティックな技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、とある博士の頭の中に爆弾が! って事、ございますでしょう? そういった場合ですね、許しを請いながらこの技を使いますと、大変に高い効果を発揮しますね』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「ダストシュート」を勉強いたします』
ワザマ『ワザマでございます……。さて、ダストシュートですがこれはゴミを相手に当てて攻撃するという実に汚らしい技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、例えば道端にゴミが落ちている様な場合ですね、すかさずこの技を使いましてダストを手頃なゴミ箱にシュゥゥゥゥゥゥゥゥ! 超! エキサイティンな効果を発揮しますね』
アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。さて、本日の「技と暮らす 春の1時間スペシャル」終了のお時間がやって参りました。それでは皆様、また次回お会いしましょう。さようなら』
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エイプリルFOOOOOOOOOOOOOOOOOOOL! ごめんなさいごめんなさい。色々とすみません。カオスなのは仕様です。最後の方とかワザマ教授のキャラ崩壊してますね。嘘講座書こうとしてたんですけどね、こういう方向に落ち着きました。でも嘘っちゃ嘘ですよね。心残りとしてはもう少し長く書きたかったんですけど、エイプリルフールに間に合わせる為に断念した事ですかね。3時間スペシャルにでもしようかと思ったけど1時間に。あれ1つの技の解説どれ位の時間なんでしょうね。またネタが貯まり次第書いてみたいです。
と言う訳で他力本願スレよりきとらさんの技講座を書かせて頂きました。ごめんなさい。真面目な講座はきっと別の方が(ry
当初はエイプリルフールはポケナガの嘘ネタ投稿する予定だったんですけどね、発売前に書いたものですからコレジャナイ感が凄まじくてですね、没となりました。
とにかくですね、いずれまた書いてみたいですね。真面目に書く気はありませんが。
【書いてもいいのよ】
【描けるはずがないのよ】
【お好きにどうぞなのよ】
【こんな番組で大丈夫か?】
【ワザマ教授、お許し下さい!】
【超! エキサイティン!!】
はじめましてtyuuneさん!
ここでたまにたむろしている屍……もといてこです。よろしくお願いします。
僕はこういう作品が好きです、大好きです。
有名な画家。しかし、彼の作品は全て彼の手ではなくドーブルによって描かれていたものであった!!とかってありそうですもんね
自分よりも上手いがゆえに、嫉妬し、ドーブルの絵を自分のものとして出してしまう主人公の気持ちも非常にわかります。それに傷つくドーブルの気持ちも痛いほど……ああぁぁ。なんか切ない。心理描写っていうか心がすごい表現されててすごいなと思いました。
そして、ちゃんとハッピーエンドで終わってくれた……わぁぁぁあ、よかったなぁああ!!”
なんか創作意欲を刺激される作品でした。自分も頑張ります!
なんか散文な感想でごめんなさい、次回作を楽しみにしてますー!
夏だから、カキ氷でも食べようか。オニゴーリを呼んだ。溶けかけていた。
夏だから、アイスでも食べようか。バイバニラ呼んだ。溶けかけてた。
夏だから、みんなで涼もうか。チリ―ンを呼んだ。とても良い音色だった。
※100字
ある西洋風の都はずれにある高原には、空家が一軒あった。
私はその高原で散歩をしているとき、いきなりの通り雨にあって、その空家に雨宿りさせてもらうことにした。
中に入ってみると……ほこりが溜まっているのが分かる、というか、家具とかはそのままだったのか。
居間の方に入ってみるとほこりが積もっていて若干、白く染まった机が目に入った。
……この空家、いつからの物だろうか?
私がこの都に来たのはつい最近だ。
事情を知っているはずがない。
とりあえず、この家が空家だということは高原を散歩しているときに知った……だが、知っているのはそれだけで、後のことは知らなかった。
「ねぇ、おじさん……裁縫できる?」
――刹那、そんな声が耳に届いて、私はとっさに振り返った。
そこには、黒い人形みたいなものがふよふよと浮いていた。
赤い瞳に金色ファスナーの口……確か、本で見たことがある、ジュペッタというポケモンだ。
名前を知っているのだが、後のことは覚えていない。
ジュペッタという名前と姿、後はぬいぐるみポケモンとしか分からない、生憎、私は物知りではないものでな。
「裁縫……?」
「……うん、ここにボロボロになっちゃった人形が四つあるんだけど、縫い直して欲しいんだ。道具はここにあるし、指定とかも僕がするから」
うむ……雨宿りをしてもらっている身としては断れない。
私は引き受けることにした――いや、引き受けざるを得ないといったところかもしれないが。
「だが……私は人形師でもなんでもない。裁縫は人並み程度だが、大丈夫なのか?」
「大丈夫だよ。ありがとう」
ジュペッタが早速、その四つある人形のところに案内してくれた。
居間の入り口側にある机ではなく、奥の方の窓が近くにある小机の上にその人形は置いてあった。
確かに一つ一つがボロボロだ。綿とかむき出しになっているのが分かる。辛うじて……人型というのだけは分かったが。
ジュペッタが早速、木製の裁縫箱を持ってきてくれた……中には糸や、針がそろっている。
毎日手入れされているのだろうか、この裁縫箱の外見も中の物もほこりがあまりかぶってなかった。
まぁ、とりあえず、雨宿りのお礼に一縫いしてみるか。
まずは一つ目。
人の下半身部分に青い布の注文が入る。恐らくジーパンみたいなものなのだろう。
それを縫い終えると、次は上半身、白い布の注文が入る。無地のTシャツといったところか。
後は靴の部分と思われるところは黒、そして、肌色の注文で人の皮の部分を縫っていく。
髪にも黒の指定。
目は黒のボタンの指定が入った。
あ、もちろん、綿もしっかりと詰めている。
……これは、大人の男、か? とにかく体つきが良さそうな男ができた。
次に二つ目。
下半身は緑の布が注文に、更にロングスカートみたいにしてという注文が入る。
上半身は黒色の布の注文の後、桃色の注文が入った。エプロンをつけて欲しいのことだった。
靴の部分は赤色、肌の部分は茶色が入った……褐色系だったのか。
髪は白色が指定された、人間で言うとももの辺りまで白い布が伸びていく……長髪なのだろう。
目には青いボタンを入れて……もちろん綿を入れるのも忘れずに。
完成したのは……言うまでもなく女性だろう。
一つ目とそんなに大きさは変わってないから大人の女性だろう……とても優しいそうな女性ができた。
更に三つ目。
下半身は桃色の布が注文に、更にミニスカートみたいにしてという注文が入る。
上半身は赤色の布で、長袖の服を縫っていく。
靴の部分は白色、肌の部分は茶色が入った……この子も褐色系のようだ。
髪は灰色が指定された。ツインテールみたいにしてという注文がここで入る。
目には青いボタンを入れて、綿も繰り返しになるが、忘れずに、と。
完成したのは……先程の二つよりも小さいことから……恐らく、子供。
可愛らしくて、なんだか恥ずかしそうな少女ができたような気がする。
最後に四つ目。
下半身は青色の布が注文に、更に短パンみたいにしてという注文が入る。
上半身は黄色の布で、半袖の服を縫っていく。
靴の部分は緑色、肌の部分は再び肌色に戻った。
髪は黒で、目には黒色のボタンが取り付けられた。
完成したのは……これも最初の二つ同様小さいことから……子供だろう。
活発そうでやんちゃそうな少年ができた。
これで、全て終わった。
専門的な技術は持っていないので、できあがり具合はそれ程でもないが、まぁ、とりあえず人に見えるし、大丈夫だろう。
振り返ってジュペッタを見ようとした。
だが、近くに浮いていたはずのジュペッタがいない。
はて、どこに行ったものかと辺りを見渡してみると、すぐそこの床にジュペッタはたたずんでいた。
どうしたものかと尋ねようとして、ジュペッタを見ると、ジュペッタは体を重たそうにしていた。
自分の涙で自分を重くしていたのだろうか。
ジュペッタの体は何かに――涙が染みこんでいるような感じだった。
「ごめんね……僕を抱いて、もう一回、人形を見せてくれる……?」
言われた通り、ジュペッタを抱き上げた。
肌に濡れた物があたる。
ジュペッタは四つの人形の方を見つめていた。
「ありがとう……パパもママも……妹も……そして僕もいる……やっと家族がそろったんだ……ありが、とう。おじ、さん……もう、だいじょうぶ、みたい。僕は……独り、じゃ、なかったんだね」
嗚咽(おえつ)をだしながらもそこまで言うと、ジュペッタは徐々に光っていき――。
「本当に、ありがとう、おじさん」
跡形もなく消えていった。
最後には涙を見せながらも微笑んでいたのが心に残った。
この摩訶不思議な出来事の後、私はこの家の者について調べさせてもらった。
あの家には四人の家族が住んでいたらしい。
豪快な父親に、物腰の柔らかい母親に、恥ずかしがり屋な娘に、元気活発な息子。
今から約七年前のある日、どうやら、その息子が悪戯をした罰として家に留守番をさせられていたという。
その息子の父と母、そして妹の三人はその日、息子を置いて出かけたのだという……しかし、その三人は道中、不慮の事故で亡くなってしまった。
そして、何も知らない息子は、帰りが遅くてイライラしていたのだろう、勢いよく家を飛び出して、やがて、事故に巻き込まれて、死んでしまったという。
その日は皮肉にも息子の誕生日だった。
その息子の父と母と妹が握っていたというものが――。
あの家族の人形という誕生日プレゼントだった。
その事故に心を痛めた一人がせめて人形だけでも、ということでその四つの人形は家に置かれたらしい。
恐らく、年月が経っていく度にボロがでてしまったのだろう。
家のカギは開いていたから、恐らく、野生のポケモンが私と同じく雨宿りで家に入り込み、人形に手を出してしまったのかもしれない。
散歩コースに定めた高原を歩きながら、私は青空を見上げる。
……あのジュペッタは無事、家族に再会できただろうか?
いや、大丈夫だろう。
何故なら――。
あの家族の人形はいい笑顔をしていたのだから。
【書いてみました】
GW中は昨日で終わりかと思っていたら、まだGWマジックは終わっていませんでした。(汗)
まさかのGWマジック三連発。(汗)
今年のGWは充実しましたです。
深夜チャット中に色々と話に花が咲き、色々と路線が爆発したりした中、(笑)
カゲボウズやジュペッタの話が盛り上がったときに産まれた物語です。
恐るべしチャット、そしてカゲボウズやジュペッタの魅力に更にドキドキしました。
チャットではお世話になりました。
あの場に居合わせた方々に、この場を借りまして……ありがとうございました!
今回の物語のイメージカラーは個人的にセピア色……。
皆様にどうか温かいものと、ジュペッタの魅力が伝わりますように。
ありがとうございました。
【何をしてもいいですよ】
いつまで伸びるんだこのスレ!?(笑
レス途中に差し挟むのがややこしくなってきたので、
とりあえず【書いてみた】含め、
「小説」は親記事(http://masapoke.sakura.ne.jp/lesson2/wforum.cgi?no=384&reno=n ..... de=msgview)返信で
スレの一番下にくっつくようにしてくといいんじゃないかな。
個々の感想は各小説に返信でおkかと思いますがいかが。
【もっと伸びていいのよ】
【もっと親記事に拍手するといいのよ】
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