北海道や、青森でもローソクもらいの風習はあると聞きました。
キトラさんのおっしゃる通り、今のローソクもらいは、子供(ほぼ小学生)が「ローソク一本頂戴な」といってお菓子を貰いに行くものです。(一部の地域では本当に、お菓子をくれないとイタズラするぞ、と言う所もあるそうで、確かにハロウィンそっくりですw)
自分は一時期函館にいた時がありまして、年齢的にやったことはないのですが、浴衣姿の子供たちがお菓子を貰いにやって来たのを覚えています。
一般にローソクもらいは8月7日にするそうなんですが、函館では7月7日の七夕にします。
聞く所によると、これは昔、函館大火で孤児が親の供養のための蝋燭を恵んで貰ったことがきっかけだそうです。
そんな逸話を思い出して書いてみました。
子供の掛け声で「多いはイヤよ」の部分は、今「大いに祝おう」になってることが多いです。
あえて古い方を書いたのは、昔の「多くはいりませんから、一本だけ恵んで下さい」という気持ちがよく出てると思ったからです。