※最初に謝っておきます。ごめんなさい。
※最初に謝っておきます。ごめんなさい。
―― 新しい朝が来た 希望の朝だ ――
夏休み。少年少女は早朝のラジオ体操のために目を覚ました。
そこで歌われる歌のように、新しい朝を迎えるために。
しかし――新しい朝は来なかった。
太陽は暗く、上りきっているのに星がチラチラ見える。家の壁はひびだらけ、床は踏み抜く危険と隣り合わせ……。
それは言わば、『古い朝』とでも言うべき光景だった。
太陽が、消える。
新しい朝は、来ない。この先、永遠に。
そこでティーンエイジャーの少年少女の元にポケモンがやってきて言う。
「太陽を取り戻せ、新しい朝を君たちの手で作るんだ」と……!
そして始まる、長い長い一日。
人の悪意から生まれた魔獣を退治するため、少年少女は立ちあがる。
ポケモンと契約して手に入れた魂の力を使い、
――そう、バースト戦士として。
立ちふさがる魔獣。
「このピアノ伴奏……昨日の人と違う!」
「何っ――今日はサックスだと……!?」
目的不明の怪しい組織。
「出席シートは1人1枚だけのはずだ……なぜ3枚も持っている」
「夏休みが始まる前に、先生に3種類もらったんだ!」
主人公と敵対する、謎の少年。
「大きく身体をひねる運動で左右を間違えるとは……素人め」
「くっ……何て気まずいんだ!」
そして、裏切り。
「ごめん、私……寝坊したの!」
「判子が欲しいか? ならば――毎日来るがよい」
「集めればいいんだな……やってやる」
「よかろう。皆勤賞はノートだ。――鉛筆はやらんぞ」
「深呼吸の1回目は手を広げるんじゃない! 降ろすだけだ!」
「ちくしょう……ちょっと変わった動きのイメージ強すぎる……」
「気をつけろ! ジャンプの2回目は開・閉・閉だ!」
「ああ、わかった!」
「首をひねる動き……だと……昨日はなかったはず……」
「残念だな――首の運動はランダムだ」
「それはどうかな?」
「何っ……首をひねる動きを、見切っただと!?」
「残念だね。僕は気付いたんだ――会場紹介の長さと、首をひねる動きの関係にね!」
「何でだよ! みんなで……みんなで出席シートを全部埋めようって……約束したじゃないか!!」
「それに、本当は私……みんなの体操派なの!」
「みんなの体操なんか、ビデオにとればいいじゃないか……! こっちは出席シートがかかってるのに、なんで……」
「うちの家、デジタル映らないのよ! おばさんのうちで見させてもらってるの!」
「ごめん……知らなかった」
「ううん、いいの。言わなかった私も悪いもの」
「決めた! 今日から俺んちでみんなの体操をビデオにとる! それで、新しい朝がきたら……一緒にデジタルの映るテレビを買いに行こう!」
「だがどうする? そいつの出席シートにはもう穴がある。パーフェクトは狙えまい」
「俺たちは――俺たちは、諦めない!」
「! は、8時40分! それは……再放送!!」
果たして少年少女は、新しい朝を迎えることができるのか。
「鍵を握るのは謎の唄……そう、【第弐】だ」
「BURST!! 【腕を大きく回す運動】!!」
ポケットモンスターReBURST ――ラジオ体操の唄――
2011.8.32 ROADSHOW
「――ラジオの声に、健やかな、胸を」
「この薫る風に開けよ。それ……1、2――3」
+++++
朝6時過ぎのチャットでの早朝テンションの結果がこれだよ!
途中から古い朝もポケモンもReBURSTも関係ない。
ちなみに久方の方はReBURST嫌いじゃないよ!