「うん…ここだ」
ひとり呟くと、僕はインターネットから印刷してきたここら辺の地図を丁寧にたたんで、腰に巻くタイプの鞄の外側ポケットに差し込んだ。
それからチャックを開けて、中から、財布やら手帳やら種無し干し梅やらの上に乗っかっているモンスターボールを取り出す。
ちょっとどきどきしたのは、ある不安があったからだ。
しばらくの間モンスターボールを手の平で転がせてもてあそんでいたが、心を決め、ドアにそろそろと近づいた。
開けて、隙間から顔の半分だけを覗かせ、中を観察する。
そんなに混んでない。うう、入るべきか入らざるべきか…。
そのとき、若い店員が元気に声をかけてきた。
つい、僕はどきっと驚いて3センチくらい跳びあがってしまった。
店員も驚いた僕に驚いて目を丸くしている。
気まずくなり、僕は口を開いた。
「あ、あの、えっと、ポケモンをきき綺麗にしてくれるって聞いて、来てしまったんですけれど、はい…」
焦り、テンパり、物凄く噛んでしまったのだが、彼は爽やかに笑い、店の説明をしてくれた。
ここは「ポケモントリミングセンター」という、客の連れてきたポケモンを何が何としても綺麗にするのがモットーな店らしい。
もしかしたら、店のモットーでは無く彼のモットーなのではないかと感じたが。
説明しているときの彼の瞳はきらきらと輝いていた。
一通り話し終わると、彼は僕に、コースの説明を始め、またそれも終わり、期待を込めた目で僕を見た。
僕は恐る恐るモンスターボールを彼に見せた。
勿論彼はきょとんとする。
それから、真ん中の小さなボタンを押し、僕は宙にパートナーを登場させた。
現れたのは…。
「僕のポケモン、ゴースなんですけど大丈夫ですかね…」
流石に、彼はゴースと店の奥と僕を順番に見てから、ううん、と考え込んでしまった。そりゃあそうだよなあ、ガスだから。
――――――
うわああああ書いてしまったああああ
すみません書いてしまいましたああ
ポケモントリミングセンターとか毒男さん借りてしまいましたああ
すみませんゴース連れてきちゃって!!!
シャンプー…つけられんのかなって思っちゃったりして!
ちなみにまとめるのは素晴らしいアイディアだと思いますですはい!!(
海星でした!