ポケリアのマイコちゃんのお話です。
彼女のバースデーの日に、短冊を見ているところです。
七夕。それは人々が短冊に願いを書いて飾る日。
そして、恥ずかしながら、私の誕生日でもある。
「いっぱい短冊が飾られてるね。ちょっと読んでみようか」
私は笹に飾られている紙を見た。
人のお願いは匿名にしてあるみたいなんだけど……。どれどれ、
『マイコの料理の腕が上がりますように』
ちょっ、待て!短冊に普通こんなこと書く!?
『世界が平和になりますように』
壮大だなあ……。
『マイコにいい彼氏ができますように』
余計なお世話!!仮にできたとしてもみんなの嫉妬が怖いから無理!
……人のお願いって怖いな。ほとんど私絡みじゃん。……ポケモン達の短冊はどうなんだろう?
『はやく進化して、マスターの力をもっと高めたい チャオブー』
ごめんチャオブー、私の努力不足で……。でもありがとう。
『ボクの見た目で怖がる人を減らしたい ヌマクロー』
これ……どうすればいいんだろう?進化?うーん……考えてもいい解決案が浮かばない。
『よい予知夢が見られますように ムンナ』
切実だね……。でも、予知夢だから、調節できるのかな?分かんないなあ……。
その時、部屋が真っ暗になった。
「え、何何何っ!?」
私が驚いていると、みんなの声がして、
「「「ハッピーバースデー、マイコ!!!」」」
パンパンパーーーン!!!
クラッカーがいっぱい発射された!ポケモン達もしれっと発射していた。
「ありがとう……。でもすっごく煙たい……ゲフンゲフン」
クラッカーの量がすごいから、火薬の臭いがきつい。若干煙も立ってたし。
「ほら、ケーキ!頑張って作ってん!」
「ちょっと不恰好やけど、おいしいはずやから!」
形はちょっといびつだけど、折角作ってくれたんだ。食べよう。
パクリ
「あ、おいしい!!」
サプライズバースデーも無事に終わり、大満足なマイコなのでした。
マコです。
七夕は私自身の誕生日でもあるので、勝手にバースデーストーリーをねじ込んでしまいました……。
あ、私のお願いはですね……。
『もっとポケストが発展できますように』
ここも、ロングもですね。私も書き進めなくては。ポケリア+(プラス)!を。
もう一つはリアルな話です。
『今年こそは「不可」なしを!』
大学の考査の話です。ほとんど単位はとっていますが、毎回のように1個は「不可」をもらってしまうので、何とか今回はせめて一番悪くても「可」で止めたいです。
できる限り「秀」を目指します!(成績は秀が最も良く、次いで優、良、可、不可の順。)