ラクダさん! 感想ありがとうございます!!
自分にはもったいない言葉をいただいてしまって、嬉しいやら、恐縮するやら……でも嬉しいです!!
この作品を書くにあたって、鳥使いの少女とチルットとの絆をどう表現するか、長い間考えました。
「歌」をキーワードにすることは最初から決めていたのですが、どうすれば最大限に活かすことができるのかと。
最終的に、チルット・チルタリスが覚える技「ほろびのうた」を暗示するようなラストに繋がるように、ストーリーを組み立てることにしました。
文章表現に関しては『<自分が>最も読みやすい文体』を心がけるように書いています。つまり完璧に自分の好みです(笑
創作の経験には乏しいもので、何が良くて何が悪いか論理的に分析するような知識がないため、せめて自分で何度も読み返してみて、一番突っ掛らずに読めるような文章を書きたいなぁと考えております。
簡潔で読みやすい文体と感じてくださり、何よりでございます……!
主人公が息を引き取るシーンは作品中で最も力を注いだ箇所でした。
死の間際の人間の心情というものは、(当たり前ですが)自ら経験したこともなく、『幸いなことに』今まで身近な人から聞く機会もありませんでした。
ですので、創作でそれを描くことには多少緊張も致しました。軽々しい描写は、生命の軽視とも捉えられかねませんから……。
自分の価値観、人生観、死生観……それらが偏っていることは承知の上で、今の自分の経験でもって、でき得る限りの表現をしようと推敲を重ねました。
その表現が読んでくださった方の心に響いたならば、これほど嬉しいことはありません。
重いテーマの話になりましたが、これを書けて良かったと心から思えます。
この作品を書く機会を与えてくださったことに、ただただ感謝しています。
ラクダさん、本当にありがとうございました!
これからも、よろしくお願い致します!!