(作者には既出)
・起承転結がきちんとあって、終盤にかけてきちんと盛り上がる。すごいと思います。
・難を言うのであれば
「主人公のおかあさんがひとりだけ報われない」(未回収フラグとして残っている)。
これを回収するために、引きこもっていた主人公の自転車がパンクして使えず、おかあさんのママチャリ(うしろに子供のせるのがついてるような古いやつ)を
貸してもらって走りに行くみたいなところがあればいいのではないかと思います。
・さらに、親友に嘘をついているということの重みを増すために
ネット上のやりとりすら主人公にはできない(=世界とのつながりは親友だけ)という状況を作り出すのが、いちばん手っ取り早いのかと感じました。
ネット上の交流が主人公にあると、彼の感じている孤独が、なまぬるくなってしまうような気がして。