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  [No.2084] 【使ってみた】ルナt……もといスケベクチバシの所業の話 投稿者:マコ   投稿日:2011/11/22(Tue) 10:29:56   65clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
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ある日のことです。
ある場所で、ルナt……おっほん、失礼、スケベクチバシが佇んでいました。
このポケモン、本当はルナトーンという、れっきとした種族名があったわけですが、数々の変態としての所業の結果、いつのまにか「スケベクチバシ」という名で呼ばれて、それが既に定着していたのです。
彼は茂みに隠れ、ターゲットをこっそりと、狙っています。


「やっぱりミニを履いてる人とかメロン的な胸の子とかがいいなぁ……」
そう呟きながらツイッターにこの言葉のままツイートを打ちつつ、
「ハッ、いけない、ついつい変態の部分が……いけないいけない、オレは断じて自分の意思では……」
修正をかけていました。
でも心配しないでください、スケベクチバシさん。
あなたは、もう十分、変態なのですから。


そうこうしていたら、ターゲットが来ました。女子大生のようです。
彼女は誰かと待ち合わせているようで、ちょっぴりおめかしなんてしているようです。
「ミニスカートにレギンス、ちょっと胸は小振りか……、こういう人もたまには悪くないか」
そう小声で言うと、「実行開始」とツイートし、サイコキネシスを使い、女の子の服を脱がし始めました。


「まずはミニスカ……」
ぴらん、とめくれるスカート。
「次にレギンス……おおっ、絶景だ!」
感想がただのド変態です。
でも女の子も必死に念力に抗おうとして、めくれまくる服を必死に直しています。
「抵抗が強いな。よし、今度は……」
シャツが飛んでいきます。
なんと、ここにきてかのスケベは、サイコキネシスのギアを一段階上げてきたのです。しかもその都度ツイート。なんと器用なスケベクチバシ。
「ちょっと何これ!?」
被害者は半泣きです。だって正体不明の力(サイコキネシス)でミニスカをめくらされるわ、レギンスを脱がされそうになるわ、挙句の果てにはシャツも飛ばされるわ。
でも、彼女も負けてはいません。
「ムシャーナお願い、危害を加える悪人をサーチして」
念力には念力、ということでしょうか。服を必死に押さえつつ、夢現の桃獏にサイコキネシスでサーチを行わせたのです。


「絶景、絶景、……やばい、追ってきてる!!」
ピンチなう、要救助、とツイートするスケベクチバシですが、フォロワーのソルロックやガバイト達からのリツイートは散々たるもので、
「見損なったぞ、スケベ」だの、
「ド変態は女の子にボコボコにされればいい」だの、まあとにかく酷評です。
要するに「オレらは助けに行かねえからお前でなんとかしろ」とのことです。


「見つけたわよ犯人!覚悟しなさい!!!」
どうやら、被害者はスケベクチバシを割り出したようです。
しかし、スケベクチバシは観念するどころか今度はブラホックも外し、下着まで脱がしにかかってきました。
本性丸出しです。
何としても絶景フィーバーを維持したいのでしょう。
ですが、悪人にはそれなりの裁きがあるのが、世の常です。
「エンブオー、ラグラージ、揃って熱湯!ウォーグルはシャドークロー!フシギバナはソーラービーム!ムシャーナはシャドーボール!ライボルトは噛みつきを連打して!」
ルナトーンのタイプである岩とエスパーの弱点をつく技のオンパレードです。
青と黄色の雷獣が牙をもってがじがじ噛みつき、退却したところに大鷲の影の爪。桃色の獏からの影の球に、沼魚と大火豚が揃って熱水をぶっかける。
その全てがまさに「きゅうしょに あたった! こうかはばつぐんだ!」です。
そして、長い日光の溜めを終えた背に花を背負う大蛙が、花をスケベクチバシに向けて……、
「エンブオーが水技覚えるなんて!!!ちょ、ちょっとタンマ、オレこんな仕打ちは……」
「言い訳なんぞ聞くか!!ソーラービーム、発射!!!」
次の瞬間、太い光線がかのド変態を飲み込み、丸焦げにして吹っ飛ばしていった……。


「変態の末路、拡散なう……これでよし」
どこかで、それこそあの女子大生にすら分からないように、ソルロックは丸焦げスケベクチバシの哀れな姿を撮影し、ツイートに画像添付という形で一斉に公開しました。
またしてもスケベクチバシのフォロワーは増加しました。
もう100万人上積みされた模様です。
まあ、そのコメントの多くは、「あんまりにも酷いww」だとか「最低wwテラワロスwww」とかそんな類のものですが。
「高度情報化社会だいきらい……」
丸焦げのまま、スケベクチバシは呟くのでした。


その頃、かの女子大生は、というと……
「みんなゴメン、どうしよう……」
アドレナリンのスイッチがオフになってしまったようでほぼ裸の状態で大泣きしていました。
彼女と待ち合わせしていて、そこに駆け付けた男の友人たちは皆顔色が真っ青で、
「お前どないしてん!?」
「早よ服を着ろ、服を!!」
「目線どう向けてええんか分からへん……」
飛んだ彼女の服を探し出すことに奔走していたのでした……。



マコです。
リナさん、ネタ提供ありがとうございます。
「よければ自由にお使いください」とのあなたの言葉を受け、スケベクチバシさんを使わせていただきました。
一応、ロングのポケリアの登場人物と絡ませてあります。
つまり、スケベクチバシさんがターゲットにしたのは、ヒロインであるマイコちゃんだったわけです。
あの後数日間は、何とも言えない気まずさで仲間と口をきいてもらえないでしょうね。
つまらない文で恐縮ですが、受け取ってください。
【実はスケベクチバシ、意外とツボです】
【(嘘)シリーズ、大好きです】


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