当店のトゥートゥートゥーアイスは2月22日限定発売ですので、現在販売されておりません。 しかし、アイス屋『ice shop 22(トゥートゥー)』は毎日営業しております! チョコチップをまぶしたミントアイスや、イチゴ味のアイス。 濃くて口どけがよい抹茶味もそろえております。
面倒見がよいアイスの職人。 不思議な売り子。 そして店長は(自称)イケメンのネイティオ、イケティオ!
この一匹と二人で『ice shop 22』はお客さんのご来店をお待ちしております!
黄緑色のワゴン車が目印です。
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「何を書いているかと思えば、お店の宣伝ではあるまいか。感心感心」 どこぞにあるアパートの一室で、イケティオが机に向かって何やら作業していた黒髪の少女に声をかけた。 黒髪の少女は振り返って、『何か用?』という看板をイケティオに示した。 「いやぁ、我がアイス屋の為にこうやって貢献してくれるとはと思ってなぁ」 天井に顔を向け、無駄にキラキラと顔を輝かせているイケティオを無視し、黒髪の少女は作業の続きを開始する。 スルーされたことには触れず、イケティオが再び黒髪の少女が書いている宣伝に目を通した。 「ん? なになに、姐御肌で素敵でいつかは襲って眷属(けんぞく)にしたいアイス職人に、不思議な売り子、そして無駄にかっこつけているけど、かっこよくないし、馬鹿だし、使えないしといった、名ばかりの店長」 そこまで読んでイケティオはくわぁーとくちばしを勢いよく開けた。 「ちょっと待つがよい! そんなこと書いたら駄目ではあるまいか!」 『だって、本当のことなんだもん』 「本当のことだからとはいえ、そんないかがわしいこと、それとマイナスなこと、特に私に関してそんなマイナスなことを書いたら集客も何もないぞ!? って、ぶっちゃけすぎではあるまいか、これ!? というかこれ、ぶっちゃけったのか……」 ショックを受けたようで顔を下に向けるイケティオだったが、すぐに顔を上げて、くわぁーっと鳴きながら翼を大きく広げた。 「そんなことをする子にはトゥートゥーなお仕置きを――」
刹那、甲高い金属音のような音が鳴り響いた。
「ゆくろー。新作のアイスできたんだけど、食べるかー?」 台所の方から声が聞こえると、黒髪の少女――ゆくろは笑顔になり、そのまま部屋を出ていこうとしたが、何やら思い出して、再び机の方へと向かった。 それから何か紙に書いて、そこに置くと、部屋を出ていった。
『小樽さんへ。トゥートゥートゥーアイスはないけど、氷付けにした(自称)イケメンの残念なネイティオならここにあるから好きにしちゃっていいよ。雪女のゆくろより』
その手紙の傍には……もちろん、返事がない、ただの氷付けにされたイケティオがいるだけだった。
【小樽さんへ】 コメントありがとうございます! 返信、遅くなってすいません(汗)
> 2月22日、2が三つ、トゥートゥートゥー……。 > ゾロ目だとは思っていたのですが、ネイティオさんにお目にかかることになるとは思っていませんでした。
実はとある方のツイッターで『2月22日は――』というのを見て、思わず浮かんだのが、このアイスネタでした(笑) 自分でもまさかネイティオをトリプルに重ねる日がくるなんて思いもしませんでしたよ。 ネタの引き金を引いてくれた、とある方には感謝感謝です。(ドキドキ)
> くちばしに瞳、端正な仕上がりでいろんな味のフレーバーが楽しめそうですね! えぇ、色々な味が楽しめますよ。 抹茶味のアイスに、黒ゴマ味のアイス、後はチョコレートのトッピングなどなど。 不思議な味がすると思います、タブンネ(ドキドキ)
> 好きな人の過去や未来が覗けるかも!? ということでこれまた若い女の子の間で特に人気が出そうなイメージです(笑)
実はここだけの話、色違いのゾロアークを夫に持った美しいキュウコンさんも買ったとか買わなかったとか……おや、誰か来たようで(以下略)
> ところで、ネイティオさんのお顔の抹茶アイス、これって丸ごと抹茶アイスなんでしょうか。 > 実はアイスの中でも抹茶はお気に入りのひとつなので、すごく食べてみたくて仕方がないんですよね(笑)
はい、その通り、丸ごと抹茶アイスですよー。 某ハーゲンなアイスにも負けない抹茶アイスだそうで、それを含めて222円は本当に安い……。(汗) あ、自分も抹茶アイス大好きですー。 某スーパーなアイスは抹茶派。しかし、実はチョコも捨てがたくて(コラ
> 「2」の図案化もオシャレでした、お疲れさまです(*^-^*) ありがとうございます! 最初は「これ2を元にしているって伝わるかなぁ」と心配していただけに嬉しいです。 今回も2にこだわった図案となっております。(ドキドキ)
それでは失礼しました!
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