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  [No.2742] 【ポケ小説考】一緒にいるという事 投稿者:No.017   《URL》   投稿日:2012/11/04(Sun) 07:07:13   116clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
タグ:ポケ小説考

 そういえば作者さんが好きで読んでるトレーナーもののカップリングマンガあるんだけど、女の子のほうがトレーナーとしてひ弱すぎて(そこがかわいくもあるんだけどね!)、遠くない将来、付き合っている男の人との釣り合いのとれなさに耐えられなくなってしまうんじゃないかと勝手に心配になっていたりする。
 これはいくら男側が頑張っても、愛してもどうにでもなる事ではなくて、たぶんひ弱な側がなんとか自らのレベルを上げる事で釣り合いをとっていかないと関係を維持できないんじゃないかしらって、私は思ってる。たぶん男側が彼女を守るために頑張れば頑張るほどに彼女は葛藤し、傷つくんじゃないかって。
 だから彼女は一回、彼から離れて旅立つ事になるんじゃないかなってそんな事を一人勝手に妄想していたりする。

 現実の世界でも、創作者同士が似たようなレベルで固まったり、同じような収入の人同士が結婚する事が多い事を考えると、誰かと誰かが一緒にいるためには、実は釣り合いをとる努力をしていかないといけない。あるいはさらに上に行く為に所属集団から抜けないといけないという事が発生しうる。
 多くの人にとってポケモン小説は人生の一時の過程だ。きっといろんな理由でポケモン小説やマサポケを離れる人がこれからも出るだろう。それは仕方のない事だ。だからその離脱が、そういう次のステージに行く為の離脱だったらいいなって思ってる。

 さて、ポケモン世界に話を戻そう。
 だからまあ、きっとどっちかが強いトレーナーすぎて、破綻するカップルというのはポケモン世界あるあるじゃないかしら。ただし、仮に一方が弱くても料理むっちゃうまかったり、ポケモンのメンテナンスがうまかったりして、強いほうを支えるようになるときっといい関係になる。強くなって釣り合いをとるのもいいし、相手に足りない何かを補うのもいい。
 「鬼火」の話ででツキミヤに食われた彼女はそんな風に釣り合いをとったり、相手の不足を補う事が出来なかった女の子でした。相手がそういう風になるチャンスを与えていただけに余計に悲しい。
 旅する仲間もカップルも「好き」と言う気持ちだけでは「一緒にいること」を維持できないのだ。

 こんな話を考えた。
 よう相棒、今度のリーグ第一回戦で当たるあいつはかつて一緒に旅してた奴でな。奴のメンバーはよく知ってるから対策を立てよう。なあんて話。
 あるいは その「奴」を倒す為にコーチをしてるトレーナーって話も楽しそうだ。自らはトレーナーとしてピークを過ぎてるけど、教えるのは抜群にうまい。彼が倒そうとしているのはかつて旅をした仲間で、ライバルだ。彼と違って今も現役のトレーナーだ。
 彼は探している。そいつを倒せるトレーナーを。そうしてコーチをする。けれど奴は新しいトレーナーをぶつけられるその度に弱点を克服して強くなる。主人公もコーチとしての名声を高めていくけれど、まだ目的を果たせない。そんな感じの話はどうだろう。
 いかにも粘着質で小説向きの話だ。
 こういう奴は物語的には嫌いじゃない。


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