ポケモンストーリーズ!投稿板
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  [No.945] 皆さんに続いてみた。 投稿者:スズメ   投稿日:2010/11/09(Tue) 01:59:25   67clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
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 処女作といえば・・・・この、ポケストで書かせていただいたものです。
 書いたのは、今年だったりします。
 一年遅れの厨二病・・・・・。いつになったら直るのか・・・
 
 ちなみに、処女作であるこの短編、何度見直しても何がしたかったのか分からないという大物でございます。
 あまりのはずかしさに削除したものだったり。
 とりあえず、すべてが厨二。おまけに読みづらさMAX。



特にやることも無いので取り合えず、目の前で繰り広げられる戦いを眺めた。

 特に珍しいことじゃない。 この二人が喧嘩まがいのバトルをするのは。

 喧嘩まがいというよりソヨカが一方的に吹っかけてるんだけど・・・。

 アブソル(イザヨイという)に向かってキレイハナ・・・(なーちゃんというらしい)
 
 が勇猛果敢に突進していく。

 まあ、なんというか、無謀だなって感じの風景だ。

 対格差的にもそうだし、近づけば近づくほど頭についている鎌の餌食になりやすいのだ。

 とりあえず、早く終わんないかな〜と空を見上げた。

 ・・・・ソヨカいわくメジロの為なんだよっ!! らしいが、俺から見るとなんというか。

 「いらないお世話・・・なんだよな・・・」

 芝生にむかって背中から倒れこんだ。と、同時に肩に乗ってたルットが飛び立ち、腹の上へと

 移動した。ちなみにルットとは俺のチルットのことだ。 

 チラッと見た限り、ソラメはいつもの迷惑そうな顔。

 対するソヨカは、見なくても分かる。

 だって・・・さ。

 「っていうかあんたって何なのよ!! なんか言うといっつも・・なーちゃん!しびれごな」

 ソラメへの罵倒が聞こえてるし。にしても器用だよね、罵倒と文句を同時にするなんて。

 なんか知らないんだけど、ソラメは目の敵にされてるんだよな。

 ソラメも言い返せばいいのに・・あ、一応言ってるか。

 「知らんな」 って。
 
 ソラメももう少し友好的だったら友達も増えるしいらない反感も買わないだろうになー。

 と・も・か・く

 「あーあーもうさっさと終われー!!」

 頭を抱えてルットも巻き込み丸まってみた。

 「その元凶がなにをいってるんですか。」

 そんなことを言いながら、コウ がサイコソーダをもって現れた。

 そういえばこいつ、ジュース買いに行ってたんだっけ。

 「元凶って何だよ、・・・俺も一口」

 見てみると、コウは、ぽっぽを頭の上からどけて、ぼさぼさになった黒い髪を直しているところだった。

 なおし終わったや否や、かばんから入れ物を取り出し、サイダーを注いでポッポに差し出す。

 ・・・お前それ、いつも持ち歩いてるのか?!

 「なにいってるんですか。 このソーダは、ぽっぽとケーシィにあげるぶんです。」

 ケーシィの分を注ぎながら、当たり前だとでも言うように答えた。

 「自分の分はどうしたんだ。」

 そう聞くと、待ってましたとばかりにかばんから2本のサイコソーダを取り出した。

 ・・・2本?

 「ここにありますよ、メジロもどうぞ。 160円になりまーす。」

 「サンキュ・・・って金取るのかよ! 」

 「あたりまえじゃないですか。 よければ宅配サービスってことで20円上乗せしますか? 」

 「やめてくれ・・払うから。」

 仕方が無いのでしぶしぶコウに160円渡す。

 あったときからだが、コウってよく分かんないんだよな。

 いきなり学校に編入してきたし、先生いわく他の世界に住んでたとかトリップしたとか。

 ポケモンもって無かったくせにやけに詳しいし。(最近何匹か捕まえたらしいが。)

 ソーダの栓を開け、のどに流し込んだ。

 冷たさと一緒にシュワシュワッとした爽快感を感じる。

 それにしても・・・とコウがぼそぼそ話し始めた。

 「本当に、目の前の戦いを見てるとソーダの冷たさが吹き飛んでしまいますね。」

 「そりゃあな・・わざわざこんな暑い日に日本晴れなんかしなくてもいいのにな」

 局地的に猛暑となったバトル場からは、もうもうと湯気のようなものが立ち上っている。

 とうぜん暑いわけで、そうするよう命令したソヨカは汗だくだく。

 対するソラメは、なぜか変わらず普通に立っている。

 あ、なーちゃんのソーラービームだ。

 イザヨイはかわしたっぽい。 あ、あられだ。 イザヨイかな?

 「なんで、アブソルがあられなんか使うんですか?」

 まわりの気温は一気に下がり、肌寒いくらいだ。

 「ああ、δ(デルタ)種だからな。」

 「ポケモンカードでしたっけ? ホロンの何やらってやつですか。」

 なるほどとうなずくコウ。 ・・・・って?!

 「お前、知ってるのか?! ・・・というかなんだ。 ポケモン何たらとは」

 「もといた世界の遊びですよ。 ただのカードです。」

  なんてことはなさそうに、コウは答えた。

 「どういうことだ? ・・・とにかく、何で知ってる?」

 「だから、ポケモンカードです。 そんなに知ってるの、珍しいんですか?」

 「もちろんっていうか・・・知ってる人なんて研究者ぐらいだろ。 正式には発表されてないんだから。」

 「へー、初めて知りました〜・・・イザヨイって何タイプですか?」

 だから、ポケモンカードって何だよという質問を無理やり飲み込む。

 また、異世界だか、ゲームだか言われるだけだろうし・・・よく分からん。

 「ああ、たしか氷とゴーストだったはずだけど。」

 見た目普通のアブソルだからなー、 変な研究者が追っかけてきたりとかして
 
 すごい事件に巻き込まれたのも・・・いい思い出だな。(良くない)

 「やっぱり、あくタイプは持ってないんですか。 あ、決着がついたみたいですよ。」

 バトル場を見ると、確かに試合は終わってた。

 何の感慨も無くたっているソラメに対し、ソヨカはツインテールを揺らしながら

 ワーワーギャーギャー負け惜しみを言っている。

 「結果は何時も通りみたいですよ。」

 「ま、そう簡単には変わらないだろうな。」

 ソラメを迎えにバトル場へと降りていく。

 それを見たソヨカは、ひときわ大きい声で叫んだ。

 「覚えてなさい! メジロはあんたなんか怪しい奴にはわたさないんだから! 」・・・と。

 言い終わったと同時にくるっと背を向け、走り去っていく。

 いつもの通り、小さくなって行く背中を見ると毎回思う。

 「渡すとかなんとか・・幼なじみじゃあるまいし。 むしろ幼なじみはソラメなんだけど。
  ましてやソラメは男なんだし、恋敵にはなりえないんだけどなあ。」

 「何ででしょうね。」

 「どちらにしても、迷惑するのは俺だ。」

 「そうなんだよな・・・なんでソラメなんだ?」

 「勘違いじゃないですか?」
 
 コウがそう言うものの・・・

 「それは無いだろ。」

 「あの時のですよ。 ちょうど3ヶ月ぐらい前の」

 3ヶ月・・・? もしかもして・・

 「あれを本気にするか? 直後に冗談だと言った筈なんだけど。」

 「思いつくのはそれぐらいですし。」

 うわ・・・本気で頭を抱え込みたくなった。

 「どちらにしても」

 今まで黙ってたソラメが口を開いて、

 「迷惑するのは俺なんだか。」

 そう、迷惑極まりなさそうにつぶやいた。

 いいかげんに、ソヨカにわけを聞かないとな。
 



 【批評は受け付けれないのよ・・・】

 ここで一言。
 みなさん、レベルが高すぎです。

 


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