面白く、読み応えがありました。
ノイズだらけであらゆるものが不定形な世界の中で、管理者と預け入れられるモノたちとの間で交わされる意思疎通が、出会いと別れの存在する一期一会の機会として繰り広げられる様が奇妙ながらも人間くさくて面白かったです。
水雲さんは、もともと計算機工学にお詳しい方なのでしょうか?
ハード、ソフト問わず専門用語が随所で活かされていて、最後まで世界観が一貫しているなと感じました。
こんな預け入れシステムがあれば自分もあれこれ預けてみたいですね。
きっと預ける前より少しブラッシュアップされたモノとして引き出すことができそうです。