博士がケースの中身を弔う(処分する)場に謎の人物が襲撃、それを奪取し博士を口封じ。
一年後、とある地方の片隅で不気味な噂が囁かれ始める。
闇に蠢く謎のポケモン。それを作り出した者の意図とは――――。
初めまして、ラクダと申します。
どうしても、某ゾンビ映画のウイルス奪取、あるいは某恐竜映画の胚強奪の場面が浮かんでしまいこんなことに。
例えば、ポケルスの悪性変異株(ただし博士が持ち出した物は不完全で無害)、または遺伝子操作した既存のポケモンの胚(これも未完成のまま)の情報を、部下の研究員の一人が襲撃者とその背後に流して奪わせ、自分はちゃっかり新部署に勤めつつ頓挫した計画の再構築を目論む、とか。
襲撃者側はテロ目的か兵器用のポケモンを手に入れるため狙っていた、とか。
要は狂暴化して手の付けられなくなったポケモンの話です。
主人公はトレーナーか、はたまた危険に巻き込まれた一般住民か……。
意味深な切り方に、ああでもないこうでもないと想像するのが面白かったです。
続編を楽しみにお待ちしております。