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  [No.2951] 恨人形作品解説 投稿者:No.017   《URL》   投稿日:2013/05/19(Sun) 09:13:58   90clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
タグ:携帯獣九十九草子

ジュペッタと人形浄瑠璃。
組み合わせたいという希望は前々から持っていました。
ただ筋書きがちゃんと決まっていなかったので、以前に本で得た知識をもとにネットの関連ページや該当本を読み直す事から始めました。
人形浄瑠璃といえば近松門左衛門で、曾根崎心中という事もあり、そのあたりを中心に調べる事に。
デPの曲にも取り上げられてますネ http://www.youtube.com/watch?v=6fvS81_fciE

以下、いろいろ拾い読みして解った事

・近松門左衛門は古巣を抜け出して独立した
・古巣と興業合戦を繰り返した
・演目のテーマは「歴史の事件」から「より身近なもの」へとシフトしていった
・結果、曾根崎心中が成立した

ちなみに、竹本座と宇治座が興業合戦をしていたのは、
曾根崎心中の成立よりだいぶ前なので、興業合戦に勝つ為にこの作品を作った訳ではありません。
この点に関してはストーリー展開上の創作になります。

ただし、

・曾根崎心中がブームとなり、心中ものがいろんなところで争うように上演された
・結果、心中が流行って 実際に死人が出た
・幕府に禁止された

というのは「マジ」です。
私の創作ではないです。
実際調べてみるといろいろ使えそうなエピソードが拾える事が多々あります。

いやあそれにしても。
創作というか芸術って人を殺せるんですね。
近松……アンタ恐ろしい男や。


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