ああ、これ4万字もあったのか。気づかなかった。そのくらい入り込めました。現実とゲームの世界の混ぜ具合がいいですね。
景色や季節ごとの背景描写がとても綺麗です。ポケモンバトルの状態以上と現実の病気をひっかけてるのも上手い。
個人的に、作中のゲームが大好きなBWなのも嬉しかったです。使い方も上手い。最初の一歩を三人で、ってのを現実のメイとアキラとモトキに重ね合わせているところとか。BWのきなくさいストーリーの空気もこの作品に合ってるなあなんて思います。
難病ネタと厳選の是非は話の王道ですが、二つのテーマの調理が上手なので新鮮な気分で読めました。
しかしチューのシーンは微笑ましいやらこっぱずかしいやらでニヤニヤしますね。