マサラのポケモン図書館 カフェラウンジ
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  •   [No.2934] 幸福の一文字【04/30追記】 投稿者:砂糖水   投稿日:2013/04/23(Tue) 21:58:36     107clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

     ある日のことです。ある草原にいっぴきのコラッタが生まれました。そのコラッタはふつうのむらさきいろのコラッタたちとちがって、きんいろのコラッタでした。
     いろちがいのポケモンをめずらしいと言ってよろこぶ人間もいます。けれど、それは人間からしたはなし。
     ポケモンたちからすれば、まったくちがいます。
     いろがちがうということは、めずらしいと同時に仲間外れということなのです。みんなとちがうということは、それだけで受け入れてもらえなくなってしまうのです。
     いろがちがうというだけでそのコラッタは、仲間にいれてもらえませんでした。
     ある日。きんいろのコラッタがいる。そんなはなしを聞いた、たくさんの人間がみんなのばしょをあらしていきます。みんなはきんいろのコラッタのせいだと言いました。出ていけ、と言いました。
     かれは大好きなおとうさんやおかあさんのために、出ていくことにしました。もうこれ以上、めいわくをかけたくなかったからです。
     つぎの日、かれは人間につかまりました。でも、よくばりな人間たちは、もっといろちがいのコラッタがいるかもしれないと言って、みんなのばしょをあらしつづけました。

     きんいろのコラッタがつれて行かれたのは、とあるお金持ちの家でした。
     その人にとって、いろちがいのポケモンというのは、きれいな宝石と一緒でした。ただ、他の人に見せびらかすためのものでしかないのです。めずらしいものを持っていると、うらやましがられる、それだけです。それだけのために欲しがったのです。だから、注目されなくなれば、いらなくなりました。もっとべつのめずらしいものをみつけた人間は、かれを売りました。
     かれがつぎにつれて行かれたのも、似たような人間のところでした。
     誰ひとりとして、かれそのものを見てくれる人間はいません。
     人間にとって、かれはただの『もの』でしかありませんでした。すぐにあきられては、つぎの人間のところへ売られて行くのでした。
     つぎこそは、かれ自身を見てくれる人間のところへ行けるのではないかと、きたいしました。けれど、そんな人間はどこにもいませんでした。みんなみんな、かれのことなど見てはいません。『きんいろのコラッタ』しか見ていないのでした。
     そうするうちにだんだんかれは、つかれてしまいました。もう、なにもかもがどうでもよくなりました。そんなかれを見て人間たちは、あいそうがない、かわいくない、などとかってなことばかり言ってはかれを手放していきました。
     かれがわるいのでしょうか?
     かれがなにをしたのでしょうか?
     なにがいけないのでしょうか?
     答えなんてでません。
     かれは思います。
     どうしてぼくはこんな目にあわなくちゃいけないんだろう?
     どうしてぼくはきんいろなんだろう?
     どうしてぼくは生まれてきたんだろう?
     ある日、いたずら好きのこどもが、かれにむらさきいろのえのぐでいろをぬりました。いろがちがうのはおかしい、だからいろをぬってやると言って。
     いろがちがうのは、いけないことなのでしょうか?

     さいごにかれがつれて行かれたのも、それなりにゆうふくな家でした。かれはその家にいる女の子のために買われたのです。
     そのころにはかれの心はすっかりすさんでいたものですから、女の子を見てもなんとも思いません。ただ、ああまたか、と思っただけでした。
     女の子はかれを見てもなんにも言いませんでした。でもかわりに、ひざの上にかれをのせて、べたべたとさわるとにっこりしました。
     そうやってべたべたとさわられるのは、はじめてのことではありませんでした。たとえばかれのきんいろが、ペンキか何かのいろじゃないかをたしかめるためとか。そうやってさわられるのは好きではなかったので、かれは女の子の手から逃げるようにひざの上からおりました。
     そんなふうにさいしょからかれは嫌がったのに、女の子はかれをなでたがりました。だから女の子は、まわりの大人にたのんで、よくかれをひざの上にのせてもらいました。そうしてかれをなでるのでした。けれどやっぱり、かれはそれを嫌がってすぐに逃げるのでした。
    「コウ」
     女の子はかれをそう呼びました。かれはへんじなんかしませんでした。
     女の子はよくかれに話しかけました。ごはんはおいしいか、さむくはないか、あつくはないか、と。けれどやっぱり、かれはへんじをしませんでした。
    「コウ」
     はなれたところにいるかれを、女の子が呼びました。でも女の子は、かれがいるのとはべつの方を見ています。そういうことは何度もありました。
     そういえば、とかれは思います。女の子はいつもかれをしっかりとは見ていないことを。また、女の子がなにかをさわるとき、たいていそうっとさわることを。かれをひざの上にのせるときは、かならずだれかにやってもらっていることを。
     かれは気づきました。女の子は目が見えていないのでした。
     どうりで、とかれは思います。
     どうりでいろのことを言わないはずだ。
     でもどうしてぼくは買われたんだろう?
     かれがふしぎに思うのも当然でした。でも考えてもわかりませんでした。
     女の子はかれを見ることはできません。けれどいつもかれを見つめていました。
    「コウ」
     女の子はかれを呼びます。かれはいつものように、しらんぷりして部屋のすみっこにいました。
     けれどその日、女の子はおいしそうなにおいのするおかしを持っていました。だからかれは、はじめて自分から女の子のひざの上にのりました。おかしを食べるためなんだ、と言いわけして。
     それからよく、女の子はおかしをもってかれをまっていました。かれはおかしを食べると、すぐにまた部屋のすみっこにもどります。けれど、おかしを食べているあいだは、女の子のひざの上にいました。
     かれがひざの上にいるあいだ、女の子はかれをなでました。はじめはおずおずと。やがてしっかりとした手つきで。そうして、花がさくように笑うのでした。
     それからだんだん、おかしを食べおわっても、そのままでいる時間がながくなっていきました。こうやってひざの上にいれば、あたらしいおかしをもってきてくれるかもしれないじゃないか。そう、言いわけして。
     ある日のことです。女の子はまた、
    「コウ」
     とかれを呼びました。
     たまたま、そう、たまたまだとかれは言いわけしました。たまたま、気がむいたから。かれは、ちゅうとへんじをしました。
     女の子は、はっとして、しばらくしずかにしていました。そうしておずおずと、もう一度かれを呼びました。かれは、また、たまたまだといいわけして、女の子のひざの上にのりました。ただの気まぐれだと、何度目かわからない、言いわけをしながら。
     女の子はぎゅうっとかれを抱きしめました。はじめてのことでした。
     かれは、ああ、あたたかいなあと思いました。

     あるところに、ユキちゃんという女の子がいました。ユキちゃんは目が見えません。うんと小さいときに、病気になって目が見えなくなってしまったのでした。
     目が見えないせいで、ユキちゃんにはおともだちがいません。だって、みんなとおなじようにあそべないんですもの。それに、学校にもいけませんから、いつもおうちでべんきょうしていました。まわりには大人ばかりで、こどもなんていません。だから、ユキちゃんはいつもひとりぼっちでした。
     そんなユキちゃんをしんぱいしたお父さんとお母さんは、いっぴきのポケモンをつれてきました。そのポケモンは、いろちがいの、きんいろのコラッタでした。お父さんもお母さんも、めずらしいポケモンならユキちゃんがよろこぶと思ったのです。
     ユキちゃんはきんいろと聞いて、まだ目が見えたころに見たいろを思い出そうとしました。ユキちゃんはキラキラしたきれいないろをいっしょうけんめい、思いうかべました。きんいろのコラッタはめずらしいと言われましたが、ユキちゃんにはピンときませんでした。
     いろがちがうということのいみがわからなくても、ユキちゃんはとってもうれしくてたまりませんでした。だって、もうこれでひとりぼっちじゃなくなるんですもの。
     コラッタがユキちゃんのおうちにやってきた日。ユキちゃんはひざの上にコラッタをのせてもらって、べたべたとたくさんコラッタをさわりました。なんとあたたかくてやわらかくて、なめらかな手ざわりなのでしょう。ぬいぐるみとはおおちがいです。
     ユキちゃんがさびしくないようにと、お父さんとお母さんは、たくさんのぬいぐるみを買ってくれました。でも、どんなにぬいぐるみがあっても、ぬいぐるみは動かないし、あたたかくもありません。ぬいぐるみであそんでも、やっぱりひとりぼっちなのはかわらないのです。
     だから、コラッタがきてからというもの、ユキちゃんはコラッタに夢中です。コラッタをなでたくて、まわりの大人にたのんで、よくひざの上にのせてもらいました。そうしてそうっとコラッタをなでるのでした。でも、コラッタはいつも嫌がってすぐに逃げてしまうのでした。そのたびに、ユキちゃんはちょっぴりかなしくなりました。
     ユキちゃんはいつもおせわしてくれる女の人といっしょに、いっしょうけんめい考えて、コラッタにコウという名前をつけました。
     ユキちゃんは
    「コウ」
     とたくさん呼びました。でもコラッタはいつも知らんぷりするのでした。やっぱりそのたびにユキちゃんはかなしいと思いました。
     へんじはなかったけれど、ユキちゃんはよくコラッタにはなしかけました。ごはんはおいしい? さむくない? あつくない? と。けれどやっぱり、へんじはありませんでした。
     あるときユキちゃんは、いっしょに名前を考えてくれた女の人にそうだんしました。
    「コウとなかなか仲良くなれないの」
     女の人は、おかしをあげたらどうでしょうと言いました。
     それはいい、とユキちゃんはおかしを作ってもらいました。ダメと言われたけれど、そのおかしをちょっぴりかじってみたら、とってもからくってユキちゃんはたくさん水を飲むはめになりました。
     ユキちゃんがおかしをもってすわっていると、今までちっともちかづいてこなかったコラッタがちかづいてきました。おまけに、ユキちゃんのひざの上に自分からのりました。ユキちゃんはびっくりして、でもとってもうれしくなりました。
     それからよく、ユキちゃんはおかしを作ってもらいました。そうしてまっていると、コラッタがひざの上でおかしを食べるのでした。コラッタはおかしを食べるとすぐにいなくなってしまいます。でも、おかしを食べているあいだは、ユキちゃんがなでても逃げたりしませんでした。
     何度もおかしをあげているうちに、コラッタはおかしを食べおわっても、そのままひざの上にいる時間がながくなっていきました。ユキちゃんはうれしくなって、たくさんたくさんコラッタをなでました。
     そんなある日のことです。いつものように、ユキちゃんが
    「コウ」
     とコラッタを呼びました。へんじがないのはいつものことだったので、ただ呼んでみただけでした。でも、その日、コラッタはちゅうとへんじをしました。
     ユキちゃんはびっくりして、しばらくどうしたらいいかわかりませんでした。どうしたらいいかわからなかったので、もう一度、呼んでみることにしました。
    「コウ……?」
     すると、いったいどうしたことでしょう。おかしもないのに、コラッタがユキちゃんのひざの上にやってきました。
     ユキちゃんは思わず、コラッタをぎゅうっと抱きしめました。コラッタはやっぱりあたたかくてやわらかくて、生きていました。


     ほんとうは、ずっとユキちゃんのひざの上にいたかった、もっとなでてほしかった。だって、ユキちゃんはあたたかいから。ずっとずっと、だれもあたためてくれなかった。ユキちゃんのひざの上は、ユキちゃんの手は、ほんとうにあたたかくて。気づかないふりをしていたけれど、ぬくもりがほしくて。それをくれるユキちゃんのそばは幸せだった。
     ユキちゃんのあたたかいひざの上が、やさしくなでてくれる手が、名前を呼んでくれるすきとおった声が、見えないのにちゃんと自分を見てくれる目が、ユキちゃんのえがおが、みんなみんな、あたたかくて、やさしくて。おかしなんかなくたって、よかったのです。
     かれはもう、言いわけしないことにしました。
     ユキちゃんのそばに、ずっといるよ。だってユキちゃんは、とってもあたたかいから。

     きんいろの毛が、お日さまの光でキラキラとかがやいていました。ユキちゃんには、もちろんそのけしきは見えません。でも、ユキちゃんはもっとすてきなものを知っていました。




    【追記】
    語りたがりって場合によっては痛いかもしれないけど、気づいてもらえないのはやっぱり淋しいので、ちょっとだけ解説。
    ユキちゃんは漢字で「幸」と書きます。
    コウは幸の別の読み方。
    タイトルの意味はこういうことです。
    ちなみにコウは光とも書けるとかいうのもあったりします。


      [No.2933] ありがとうございます〜 投稿者:No.017   《URL》   投稿日:2013/04/13(Sat) 23:46:16     66clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    おお! 今二代目がきてるんですが、初代マスターまで参戦ならば大変心強い!
    とりあえずメールしますねー


      [No.2932] 技と暮らすダイレクト 投稿者:門森 累   投稿日:2013/04/13(Sat) 21:36:16     261clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
    タグ:逃げちゃ駄目だ】 【リロッ】 【バーリア〜! 平気だも〜ん!】 【汚物は消毒だー!】 【僕には大切な未来があるので】 【ざわ……ざわ……】 【ドゥエドゥエドゥエ】 【そこにシビれる! あこがれるゥ!】 【ゴウランガ!】 【インド人を右に

     ※前回同様パロディ含んだカオスです。

    アナウンサー『テレビをご覧の皆様お元気ですか……? 技と暮らすのお時間がやって参りました。本日も、ヒウン大学教授のワザマ シン先生が \直接/ 皆様に技の解説をいたします。まずは「プレゼント」を皆様と勉強いたします。』

    ワザマ『ワザマでございます……。さて、プレゼントですがこれは相手にプレゼントを贈るという真心のこもった技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、例えばいらないけど捨て辛い物がある、そういった場合ですね、すかさずこの技を使いますと、好感度を上げつつ処分する事が出来るという効果を発揮しますね』

    アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「ぼうふう」を勉強いたします』

    ワザマ『ワザマでございます……。さて、ぼうふうですがこれは強烈な風で攻撃する大変に大規模な技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、例えば休み明けで学校に行きたくない事って、ございますでしょ? そういった場合ですね、すかさずこの技を使いますと、一部の電車を止める効果を発揮しますね』

    アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「じこあんじ」を勉強いたします』

    ワザマ『ワザマでございます……。さて、じこあんじですがこれは相手の能力変化を自分にもかけるという実に内向的な技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、例えば汎用人型決戦兵器に搭乗する事って、ございますでしょ? そういった場合ですね、すかさずこの技を使いますと、大変に高い効果を発揮しますね』

    アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「みずびたし」を勉強いたします』

    ワザマ『ワザマでございます……。さて、みずびたしですがこれは相手をみずタイプにするという実に滴る技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、例えば偉い方のパーティがあるから友人の誕生会に行けないのをペットが病気だからと嘘をついた所、その友人達が見舞いに来る事って、ございますでしょ? そういった場合ですね、すかさずペットにこの技を使いますと、ペットの機嫌はともかく大変に高い効果を発揮いたしますね』

    アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「バリアー」を勉強いたします』

    ワザマ『ワザマでございます……。さて、バリアーですがこれは頑丈な壁を作り防御を上げる実に閉塞的な技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、例えば弾幕攻撃をしている時にボムを使われる事って、ございますでしょ? そういった場合ですね、すかさずこの技を使いますと、平気になるという効果を発揮しますね』

    アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「かえんほうしゃ」を勉強いたします』

    ワザマ『ワザマでございます……。さて、かえんほうしゃですがこれは 激しい炎を発射して攻撃する実に燃え上がる技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、汚物を消毒する、そういった場合ですね、すかさずこの技を使いますと、ヒャッハーな効果を発揮いたしますね』

    アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「ふみつけ」を勉強いたします』

    ワザマ『ワザマでございます……。さて、ふみつけですがこれは相手を踏みつけて攻撃するという実に物理的な技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、ある音楽ゲームのチュートリアルをプレイする様な場合ですね、矢印が判定エァリアに重なるタァーイミングで左のパァーノゥにこの技を使いますと、大変に高い効果を発揮いたしますね』

    アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「ゆびをふる」を勉強いたします』

    ワザマ『ワザマでございます……。さて、ゆびをふるですがこれは全ての技の中から1つを繰り出す実に運任せな技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、例えば未成年なのに飲酒を勧められる事って、ございますでしょ? そういった場合ですね、すかさず断りながらこの技を使いますと、大変に高い効果を発揮しますね』

    アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「さきおくり」を勉強いたします』

    ワザマ『ワザマでございます……。さて、さきおくりですがこれは相手の行動を最後にしてしまうという素敵に未練がましい技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、例えばある競技の勝者に賞金を払わなければならない、そういった場合ですね、支払う時と場所を指定していない事を理由にこの技を使いますと、その気になれば支払いは10年、20年後という事も可能になるという効果を発揮しますね』

    アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「こうそくいどう」を勉強いたします』

    ワザマ『ワザマでございます……。さて、こうそくいどうですがこれは体を軽くして高速で動く、大変にすばしっこい技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、とある城での移動において最速を目指す、そういった場合ですね、すかさずこの技を使いますと、大変ドゥエな効果を発揮しますね』

    アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「あくまのキッス」を勉強いたします』

    ワザマ『ワザマでございます……。さて、あくまのキッスですがこれは恐ろしい顔でキスを迫る、大変におぞましい技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、例えば遺産を乗っ取る為に精神的に追い詰めたい相手がいる事って、ございますでしょ? そういった場合ですね、すかさずその相手が思いを寄せる人にこの技を使いますと、痺れられたり憧れられたりするという効果を発揮しますね』

    アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「だいばくはつ」を勉強いたします』

    ワザマ『ドーモ。シチョウシャ=サン。ワザマでございます……。さて、だいばくはつですがこれは大きな爆発で回りを攻撃するという実際サツバツなジツです。日常での効果的な使い方といたしましてはね、ニンジャが絶命する様な場合ですね、すかさずこのジツを使いますと、爆発四散する効果を発揮しますね。ナムアミダブツ!』

    アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。続いては「サイドチェンジ」を勉強いたします』

    ワザマ『ワザマでございます……。さて、サイドチェンジですがこれは自分と味方の居場所を入れ替えるという大変に切り替えの良い技です。日常での効果的な使い方といたしましてはね、運転をしていて、くおぉー!! ぶつかる!! となる事って、ございますでしょ? そういった場合ですね、すかさずこの技を使いましてインド人を右にしますと、大変に高い効果を発揮いたしますね』

    アナウンサー『なるほど……。勉強になりましたね。それでは皆様、また次回お会いしましょう。さようなら』


    ――――――――――――――――――――――――――――

     えー、はい。ごめんなさい。またやりました。またやっちゃいました。すみません。
     前回よりパロディ分多めです。その分、分かり辛いネタも増えましたが。半角カタカナが反映されないのが心残りです。一部はネタというかシチュエーションですね。
     当初はエイプリルフールに照準を合わせてたんですが私用で4/1の午前中に投稿する事が物理的に不可能になりまして、じゃあ別に1日に間に合わせなくても良いかと思いまして今に到ります。
     来年も余裕があれば書きたいです。XYでネタに出来そうな番組が増えましたらそちらを書くかも知れませんが。

    【書いてもいいのよ】
    【描いてもいいのよ】
    【解説してもいいのよ】
    【お好きにどうぞなのよ】


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