マサラのポケモン図書館 カフェラウンジ
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  •   [No.2282] Re: 【告知】3/18(日) HARUコミックシティ打ち上げ会 投稿者:西条流月(代理タブンネ)   投稿日:2012/03/10(Sat) 22:54:33     79clap [■この記事に拍手する] [Tweet]



    きとらさんが諸事情あってPCが使えないようなので、代理として書き込みました
    きとらさんもさんかするらしいので、名簿に加えておいてください。


      [No.2281] Re: 【告知】3/18(日) HARUコミックシティ打ち上げ会 投稿者:   《URL》   投稿日:2012/03/10(Sat) 21:13:36     92clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    記事を掲載して一週間+αが経過しました。
    イベントの開催当日まで一週間となりましたので、少々気が早いですが


    3/13(火) 21:00


    上記の時間までに参加表明をなされた方でメンバーを確定したいと思います。
    まだ参加表明をされていない方は、お早目の返信をお願いいたします。


    ※場所は検討中です


      [No.2280] Re: 【告知】3/18(日) HARUコミックシティ打ち上げ会 投稿者:久方小風夜   投稿日:2012/03/10(Sat) 21:12:44     106clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    ホテル取れました。
    何とか行きたいと思います。


      [No.2279] Re: 【告知】3/18(日) HARUコミックシティ打ち上げ会 投稿者:渡邉健太   投稿日:2012/03/10(Sat) 20:43:14     79clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    じゃ、フランス留学経験のある俺が勉強を見てあげるという名目で。

    たぶん、行けると思う。


      [No.2278] Re: 【告知】3/18(日) HARUコミックシティ打ち上げ会 投稿者:   投稿日:2012/03/09(Fri) 22:53:42     91clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    参加したいです。
    鳩さんとは少ししかお話できていないので


      [No.2277] ふらふら効果につき――。 投稿者:巳佑   投稿日:2012/03/08(Thu) 13:27:45     66clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
    ふらふら効果につき――。 (画像サイズ: 383×550 81kB)




    > >  ぷち模様に渦巻き一つ乗せたそれはパッチールの耳カチューシャ。
    >
    >  言い値で買おう

     遅くなってすいません。
     音色さん、お買い上げありがとうございます!(ドキドキ)

     ただし、ふらふら効果プラスにつき、自動車や自転車などの乗り物を運転するのは危険ですので、着用の際には運転禁止でお願いしま(以下略)

     それでは失礼しました。


      [No.2276] Re: 【告知】3/18(日) HARUコミックシティ打ち上げ会 投稿者:レイニー   投稿日:2012/03/08(Thu) 01:07:36     76clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    まだちょっと予定が未定なところありますが、きっと行きます。 ノ
    こっそりリストに名前加えておいてください。


      [No.2275] Re: 【告知】3/18(日) HARUコミックシティ打ち上げ会 投稿者:西条流月   投稿日:2012/03/07(Wed) 21:53:11     85clap [■この記事に拍手する] [Tweet]




    おそらく当日春コミ参加してから行くと思います。
    そんなわけで人間男子一名も名簿にプラスでよろしくお願いいたします。


      [No.2274] シナモン 投稿者:音色   投稿日:2012/03/06(Tue) 23:06:16     108clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

     寒い。
     吐き出した息は白く凍りついて天に昇っていった。手袋もマフラーも、本来の意味をなしてない。
     学校の暖房ですらどこか恨めしい。少しだって温まらない体に、友人どもはゾンビなんじゃないかとからかっている。
     いつもの事だ。その程度の悪ふざけができる仲なのだから。それでも、手を触って懐炉を押しつける奴もいるくらいなので、洒落にならない冷たさなのだろう。
     手を擦り合わせても少しだって温かくならない。悴んできた体そのものが、感覚そのものを奪っていく。
    (あったかいものが欲しい・・・)
     自販機でもいい。コンビニでもいい。何か、あったかいもの。するりと喉を通って、腹からぬくめてくれるもの。
     背中の鞄はずしりと重いが、背中に触れるのは鉛のような冷たさばかり。
     ただひたすら、極寒の道を歩いていく。


     ぽつんと、温かい色が見えた。


     道の端にポツンとたたずむ暖色色の煉瓦。開いているのかいないのか、いまいちわからない暗い店内。
     あるよね、ああいう店。気にはなるけど、寄るほどの勇気がない。
     ただどうしてかその日に限って、やたらと暖かそうに見えた。
     ふらりと近づいて、店の名前を見上げると、古びれている筆記体の英語は何が書いてあるのかさっぱりわからない。
     その横に申し訳程度に『紅茶専門店』と書いてあるのは分かった。
     入口のドアの横にはお勧めメニューらしきものが小さな黒板に書いてあったけれど、流れる様な達筆はかすれて消えかかっていた。
     鈴の音を響かせて、寒さから逃れる様に中に避難した。


     がらんどう、そんな印象が飛び込んで来た。外から見るよりも、仲はもっと暗かった。
     土塊のキャンパスに鼠色で影を付けたような戸棚に、腐葉土が更に腐ったようなカウンターはしんみりとした世界をひろげていた。紅茶の入った瓶が素人にはただ乱雑に並べてあるように見える。
     吊るされている明りは時々、思い出したように点滅した。何も無いが、たくさんある。そんな空間だった。
     カウンターの中には、誰もいない、わけではなかった。置き物だと思っていた塊りがむくりと動いた。のそりと、けだるそうに動いたそれはゆっくりにもかかわらず随分はやくこちらに来た。
     適当に目に着いた椅子に座る。丁度正面にやってきたのは、首に小さな木札を下げたクイタランだった。木札は丁寧な縁取りをされたコルクボードのようにも見える。

    『本日のお勧めはシナモンティーです』

     そんな文句が書いてあった。
     こん、とカウンターをアリクイが爪で叩いた。妙な我にかえって、ふと目を落とすと、目の前には小さなリボンでとめられた薄っぺらいメニューカードがあった。
     それを手に取り開くと18世紀の香りがした。古臭くて埃っぽくて、そして紅茶がぶわりと名を連ねる。
     知っているような、やはり知らないような名前の羅列にくらくらする。また寒さがぶり返してきたのか、それとも端からこの店には暖房なんか存在しないのか。
    「あの、それで、お願いします」
     結局、クイタランの木札を指差した。
     最初からそうしておけばよかったんだ、とばかりに何処か不機嫌そうな態度でうなづいたアリクイは、くるりと背を向けた。
     尻尾からふわふわと湯気が上がっている。
     慣れているのか、主人のかわりか、瓶と瓶の触れ合う音がほんのわずかだけ空気を滑る。
     後は魔法のようだった。
     変色したラベルの貼られた瓶がシナモンが入っているのだろう。そこから温めてあったのだろう年季の入った乳白色のポッドへ落ちていく様子はどこか別世界の絵の具に見えた。
     器用な動作でコンロの上に置かれた鉄瓶は静かに湯気とともに音を吐き出して沸騰を告げる。
     爪の先でするりとそれを引っ掛けると、温まっている白へ丁寧に注ぎこむ。じっくりとむらしていくその手順は、まるで千年も前から決まっているかのように厳粛で鮮やかだった。
     赤と青の模様が施されたカップは何処かで見たような気分にさせて、記憶の引き出しを漁る暇を与えずにこつんと数分間の魔法は終り、透き通った色の紅茶が目の前に差し出された。
     かちりと爪が引いていき、少し下がってのしりと壁に身を預けると、鋭い目つきをさらに細くして、何も言わないアリクイ。
     カップに触れるとりりと熱かった。反射で引っ込みそうになるのを抑えて、弦の様な取ってに手を回す。
     おそるおそる口をつけると、温かい固まりが溢れてきた。全てを飲み干すのを覚悟するにはわずかに躊躇う量だけれども、構わず持ち上げようとする手を堪えるに必死だった。
     結局半分ほどをまず口にして、ふぅぅと大きく息をついた。全力疾走した後の胸の苦しさを程よく薄め、ふわりと湯気のようにじわじわと温まっていく感覚を信じた。
     寒くない。
     一度に飲み干さなくてよかった、ゆっくりと残りに口を付けた。アリクイは何時の間にか最初に見た置物のように動かなくなっていた。



     全てを飲み干して、カップを置く。防寒着を付けなおす。今度はきちんと仕事してくれそうだ。
     鞄を背負って立ちあがる。ごとんと椅子がそこそこの音を立てると、アリクイが起きた。
     俺が入り口近くに行くと同時に、ちんと壊れたベルがなった。タイプライターみたいなレジに、金額が表示されている。
     あわててポケットから小銭入れを引きづり出し、なんとかひっくり返した小銭で足りることに安堵した。爪から挟まれたレシートを受け取って、外に出た。
     クイタランの湯気が一つ、お供の様についてきた。



     極寒なんて幻だった。内側からわいてくる熱に酔いしれる。
     今日限り、今日だけの、かもしれないけれども。
     今はそれがとても、しあわせに見えて、家に帰ろうと足を進めた。



    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    余談  数学のテスト中に『紅茶を出すアリクイ』という怪電波を受信。そこから解けなくなった。
    別に分かんなかったわけじゃ、いやわかんなかったですが。
    シナモンティーはスパイスティーだそうです。ストレートじゃあんまり飲まないらしい。体を温める作用らしいです。後は頭痛を和らげたりとか。飲んだことないけど。

    【リハビリなのよ】
    【好きにしてくれてもいいのよ】


      [No.2273] 【嘘予告】ジャンルは終わった後から始まるRPG 投稿者:西条流月   投稿日:2012/03/04(Sun) 16:14:23     91clap [■この記事に拍手する] [Tweet]







     理想を実現しよう。
     一人の人間がそう言った。
     酷い現実に見て見ぬふりをすることこそが悪なのだと。虐げられる者を救うことの何が悪いと熱弁を奮う人間がいた。
     開放を。自由を。
     その理想に自分も惹かれた。傍らの相棒を虐げたことなんてなかったけれど、自分は虐げられる側だったから。傍らの相棒に救われたことがあったから、救われるのことの大切さを知っていたから。自分にできるなら、力になりたかった。
     その理想が押し付けであることも、それをすることで今度は別の誰かを虐げていると分かっていた。それでも、虐げている誰かは悪だと思っていた。
     理想の前では犠牲はつきもの。悪の犠牲で済むならば、安いものだとそう思っていた。
     そう思って久しかったが、一人のトレーナーが自分の前に現れた時、間違いだったのだなと気付いた。
     傷つきながら不敵に笑い、挑んでくるトレーナー。その期待に応えながら、戦うポケモン。その姿は虐げられる側でも虐げられた側でもなかった。
     冷水をぶっかけるようなその真実を目にしてしまえば、すべての人間からポケモンを奪えば、理想を達成できるという思いはあっさりと消えてしまった。
     だから、理想を求めた物語はここで終わる。


     次は正しく理想を実現するためにどうすればいいか考えよう。


     だから、これから始まるのは終わった後の物語。
     理想を抱いて、真実に敗れた後から始まる物語。


    ――ポケットモンスターブラックホワイト2――








    最近はRPGの前になにか入れるのがシャレおつだそうなのでってことで嘘予告第三弾

    【なにしてもいいのよ】


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