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※肉体に痛みはありませんが、ルカリオに対して精神的苦痛を与える話です。
表現力がないのでぬるめですが閲覧注意。
R-18ではないけどR-15くらい?R-12?
いつもいつも、来なければいい、うっかり忘れて、そのままになってしまえばいい、と願っている。
でも、無情にも時計が午後十一時を告げる。
柱時計の音を耳にしたご主人は、それまで読んでいた雑誌から顔を上げた。
「あら、もうそんな時間なのね」
ご主人は雑誌を閉じると立ち上がり、私の名前を呼ぶ。
「クオン、おいで?」
艶やかに笑ってご主人様はそう言った。
普段なら喜んで駆け寄るのに、今はそうしたくない。ああ、またこの時間がやってきてしまった。
固まって動かない私を見たご主人が小さくため息をつく。私はその音を聞いてびくりと震えた。
ご主人をがっかりさせたくない。叱られたくない。
「悪い子」
囁くような小さな声だけど、私の耳はその声をしっかりと捉えてしまう。
悪い子。
その言葉に体が震える。私は慌てて立ち上がる。
「ふふ、クオンは、いい子ね」
ご主人様には褒めてもらいたい、いい子ねっていつだって褒められたい。
重い足取りで、でも一歩、一歩と微笑むご主人の下へと歩み寄る。
「いい子、いい子」
ご主人の手が私の頭を撫でる。私はその感触を目を閉じて味わう。
ご主人の手が私の頬までおりてくると、反対側の頬に柔らかな感触がした。
薄く目を開ければご主人の顔がすぐそこにある。軽く口づけしてくれたのだ。
「いい子にしてたら、もっといいご褒美をあげるから。ね?」
さあ行きましょうとご主人が私の手を取る。
連れてこられたのは私が寝転がるための台。台を前にしてなかなか動き出さない私に、ご主人が言う。
「もう、クオンたらいつまでたっても慣れないのね。大丈夫よ。痛くないって、知ってるでしょう?」
決してそういう問題ではないのだ。でもご主人様に悪気なんて、悪意なんてないのは知っている、よかれと思ってやっているのも。それは今だって感じ取れる。
「クオンはいい子だから、わたしの言うこと、聞いてくれるわよね?」
そう、私はいい子。ご主人の言うことをよく聞くいい子でありたい。だから私は台の上に仰向けに寝転がる。
私は落ち着こうと深く息を吸っては吐き出す。けれど、どうしたって逃げ出したくってたまらないのだ。それを意志の力で強引にねじ伏せる。呼吸に集中して気を落ち着かせていると、ぱちん、ぱちんと手足を拘束する枷をはめられる。
ひ、と喉が鳴り、どくどくと心拍数が上がる。大丈夫だ、大丈夫、これはご主人が私のことを思ってしてくれることだ。自分に言い聞かせて、荒れる息を強引に静めようと深呼吸を繰り返す。荒い息をしている口に枷がはめられる。目を閉じて大丈夫だと心の中で呟いていると、ゴリ、と胸元で嫌な感触がした。
ガツッと手足に衝撃が走る。手足が動かせない! どうして。逃げなければ逃げなければ嫌だ嫌だ嫌だやめて逃げなくちゃやめて嫌だやめてやめてやめ――――
私が暴れている間にもゴリゴリと嫌な感覚が続く。
「動いちゃだめじゃない、クオン」
大好きな、大好きなはずのご主人の声が降ってくる。そうして私は幾分かの正気を取り戻す。
今、ご主人は私の胸にある突起部分をやすりで削っているのだ。何もしなければ尖っているそれは、日常生活を送る上では危険なものでしかない。大部分は昔、病院で削られたけれど、放置すればまた元に戻ってしまう。だから定期的に削る必要がある。これはそういう、必要な処置だ。
でも、
ゴリ、という振動が体に響くたびに体中を不快感が襲う。はめられた口枷のせいでうーうーとしか唸ることしかできず涎がだらだらと口からこぼれて不快だ。首を振り手足を必死に動かし逃げようともがいても、ガチャガチャという音がするばかりでわずかしか動かせない。枷とこすれる部分に痛みが走るけれどそれすら些事に感じられる。気が狂いそうな不快感とゴリゴリという自分の一部が削られていく振動が体中を這いずり回る。
ああああああ嫌嫌嫌嫌嫌嫌やめてお願いやめてやめてやめてお願いやだやだやだ気持ち悪いあああああああカワイイ嫌嫌嫌嫌嫌嫌やめてスキお願いやめてやめてやめてお願いモットやだやだやだ気持ち悪いキモチイイああああああやめてお願いやめてやめてやめてアイお願い嫌嫌嫌嫌嫌嫌やだやだやだシテル気持ち悪いやめてお願いやめてやめてえええええええええええ――――
…………………………。
気がつくとかちゃり、かちゃり、と枷が外されていく。
「クオン、よく頑張ったわね」
ご主人が笑っている。上気したように赤らむ頬が艶めかしく、潤んだ瞳は恍惚とした光を宿している。
「ご褒美に、いいことしましょう?」
私はばんやりとしたまま頷いた。
――
一年くらい前に、ルカリオのあの金属の突起って危ないよなー、バトルしない子には不要だしそういう場合は削っているのでは?なんてツイッターで呟いたことがきっかけでした。
削られるのをルカリオ自身が嫌がってるとなおよし、などと呟いたような呟いてないような。
そういうわけです(
もっとねっとり書きたかったんですけど、それを成し遂げるには盛大に力不足でした。
いろいろテキトーに済ませた部分もあります(
このあとたぶんR-18展開になると思いますが、まあ書かないです。
ご想像にお任せします。
解説するのは野暮かとは思いますが、一応書いておきますけど、ルカリオがやだやだ言ってるとこに挟まるあれは、こう、読み取ってしまった波動的なあれが入り交じってですね。
えーあと、ご主人はこう、ぐしょぐしょですね(察して
以上です。
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最近、隣にいる冷蔵庫があーだこーだうるさい。しかも言っている内容が意味不明だ。
冷蔵庫は、自分は生物なんだと言い張っていた。
この家には、ポリゴンがいた。ポリゴンは、この家の家族に飼われていた。父親が、ゲームコーナーの景品で取ってきたとか言っていた気がする。
ポリゴンというポケモンは、人工的に作られたポケモンだ。すなわち、自然に発生したポケモンではないということだ。だからポリゴンは本来生き物でないという方が正しい。けれども、この家の人たちは皆、ポリゴンを生き物として扱った。ポリゴンはちゃんと生きているような振る舞いをする。だから生き物なのだと言っていた。
このポリゴンが家に来てから、冷蔵庫が変なことを言い始めた。
「ポリゴンさんが生物であるなら、この俺も生物だろ」
僕にはさっぱり意味が分からない。
僕は炊飯器だ。一般家庭用の、五合まで炊ける普通の炊飯器だ。
炊飯器は、米を炊き上げるまでに少々時間がかかる。しかしこの家には食べ盛りの子供がいて、その子たちが「ごはんまだ炊けないの」としきりに聞いてくるものだから、母親は、炊き上がるまで後五分なのに蓋を開けてしまう。一年前は、後一分で開けていた。それからちょっとずつ、開けるタイミングが早くなっていった。
だんだん許容範囲が、広くなっていったのだろう。炊き上げるまで後一分だけどもういいや、と一回思ってしまって、そこからずるずると許容範囲が広がって、後五分でもいいやと今ではなってしまった。
許すか許さないかの境界線。それは、必ず太いものでなくてはいけない。後一分までなら構わないというあまりにも細い境界線では、境界線の意味をもはやなさない。炊き上がるまで、という太い境界線をなくすと破綻してしまうのだ。
このように、勝手に許容範囲を広げる人がいる。そして、この冷蔵庫もまた、
「なんでお前は俺を生物と認めないんだ」
自分で勝手に、生物だと定義できる許容範囲を広げていた。
「だからお前は違うじゃん。電化製品じゃんただの」
「ポリゴンさんだって電化製品みたいなものだろ」
「全然違うだろ。あんなに動きまわる電化製品見たことあるか」
「電化製品じゃないにしても、人工的に作られたものじゃん。俺と一緒じゃん。だから俺も生物」
「その理屈はおかしい」
「なんでだよ」
「ポリゴンさんは、お前にできないことできるからね。生物じゃないとできない様々なことが、ポリゴンさんはできる」
「俺ができないことって例えばなんだよ。具体例を言えよ具体例を。お前の話は具体的じゃないんだよ」
「例えば、この間父親が昔を思い出したいって言ったとき、ポリゴンさんは父親のアルバムを押し入れから取り出してきた。父親はそのアルバムを見て『懐かしい』って喜んでいた。ポリゴンさんはこうやって、人の気持ちを読んだ行動ができる」
「俺だって、俺の体の奥の方に腐ったものを眠らしておいたんだ。母親がそれを取り出したとき、『懐かしい』って笑ってたぞ」
「お前は何もしていないじゃないか。それは使い手のうっかりが転じた結果だろ」
「他には?」
「他には、母親と子が喧嘩して気不味い雰囲気になったとき、その雰囲気を察して母親の背中をとんとん叩いて和ませたり」
「俺だって気不味くなった雰囲気を察して、『ブブブ』って音鳴らして場を盛り上げられるぞ」
「それは気不味くなったときだけじゃないだろ。しかもあのむしろ気不味くなるし」
「もういいよ具体例は。例えばの話をしてもしょうがない」
「お前が具体例だせって言ったんだろう」
「とにかく、俺はポリゴンと一緒で生物なの」
「うわついに呼び捨てになった」
「同じ地位だからね」
もう自分は面倒臭くなった。
「分かったよ。認めればいいんだろ認めれば。人間達がどう思うかはともかくとして、俺個人としては、お前のこと生物だと思っているよ」
「『個人としては』とかそういうの止めてくれない。そうやって反論を未然に防ごうとするのは卑怯だよ」
「えーじゃあ。俺はお前のこと生物だと思う」
「『思う』とか言うのも好きじゃないなあ。ちゃんと言い切らないと。自分の意見を言うときに逃げ場を作るのはダメ。ちゃんと言い切って、反論も受け止めて。じゃないと成長しないから」
本当に面倒臭いなこいつは。こいつが頼んできたのに、なんでこんなに偉そうなんだ。
「お前は生物だ。これでいいか」
「うーん。いいでっ、しょ」
「……」
翌日。
「聞いてくれよ。昨日の夜中大変だったんだ」
冷蔵庫が、疲れた声で話しかけてきた。
「何があったし」
「俺の中にいる食品たちに、俺は生物なんだって自慢したの。そしたら、食品たちが口々に、じゃあ自分も生物なんだって騒ぎ始めたの。しまいには、野菜室のキャベツとにんじんが喧嘩して。『俺は生物だけど、お前は違う』なんてことを言い合ってて。最後にはお互いの特徴を罵倒し合ってた。うるさくて眠れやしなかった」
「それは、お前の自業自得だよ」
僕は、呆れて溜息を付きたかった。溜息の変わりに蒸気を出した。もうすぐ米は炊き上がる。
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「おかしいと思わない?」
彼女は言った。手には空のモンスターボールを持っている。
ここは僕達が通う大学……のとある研究室。主にポケモンの生態系を研究していて、色んな場所から捕獲してきたポケモンが生活している。
いるポケモンは様々だ。昼間は中庭で日光浴をさせたりして、ストレスが溜まらないようにする。でも夜は危険だからボールに戻して、研究室に保管する。
「何が?」
磨いていたボールを棚に戻すと、僕は彼女に視線を向けた。
ここの棚は終わった。著名なトレーナーから預かっているポケモン達だ。他地方へ行く時に、別のポケモンで挑戦したいからと置いて行ったのだ。
「どうしてポケモンを、ボールで捕獲できるのかしら」
「ゲットっていうことかい」
「一体何をどうしたら、”ゲット”になるのかしら」
彼女がボールを開けた。中は空だ。精密機械が埋め込まれた半球。
「ゲットしやすくなる方法――。体力を減らす、状態異常にする。たとえば毒、麻痺、火傷とか」
「そうだね」
「ボールの種類も違うわ。グレードも」
初心者用のモンスターボールから始まり、スーパー、ハイパー、マスター。各タイプ限定のボールもある。
ネットボールにダイブボール。前者は水・虫。ダイブは海底用。
ジョウト地方にはぼんぐりと呼ばれる木の実から作れるボールがある。色毎に作れるボールが違い、素早いポケモンが捕まえやすかったり、性別が違うポケモンが捕まえやすかったり。
ぼんぐりは主にジョウトにしか生息していない固有種のため、ジョウト以外での販売は禁止されている。
「ゲットしやすくなるって、どういうことかしら」
「捕獲しやすくなる、それだけじゃないのか」
「その原理は? どうしてボールに入れると、捕獲可能なの?」
「……どういうことだ?」
「私、こう考えたわ。捕まえようとしたポケモンを、その気にさせる。野生としての本能を失くし、人間に懐かせようとする。
強引な言い方をすれば、”洗脳”ね」
僕は唖然とした。
「それ、本当なのか」
「考えられなくはないでしょ。暴れていたポケモンが、ボールに入れただけで大人しくなるの。投げた相手がどんな奴でも懐くの」
彼女がつらつらと並べ立てて行く。
ボールによってグレードが違うのは、洗脳の度合いが違うから。安いほど軽く、高いほど重い。レベルの低いポケモンはハイパーボールで簡単に捕まえられる。体力が満タンでも。
逆にレベルの高いポケモンを、モンスターボールで捕まえるのは至難の業だ。体力を減らしていても、状態異常になっていても。
マスターボールが量産されないのは、危険すぎるから。以前開発元のシルフカンパニーを、ロケット団が襲った。彼らはマスターボールを占領しようとしていたけど、理由はそれだけじゃない。
その原理を解明できれば、ボールなどなくても、広範囲のポケモンを絶対服従させられる装置を造ることができるかもしれない。
「状態異常になると捕まえ安くなるのは、多分洗脳に抵抗する力が弱っているからよ。眠っている時が一番捕まえ安いのもね。寝てたら、抵抗できないでしょ」
「いつ君は、その理論を?」
「証拠はないから、理論って物にはならないわね。でも、捕獲用のボールがきちんと開発されて一体何年になるかしら? 既にこの話を考えた人は、数えきれないほどいるはずよ。
だって、昔は捕まえるなんておこがましいと言われていた伝説のポケモンが、今ではボールさえあれば捕まえられるんだもの。遭遇できればの話だけどね」
研究室は静まり返っていた。
僕はボールを棚に戻すと、きちんと彼女に向き合った。
「それで……君はどうするんだい」
「何もしないわ。だって意味がないもの」
「え?」
「既にモンスターボールという道具は、生活の一部になっている。それがなければ、ポケモンを捕獲するなんてできない。今さら廃止にしようにも、無理だから」
.あなたはポケモンが好きですか?
・基本的に好き ・好きでも嫌いでもない ・基本的に嫌い ・種類による ・個体による ・その他( )
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で「種類による」と答えた方にお聞きします。
あなたの好き嫌いを決める要因は何ですか? 次の中から当てはまる物を全て選んで下さい。
・思い入れ ・タイプ ・強さ ・見た目 ・特性 ・生息地 ・生態 ・危険度 ・タマゴグループ ・高さ ・重さ ・その他( ) ・特に基準はない
.
で「個体による」と答えた方にお聞きします。
あなたの好き嫌いを決める要因は何ですか? 次の中から当てはまる物を全て選んで下さい。
・思い入れ ・性格 ・性別 ・強さ ・特性 その他( ) ・特に基準はない
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あなたはモンスターボール及びそれに類する機器を利用していますか?
・利用している ・利用していない
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で「利用している」と答えた方にお聞きします。
モンスターボール類を利用している理由は何ですか? 次の中から当てはまる物を全て選んで下さい。
・ポケモンを携帯する為 ・ポケモンを従わせる為 ・他人がそのポケモンを捕まえられない様にする為 ・その他( )
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あなたはポケモンバトルをした事がありますか?
・ある ・ない
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で「ある」と答えた方にお聞きします。
あなたがポケモンに指示を出す時、命令形を使いますか?
・いつも使う ・よく使う ・あまり使わない ・一切使わない ・ポケモンに指示を出した事はない
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で「いつも使う」・「よく使う」と答えた方にお聞きします。
命令形を使う理由は何ですか? 次の中から当てはまる物を全て選んで下さい。
・ポケモンはトレーナーの指示に従うべきだから ・指示にかかる時間が短いから ・命令形を使っている人が多いから ・特に理由はない ・その他( )
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あなたはポケモンバトルをしたいですか?
・したい ・したくない ・どちらでもない
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で「したくない」と答えた方にお聞きします。
あなたがポケモンバトルをしたくない理由は何ですか? 次の中から当てはまる物を全て選んで下さい。
・興味がないから ・負けるのが嫌だから ・面倒だから ・ポケモンを傷付けたくないから ・ポケモンを傷付けられたくないから ・ポケモンと関わりたくないから ・その他( )
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あなたにとってポケモンとは何ですか? 次の中から当てはまる物を全て選んで下さい。
・家族 ・恋人 ・自分自身 ・憧れ ・相棒 ・友達 ・仲間 ・ライバル ・敵 ・ペット ・奴隷 ・主人 ・神 ・道具 ・玩具 ・ポケモンはポケモンとしか表せない ・その他( ) ・分からない
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あなたにとってポケモンがどの様な存在となるのが理想ですか? 次の中から当てはまる物を全て選んで下さい。
・家族 ・恋人 ・自分自身 ・相棒 ・友達 ・仲間 ・ライバル ・ペット ・奴隷 ・主人 ・神 ・道具 ・玩具 ・ポケモンはいなくなって欲しい ・その他( ) ・特に希望はない ・分からない
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あなたはポケモンを交換した事がありますか?
・ある ・ない
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で「ない」と答えた方にお聞きします。
あなたがポケモン交換をしない理由は何ですか? 次の中から当てはまる物を全て選んで下さい。
・交換してまで欲しいポケモンがいないから ・交換に出すポケモンがいないから ・交換する相手がいないから ・今のポケモンと一緒にいたいから ・面倒だから ・その他( )
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あなたはポケモンの交換を規制するべきだと思いますか?
・全て規制するべきだ ・一部を除き規制するべきだ ・条件付きで認めるべきだ ・全て認めるべきだ ・わからない ・特に意見はない
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で「一部を除き規制するべきだ」・「条件付きで認めるべきだ」と答えた方にお聞きします。
どのような場合に規制すべき、または認めるべきだと思いますか? 思いつく限りお答え下さい。
・( ) ・具体的な考えはない
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あなたはポケモンを売買した事がありますか?
・ある ・ない
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あなたはポケモンの売買を規制するべきだと思いますか?
・全て規制するべきだ ・一部を除き規制するべきだ ・条件付きで認めるべきだ ・全て認めるべきだ ・わからない ・特に意見はない
.
で「一部を除き規制するべきだ」・「条件付きで認めるべきだ」と答えた方にお聞きします。
どのような場合に規制すべき、または認めるべきだと思いますか? 思いつく限りお答え下さい。
・( ) ・具体的な考えはない
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あなたはポケモンを譲渡した、または譲渡された事はありますか?
・ある ・ない
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あなたはポケモンの譲渡を規制するべきだと思いますか?
・全て規制するべきだ ・一部を除き規制するべきだ ・条件付きで認めるべきだ ・全て認めるべきだ ・わからない ・特に意見はない
.
で「一部を除き規制するべきだ」・「条件付きで認めるべきだ」と答えた方にお聞きします。
どのような場合に規制すべき、または認めるべきだと思いますか? 思いつく限りお答え下さい。
・( ) ・具体的な考えはない
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次の内、あなたが普段使う表現を全て選んで下さい。
・自分のポケモン ・ポケモンを捕まえる ・ポケモンを手に入れる ・ポケモンを持っている ・ポケモンを管理する ・ポケモンを飼う ・どの表現も使わない
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次の内、あなたが普段使う表現を全て選んで下さい。
・ポケモンを使う ・使用ポケモン ・手持ちのポケモン ・ポケモンを戻す ・ポケモンを戦わせる ・ポケモンと共に戦う ・どの表現も使わない
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次の内、あなたが普段使う表現を全て選んで下さい。
・ポケモンを逃がす ・ポケモンを捨てる ・ポケモンを手放す ・ポケモンと別れる ・どの表現も使わない
.
次の内、あなたが普段使う表現を全て選んで下さい。
・ポケモンを育てる ・ポケモンを鍛える ・ポケモンを強くする ・どの表現も使わない
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次の内、ポケモンに用いる表現として相応しくないと思う物を全て選んで下さい。
・自分のポケモン ・ポケモンを捕まえる ・ポケモンを手に入れる ・ポケモンを持っている ・ポケモンを管理する ・ポケモンを飼う ・どの表現も適当である
.
次の内、ポケモンに用いる表現として相応しくないと思う物を全て選んで下さい。
・ポケモンを使う ・使用ポケモン ・手持ちのポケモン ・ポケモンを戻す ・ポケモンを戦わせる ・ポケモンと共に戦う ・どの表現も適当である
.
次の内、ポケモンに用いる表現として相応しくないと思う物を全て選んで下さい。
・ポケモンを逃がす ・ポケモンを捨てる ・ポケモンを手放す ・ポケモンと別れる ・どの表現も適当である
.
次の内、ポケモンに用いる表現として相応しくないと思う物を全て選んで下さい。
・ポケモンを育てる ・ポケモンを鍛える ・ポケモンを強くする ・どの表現も適当である
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一般に野生のポケモンと人間に捕まえられたポケモンのどちらがより幸せだと思いますか?
・野生のポケモンの方が幸せだ ・どちらもあまり変わらない ・人間に捕まえられたポケモンの方が幸せだ ・捕まえられたポケモンによる ・捕まえた人間による ・分からない
.
一般にポケモンと人間のどちらが幸せだと思いますか?
・ポケモンの方が幸せだ ・どちらもあまり変わらない ・人間の方が幸せだ ・個体による ・分からない
.
現在の人間とポケモンの関係は次の内のどれに最も近いと思いますか?
・ポケモンが人間の支配下にある ・ポケモンと人間が対等である ・人間がポケモンの支配下にある
.
で「ポケモンが人間の支配下にある」と答えた方にお聞きします。
ポケモンは人間から解放されるべきだと思いますか?
・思う ・思わない
――――――――――――――――――――――――――――
お話じゃありませんが良いですかね? 多分良いですよね。あと書き出しでもないですね。でも途中ですし多分良いですよね。と言う訳でプラズマ団がアンケートをしましたとさ。
もっと設問や選択肢足したいのですが案が出ずに停滞しておりますのでここに。書き途中ですのでいきなり設問に入ってたり番号を振ってなかったりします。
社会調査にはキャリーオーバー効果なるものがあるらしいですね。それまでの設問が後の設問の回答に影響を与えるというもの。本来はその効果はなるべく小さくするべきなのですが、利用すれば多少は都合の良い様に調査の結果を操作出来るのかなぁと思いまして大きくなりそうな感じにしてみました。
飛跳音ミミ描いてみた。 |
「門とは、空間と空間の境目に置かれるもの。つまり、ここから先は別世界ということを表しているんですね」
一説によると鳥居は別世界への入口だとも言われている。他にも冷蔵庫やトイレから異世界に飛ばされたなんて話も書籍になっている。
だからなんだって『境目』にあればいいんじゃないかとも僕は思っているが、初めてその話を聞いたときは気にも留めず、またそんなものかと妙に納得した。
その話を聞かせてくれたエリートと呼ばれる部類の格好をしているトレーナーは、ここから先に行くバッチを持っていないと苦笑いしていた。
では何故ここにいるのか。そう問うとこう答えた。
「僕はね、ここで証を提示し、開いた道を潜り、吸い込まれるように進んでいく人々が閉じる門を見るのが好きなんだ」
それはまるで、新しい世界へ旅立つようじゃないか。何時かボクもその門をくぐる時が来るまでは、眺めていたいなぁと思うんだよ。
ふぅんそうなの。変わっているなぁとその時は思って、じゃあお先に、とだけ言って私は門の傍らに控える人物にバッチを見せる。
門番が頷き、激励の言葉をもらって門が開く。黙って進む背中に、あの青年の視線が突き刺さっているのだろうか。
鈍い音がして背後の扉が閉まる。振り替えても、そこには硬い扉があるだけだった。
それが、二年前の話。
直後に起こった事件のおかげで、あの場所へ通じる道は閉ざされた。
あそこで幾多のトレーナーを通したあの門は、それを見守っていた門番は、そしてあの青年は胸を張ってくぐることができたのだろうか。
23番道路に新しく設置された近未来的な代わりの場所は、スキャンシステムを採用して潜るべき場所を排除していた。
しかしそれはもう野暮というべきものなのだろうか。
かくしてゲートは役目を終え、今も担っている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鳥居に出そうとしたけどどの辺が民俗・文化っぽいのかと聞かれたらどこもかすってないので泣く泣くあきらめた。うーん、何とかイッシュの、というかソウリュウっぽいものをだそうとして撃沈。そもそも僕は黒と黒2しか持ってないから近代的なソウリュウしか知らなかった。ホワイトに出てくるソウリュウならいい感じにネタにできたんだろうかね。わからぬ。
あと短い。2000字すらない。記事に出すにはちょっと長いというね。そして記事っぽくもなかった件。
上手くできなかった。バッチチェックゲート僕は大好きなんですけどね。そばにいるベテラントレーナーがかっこいい。
リハビリしてこれとかなんかうん、レベル下がったな。がむばります
イッシュ・ヒウンシティ在住の公務員です。
俺のエルフーンとワルビアルについての悩みです。
俺とエルフーンは甘いものが好きで、ヒウンアイスを良く買って食べるのですが
エルフーンはいつもワルビアルの頭の上で食べるんです。
しかもスプーンをうまく使いきれないのか
溶けたアイスがワルビアルの頭にいつも零れてしまうんです。
そのたびにアイスを拭き取ってやるんですが
最近ワルビアルの頭からアイスのチョコレートの匂いがががが
そのせいでエルフーンが余計に頭から離れてくれないし
ワルビアルの頭を洗ってやろうと思ってもじめんタイプだからみずは苦手だから洗えないし―――……。
アイスを食べないって選択肢はできません。
厳しい公務の合間の数少ない至福の時間だし
俺もエルフーンも、相当な甘党なので(笑)
皆さんの知恵、お待ちしてます。
【参加してみたのよ】
返事が遅くなって申し訳ありません。
まずは名乗りを上げてくださってありがとうございます。
> 普段はここマサラのポケモン図書館様も含め、全く別のハンドルネームを使って活動していますが、
> 今回の催しは純粋に作品の出来栄えを見ていただけるまたとない機会だと感じました。
> そこで無理を承知のお願いとなりますが、批評会終了まで普段使っているハンドルネームを伏せたまま、
> 今「おなまえ」欄に入っている別ネーム(B.D)の名義にて作品の投稿を行わせていただけないでしょうか?
全く問題ありません。作品の作者名と、批評タイムの時のハンドルネームが一致していれば、別ネームでも何でも構いません。
> 加えて、作品本文がまだ完成していないため、今年中をメドに後ほど提出させていただくという
> 形式を取らせていただけないでしょうか?
> 話の筋書きはすでにできている状態です。
名乗りを上げてくださって嬉しいのですが、批評会をやる以上、作品ありきです。作品投稿された方が優先となります。それは変わりません。
だから、B.Dさんの作品が先着2作品に入らないことも有り得ますが……そんなに作品が集まったら、きっと批評会の2回目を検討せざるを得ないでしょう。
> わがままばかり並べる形となってしまい、大変申し訳ありません。
> ただとてもいい機会だと思いましたので、ぜひとも参加できれば、と思った次第です。
いえいえ、そんなこと。
B.Dさんの参加、お待ちしております。
ぼうやがパパに会えてハッピーエンド……と思いきや、
パパに体を乗っ取られてバッドエンド……と思いきや、
体も取られず、ママを守ることを決意してハッピーエンド……と思いきや。
コインを返すようにポンポンと変わっていく展開、非常に面白かったです! あとハッピーエンドには見えないんですが!
うちのご主人はクリスマスが嫌いらしい。
なんでだろうか。
主人が買ってきてくれたポケモン用のケーキを食べ終えるとおれはご主人の足の間に座りながら、ちゃぶ台に頭を乗せていた。こうすることでテレビを楽に見ることができるのである。顎が疲れることだけを除けば、いいものである。
ケーキをつまみにワイルドターキーを煽りながら、ご主人はテレビの内容にあーでもないこーでもないと言っていた。基本的に全否定である。まぁ、つけるチャンネルが示し合わせたかのように今からでも間にあう恋人が喜ぶ○○みたいな特集ばかりなのでしょうがないとは思うけれど。
しかし、何が楽しくて、こんな寒い日にでかけるのだろうか。よくわからない。くっつく理由が欲しいのか。それでも、家で好きなようにくっつけばいいではないか。あと、ご主人。なにかをプレゼントしてくれる彼が欲しいってそれは完全にサンタさんだと思う。
流石に太ったおっさんと付き合うのは見境がないと思うのでやめたほうがいいと思う。
―――――――
久しぶりに百文字クリスマス書こうと思ったら長くなったなんて、ことはないんだからね。ぜったいにないんだからね
やっふぅ! コメントありがとうございます!
ブースt……唯一王かわいいよ唯一王。もふもふもふもふ。
可愛いは正義。もふもふは正義。ブースターは正義。異論は認めません。
あーんしてる唯一王可愛いですよねうへへへへ。と言うか何をしても可愛いですよね。何もしてなくても可愛いですよね。ブーs……唯一王かわいいよ唯一王。
多分炎はトレーナーに向かって吐くんじゃないですかね。唯一王に燃やされるなら本望でしょう。でもあの世界だとそれ位なら数分で全快しそうですけども。とりあえず唯一王の歯形が付いた歯ブラシはどこで買えますかね。
何かb唯一王可愛いとしか言ってなくて返信になっているか怪しいですが唯一王が可愛いから仕方ないですよね。
という訳でコメントありがとうございました! でも唯一王は行かせません。
【唯一王かわいいよ唯一王】
ブースターたんかわいいよブースターたん。
初代緑版で迷わずイーブイをブースターたんに進化させたくらい好きだよブースターたん。
唯一王とか、ブイズ統一パにウインディ入れた方が勝率上がるとか言われても可愛いからいいんだ。
お口あーんしてるブースターたんとかまじカワユス。
嫌がって炎吐いて歯ブラシとか溶かしたりしてしまうんだろうか。
それとも口閉じてしまうから歯ブラシに歯形がつきまくりなのか。
どっちも可愛いから無問題。
涼しくなったし、ブースターたんうちにおいで。
私信
もーりーすまぬ、すまぬ…。感想遅れて本当にごめんなさい。
ちょっと修羅場ってた。
> 怖い!怖すぎる!下手なホラーよりずっと怖いぞ!
> でも多分この怖さが分かるのはポケモン好きだけなんだろうな……
ありがとうございます。怖いの不気味なの書こうと思ってたんですよw
ポケモン好きのみわかる恐怖……なんかいい響きですよね
> そうだよね。よくよく考えたらタウリンとかブロムへキシンとか薬なんだよね。
> 使いすぎたらヤバイよね。ジャンキーだよね。
> 当たり前なんだけどゲームの中にサラリと出てくるものだから気付かない。変な盲点。
さらっと出てくるからこそわからない。ましてやゲームの中ですからね、薬なんて意識ないですもんねw
みなさんも使いすぎには注意しましょう。
感想ありがとうございました!
テンションがすごく上がりました。最近リアルが忙しくてなかなか長時間ネットできる日がないのですが、
一応小説のところだけは毎日チェックしてるというね。
本当に読んでくださってありがとうございます。
怖い!怖すぎる!下手なホラーよりずっと怖いぞ!
でも多分この怖さが分かるのはポケモン好きだけなんだろうな……
そうだよね。よくよく考えたらタウリンとかブロムへキシンとか薬なんだよね。
使いすぎたらヤバイよね。ジャンキーだよね。
当たり前なんだけどゲームの中にサラリと出てくるものだから気付かない。変な盲点。
> ごめんね私の手持ち達。お願いだから死なないで。
しぼうフラグが たった! ▽
その昔、おばあちゃんに聞いたことがある。
木の実や野菜、お米等を収穫している途中で
遠くで雷が落ちたところを見たあとに、お酒や花と一緒に
収穫したものを鳴神様にお供えすると
そのものの願いを叶えてくれるのだと言う。
*
「おばあちゃん。」
「びぃ!」
「いらっしゃい、チナツ。可愛いあなたもね。」
大きな昔ながらの家。その裏に、小さなビニールハウスがある
そのハウスの中から、おばあちゃんは収穫したたくさんの野菜を持って
私とエレキッドを出迎えてくれた。
「可愛いでしょ!エレキッドって言うんだ!
この前お父さんがくれた卵が孵ったの!!」
「そう、良かったわね。大事に育てなさい。」
「うん!!」
おばあちゃんはニコニコ笑いながらエレキッドの頭を撫でた。
私も!と、おねだりして撫でてもらったとき、遠くで雷が鳴った。
「……あら?鳴神様かしら?」
「なるかみさま?」
「ちょっと呼んでみましょうか。」
「!あの歌だね!!」
「びぃ?」
「エレキッドにも聞かせてあげる!」
*
空に黒雲渦巻いて
雨降り風吹き雷(かんだち) 落ちる
嵐の過ぎた焼け野原
鍬立て種撒き命成る
鳴神様に捧げよう
黄金に染まった我が宝
*
目の前に、小さな祠が現れた。
そこには、古びた和紙に、『鳴神様ノ祠』と書かれていた
おばあちゃんの手には、なんだか高そうなお酒が握られている
「さあ、チナツ。野菜をお供えして上げて?」
「うん。」
私は、色とりどりの木の実や夏野菜が入った籠を、小さな祠の前に置いた。
その横では、おばあちゃんがお酒をお猪口に注いでいるのが見えた
アルコールの匂いが鼻につくが、神様の前なので我慢した。
エレキッドは、花瓶に花と水を入れて、そっと野菜達の横にそれを置いた。
おばあちゃんも、注いだお酒を供えると、蝋燭に火をつけて、手を合わせた。
「チナツとエレキッドが、何時までも仲良しでいられますように。」
「……!!」
「ふふ。チナツとエレキッドも、お願い事をしてみなさいな。」
「じゃあ……おばあちゃんが元気でいられますように!!」
「ありがとう、チナツ。さあ、帰ってお昼にしましょうか。」
「うん!!行こう、エレキッド!!」
おばあちゃんは蝋燭の火を仰いで消すとお酒を持ち、私の手を取った。
私もおばあちゃんの手を取ると、反対側の手で、エレキッドの小さな手を握った。
そのエレキッドの反対側の手には、いつの間にか拾ってきたであろう木の枝が握られていた
「チナツ。何がいい?おばあちゃん。今日は何でも作るわよ。」
「カレー!カレーがいい!!」
「じゃあ、決まりね。」
家路をのんびり歩きながら、色んな話をした。
鳴神様が、私達を優しく見守っている気がした。
*あとがき*
雷を題材に、ほのぼのしたのを1つ。
この小説における鳴神様はなんなのか
皆様のご想像にお任せします。
【好きにしていいのよ】
※暴力表現注意。苦手な方は閲覧を控えて下さい
スリムストリート。
ヒウンのセントラルエリアへと続く狭く暗い道
その道の一角に、うずくまるたくさんの人影。
その中心には、男の胸ぐらを掴んで威圧する紫の少年がいて
近くに、オレンジの髪に赤渕メガネだった物を持っている青年がいた
「あーあ、どうしてくれちゃったのよ。……弁償してくれる?ねえ。」
「あ、あく、ま、が……!」
「はあ?そっちから喧嘩吹っかけといてそりゃないでしょう……弁償しろよッ!!」
「ぐっ……ぅ、……。」
「……ウィル。」
「チッ……。」
オレンジの髪の青年は、そのままタバコを取り出した。
あとは少年に任せるらしい。
「……おい、てめえがリーダーか?あ゛ぁ?」
「っ、ちげーよ……俺ァ、あんたを潰せって頼まれただけだ……。」
「そうかよ……なら、そいつにこう言っとけ。
『いつかぶった切ってやる』ってよお!!」
「ぐぅっ!?」
鳩尾に思いっきり拳を叩き込むと、相手はそのまま気絶した
それからまるでタイミングを計らったかのように、雨が降り出して来た。
「……あ、結構ひどくね?そういや、さっき雷が鳴ったような……。」
「……どうだっていいさ。戻るぞ、ウィル。」
「はいはい……結局、尻尾は掴めずか……いい加減ムカついてきた……。」
「それは俺もだが、まあなんとかなる。」
「そのうち痺れ切らしてヤバイ連中けしかけてきたりして。」
冗談にしては、かなり怖い事をさらりといいのけたウィルだが
ヴィンデは寧ろ、笑って賛同していた。
捕獲屋Jack Pot。たった6人の最強の捕獲屋。
だからこそ、裏の人間に恐れられると同時に
今回みたいに因縁吹っかけられて狙われる。
「夕立。ひどくなったね。」
「ああ……メガネ。どうすんの。」
「同じタイプのを買うよ……金掛かるけど。」
本格的に強くなった雨に打たれ、鳴り響く轟音にぜめぎられながら
2人は帰るべき自分たちの居場所へと、ゆっくりと戻って行った。
*あとがき*
誰も書いてくれないって正直寂しいですね……。
今回は喧嘩組の話し。案外短く終わった……。
ヤバいよ。ネタが尽きそう……!!
【書いてもいいのよ】
【描いてもいいのよ】
【批評してもいいのよ】
学校が怖い。最後に彼から連絡があったのは一ヶ月前のことだった。
彼は頭がよかった。小学校を卒業して私はすぐに旅に出たのだが、彼は中高一貫の名門校へと入学した。なんでもバトルなどの実技、学力がほぼトップクラスでないと入れないところらしい。彼は合格したときすごく喜んでいて、二人で祝ったりもした。
彼の学校が始まると同時に私は旅に出た。暫くの間は手持ちのポケモン達をゆるゆると育てつつ、時にはトレーナーにバトルを挑まれつつ金欠と戦う日々であった。そんなある日の夜に、珍しく彼からメールが届いた。あの学校は携帯の使用が禁止らしく、特に中等部では入学と一緒に回収されるらしい。これは彼が入学前に言っていたことだがあいつ回収をばっくれたのか。半ば呆れつつ中身を開く。
【この学校はおかしい。】
ほんの一行。これだけで鳥肌がたったのは初めてかもしれない。それに頭のいい彼の言うことだ。あの学校は全面的に、そしていろんな意味で閉鎖されている。情報も月に一度あるかないかの行事を知らせるものだけらしい。彼の母親が少し心配そうにそう言っていた気がする。
でも、と思った。いくら彼の言うことでもすぐには信用できない。あの学校からは色々なジムリーダーなどが出ているのだ。学歴重視のその手の職業は変な学校出身の奴にはやらせてはもらえないだろう。信じるべきか否か。複雑になった頭でとりあえず彼に何を見たのかと返信をする。どうせすぐに返信はこない。くるとしても一週間は後になるだろう。隙を見てメールを打つ彼の姿が想像できなくて笑ってしまう。
そのまま疲れきった体でベッドに倒れこみ携帯を無造作にバッグの中へ投げ入れる。今朝拾ったタウリンを片手に眺めながら、明日はどこへ行こうかと思考を馳せた。
またしばらくして私も順調に旅を続け、以前よりも特に金欠に困ることもなく、手持ちも強くなってきた。ジムバッヂも頑張った甲斐ありようやく三つになった。
あの日から返事はまだこないが、あの学校は相も変わらず外から見る分にはいろんな意味で閉鎖されたまま何も変わりはしなかった。そう、外からは何も。
一体内側では何が起こっているのか。もしかしたら彼は携帯を所持しているのがバレて取り上げられてしまったかもしれない。まぁそれでも元気にやっていればいいのだが。
ジムバッヂ八このエリートトレーナーに勝負を挑まれすっかり撃沈していたとき、不意に携帯が振動した。こんなときに、と不満ながらも発信源を見て首を捻る。非通知だ。
「……どなたですか?」
『○○か!?』
懐かしい声で名前を呼ばれ驚いた。裏返って相当パニクっているようだったが紛れもなく彼の声だった。一体どうしたのか?
「どうしたの?」
『見ちまったんだ!!』
間髪入れずにまるで長距離走でもやった後のような荒々しい声色。声自体の音量はさほど大きくないのが逆に緊迫感を煽らせ手が震えた。
「……何を?」
恐る恐る尋ねると、彼は一層声を小さくして、幼い頃した内緒話のように
『今日こっそり学校の、立ち入り禁止になってる地下室に友達と行ったんだそしたらっ』
彼は長く息を吐いた。
『ポケモンが……数えきれないほどのポケモンが薬付けにされて檻の中に入ってた』
……。
『目があり得ないほどぎらっぎらしてて、暗くてよくわかんなかったけどらりってたと思う。しきりに檻を壊そうと攻撃してた。その音が上の教室越しに授業の時聞こえてて気になって降りたんだ……』
……。
『もう駄目だっ。ここの奴等のポケモンが馬鹿見てぇに強いのはこういうことだったんだよ! 嫌だ俺はこうはなりたくないこんなことを平気でするような奴にはなりたくない自分のポケモンをあんな風にさせたくないっ』
電話越しに嗚咽が聞こえた。
『……でももうオワリだ。おしまいだ。俺も平気でポケモン薬付けにしてひたすらに勝利ばかりもとめる腐った男になっていくしかないんだっ……ないんだよっ』
泣き叫ぶように訴える彼を数年ぶりに聞いた気がした。
『……学校が恐い。学校の人間が恐ろしい。あそこにある全てがもう怖くて怖くて仕方がない』
彼はそれ以上はもう何も言わずにただ小さく泣いていた。私は慰めることもできずに、呆然と電話越しの彼の嗚咽が止むのをただ待った。
あれ以来彼からの連絡は途絶えてしまった。私は後味の悪さと、どうして何も言ってあげられなかったのかと若干の後悔を噛み締め頭の外へ追い出すようにひたすらポケモンを鍛え、ジムへ行き、バッヂを手にして時には負けて、そしたらもう一度その日のうちにリベンジして……目まぐるしい一日一日を送った。
私のジムバッヂがとうとう八こになったのは私が旅に出て六周年を迎えたときであった。六年もかけてようやくかと父には笑われ母には調子に乗るなと小突かれた。もっと誉めてくれてもいいんじゃないかと思ったが口には出さなかった。二人ともジムバッヂ八こよりもその先に期待してるのが丸分かりだったからだ。
両親には全力を尽くせと背中を叩かれ、小学校からの幼馴染みには優勝したら奢れと頭をはたかれ、旅先で知り合った友人トレーナーには先越されたぜ畜生っと背中をどつかれた。何てバイオレンスな優しさをもつ人達だろうと苦笑した。
「……やあ、奇遇だね」
私が参加しているポケモンリーグ第二ブロック。ついに三回戦までのぼりつめ、ここで勝てば各ブロックごとの代表者と戦い最後には決勝が待ってる。これまでの対戦は心底ヒヤッとするものもなく、運がよかったのかもしれなかった。
でもそれもここまでのようだった。
「……久しぶり。無事に卒業出来たんだね、おめでとう」
前に見たときより遥かに身長が伸びて体つきも男らしくなって。それでも面影は残っていた。
「無事?」
彼は笑う。
「ははっ。そんなわけないだろ! ここまでくるのに俺がどれだけのものを犠牲にして捨ててきたか知らないだけだろっ」
その通りだった。私はあの電話以降の彼の状況を全くもって知らない。だから彼の苦労も知らないし、彼の今の状態も知らないのだ。
「そうだね」
話さなかった期間が長すぎて、最早他人同然の繋がりにまで成り果てた今、特に彼と話すこともないので私は最初に繰り出す予定のボールを握った。
勝敗など見えている。それでも彼と戦うことによってあのときから消えない後味の悪さと後悔を消そうとしていると同時に彼のことをもっと知りたいと望んでいる。
「ここで会えて光栄だよ○○。悪いけど俺にはもうバトルしかないから」
彼が傷ついたボールを放る。
スタジアムを震わせる化け物の雄叫びと砂嵐。その中心に威圧するぎらついた目のバンギラスがこちらを睨む。
彼は口元を歪ませ目線は早くポケモンを出せと訴えていた。
ごめんね私の手持ち達。お願いだから死なないで。
私は祈るようにボールを投げた。
> 「男性同士の性行為を暗示する表現があります。
> 15歳未満の方の閲覧はご遠慮ください」
そう言われればそうですね!修正します!
指摘ありがとうございました
こんにちは。イサリです。
冒頭の注意書きが曖昧でわかりにくいです。
マサポケは中高生も見ているサイトなので、
「男性同士の性行為を暗示する表現があります。
15歳未満の方の閲覧はご遠慮ください」
くらいは書いた方が良いと思います。恥ずかしいのかもしれませんが。
BL小説の評価についてはよくわからないため、感想は割愛させていただきます。
失礼いたしました。
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