マサラのポケモン図書館 カフェラウンジ
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  •   [No.3531] 02 O ver nurse 投稿者:水雲(もつく)   《URL》   投稿日:2014/12/12(Fri) 20:13:51     53clap [■この記事に拍手する] [Tweet]



     口を開けて舌を見せたまでは良かったが、そのままの流れであちこちと、おまけにあんなところまで診察されるとまではさすがに思わなかった。主任と思しき人間の担当官が女性だったのが、かろうじての救いだった。
     肉体へは対菌検疫のために注射を10本以上は挿し、滝のような滅菌シャワーを散々に受けた。トライヴへは接続プラグからの心理催眠の焼きこみで、新たな闘い方の基礎情報をあれこれ流し込まれた。その処理だけでも小一時間はかかり、リンドウはだんだんと面倒になって、こころの割り当てを変え、生体維持システムに大体を委ねることとした。肉体機械問わず、研究者たちはあれやこれやとメンテナンスを続けていたようだが、リンドウは無意識にそれを任せ、本心はトライヴに実装されていた意識下のサッカーゲームに没頭していた。もうお嫁に行けないほどの不覚だと、とうに早い段階で諦めていたのだ。
     オンバーンバルーンを30体ほど空の彼方へぶっ飛ばしたところあたりで、主任が再び登場した。人差し指を立て、リンドウに見せる。向かって右から左へ、ゆっくりと水平移動。リンドウが意識を凝らすと、タイムラグもなしに、トライヴの可視光センサーが人差し指を追った。視覚映像にはどこも異常なく、きちんと見えている。かつての肉眼と同等、もしくはそれ以上の精彩さだった。素早く上下に動かしても残像なく知覚できている。が、その時々で首筋の裏にちくりとする痛みが走った。主任が後頭部に左手を添え、右手で黄金色のパーツを軽くねじると、途端に引いていった。
     研究者たちは念のためを思ってか、リンドウの精神をもバックアップしていたらしいが、幸いにもこころまでは死んでいなかったことが起動と同時に確認された。心理プロテクトを改めてかける手間が省けた分、ワンテンポだけ早めに解放された。
     最後は、ラティアスとしての性質と能力の試験。浮遊できていることはもはや言うまでもない。念力を使って簡単なものは動かせるものの、あいにく元々リンドウはそういう芸当が少し苦手な部類だった。少し遠くにあるものをたぐり寄せるくらいならば、自分から取りに行くタイプだ。ということで、身体能力に研究者たちは注目せざるを得ない。先ほどリンドウの顔を映した窓ガラスを全開にし、飛翔を促した。
     身もこころもヤク漬けにされていい加減息苦しくなってきたところだった。このまま逃げちゃおうかな、なんてことまで考えた。先ほど心理に焼きこまれた通り、トライヴにコマンドを流し、バイザーを下ろす。両腕を綺麗に折りたたみ、立体表示された目盛を追って距離を目算。
     うん。
     初速から一気にトップスピードへと移り、リンドウは大空へと疾(はし)った。ニュートン力学クソ食らえの旋回で軌道を無理やり修正。右へ大きくロールし、白い雲へめがけて駆け上っていく。トライヴが速度と高度のログを引っ張り出してきたが、そんなものは自分の体がよく知っているので、逐一あてにしなかった。
     いつもより背中が少し軽いのが、ちょっとだけ寂しかった。

     とんでもない破壊の跡だった。
     リンドウが矢のように飛び立った衝撃で機材の大部分が押しつぶされて中破。幾つもの機密書類がホコリのように宙を乱舞する。机も床もロッカーもひっくり返され、この2年の予算と労力、その他もろもろが一瞬で完璧に消し飛んだ。パイプ椅子に腰を下ろして足を組み、リンドウの巣立ちをただじっと見守っていた主任の横っ面に、書類の一枚がかぶさってきた。
     部下と思しき研究員の一人が、力なく声をかける。
     ――全部パーになってしまいましたね。
     主任は頬にへばりつく書類を鷲掴みにし、丸めて適当に放り捨てる。内ポケットに入れていた携帯灰皿からシケモクを一本選び抜き、やつれた手つきで火をつけた。
     ――いいじゃない。それだけあの子の潜在能力がすごかったってことなんだから。
     研究室がその意味を成さなくなった以上、ここを禁煙にしても同じく意味が無くなった。天井へ向かって細長い煙を吐く。
     ――万が一、闘いの前にどこか異常が発生したとしても、もう再開発できる状態ではないですよ。
     ――うん、わかっているわ。あの子に全部賭けましょ。元々わたしたちも、あの子に救われた命なんだから。それに、ここはあの子の帰るべきところではないはず。このまま後は全部、あの子の好きなように選ばせてもいいんじゃない?
     ――ですが、
     ――ああもう女々しいわね、わたしたち人類もポケモンもみんな、あの日から2年も長生きできたのよ? とっくにくたばって、骨まで無くなっててもおかしくなかったのよ? 今こうして生きてるだけでも万々歳よ。そんな救世主に、研究者として最高の技術を提供できた。冥利に尽きるったらありゃしないじゃない。
     主任はいくらかおかしそうに笑い、残りの苦い煙を一気に吸った。
     ――あとはあの子自身と、プログラム・オルガ次第よ。どんな選択をしたにせよ、それを拒む権利なんて、わたしたちに無いわ。
     主任とは対照的に、部下は床を向いてため息をつく。
     ――いずれにせよ、地獄行きは決定的ですが。
     ――そうね。わたしたちってとことん、根っからのクズの集まりよね。あなたたちもわたしも、科学に犠牲はつきものって理論をそのまま煮詰めて込めて人間の形にしたようなモンだし。恩を仇でそっくり返す、だなんて。いっそこのまま舌を噛み切って死んだほうが、全部の責任を逃れることができてかえって清々するのかも。
     椅子から立ち上がり、大げさに伸びをする。胴を回すと、骨からばきりと2年分の音がした。今の自分の中に流れているのは赤い血ではなく、薄汚い泥水だと思う。限界まで研ぎ澄まされた神経を、もう緩めてもいい時なのだ。36日ぶりに自宅に帰り、36度くらいの酒を煽り、36時間くらいはカビゴンのように眠ろう。
     そのまま死んでも、ある程度は本望かもしれない。主任は今、そう思う。


       ― † ―


    『リアリー、お疲れ様』
    『うん、本当に疲れたよ。生き残るのも簡単じゃないんだね』
     うんざりしたような言葉を聞いて、オルガは朗らかな笑い声をあげる。
    『まあそう言うな。よかれと思って施してくれたことなのだ。私も悪魔に魂を売る覚悟だったよ。現段階の試験結果の報告はトライヴが自動で処理してくれる。もうあそこへは戻らなくてもいいし、自由に飛び回っていい。もともとあそこはお前に似つかわしくないと、みなが思っていたからな』
    『でもさ、これはちょっと大げさじゃない? もう違和感は無くなったけど、視線を気にしちゃう』
    『はは、お前も誰かの目線を気にするようになったか』
    『う、うるさいな。わたしだって女の子だもん。「おとしごろ」なんだよ』
     まだ笑っているオルガは、その隙間からひとつの提案をする。
    『そうか、そうだな、悪かった。では――どうだろう、久しぶりにあの島へ帰ってみるか』
     2年ぶりの青空は、2年前となんら変わりがなかった。もっとも、その2年をずっと眠って過ごしていたリンドウにとっては、あの闘いがつい昨日のことのように思えてならない。この空と大地をありのままにさせられたという実感がいまいちついてこない。高高度を維持しながら、リンドウは両翼で空を切っていく。体へよりタイトに仕上げられていたトライヴは多少の加速では少しもがたつくことはなく、綺麗に頭部へ当てはまっていた。全身へ吹き付ける凍えた風と大気がひどく懐かしく、心地よかったのにも変化がなかった。あれだけ光熱をまき散らしていた太陽もおとなしくなったもので、まだらに溶け残った白雲にリンドウの薄い影を落とすだけだった。
     リンドウは軌道を変え、バイザーに情報を転記。トクサネから南の孤島へ向かう最短距離を計測した。到着までに必要な最低限の角度を弾き出す。ルートを確認すると、蝶の羽のように広がる水色の6つのパーツがほんのりと灯り、光の筋を伸ばす。雲をスライスするようななだらかな下降で雲の中へ飛び込み、外界を目指した。視界に海の質量が迫り、ホウエンの本土が島国のように浮かんでいるのが見えた。リンドウは流れ星のような勢いで、本土より離れた位置にある小さな孤島へめがけた。
     そこは、草花と潮の匂いが溢れていた。
     ふわ、とリンドウは郷愁のため息を漏らした。
    『うわあ――懐かしい』
     ゆっくりと地上へ体を下ろしていくと、そこが中心点となって草むらが波紋をなだらかに広げていく。2年前の死闘から生き残ってくれたのはどうやらこの孤島も同じのようで、そのままの姿でリンドウを受け入れてくれることが、何よりの歓迎だった。
     飛行に関するログをトライヴが自動的にトクサネの研究所へ飛ばし、送信完了の表示が出た。
    『なんだか、色々と思い出しちゃうなあ』
    『お前のお気に入りの場所だったからな』
    『うん、兄さんと一緒に、ここでいっぱい遊んだよね』
     少しばかりの間。
    『――そうだな』
    『兄さん?』
    『ああいや、あの主人のおかげで、お前も変われたのかと思った』
    『――うん、そうだよ。わたし、ずっとここにいたもんね。生きる意味も考えなくて、何も成さなくて、ただ呆然と時間を過ごすだけで。たくさん冒険したけれど、やっぱりわたしの帰るところは、ここなのかもね』
     音もなく体を前へスライドさせ、立派に繁殖した自然を見つめていく。リンドウの望むように可視光センサーは遠近感を相殺し、視界の奥にある木々の細部まで色素を抽出し、リンドウの許容量限界まで知覚させてくる。そして、一本の古びた大木に目をつけた。
    『あれ?』
     リンドウはそばまで寄り、こぶだらけの樹木の幹をさすった。
    『確かこれ、だったと思うんだけど』
     上へと視線を移し、脇へ伸びた枝を一本探しだす。記憶が正しければ、この樹の枝にお手製のブランコを作ったはずなのだ。いつも独りきりで漕いでいて、一緒に乗ってくれたのは、終始オルガとマスターだけだった。それ以外は誰もいなかった。
     おかしいなあ、と思いつつ、逆光で黒く染まった枝葉の塊を真下から見上げる。その隙間から差し込まれる木漏れ日がちらつく。

     空    龍    空

     陸  己 人 友  海

     途端、頭痛とはまた違う気分の悪さをリンドウは覚え、額を抱えようとする形でバイザーを片手で抑えた。
    『リアリー、どうした』
    『なんだろう。ちょっとくらっとしたの。まだ調子が良くないのかな――』
    『少し待っていろ。トライヴから鎮痛成分を流す。直に落ち着くはずだ』
     樹に寄り添い、根を見つめながら静かに呼吸を繰り返すと、浜辺の砂山を溶かすように倦怠感が遠のいていった。無駄に高性能だなあ、とこころの隅っこで思う。生理機能とまでは行かなくとも、ある程度の衛生管理が可能らしい。最後にもう一度息を吐き、顔を上げる。
    『ありがとう、ましになったよ』
     上げ忘れていたバイザーをここで上へ開き、リンドウは周辺をくまなく探す。
    『どこかに吹き飛ばされちゃったのかなあ』
    『――世は無常だ。全てがそのままであることはない。大体の形は保っているものの、あの闘いでこの島も多少なりとも影響を受けただろう。お前が旅立ってから、またどこか変わっているかもしれない』
    『うーん、残念』
     結局そのままブランコは諦め、島の中心へ向かうことにした。行き方はもちろん知っている。水の流れを追って上流へ向かい、左右に連なる木々を抜けた先だ。オルガの言ったとおり、2年も経てば島の様相もまた微妙に変わっていくようで、木々は以前より更に大きく生長していた。自然のアーケードのように、頭上では木の枝と枝が絡まって屋根を作っていた。自然のトンネルを抜けた先、水のせせらぎに周囲を取り囲まれる円形の土地があり、リンドウのとりわけ大切にしていた場所だ。
    『ここは同じだね』
    『ああ、良かったな』
     ふかふかの地面から成るきのみをひとつもぎ、ひとかじりする。
     ああ、これこれ。
     思わず目を閉じたくなるほどの――もとい、視覚を遮断したくなるほどの――甘酸っぱい風味と果汁が口の中に広がり、植物の命を想う。口の端からあふれた果汁を手で拭い、口をすすごうとして小川へと近寄った。
     そこで、リンドウは己の運命を再認識する。
     水面に映る自分の顔を両手ですくうと、途端に輪郭を失い、隙間からこぼれる光が小川へと滴り落ちていった。
    『また、独りぼっちになっちゃったんだね、わたし』
    『リアリー――』
     すくっていた水が全てこぼれ落ち、そこに受ける風はほんのりと冷たい。リンドウはうわ言のように続ける。
    『みんな、死んじゃって、誰もいなくなって。また、またここに戻ってきちゃったんだね。誰にも頼らずに生きてきたわたしが、初めて誰かに頼って生きられる道を進んで、その支えを失って、どこへも行けなくなっちゃって、こうして塞ぎこんじゃって、振り出しに戻っちゃって、』
    『違う』
     そこでオルガが機械的なつぶやきを遮断し、否定した。
    『お前は独りではない。もう独りにはさせない。そのために、私も蘇ったのだ』
    『兄さん――』
    『リアリー、私から言うのも何だが――その、』
     オルガはそこで珍しく口ごもり、しばらくを置いて、告白した。
    『また一緒になれて、嬉しいよ』
     今の自分に涙腺があったら、間違いなく緩んでいたと思う。
    『うん。わたしも、だよ――』


       ― † ―


     お前も知りたいことが山ほどあるはずだ。少し遅れたが、ここで、包み隠さず話そうと思う。私の知っていることを教える。
    『うん』
     順を追って説明するなら――そのトライヴからでいいか?
    『うん』
     元は欠損した箇所を補うための機器ではなかったのだがな。トライヴとは、とある機能を備えた装置の総称でしかない。具体的な形状などは、それを装備するものによって変わる。
    『うん? そうなんだ?』
     ああ。対恒星間移動用神経維持集束回路装置。早い話が、我々ポケモンが宇宙空間に適応できるよう設計されたシロモノだ。
    『――むつかしいなあ。人間って、長い名前をつけるの、好きだよね』
     まあな。2年前の段階では、まだ理論上の話であったに過ぎない。あの闘いの後、急ピッチで開発が進められた。
    『ああ、だからトクサネだったのね。じゃあこれももしかして、試作段階ってやつなの?』
     厳密に言えばそうなる。ましてやお前は、不幸なことに視力を失ってしまった。取り組みを一からやり直し、お前のみに適合するよう、独自に造られたものだ。更に加えて、私の精神をも組み込み、お前のこころに干渉できるようにした。
    『――――――――ふうん、わたしのこころ、ねえ』
     どうした?
    『それってつまり、わたしの考えていること、ぜーんぶ兄さんに筒抜けってことなの? 兄さんのすけべ』
     まままままて。それは断じてありえない。話を落ち着いて聞け。
    『その言葉をそっくりそのまま兄さんに返す攻撃』
     と、とにかくだ。こころというのは非物質ゆえに不定形なものだ。動物が感情の変化を持つように、ずっと同じ形を保っているというわけではない。わたしはその流動的な移ろいの表面上に浮かんでいるだけだ。リアリーすら自覚していない潜在意識などには、私も立ち入る余地がない。先ほどのトライヴのアップデートで、お前と私の「住み分け」が完全に成されているはずだ。誰にだって、秘密にしておきたい気持ちのひとつやふたつくらいはある。お前とて、私に全てを許せるわけではないのだろう?
    『うん』
     ―――、さて、話を戻したいのだが、
    『うん。でも宇宙って。まさかわたしにそこまで翔べってこと?』
     そうだ。
    『え、』
     冗談ではない。本気だ。
     お前には、もしかしたらこれから宇宙へ行ってもらうかもしれないのだ。
    『え。』
     だから、お前が必要だったのだ。
    『だから、じゃないってば。わけがわからないよ?』
     だから、説明する。それだけの猶予は、かろうじてまだあるからな。
    『猶予――』
     2年前のあの闘いで、全てが終わったわけではない。むしろ、別の引き金を引いてしまった。
     この星に眠る膨大なエネルギーを求め、あのグラードンとカイオーガが過去にも争った、という伝承はお前も知っているな?
    『う、うん』
     エネルギーを求めていたのは、その2匹だけではない。宇宙にも第三者が存在するのだ。「そいつ」は隕石を身にまとい、5光年の早さで宇宙空間を移動する。そのままどこか関係のない銀河まで飛んでいってくれればこれ幸いだったのだが――この星を供給源として、再度選んだのだ。
    『再度?』
     そいつは一度、はるか昔にも襲来しているらしい。とあるポケモンに手痛く追い払われたそうだが。
    『そいつとか、とあるポケモンとか、どんどん置いてけぼり。ちゃんとした名前はないの?』
     すまない、まどろっこしかったか。やつの名前は、人間が決めた仮の学名でしかないが、「デオキシス」と言う。かつてこの星に訪れたそいつを追い払ったのが、空の覇者「レックウザ」。過去の二匹の争いを鎮めるのにも、一役買っていた。
    『今回は、その――レックウザ、には、任せられないの?』
     できれば任せたい。ゆえに、今からそいつに会いに行く。
    『うん。――う、うん!?』
     レックウザに一任して済ませられるのであれば苦労はしない。あの龍に今もなお闘える気力と寿命があるのなら、それに越したことはない。お前とお前のトライヴは、「保険」以上の価値を持っている。
    『そ、そんなあ』
     続けるぞ。伝承から察するに、デオキシスには倫理も道徳も存在しない。捕食者と被捕食者の法則だけだ。石の洞窟内の壁画にも、わずかながらにその有り様を描いた痕跡が見つかった。壁画に載る、つまりグラードンやカイオーガと同等の力を持つ存在と人間はとらえた。それだけで、恐るるに足る存在だ。2年前の闘いで星のエネルギーが活性化されたため、デオキシスの再来の兆しを見せた。やつはエネルギーを食らえる場所ならば、どこのどんな星でも構わないと推測されている。トクサネの宇宙センターでは、2年前のあの闘いの直後、人工衛星から即座に宇宙空間の異変を感知したのだ。
     やつがやってくる、と。
     正直、絶望的だったらしい。
     傷ついた大地、人、ポケモン。みんな、まともに立ち上がれる状態ではなかった。二匹の争いを鎮められる可能性を持った、あの未完の大器とも言うべき人間が死に、人間の率いる仲間たちも死に、力を持つ者はこの世からいなくなっていた。
     陸を食らう者がいて、海を食らう者がいて、とどめに星を食らう者だ。
     デオキシスの飛来に立ち向かうために与えられた時間は、計算するにたったの2年と半年。その隕石の移動速度からすでに、デオキシスの尋常ではない能力が見て取れる。当時過ごしている時間が生きているためなのか、死にゆくためなのか、わからないものだったよ。真綿で首を絞められていく気分だ。嵐のような動乱をかいくぐった途端に、別の厄災が、文字通り降り落ちてくるのだから。まるでグラードンとカイオーガがおとなしくなったのを見計らうような、ある種感動的なまでのタイミングだった。
     ところが、だ。
     一方の地上では、あの見境なくなった二匹を一喝し、死闘から生還してきた、とある若きポケモンがいた。
    『あ――』
     生きて、しかも帰ってくる。
     それだけで、充分だったのだ。
     歳浅い人間とさほど変わらない背丈のお前が、ただ体の一部を失っただけで、こうして生きている。
     それだけで、充分だったのだ。
     あの日を境に、お前は救世主になれた。
     死闘をかいくぐってきたことをきっかけに、お前はトクサネの研究員全員の希望となり、この星を護る偶像――ヒロインと成り得たのだ。もっとわかりやすく言うとだ、あの研究所の中で、人間もポケモンも含め、お前に惚れていない奴など誰もいない。嫉妬のひとつも沸かないと言うと、さすがの私も嘘になる。
    『ええええっ、そ、そんな!?』
     お前は知らないだろうがな、この2年間、あの研究所内、コールドヴァットで眠るお前を毎晩誰かが寝ずに見守っていた。私は早い段階で精神だけをお前に移されたからよく聞こえていたし、よく見ていたぞ。誰彼問わず、ずっとお前の話で持ちきりだった。お前のことを考えない者など誰もいなかった。本来はどんな表情をしているのか、どんな食べ物が好きなのか、どんな男がタイプなのか。様々な訓練に耐えられるよう屈強に鍛えられたオスポケモンたちの中、誰かが強がってお前をけなした途端に、周囲に砂にされていたのをよく覚えている。お前にこれ以上の負担をかけさせたくなくて、自らトライヴの実装を望み、神経を摩滅させて潰れていったポケモンを何体も見ている。先ほど、お前を取り囲んでいたポケモンたちなのだが、あいつらは全員、お前の「抑えこみ役」であると同時に、お前の目覚めを今一番に望んでいた者たちだ。ホウエン内にあるテレビ放映、レポーターがとらえた主人の戦闘風景、その一瞬だけでも映るお前が、あいつらの生きる全てだった。こころの支えが欲しくなったとき、映像を何度も巻き戻し、一心不乱に見ていた。
    『え、え、え!』
     お前という希望にすがりつくべきなのか、今度は自分たちで恩返しすべきだったのか。その思考に挟み撃ちにされた挙句、結局こうしてお前は現世に蘇った。生き物というのはどうにも、依るべきところが無いと生きてはいけないらしい。様々な過程と、思惑と、希望とを経て、リアリー、お前はこの世界に戻ってきたのだよ。


      [No.3530] 01 P lus tool 投稿者:水雲(もつく)   《URL》   投稿日:2014/12/08(Mon) 20:48:53     70clap [■この記事に拍手する] [Tweet]



    [ Drift --- done. Subject : Rindoh : Include file No.204 to No.205 /// Next --- Union. ]
    [ メインシステム起動。プログラム・オルガ、開始。コンディション――良好。外部通信、異常なし。 ]
    『リアリー、起きなさい。リアリー』
     懐かしい声で、懐かしい名前を呼ばれた。
     闇に意識を預けていたリンドウのそれが、優しいささやきによってかすかに浮上する。覚醒を感知したコールドヴァットが解凍を始め、パスコードをセルフ入力してロックを解除。気圧差を正常に戻すための排気がなされ、つんざくような音が左右からリンドウを刺激した。
     ――「リンドウ」が起きます。
     ――いよいよね。
     頭の中へ甘く広がる声とは別、聴覚では人間と思われる肉声も拾ってきた。
     五感がほぐれきっているというより、こんがらがっていると表現したほうがわずかに近い。直前まで凍結状態にあった肉体が熱を取り戻し始め、それと同時に意識の焦点が少しずつ定まっていく。
    『う、あ、』
     目覚めるのを恐れる自分が、こころのどこかにいた。眩しくて、目が痛くてたまらない。自分の体がどういう状態にあるのかが把握できない。長い時間を費やして解凍プロセスが完全に終了した後も、リンドウはなおもコールドヴァットのシートで、不器用に身を捩らせる。しかし体が固く、満足に動かすこともあたわない。
    『リアリー、私の声が聞こえるか』
     聞こえていた。その声の正体も、もちろん知っていた。
    『にい、さん――』
     自分の身に何が起きているのか、まったく思い出せない。眠気とはまた違う、朦朧とした感覚がしぶとく頭に絡みついており、リンドウはいまだに視界を固く閉ざしている。
    『ここ、は――。目、痛い、眩しい――』
    『大丈夫だ、少しずつでいい。「私がサポートする」から、視界を開けるぞ』
     眼孔の奥とも言うべき箇所に、じわりとする痛みがにじむ。ヒトの胎児が眠るような体勢となり、リンドウは光を嫌った。ここで色素を受け入れることは、暗闇に閉じこもったままでいるよりも何倍もの勇気を必要とした。リンドウは兄の声にすがりつき、広大で冷たい闇から閃きへと誘われ、導かれる形で視界を広げた。
     鉄(くろがね)と鋼と、電子機器の詰まった、ガラクタ置き場のような大部屋。自分が体を任せていた場所をコールドヴァットといい、包むようにして守っていたと教えられたのは、しばらく後のことだ。
     マニューラ、サーナイト、チルタリスといったポケモンが自分を取り囲むように点在しており、その「配役」と「配置」に、リンドウは強烈な悪意を察した。一体一体に、そして一人一人に目を向けると、意識もしないうちに不思議と輪郭が鮮明に浮かんで見えた。
     ――リンドウが完全に起きました。
     ――まずは成功ですね。
     ――心拍数、血圧数を観測するに、プログラムのほうも異常ありません。
     無機質な部屋にはまるで似つかわしくないほどに純白の白衣を着ていた人間数名が、それぞれ思い思いにつぶやいていた。こちらに興味でもないのかそれとも何かへ必死に取り組む必要があるのか、数人はこちらに尻を向けてモニタを食い入るように見つめている。キーボードを叩く速さと音は極めて一定的で、やけくそに遊んでいる気さえした。
     まだ状況が飲み込めない。
     自覚できるのは、
    『リアリー、おはよう』
     この声の主が、自分の兄であり、唯一の肉親、オルガということだけだった。
    『ここは、どこ? 兄さんはどこ? どこから話しているの?』
     寝起きと例えるのが一番的確とも言える、呆けた表情で、リンドウは周囲をゆっくりとうかがう。自分のいるべき場所ではない、とリンドウは思う。理由は漠然としており、明確な答えを出しあぐねている。
    『ここはトクサネの、とある研究室だ。どうだ、まだ記憶がはっきりしないか?』
    『――ううん、なんとなく、思い出してきた』
     意識の匙でこころの内側をそぎ落とし、リンドウは道中を口の中で転がす。
    『わたしは、確か――』


       ― † ―


     わたしはリアリー、そして、リンドウ。
     マスターと、マスターの仲間たちとホウエン地方の色んな所を駆け巡ってた。
    『そうだ。リンドウというニックネームも、お前の主人がつけてくれたのだな』
     うん。わたし、みんなと闘ってた。最後に憶えているのはそこ。
     あまり思い出したくないというか、思い出しにくい記憶なんだけど――地中に眠っていた古代ポケモンたち。ええっと、
    『グラードンとカイオーガ』
     うん、そう。その二匹の力を利用しようとした悪い人間たちがいた。目的は、なんだか色々いっぱいで、難しくて細かくは憶えてないや。とりあえず、ロクな感じではなかった、かも。だから、マスターとそれ以外の人間たちが反発して、敵対した。もちろん、わたしもそっち側。
    『南の孤島で暮らしていたお前と私を狙っていたのも、その悪党たちだ』
     そうそう。思い出してきたよ。いつまでもあの孤島に引きこもってわたしを外へ連れだしてくれたのは、マスターだったね。兄さんも、あえてわたしに嫌われるような言葉で、無理やりあの島から追い出してくれたんだっけ。
    『――あの時はすまなかった』
     ううん、全然気にしてないよ。おかげでわたしは色んな事を知れたし、誰かと一緒にいられることが楽しいってわかったし、誰かの役に立てるってことがどれほど嬉しい事なのかを勉強できた。マスターにも、みんなにも、もちろん兄さんにも感謝してる。ありがと。
    『リアリー――』
     で、あの後は――えっと――あの、あとは――グラードンとカイオーガが目覚めて――
    『ああ。畢竟、敵は己が手に負えない力を求めていたに過ぎなかった』
     だから、マスターが立ち上がった。マスターだけが、あの二匹をどうにか出来るかもしれない可能性を持っていたから。
     みんなで力を合わせて、
     あの戦場に――
     赴いて――
     おも、むいて――
    『リアリー、落ち着いて。ゆっくりでいい。お前もつらいだろうが、確証が欲しいのだ。最後まで自分自身で思い出して、現実を認めるんだ。でなければ、お前はお前自身を取り戻せない』

     わたし、わたしたちは――負けた?


     ――主任、リンドウの心拍数が、
     ――構わないわ、記録を続けて。
     あの「輪」の中にいられるわたしは、無敵だと信じていた。マスターとなら、みんなとなら、世界の果てへも行けたはずだし、どんな障害も打破できるはずだった。わたしは、あの「輪」の繋がりの強さに心酔していた。
     けど、そんなのは、わたしの驕りに過ぎなかったのを思い知らされた。
     知らないでいられることは、しあわせなことであって、不幸なことでもあった。
     みんな、命がけで闘った。多分、世界を守りたいとか、悪いやつらの好きにさせたくないとかじゃなくて――単純に、つい昨日までの楽しかった時間を、そのまま継続したかったから、なのかも。
     あの二匹の持つ力は、そしてお互いのエネルギーを求めあう本能は、わたしたちの想像以上だった。

     沈む大地と、干上がる海。
     大きく矛盾し合ったものが相手を食いあって、その闘いの渦中に身を投じた時、最初に思ったのは強烈な怖さと後悔だった。みんながいれば、なんていうかっこつけた建前は、わたし自身に対する卑劣な嘘だった。
     巨大で一辺倒な意識をぶつけあっている中での、わたしたちの仲裁なんて、虫けらも同然だったと今でも思う。それだけあの闘いは熾烈を極めていて、中心に立っていたわたしでもうまく表現できない。
     走るのが自慢だった子、飛ぶのが好きだった子、闘うのが上手だった子。
     大した時間もかけずに、大切な仲間が――力に飲み込まれて――
    『リアリー、』
     それから、マスターが、強い衝撃に飛ばされて――あの黒くて深い海に、落ちて――
     わたし、は――わたしは、その時どうしてたっけ――
     次々と打ち捨てられていく仲間たちをぼんやり見つめて、ただ宙を浮いていた?
     それとも無我夢中で泣き叫びながら、あのどちらかの巨体に、拳を突き立てていた?
     どっちもだった、気がする。
     無事を確かめに行かなかったのは、もう助からないって即座に悟ってしまったから。それよりも先に感情が爆発した。その時の怒りは、多分あの二匹に対するものじゃなくて、亡骸をそのまま遠目に察した自分に対するものだったと、今は感じてる。
     そして、滅茶苦茶になっているわたしを、兄さんが「あの攻撃」から――かばって――
     ――あれ?
    『どうした?』
     その時、兄さんも、そばにいたんだっけ?
    『―――、ああ。お前の、危機だったからな。みんなと一緒に闘ったじゃないか』
     そう、だったっけ。
     うん、そうだったね。
     ごめん、まだやっぱりはっきりしないや。
    『無理もない。あの惨状によるショックで、間もなくお前の意識は完全に失われてしまった』
     あの後、何が起きたんだっけ。
    『リアリー、』
     みんなが死んでしまって――兄さんがわたしをかばって――わたしも気を失って――
     赤い巨体、
     青い巨体、
     小さな、人間、
     小さな、仲間、
     小さな、わ、わたし、
     みど――
    『リアリー、そこまでだ』
     っ。
    『安心しなさい。ホウエンは、無事だ。現に、お前も人間たちも、こうして生きている』
     あの、二匹は?
    『――再び、地中へと還った。各地で発生していた異常気象も収まった。お前だけでも生き延びてくれて、本当に、本当に良かった』
     でも、
    『犠牲は決して少なくはなかったが、な――』
     兄さんも、死んじゃったの?
    『あの後のことは、私も綺麗には憶えていない。お前を抱いて逃げたのだ。瀕死の状態で、お前をおろせる安全な場所だけをひたすら探していた。二匹がどういう理由で鎮まったのかまでは見届けていない』
     そうじゃなくて。兄さんは、どうなっちゃったの?
    『――正直に話そう。私は心身ともにとうに限界だった。同じく危険な状態にあったが、唯一生き残る可能性を持っていたのはお前だけだ。あの大きな動乱の直後、私とお前の体は即座に回収された。そして、私は精神と肉体を切り離され、お前の「トライヴ」に精神だけを移行された。私の体は、今も別の研究所で半永久的に凍結中だ』
     トライヴ? 精神?
    『今日が何日だかわかるか? あの闘いから、実は2年と15日が過ぎている。お前は、あの闘いからずっと眠り続けていた』
     えっ――。
    『この研究室でお前の体を修復するのに、そしてトライヴに私――「オルガの精神」を組み込むのに、それほどの時間を有したのだ。他に選択肢がなかった』
     選択肢、って、
    『闘いは終わったが、まだ脅威が去ったわけではない。お前の力が、どうしても必要なのだ』
     な、なんで? どうしてわたしの? わたしを蘇生してまで、兄さんの精神だけを切り離すだなんてひどいことをしてまで、やるべきことなの?
    『そうだ、「やるべきこと」なのだ』


       ― † ―


     1秒単位の追憶と対話が、ここで終わった。
    『待ってよ、兄さん。わからないことだらけ。トライヴって何? 兄さんの精神はわたしのどこにあるっていうの?』
     波乱の記憶のささやかな後日談を語られても、その言葉と内容が理解できなければ話として組み込めない。リンドウは困惑に困惑を重ね、頭を抱えようとする。
     その時、硬い何かが両手に当たった。
     その時、さあ、と血の気の引く音がした。
     リンドウのではない。周囲にいた人間とポケモンたちのだ。
     その時、顔と頭に何かが取り付けられていることに、リンドウはようやっと気づいた。
    『え、なに、これ、』 
     リンドウは爪とそっと立て、小刻みに震わせながらもつるつるとした表面上をこする。少し冷たく、それでいて硬い。少し圧を加えると、何故か視界がゆるやかに湾曲した。
    『リアリー』
     その時、視界の脇にいた一人の女性が、うなずいていた。
    『自分の顔を見れば、わかるよ』
     半開きとなったコールドヴァットはさながら破れた殻のようで、リンドウは孵化したばかりの赤子のようだった。自身の体を念力で浮遊させる方法を再度見つけ出すことに、さほど時間はかからなかった。リンドウはゆったりとした動作をもってゆりかごから巣立っていく。そして、

     窓ガラスに映った自分の顔を、見た。
     自分の知らない顔が、そこにあった。

    「なあっ」
     亜音速にも近い早さで、リンドウは窓ガラスに釘付けとなった。
    「なにこれえっ!?」
     壁に突き立てた両手から発せられる衝撃で、部屋全体が大きく軋んだ。
     リンドウの目は、そのどちらもが肉眼ではなくなっていた。代わりに機械の部品がそこを補う形で取り付けられており、左右からは龍のひげのように黄金色のパーツが伸びてあった。ラティアスの象徴とも言うべき、紅色の頭、五角形の白色の額。それらをすっぱりと否定する、半透明の巨大なバイザー。
     リンドウは、目を始めとし、顔の一部が完全に機械化されていた。
     オルガがとどめとばかりに、慰めにもならない言葉をかけてきた。
    『それが「トライヴ」だ。お前を生かすためには、そしてこれからのためには、やむを得ない選択だった』
     絶句。驚愕のあまりに二の句が継げない。怒りも悲しみも湧いてこない。口を間抜けなくらい全開にし、自分の顔を不必要なくらいべたべたとあらためようとする。が、バイザーの上げ方がわからず、終始曲面を滑るに済んだ。

     ――リンドウの目ってさ、金色で綺麗だね。
     マスターの声が、切なくリフレインされた。

     5秒ほど遅れて、唐突にやりきれない気持ちがリンドウの中で沸騰した。振り向くリンドウの目、機械に埋め込まれた丸い可視光センサーが、ぎらりと怪しげに光った。歯を食いしばり、黄金色のパーツを掴み、無理やり引き剥がそうとしたところで、オルガの怒声が響いた。
    『だめだ! それらは非常に精密な機械で、お前の脳神経にまで繋がっているのだぞ! 下手に外そうとしたら植物状態に戻ってしまう! そこにいる人間たちはあくまでも、お前の命の恩人なのだ!!』
     周囲のポケモンたちが臨戦体勢をとっているのを、乱れる視覚映像の中で確認した。やはりこうして自分が暴走状態に陥りかねないことを予期しての構えだったのだと強烈に思い、それだけリンドウの熱は加速した。体温の変化、心拍数の上昇、外圧による機体損傷警告、あらゆる情報が数字となってバイザーを埋め尽くしてきた。それらを総合してトライヴは自律的に判断。リンドウの自傷行為を中止するよう正確に稼働した。
     視覚映像が一瞬ブレて、両腕に入る力が抜け落ちる。不可抗力のような気持ちの移ろいが始まり、徐々に中和されていく。感情までこの機械のせいで制御されているのかも、とその時リンドウは内側から思った。
    『お願いだ、リアリー。抑えてくれ。私はやっとの思いで、お前をあの死地から連れ戻してきたのだ。私とこの人間たちによって取り返せた命だということを、忘れないでほしい。その身がどうなろうと、お前は私のかけがえのない妹だ――』
     それは、オルガの何よりの本心だと、リンドウも承知していた。
    『――ごめん。わかったよ、兄さん』
     誰に向けたらいいかもわからない一滴の悔しさだけを胸に残し、リンドウの全身から戦意が溶け失せる。それぞれ臨戦体勢をとっていたポケモンたちも緊張を解き、自然体に戻る。
     オルガと人間たちの安堵の息が、綺麗に重なった。


      [No.3529] Mechanical / Rhythm 投稿者:水雲(もつく)   《URL》   投稿日:2014/12/08(Mon) 20:47:08     109clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
    タグ:ラティアス
    Mechanical / Rhythm (画像サイズ: 750×1053 499kB)

     ORASをクリアして思いついた習作です。
     元はTwitterにて、Evernoteで執筆・共有・ツイートしたら、リアルタイムで執筆進捗具合が把握できて面白いのでは、と考案したものです。
     https://www.evernote.com/shard/s42/sh/481a4e05-e80d-4282-b4ab-e6c ..... 45df858332

     こちらでは一話ずつ、きっかりと区切りをつけて投稿していきたいものです。
     ただ、各話とも現在がりがり推敲の常時加筆修正状態にありますので、投稿当初の頃とは随分毛色が変わっていくかもしれません。それもまた一興ということでここはひとつ。

     お初にお目にかかります。「水雲」と書いて「もつく」と申します。電網の波からのご足労、まことに恐悚に堪えません。ご無礼な振る舞い等ございましたら、なにとぞご寛恕の程を願い上げます。


      [No.2857] Re: 海に歌 投稿者:穂風奏   投稿日:2013/01/23(Wed) 21:37:52     75clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    つい数日前、ラプラスでセイレーンのネタを書いたら面白そうだな
    と思っていたら、ちょうど上がっていたので読ませていただきました

    語り口調も面白く、楽しませていただきました

    『マジデ? オオマジ! キレーナウタゴエ! ダメナンダ!』
    このセリフが一番のお気に入りです


      [No.2856] Re: 酒樽ポケモン 【書かせて頂きました】 投稿者:NOAH   投稿日:2013/01/22(Tue) 10:11:09     198clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
    タグ:書かせて頂きました】 【ワインが飲みたくなる話】 【ツボツボ】 【ロズレイド】 【グラエナ】 【No.017様へ】 【イラコン宣伝小説

    カラッと晴れた、秋晴れの空の下。
    バラの花に囲まれた、カゴの実だけがなる大きな農場で、3匹のツボツボが
    せっせと木の実を収穫をしている。

    その後ろでは、老夫婦が、慣れた手付きで、カゴの実を皮と果肉と種に分けている。
    種をつぶさずに皮を破り、中の果汁を流出し易くするために、慎重かつ素早く果実を潰す手は、カゴの実独特の
    青紫色の果汁で染まっている。

    ここは、俺の祖父母が働くワイナリーだ。
    今日から、俺はここでこのツボツボ達と、そして隣で優雅に立つロズレイド(♂)のディオと共に
    ワイナリーの新人従業員として、そして次期跡継ぎとして働くのだ。


    「ユウ?…いらっしゃい。そういえば、今日からだったわね。」


    祖母が俺に気付いた。そういいながら、手を止めずに分けているのはさすがだ。
    後ろに見える大きな貯蔵庫には、ビン貯蔵を終わらせて、そろそろ出荷されるもの。
    何年も前に出来た、当たり年のヴィンテージワイン。
    それから、まだ樽熟成中の若いワインに圧搾も、後発酵も何もしてない
    ワイン酵母を入れたばかりの、未完成のワインが眠っている。


    「まずは荷物を家の中に入れてきてらっしゃい。」

    「……そうするよ。ディオ、こっち。」


    指先も爪の中も、果肉や汁で汚れた手を、祖母はまた再び動かす。
    祖父はずっと、黙ったままだ。

    赤ワイン作りに合うのは、カゴの実だけだと思っている。

    ……これは祖父が昔、まだスボミーだったディオと
    木の実栽培の手伝いをしていた時にぼやいていた言葉だ。

    たぶん、あの渋味に何かを感じたんだろう。
    ワインなんて、俺の周りではだけど、若い人はあまり好まないし
    あの渋味を嫌う子が多い。

    俺も最初はワイン作りなんて……と思ったが
    そういう人を見ていたら、若い人にも飲みやすいワインが作れないかと思った。
    それに、同じ物1つで通せるとは、思っていない。経営学を習った俺からしたら、だか。

    貯蔵庫の横を通ったところで、あの収穫場所に居たのとは別のツボツボ達が
    もう使わなくなった樫木の樽熟成用の樽の上で眠ったり、余った木の実を
    食べたりして休憩しているようだった。
    その側で、義足を付けたグラエナが寝そべっている。

    その樽の上に、ビン貯蔵され、ボトルに入れられた
    1本のワインが置かれ、どういうわけか、飾られている。
    たくさんの、木の実とバラの花と共に、だ。


    「そのワインはな、お前が生まれた、正にその日にできた
    時価300万のヴィンテージワインだ。」

    「300万!?」


    いつの間にか、寡黙な祖父が居たことにも驚いたが、このワインの値段にも驚いた。
    300万もするワインなんて聞いたことがない。しかし、どうしてこんな場所に?


    「神話の中に、木の実を作り、それでジュースやワインを作った神様がいるらしくてな。
    ここにあるのはまあ、形だけだが、その酒の神への供え物だ。お前の生まれた日のワインが
    ここでいちばん、うまいワインだったからな。」


    気が遠くなる話だ。何年も掛けて熟成したワインが、ある時は1000円程度の安いものに
    ある時は、今目の前にある、何百万とするものになるだなんて……。
    でも、正直嬉しかった。俺の誕生日の日に出来たワインを、この目で見ることが。


    「飲んでみるか?」

    「え?」

    「待ってろ。」


    祖父はそれだけ言うと、十字を結んでから祈り、そのワインを持って
    家の中へと入って行った。少しして戻った時には、ワイングラスが3つ。
    祖母にも、飲ませるのだろう。ディオは、バラの花をじっと見ていた。

    コルク栓を取り、赤いバラ色の液体がグラス注がれる。
    あのカゴの実の青紫色ではなく、全く違う色になっていたことに驚いた。
    こんな綺麗な深紅は、始めて見たかもしれない。


    「……あら、それ、開けるの?」

    「ああ。」

    「なら、少し待ってて……テテュス、他の子も呼んでおいで。」


    祖母の掛け声で、義足を付けたグラエナがゆったりと起き上がると
    そのまま農場の方へと向かって行った。

    祖母もまた、何かを取に行く。祖父は既に、何の躊躇もなく
    時価300万の高級ワインを口にしていた。


    「はい。チーズ。ガチョカヴァロっていうんですって。」

    「へえ……。」

    「ユウ。」

    「……ん?なに?」

    「お前がやろうとしていることに口は出さん。
    ……が、コレの味を、値段を越えるのを作れよ。」

    「……約束するよ。」


    そう言って掲げて飲んだこの濃密なワインの味を
    たぶん一生、忘れることはないだろう。


    *NOAH*
    イラコン宣伝絵を見たら、書いてもいいのよタグを見て

    気付いたら書いてました(笑)

    しかし、見事にポケモンの描写が少ない……なんたる事。

    途中で出てきたワインを作ったとされる神様は
    ギリシャ神話のディオニュソスという男神でして

    バラの花は、ワインの材料となるブドウはバラ科の植物でして
    ワインの本場のフランスの農場(日本でも)は、バラの花を一緒に植える事で
    病気になってないかチェックするんですよ。

    なぜ詳しいのかは、私が農高出身だからです。
    ワインは作ってませんが、高校時代にちょこっとだけ触れた知識を思い出したので。
    うんちくと言った方がいいかもしれないです(笑)

    イラストは苦手なので、こういった形でしか参加できませんが
    皆さんの作品を楽しみにしてます!!

    *No.017様へ*
    誠に勝手ながら、小説を書かせて頂きました。
    ツボツボがメインの絵なのに、ワインの方にスポットが当たってしまいました……。

    本当にごめんなさい。そして、イラコン楽しみにしてます。
    これからも頑張ってください。

    NOAHより。


      [No.2218] 個人的メモ 投稿者:No.017   《URL》   投稿日:2012/01/23(Mon) 19:54:25     112clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    個人的メモ

    傾向・要素
    シリアス、ほのぼの、ギャグ、民俗/伝承、バトル、コンテスト/ミュージカル、ポケスロン、コンテスト参加作、書いていいのよ/書いてみた、流血表現、性表現

    舞台
    カントー、ジョウト、ホウエン、シンオウ、イッシュ、オリジナル地方、コロシアム/バトレボ、ポケダン、レンジャー、ポケナガの野望、その他ゲームタイトル、カード、アニメ、ポケスペ、異世界、現代、その他

    登場キャラクター
    ポケモンのみ、オリトレ、ゲーム主人公、ライバル、モブトレーナー、ジムリーダー、四天王、チャンピオン、フロンティアブレーン、ロケット団、アクア団、マグマ団、ギンガ団、プラズマ団、悪の組織、カゲボウズ、きつねポケモン、その他


      [No.2217] >おでんさん 投稿者:No.017   《URL》   投稿日:2012/01/23(Mon) 18:40:32     113clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    > あ、これは全然違う話ですが、ポケストの掲示板を現行のものからまろやかのものに差し替えるのは良いと思います。ポケノベで投稿していて使いやすかったので。

    まさにその方向です!
    ようするにあれ、本棚機能のついた掲示板みたいなもんですからね。
    投稿兼登録的な。
    デザインもきれいだしいいなと思っていたので。

    ただ、簡易な登録が必要なのと、ちょこっと試しに投稿したい人の為に、ポケスト掲示板も残すようなイメージですね。
    両方に同じもの投稿してもらっても構いませんし。
    掲示板は各話単発、まろやかはどんどん繋げていく。そんなイメージでしょうか。

    ただ、同じ物導入していただけでは芸がないので、
    カテゴリの工夫なんかはしたいですね。
    掲示板を残すのも、そういうところを差別化したいからです。


      [No.2216] Re: 【意見募集】本棚設置に関して 投稿者:あつあつおでん   《URL》   投稿日:2012/01/23(Mon) 15:45:20     92clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    本棚設置について議論されたそうなので、私からも少しだけ意見を。

    ログにもありましたが、現在は投稿作品を保存する場所は数多く存在します。必要とあれば、投稿作品にURL貼り付けて誘導すれば良いだけなので、本棚はなくても問題ないと思います。ただ、完結した連載作品やレスが付きまくった作品、コンテスト作品の保存をする分には良いと考えています。ご褒美みたいな感じで。……どこかアーカイブとかぶっている気もしますが、こんな感じです。参考になれば幸いです。

    あ、これは全然違う話ですが、ポケストの掲示板を現行のものからまろやかのものに差し替えるのは良いと思います。ポケノベで投稿していて使いやすかったので。


      [No.2215] 【意見募集】本棚設置に関して 投稿者:No.017   《URL》   投稿日:2012/01/23(Mon) 12:32:43     104clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    昨日、本棚設置に関する議論になったのでチャットログはっときます。
    意見あればどうぞ。

    使うとすればまろやか小説投稿ぐれーと(http://www.s-ht.com/~jackal/index.php?mode=dl&cgi=mtsg)にする予定です。


    21:38:06 No.017 ところで話は変わるのですが やっぱ本棚みたいの作ったほうがええの?
    21:39:35 No.017 図書館を冠しているからには あったほうがいいのかなーとは思うんですけどね…
    21:40:03 櫻野弥生 どういうサイトかによるかなーと。
    21:40:05 No.017 ただ 私もいつまでやってるかわからないのと(私がポケ小説やってる限りは続くと思いますが
    21:40:32 No.017 正直 なろうとかpixivあるじゃないですか
    21:40:54 No.017 ここで補完する意味がどれだけあるのだろうと考えてしまうのです
    21:41:48 No.017 安定性という意味では なろうやpixivのほうがずっと置いておける
    21:42:02 No.017 ここは私がアボンした時点でだめになる
    21:42:22 No.017 やろうと思えばポケノベさんが使ってる アレ(まろやか)使えば出来るんですけどね
    21:43:37 No.017 よーするにここで投稿してる人達がどう考えているかなんですがそこが今一つ見えないのね
    21:44:44 No.017 前に意見募集したけど 1人しか答えないし, あれかな…みんなあんまりそういうのには関心ないのかな?
    21:45:35 櫻野弥生 どうなんでしょうねえ…
    21:45:45 きとかげ 本棚かあ。私は別に必要ないんだけど、理由が自前のHP持ってるから、だから、私の意見参考になるかどうか。
    21:46:00 No.017 一応私がこのサイトを引き継いだ時のスタンスとしては
    21:47:03 No.017 ここを「きっかけ」を提供するサイトにする ということではじめたのですよ
    21:47:26 No.017 ポケモンストーリーズがそれなんですけども
    21:47:36 お知らせ レイコ(Win/IE9)さんが入室しました。
    21:47:40 きとかげ こんばんはですー
    21:48:03 レイコ こんばんはー
    21:48:32 櫻野弥生 こんばんはー
    21:49:00 No.017 というのも 人を集める自信が無かったから
    21:49:05 No.017 なんですけども
    21:49:19 No.017 そしたら思いの外 集まっちゃって
    21:49:32 No.017 コンテストまでやっちゃったんですけども
    21:49:48 レイコ 私はマサポケさんの本棚スタイル気に入っていたので、人が多くても少なくても作品を残せるサイトさんがいいなと思います
    21:50:03 レイコ ほとんど来ないのに偉そうに行ってしまうのもあれですが・・・
    21:50:50 No.017 ただ 作品を残せるのはメリットもあることなんでね
    21:51:25 櫻野弥生 最近投稿なんてしてないのが言うのもあれですが、残すだけならpixivもあったりしますし、それならそれでも問題は無いと思うんですよね。
    21:52:25 櫻野弥生 ただ、やはり最初にここに来たのは本棚というスタイルが気に入ったということもあったので、本棚いらなくてもいいよ、という気持ちにまではならないんですよねえ…
    21:53:30 No.017 ただあの本棚は 10年前は画期的だったけど
    21:53:43 No.017 今となっては手続きが煩雑すぎるので
    21:53:49 きとかげ 残すだけならpixivでいいけど、読む側としたら本棚は有難い。
    21:54:05 No.017 作るならポケノベさんと同じヤツですね
    21:55:01 レイコ 長編をツリー型以外で読めるというのもいいなと思いました<本棚
    21:55:33 No.017 しかしポケノベさんと同じのつくって マルチポストしていいよーってのもねw じゃあみんなポケノベさんに持ってけばいいじゃんってならないこともないw
    21:56:16 No.017 ただ もしかしたら マサポケの本棚だから投稿したい って言う人はいるかもしれない
    21:56:23 No.017 かも
    21:57:54 No.017 ただ pixivに自サイトに マサポケに投稿の手間増えるだけじゃないの? って気もするw
    21:58:30 No.017 需要が読めないんだよねー
    21:58:56 レイコ 再び落ちますね
    21:58:57 お知らせ レイコ(Win/IE9)さんが退室しました。
    21:59:00 No.017 はーい
    21:59:19 No.017 そういう風にぐるぐるしながら
    21:59:43 No.017 現在は本棚作成には至ってません 旧本棚は休止中です
    22:01:55 きとかげ おつかれさまです
    22:02:33 きとかげ 本棚の手続き煩雑というのがネックかな。それがなきゃマルチポストも楽にできるわけだし。
    22:16:50 きとかげ ・読む側としてはあると嬉しい ・投稿しにくさはネック ・あと作品がどう並んでるか分かりづらい ・私個人はHPとpixivがあるのでどちらでもいい。
    22:17:08 きとかげ 今思ってるのはこのくらい
    22:17:35 きとかげ ・投稿された作品もレイアウトが読みにくいものが多い。テンプレ必要では?
    22:17:38 きとかげ このくらいかな
    22:18:03 No.017 ふむふむ
    22:19:00 櫻野弥生 自分としては投稿側としてはどちらでもいいんですよねえ。ただ、読む側だとばらばらのサイトではないですから探しやすいし読みやすいってのはありますね。
    22:19:05 No.017 導入の問題としては 掲示板→掲載 だと二度手間だから 投稿場兼補完場になるのかなって思ってるのよね
    22:19:28 No.017 ポケノベさんのシステムはそうだし pixivのシステムもそうなってるで
    22:19:56 No.017 ただ掲示板のあの企画性というのですか? あれは何か捨てがたいものはありますよね
    22:20:00 きとかげ なるほど >システム
    22:20:50 きとかげ 掲示板に類似したものを本棚としても使う、だと流れていっちゃうってのが嫌だなあ。
    22:20:54 No.017 まぁ私も10年前に入った人間だから  掲示板投稿→本棚に投稿  という習性が染みついているだけかもしれませんが
    22:20:59 きとかげ 私は本棚の保存性というのが好きだから。
    22:21:16 No.017 ポケノベさんの本棚は見たことありますか?
    22:21:25 きとかげ ポケノベさんとこも見たことあります
    22:21:37 No.017 仕組みとしてはpixivと同じですよ
    22:21:47 No.017 投稿 兼 補完なのです あと 連載の場合、更新すると上にあがってくる
    22:22:49 No.017 あれは システムを作った人がいて DLすれば誰でも使えるのね
    22:23:37 No.017 ポケノベさんhttp://pokenovel.moo.jp/
    22:24:03 No.017 ポケモンカードゲームシリーズ は連載物で あがってきてますね
    22:24:20 No.017 短編の場合も ●●短編集という形にすれば
    22:24:24 No.017 あがってきますね
    22:25:01 No.017 やるならまず 投稿場として連載板と統合する
    22:25:30 きとかげ fmfm
    22:25:33 No.017 ただ企画性の維持、練習用としてストーリーズは残しておくといったところかな
    22:25:59 No.017 たとえば 英雄の条件っていったようなものはこういう投稿場だと生まれにくいよね
    22:26:22 きとかげ 英雄の条件も楽しいことなったですねえ
    22:26:28 お知らせ 書いてみたとかのタグは楽しい(Win/Chrome)さんが入室しました。
    22:26:30 お知らせ 書いてみたとかのタグは楽しい(Win/Chrome)さんが退室しました。
    22:26:40 きとかげ 入ってきていいのよ
    22:26:57 No.017 まぁ投稿場でも タグつけていいよって話にすればいいような気もするけど
    22:27:13 No.017 洗濯日和なんかも掲示板ならではの流れだった気がする
    22:27:31 No.017 たぶんpixivじゃあ無理
    22:27:35 お知らせ 流月(Win/Chrome)さんが入室しました。
    22:27:57 流月 言われたので入ってみるノ こんばんはー&はじめまして
    22:27:59 No.017 あれは掲示板と身内の悪ノリがなせる技だと思うのね
    22:28:12 櫻野弥生 こんばんは−
    22:28:23 流月 短編とか書いてみたに関しては今の形式の方がいいと思う
    22:28:30 No.017 ですよねー
    22:28:53 流月 ただ、長編だとポケノベさん方式の方が見やすいし、検索楽そうというのはある
    22:29:06 櫻野弥生 短編集でやりたい、なら別でしょうけど単発ぐらいならやはり掲示板の方がやりやすいですね。
    22:29:17 No.017 本棚導入にするにしても やはり実験の場というか気軽に投稿できる場としてのストーリーズは欲しいかなとは
    22:29:18 櫻野弥生 短編集というか、連作短編?
    22:29:56 No.017 短編はストーリーズに投稿した後、あとで本棚にまとめるイメージっていうのかな
    22:30:03 流月 短編集とかにするとその人の作品の全てが好きではないという人は開けづらい
    22:30:10 きとかげ まろやかのシステム(ノベさんが使ってるやつ)みたいに、新しいやつが上がる形式っていうのは、「頻繁に更新されている小説群を読みやすい」とか、そういう観点からいえば便利なんだろうけど、でもやっぱ“流れちゃう”のよね。自分としては“作品を保存する”=“流れない”というスタンスなので、まろやかシステムやpixivみたのはやっぱ受付ん向きがあります
    22:30:52 No.017 ただやるなら まろやか しか選択肢はないよ 今の所ね あと旧本棚が見やすいとは決して思わない
    22:31:16 No.017 あと掲示板はいずれ流れるからね
    22:31:35 きとかげ 気軽に投稿できるストーリーズは欲しいな。100字以上とか企画あったりとか、楽しいし。
    22:31:37 No.017 しかし 今の話を総合すると
    22:31:46 きとかげ だから自前でHP作ってんじゃないっすかw >流れる
    22:31:55 No.017 やはり本棚と平行して掲示板は必要だね
    22:31:58 流月 掲示板が流れるのはいいとして、読み返したい時に検索かけられるといいなとは思う
    22:32:18 No.017 今の掲示板かけられますよ? 検索
    22:33:15 きとかげ 旧本棚が見やすくないのは同意。作者ごとにも作品名ごとにも中途半端に割り振られてるのがまずマズい
    22:33:53 櫻野弥生 旧本棚は投稿の作業が面倒だった節もあるんで、やるなら簡単に投稿できるってのがいいかなーと
    22:34:08 No.017 旧本棚に比べれば まろやかはレイアウトもきれいだし かなりまとまってると思うな
    22:34:23 流月 まじか  気づかんかった>検索
    22:34:59 No.017 ただ あれだね 単発組の為にやはり掲示板は必要だね
    22:35:02 きとかげ 確かに、ノベさん行った時「いいシステムだな!」って思いましたもん
    22:35:31 お知らせ 音色(Win/Firefox3.x)さんが入室しました。
    22:35:35 きとかげ こんばんはですー
    22:35:36 流月 こんばんはー
    22:35:44 No.017 投稿はしたい でも 登録してID貰ってやるほどじゃあ…  っていう人は確実にいると想うの
    22:36:04 音色 風呂からあがったら何かとても真剣なお話し
    22:36:23 きとかげ マサポケの本棚をどうしようって話ですー
    22:36:32 No.017 とりあえず まとめると 導入するならまろやかただし掲示板は残せ
    22:37:06 No.017 どうしてもきにくわなきゃHPつくりな!
    22:37:11 お知らせ 音色さんの作品まとめて読みたいなー チラッチラッ(Win/IE8)さんが入室しました。
    22:37:12 きとかげ wwww
    22:37:14 お知らせ 音色さんの作品まとめて読みたいなー チラッチラッ(Win/IE8)さんが退室しました。
    22:37:20 No.017 wwwwww
    22:37:23 音色 え
    22:37:27 音色 俺?
    22:37:43 音色 俺の作品まとめるほど数はないでしょう
    22:37:45 流月 作品多いですからねぇw
    22:37:51 お知らせ いえす あいどぅ(Win/IE8)さんが入室しました。
    22:37:52 お知らせ いえす あいどぅ(Win/IE8)さんが退室しました。
    22:37:53 櫻野弥生 wwwww
    22:38:03 No.017 きなりさんも いい加減まとめるべきw
    22:38:11 きとかげ 作品多いように思うのですが……いかんせんあれが。
    22:38:24 音色 レディ・ファントムシリーズが見たいです
    22:38:30 音色 まとまった奴
    22:38:37 No.017 結構:いい加減まとめろよ人口は多い、と
    22:38:49 音色 ていうか、俺は気が付いたらシリーズ化しちまってるのが行けないんだ!
    22:38:50 流月 きなりさん、音色さんはまとめるべき
    22:38:59 No.017 だよねー>レディ・ファントムシリーズ
    22:39:14 音色 ゴ―スやペンドラーや中華鍋は気が付いたらあぁなっていたんだ!
    22:39:16 No.017 あとクーウィさんもまとめるべきだし
    22:39:29 音色 師匠の奴なら俺が勝手にまとめてますが何か
    22:39:38 No.017 そういう意味で需要はあるか…
    22:39:40 No.017 なんだと
    22:39:53 No.017 ファイルをよこせ
    22:39:47 櫻野弥生 短編じゃなくて自称中篇をまとめないといけない人が(
    22:40:03 お知らせ うp(Win/IE8)さんが入室しました。
    22:40:04 音色 ダメっすよ鳩さん
    22:40:04 お知らせ うp(Win/IE8)さんが退室しました。
    22:40:10 音色 まだ完全じゃないのです
    22:40:24 流月 クーウィさんはそのうち全部文庫化するんでないかと予想
    22:40:25 音色 別板連載も含みでちょっとごちゃごちゃなんす
    22:40:33 No.017 なるほど  なんか需要がありそうなのはわかった
    22:41:02 音色 宴なんか途中どまりだし>師匠の奴
    22:41:02 きとかげ 仮にまろやかを導入するなら、タグ考えないとなー、と思います。pixivでもだけど、タグが良く機能してるとは思えない。
    22:41:15 No.017 あ、ちなみにログとかまとめていいすかね
    22:41:28 きとかげ このチャットの? かまいませぬよー
    22:41:33 No.017 他の人にも読ませてみたいな
    22:41:37 音色 宜しいのでは?
    22:41:38 No.017 そうこのチャットの
    22:41:48 櫻野弥生 まろやか導入なら加筆修正して投稿したはいいけど放置した奴を掘り返す( ログいいすよー
    22:42:26 No.017 よしよし
    22:42:38 音色 これを見ながら新しくシリーズ化してしまいそうなお話があるんです、なんて言えない
    22:42:42 No.017 あ、でも今の時間はログとれないんだよな…おのれ
    22:42:45 きとかげ wktkwktk
    22:43:01 お知らせ wktk(Win/IE8)さんが入室しました。
    22:43:07 音色 どの辺からあればいいの>ログ
    22:43:07 wktk wktk
    22:43:10 お知らせ wktk(Win/IE8)さんが退室しました。
    22:43:13 きとかげ 閲覧の中にログとってた人いないかなw
    22:43:41 No.017 いや あとでまとめでばっさりとるよ
    22:43:50 音色 あ、そうですか
    22:44:03 音色 期待されても面白くはないよ
    22:44:07 きとかげ そうですかー。
    22:44:10 きとかげ だが期待する
    22:44:15 音色 やめてー
    22:44:23 きとかげ <●><●>
    22:44:36 お知らせ <●><●>(Win/IE8)さんが入室しました。
    22:44:40 <●><●> <●><●>
    22:44:40 流月 期待しないで正座待機しておけというメッセージか
    22:44:40 きとかげ <●><●>
    22:44:40 櫻野弥生 なんか新作考えて包囲されればいいんですかね?
    22:44:41 お知らせ <●><●>(Win/IE8)さんが退室しました。
    22:44:43 No.017 忘れないようにストーリーズに投稿するよ
    22:44:50 音色 螺旋な日記だって真面目にやろうか悩んでるんだから
    22:44:58 きとかげ いいと思います! >新作考えて包囲
    22:45:16 流月 その発言だけで包囲します
    22:45:25 No.017 あとあれだな システム改編したときは よろず板とストーリーズは統合で良いな?
    22:45:27 お知らせ 包囲!(Win/IE8)さんが入室しました。
    22:45:28 お知らせ 包囲!(Win/IE8)さんが退室しました。
    22:45:38 音色 ですな
    22:45:45 No.017 連載板は廃止で
    22:45:50 櫻野弥生 それでいいかと。
    22:46:00 きとかげ 統合でいいかと
    22:46:01 流月 本棚に長編が投稿できるのならいいかと
    22:46:14 No.017 廃止っていうか実質統合か
    22:46:33 No.017 長くならないように 十レスくらいで区切って貰おう
    22:47:03 No.017 第○話を掲示板に落としつつ
    22:47:14 No.017 本棚更新みたいな感じでやって貰うか 本棚だけ更新してもらっても構わないし
    22:47:58 きとかげ 何を十レスぐらいで区切るのです?
    22:48:24 No.017 投稿が長引くと スレッド長くなって 他を圧迫するでしょ?
    22:48:51 きとかげ ああ、スクロール大変になりますね
    22:50:22 No.017 うむ だいたい方向性見えてきた ありがとう
    22:51:27 音色 今更考えると、単発らしい単発が「鞄」「嵐の暴君」「執行人」「触れる」「主人公の条件」くらいしかない
    22:51:45 音色 後は大体シリーズ化してないか
    22:51:57 流月 ですね
    22:52:10 きとかげ いえいえこちらこそ
    22:52:38 音色 何故だ!?
    22:52:50 音色 るっき―教えて
    22:52:51 No.017 タグはあれだな ストーリーコンテストは必須だろうな 【書いてみた・書いていいのよ】 あたりも
    22:54:14 きとかげ 書いたとこから世界が広がってくんじゃね
    22:54:44 きとかげ 多すぎず、少なすぎず、客観的に判断できるもの、かなあ。>タグ
    22:54:56 きとかげ あんまきっちり詰めて考えてないですが
    22:55:32 流月 書いた世界のその後が気になって書いてるからじゃないですかね>シリーズ化
    22:56:02 流月 あんまり使われてないけど【描いてみた】とかもあっていいのか
    22:56:23 音色 描けないから書いている人
    22:56:31 きとかげ いいと思うのです >【描いてみた】
    22:56:32 No.017 【描いてみた】は悩ましいなw
    22:56:40 きとかげ よく知らないけど、まろやかは挿絵機能あるみたいだし
    22:56:55 音色 うぅ、単発が上手くなりたい
    22:57:01 No.017 ただ 描いてみたの為に登録か(
    22:57:19 お知らせ シリーズ化したっていいじゃない(Win/IE8)さんが入室しました。
    22:57:20 お知らせ シリーズ化したっていいじゃない(Win/IE8)さんが退室しました。
    22:58:00 No.017 http://pokenovel.moo.jp/mtsg/mtsg.cgi 参考までに再び貼る
    22:58:07 音色 単発を書く→なんか設定追加→気がつけばシリーズ→自分で〆切設定(じゃないと終わらない)→〆切に追われ自分で首を絞める
    22:58:30 流月 書けてるならいんでないかな
    22:58:38 No.017 カントー ジョウト ホウエン シンオウ イッシュ オリジナル地方 ポケダン みたなカテゴライズはいいな
    22:58:52 きとかげ どうだろう
    22:59:11 No.017 登場人物 はオリトレ項目欲しいね
    22:59:24 きとかげ カントーやジョウト飛び回る人もいるだろうし、ポケダンでなくともポケモンオンリーの世界観で何かやる人はいるだろし
    22:59:46 音色 ゲームの主人公だけどそれはオリトレになるんだろうか
    23:00:01 No.017 あとポケモンサーチのカテゴライズも参考になりそうだ
    23:00:05 きとかげ というか、そのカテゴライズで自分は検索しないからなあ……
    23:00:17 流月 ここじゃオリポケはあんま見ないなぁ そういえば
    23:00:49 No.017 まぁ私も好きな作家で見ちゃうけどなw
    23:00:52 流月 作者ぐらいかなぁ 検索するとしたら
    23:00:57 きとかげ 同感w >作者
    23:01:13 No.017 でもこう マサポケ独自のタグがあってもいいよな
    23:01:16 流月 ジャンルとして、バトルもの、とかで検索できるならするかもしれない
    23:01:19 No.017 民俗 とかな
    23:01:25 音色 民俗www
    23:01:31 きとかげ 民俗w
    23:01:37 No.017 俺とクーウィさんのためのタグだな
    23:01:48 音色 専用タグ
    23:01:49 No.017 あとイサリさんあたりwww
    23:01:57 きとかげ 専用タグw
    23:02:04 流月 専用タグww
    23:02:27 お知らせ さすがwww(Win/IE8)さんが入室しました。
    23:02:28 お知らせ さすがwww(Win/IE8)さんが退室しました。
    23:03:25 流月 鳥タグもあっていい気はするんだけどなぁ
    23:03:29 No.017 ポケノベではマサポケを神社というというウワサ
    23:03:48 No.017 あとタイプ別検索
    23:04:03 きとかげ 自分だと、原作キャラ多めか、オリトレ多めとか、STREETの傾向があるとかが分かると嬉しい
    23:04:04 No.017 ゴースト ひこう…
    23:04:05 流月 九十九さんせいか>神社
    23:04:12 きとかげ 思うけど、多くても意味ないと思うんだ >タグ
    23:04:32 きとかげ マサラのポケモン神社w
    23:04:35 流月 タイプ別は使うかなぁ ジャンルはまだ使いそう
    23:05:00 No.017 わかったよ! カゲボウズタグ用意すればいいんだろ!!!!!
    23:05:10 音色 自作品のカテゴライズがまずわからないから使いもしないと思う
    23:05:13 きとかげ ピンポイントwww
    23:05:15 流月 浮気者タグも用意してくれるとありがたい
    23:05:16 No.017 仕方ないね
    23:05:17 お知らせ マサポケイズム(Win/IE8)さんが入室しました。
    23:05:18 お知らせ マサポケイズム(Win/IE8)さんが退室しました。
    23:05:23 音色 ピンポイントすぎるwww
    23:05:30 No.017 マサポケタグの特徴
    23:05:36 No.017 民俗 カゲボウズ
    23:05:39 流月 ピンポイント
    23:05:54 きとかげ あるいはもう、検索に使う方向性やめて完全ギャグ路線でいくか >タグ
    23:06:08 No.017 それはそれでおいしいな…
    23:06:27 音色 何のためにあるタグなのかそれすらも分からないw
    23:07:00 きとかげ だってどうせ検索するのは作者別だものw
    23:07:08 No.017 っっっっっっw
    23:07:15 流月 きとかげさん、マジ黒い
    23:07:51 No.017 同じまろやか使うなら マサポケの特徴出したいね
    23:08:06 きとかげ 真面目な話、他所で見ていてタグ機能してるかというと疑問なのですよ。
    23:08:21 流月 それは言える>タグ機能してない
    23:08:28 音色 正直、タグなんて見てない
    23:08:45 No.017 とりあえず ストーリーコンテスト、【書いていいのよ・書いてみた】、民俗、カゲボウズは必須だろう
    23:09:17 No.017 つっこめよ
    23:09:30 音色 え、マジかとおもって
    23:09:34 きとかげ wwwwwwww
    23:09:36 音色 >民族 カゲボウズ
    23:09:37 流月 ごめん、おれ観客だから
    23:09:39 お知らせ つっこみどころが多すぎんですよ!(Win/IE8)さんが入室しました。
    23:09:40 お知らせ つっこみどころが多すぎんですよ!(Win/IE8)さんが退室しました。
    23:09:56 No.017 まぁ わりとマジだけど
    23:10:17 No.017 突っ込むなら今のうちだよ!!!!!
    23:10:33 音色 民族はともかく、カゲボウズはピンポイントすぎるかな、やっぱw
    23:10:33 きとかげ いいタグだと思うYO!!!
    23:10:40 音色 否定はしないけど
    23:10:54 きとかげ じゃあ、「カゲボウズ・ジュペッタ」で
    23:11:03 お知らせ 別に必須と言ってるだけだし、他にも増えるだろうし(Win/IE8)さんが入室しました。
    23:11:15 別に必須と言ってるだけだし、他にも増えるだろうし 別によくね? と
    23:11:17 お知らせ 別に必須と言ってるだけだし、他にも増えるだろうし(Win/IE8)さんが退室しました。
    23:11:34 櫻野弥生 ところでタグって固定?(今更
    23:12:03 No.017 どうなんだろう たぶん後で増やせるんじゃないかしら
    23:12:33 きとかげ 増やせるのは管理人ですかね?
    23:12:43 No.017 おそらく
    23:12:57 きとかげ じゃあ鳩さんに適宜申告w
    23:13:18 音色 つけるべきタグが思いつかない人はどうすりゃいいんだろう
    23:13:29 きとかげ ストーリーズに「タグを妄想するスレ」とか立てれば、うん。
    23:13:30 No.017 登録しなきゃいいんじゃね
    23:13:41 音色 そっか
    23:13:45 No.017 タグをね
    23:13:50 流月 作者名のタグだけ、打っとけばいい気はする
    23:14:46 No.017 あとあれだな
    23:14:49 No.017 狐
    23:14:57 No.017 タグは必要じゃyないか?
    23:15:01 音色 それはいる>狐
    23:15:27 No.017 ストーリーコンテスト、【書いていいのよ・書いてみた】、民俗、カゲボウズ、狐
    23:15:34 流月 狐タグか チャットに出没する方が多いキツネもいますが
    23:15:39 No.017 なんだこれwwwww
    23:16:03 きとかげ 真面目なのは前3つ(2つ)だけ! これがマサポケ仕様!
    23:16:06 音色 知らない人が見たらまさにカオス
    23:16:20 No.017 おかしい 全体にもあてはまるのに 私の小説にピンポイントするこのタグ群は
    23:16:43 流月 鳩さんが管理人だからしょうがない
    23:16:44 きとかげ タグなんてピジョンの冠羽です()
    23:16:51 お知らせ 鳩さん=マサポケの縮図(Win/IE8)さんが入室しました。
    23:16:52 お知らせ 鳩さん=マサポケの縮図(Win/IE8)さんが退室しました。
    23:16:57 No.017 ちょw
    23:17:02 きとかげ つまり鳩さんの影響力はすごいw
    23:17:44 音色 タグのうちほとんどがあてはまらない・・だと・・
    23:18:28 No.017 いや ちゃんと オリトレとか地方とか入れますから…
    23:18:37 流月 音色さん、それ言ったら俺なんてまじめなのしかあてはまらないですからw
    23:18:59 音色 るっきー、狐の話書いてなかったっけ
    23:19:10 No.017 まじめなのでいいんですよ 何言ってんすかw
    23:19:22 音色 オリトレってゲームの俺主人公も含まれるの?
    23:19:37 櫻野弥生 当てはまらないなら当てはまれるようなタグがつく作品を作ればいいんだ!
    23:19:50 きとかげ タグを作ればいい!
    23:19:55 No.017 ゲームの俺主人公は含まないでしょ? ただ小説中にオリトレ出るならありかと
    23:20:13 お知らせ タブンネMark.2(ez/T004)さんが入室しました。
    23:20:19 タブンネMark.2 こんばんは
    23:20:22 きとかげ こんばんは
    23:20:23 No.017 ちょw
    23:20:28 No.017 あとあれだな
    23:20:32 流月 書いたのあるけど、こっちにあげてないはず こんばんはー
    23:20:36 櫻野弥生 こんばんはー
    23:20:40 No.017 流血表現あり
    23:20:47 No.017 みたいなタグはあったほうがいいのか8
    23:20:52 櫻野弥生 っパンチラ
    23:21:12 きとかげ なるほど、そういうタグは欲しいかも >流血表現
    23:21:22 流月 流血表現か そのタグならなんとかなるはず
    23:21:23 No.017 ストーリーコンテスト、【書いていいのよ・書いてみた】、民俗、カゲボウズ、狐、流血表現あり、パンチラ  …と
    23:21:41 タブンネMark.2 うっかり見てしまわないように
    23:21:46 櫻野弥生 これじゃパンチラ小説になってしまう!(
    23:21:50 お知らせ パンチラwww(Win/IE8)さんが入室しました。
    23:21:51 お知らせ パンチラwww(Win/IE8)さんが退室しました。
    23:21:54 No.017 40秒以内につっこみな!
    23:22:10 きとかげ はい時間切れー
    23:22:16 流月 パンチラのロマンが分からない 最近安売りされてるからか そういえば、エロタグはなくて…いいですね、はい
    23:22:30 タブンネMark.2 ツッコミにも時間制限w
    23:22:51 きとかげ エロタグも自分は欲しい。アヤマチとかこなゆとか
    23:23:01 お知らせ ラクダ(Win/IE8)さんが入室しました。
    23:23:05 タブンネMark.2 パンチラは、隠されたものが一瞬みえる、お宝映像なのだ
    23:23:06 きとかげ こんばんは
    23:23:10 No.017 性表現あり
    23:23:12 No.017 と
    23:23:16 タブンネMark.2 こんばんは
    23:23:17 音色 なる
    23:23:22 音色 こんばんわ
    23:23:27 No.017 ストーリーコンテスト、【書いていいのよ・書いてみた】、民俗、カゲボウズ、狐、流血表現あり、性表現あり
    23:23:30 流月 みーさん、ストコンだけステルス仕様なので、最近ポケストに投稿してる話書いてる人と別人じゃないかと思う
    23:23:32 流月 こんばんはー
    23:23:37 櫻野弥生 こんはんはー
    23:23:40 きとかげ ステルスw
    23:23:41 No.017 どんどんカオスになっていく(
    23:23:45 ラクダ こんばんはです。途中からなので把握していないのですが、タグは自分でつけるんじゃなくてシステムとしてですか?
    23:23:55 タブンネMark.2 きっと長老に操られて書いたんだと思う
    23:24:14 No.017 http://pokenovel.moo.jp/mtsg/mtsg.cgi? ポケノベさんのシステム参照
    23:24:41 流月 みーさんより格段に(身長的な意味合いで)見えない自分
    23:24:41 きとかげ 隠されているのが重要なのに、最近はモロが目について価値の下落を感じる >パンチラ
    23:24:50 ラクダ あー、なるほど。ありがとうございます
    23:24:56 きとかげ 身長ならいいじゃないすかw
    23:25:12 ラクダ 流血のほかに、暴力表現も欲しいです
    23:25:26 タブンネMark.2 こんな寒い中みせながら歩く人がいるとは思えな…
    23:25:49 タブンネMark.2 流血、暴力まとめてグロじゃだめ?
    23:25:50 流月 身長的に見えないとうかつにはぐれられないのと満員電車が苦行になるのです
    23:26:05 きとかげ グロlv1、lv2とかだろうか
    23:26:10 流月 グロでいいと思うけど、どのあたりからつけるか迷うなぁ
    23:26:12 タブンネMark.2 頭をリーゼントにすれば問題ないって
    23:26:14 No.017 ポケモンはバトルするのに暴力表現と言われてもなw
    23:26:25 No.017 せいぜいやるならグロだな
    23:26:27 音色 釘が目に刺さるのは?
    23:26:29 きとかげ そうそれがなあ >どのあたりから
    23:26:47 タブンネMark.2 暴力って、やっぱりぐっさり来る暴力ってあると思うっす
    23:26:59 No.017 どのあたりの境目として ある意味流血表現だと思うんだけどな
    23:27:03 ラクダ んー、グロ、っていうほどのものじゃないというか。 バトルとはまた違う方の
    23:27:35 タブンネMark.2 カイジの地下労働は暴力で、パチンコがバトルかな
    23:27:40 音色 流血か・・、アニメとかだと基本は打撃系のダメージ描写しかされないからな
    23:27:44 流月 まぁ、ポケモン虐待まで行くと暴力だとは思う ただ、バトルの結果として、流血するのに流血が境界だと若干迷う
    23:28:02 音色 切られようが血が出てなきゃセーフなのか。
    23:28:03 No.017 ストーリーコンテスト、【書いていいのよ・書いてみた】、民俗、カゲボウズ、狐、流血表現あり、性表現あり、りえさん  …と
    23:28:11 音色 ん?!
    23:28:16 流月 大統領でしょうそこは
    23:28:17 タブンネMark.2 りえさんタグが気になる
    23:28:17 櫻野弥生 !?
    23:28:21 音色 りえさんてw
    23:28:23 ラクダ 最後のタグが…w
    23:28:27 No.017 40秒以内につっこみな!
    23:28:39 タブンネMark.2 ツッコんだじゃないか
    23:28:41 音色 それはもはや作者タグじゃないか!
    23:28:51 タブンネMark.2 ほもタグでいいのか
    23:28:58 流月 ちなみにりえさんタグとデりえバードタグもある
    23:29:02 No.017 りえさんは間違いなく一つのジャンル
    23:29:14 タブンネMark.2 ジャンルw
    23:29:25 音色 ジャンルになった
    23:29:36 流月 ジャンルであることは間違いない
    23:29:49 タブンネMark.2 どんなジャンルだ
    23:30:37 No.017 家に帰るとピカチュウが出てくるジャンル
    23:30:46 No.017 わかったよ
    23:30:53 タブンネMark.2 どんな…
    23:31:02 No.017 ストーリーコンテスト、【書いていいのよ・書いてみた】、民俗、カゲボウズ、狐、流血表現あり、性表現あり、りえさん、ゴーヤロック
    23:31:03 流月 カオス
    23:31:05 お知らせ えっ(Win/IE8)さんが入室しました。
    23:31:06 お知らせ えっ(Win/IE8)さんが退室しました。
    23:31:10 No.017 これでいいんだろ?
    23:31:18 流月 ごはさんは必要だね
    23:31:19 タブンネMark.2 うん
    23:31:26 No.017 納得したwwwwwww
    23:31:33 タブンネMark.2 あと
    23:31:40 タブンネMark.2 ふーん、普通 も
    23:31:42 流月 ゴーヤロックタグ意訳:あげて落とす
    23:31:42 お知らせ りえさんは指定時間発言が無かったため、自動退室になりました。
    23:31:51 No.017 りえさんwwww
    23:32:02 音色 586さんは確かに必須
    23:32:03 流月 それもう、感想じゃないかww>ふーん、普通
    23:32:06 タブンネMark.2 ゴーヤロックタグ‥最後まで読めない
    23:32:24 タブンネMark.2 必要じゃないのか
    23:32:44 No.017 ストーリーコンテスト、【書いていいのよ・書いてみた】、民俗、カゲボウズ、狐、流血表現あり、性表現あり、りえさん、ゴーヤロック、 ふーん、普通 、おじさんのきんのたま
    23:32:56 ラクダ 箱ティッシュ必須の意味か>ゴーヤロックタグ
    23:32:56 タブンネMark.2 増えた
    23:33:00 流月 レイニーさんタグか
    23:33:22 No.017 でもおじさんのきんのたま ネタで入れておいてもいいよな
    23:33:24 きとかげ 話戻るけど、作者が自分で付ける以上、作者の良心で判断するしかないと思う >流血表現とか  むずいとこ
    23:33:34 No.017 まそうなるわね
    23:33:38 タブンネMark.2 そうだね
    23:34:04 流月 性表現も作者の良心になるのかぁ(遠い目
    23:34:19 ラクダ 正直、どこまでが許される範囲かが分からなくて困る。注意を促すべきなのかどうか……迷う
    23:34:24 No.017 あんまりひどかったら入れろよwww って言うよ
    23:35:43 流月 まぁ、おもしろければいいや グロと性表現は許容範囲があるから、ある程度の基準は欲しいところ
    23:36:59 No.017 ストーリーコンテスト、【書いていいのよ・書いてみた】、民俗、カゲボウズ、狐、流血表現あり、性表現あり、おじさんのきんのたま、もぎゅもぎゅ  と
    23:37:23 お知らせ ぎゃー(Win/IE8)さんが入室しました。
    23:37:24 お知らせ ぎゃー(Win/IE8)さんが退室しました。
    23:37:40 ラクダ あれ、りえさんとゴーヤロックさんが……もぎゅられた?
    23:37:43 音色 もうなにがなんだかw
    23:37:43 流月 久方さんタグか
    23:37:49 No.017 さすがにネタがつきてきたよ!!!!
    23:38:21 流月 鳩さん、あなたならいける                       と信じてます
    23:38:29 きとかげ 作品について一々議論できるわけではないから、基準を決めるなら機械的なものになるなあ。血が流れたらだめ、打撃はおk、というのも疑問だけど、どっかで線引くしかないか。それ+目についた時の注意喚起
    23:38:32 音色 レディ・ファントム
    23:38:42 きとかげ というのを今考えた
    23:39:17 流月 なんか基準になる話をあげておけば、良い線引きになりそう
    23:39:29 流月 性表現はこなゆとかがすでにあるし
    23:39:47 No.017 既存作品参考にしてください 目についたら注意喚起でいいっしょ
    23:39:54 音色 なるほど
    23:40:12 きとかげ そうしますか
    23:40:13 No.017 ところで ツッキーの捕食シーンはどうなるんですか
    23:40:18 櫻野弥生 うちの昔の作品を見て基準を考えてみるか
    23:40:25 きとかげ エロ注意?
    23:40:32 流月 あれは正常の範囲内
    23:40:37 流月 な気がする
    23:40:41 ラクダ ○血が流れる ×傷口の詳細描写 て感じですかね>流血注意基準 ふうむ、目に付いたら…
    23:41:25 きとかげ セロ指定にしろ映倫にしろ、ABCZPG12R15R18と色々分かれているのだから、エログロで一括りにする必要もないかも。エロい、超エロい、グロい、超グロい、な感じで。
    23:41:36 お知らせ 音色(Win/Firefox3.x)さんは行方不明になりました。
    23:42:46 お知らせ こま(Mac/Safari)さんが入室しました。
    23:42:51 ラクダ ツッキー氏のは、エロタグというか色気タグ?
    23:42:55 ラクダ こんばんはです
    23:42:58 流月 こんばんはー
    23:43:05 こま 流血が駄目なら鼻血もNGか・・・
    23:43:11 櫻野弥生 こんばんはー
    23:43:14 こま ノ
    23:43:19 流月 こなゆはエロいの範囲ですか?
    23:43:21 きとかげ こんばんはです
    23:43:46 No.017 こなゆはSEXしてるのでエロです!
    23:43:48 きとかげ 超の範囲かなあ?
    23:44:05 ラクダ 超絶エロタグ推奨
    23:44:39 きとかげ エロ<超エロ<超絶エロ<絶倫 ですか分かりません
    23:44:53 ラクダ 絶倫タグwww
    23:45:17 櫻野弥生 絶倫とかほめ言葉になる(
    23:45:20 No.017 個人的には ツッキーとミシマさんがベッドでぎしぎsしてて ミシマさんが喘でたらエロで ベッドの中で話してるだけなら まぁいいんじゃねぇの? って感じ
    23:45:33 お知らせ 音色(Win/Firefox3.x)さんが入室しました。
    23:45:47 きとかげ 前半は超絶エロで、後半はノーマークだと思ったんだw
    23:45:49 きとかげ おかです
    23:46:34 音色 あとちょっとで消えるべ
    23:47:14 流月 一周回って褒め言葉か>絶倫タグ こなゆは超エロか
    23:47:57 No.017 キスまではいいけど 脱がして乳もみ始めたらエロかなと
    23:48:22 No.017 肉棒が見えたりなあと自慰はエロかなと
    23:48:36 音色 まだ12時は過ぎてないぜ鳩さん
    23:48:47 流月 そこまでやったら、マサポケ裏版を作ったほうがいい気がしてきた
    23:48:57 きとかげ 今は多分マサポケ倫理基準の審議中なんだ! 多分!
    23:49:02 No.017 あと12分だ 大目に見ろ…
    23:49:07 音色 www
    23:49:18 ラクダ フライングw
    23:49:21 きとかげ イマサラ版
    23:49:23 音色 まぁ、俺は12時からは絶対に参加できないから良いんだけどさ
    23:51:07 流月 十二時はもっとやばいです、Rがつくなんて一時期はざらでした
    23:51:19 お知らせ タブンネMark.2(ez/T004)さんは行方不明になりました。
    23:51:36 音色 大人の時間なんだね
    23:51:40 流月 そんな法螺吹く23:52
    23:51:45 No.017 わかったよ
    23:51:46 音色 そうそうこまさん
    23:51:56 音色 誘惑に負けてきたよ
    23:52:08 No.017 ストーリーコンテスト、【書いていいのよ・書いてみた】、民俗、カゲボウズ、狐、流血表現あり、性表現あり、おじさんのきんのたま、イマサラタウン これでいいんだろ?
    23:52:21 音色 イマサラタウンww
    23:52:30 こま おめでとうございます
    23:52:33 流月 イマサラタウンが万能すぎるので却下
    23:52:57 流月 したくなってしまう
    23:52:58 音色 明日からちょっとポケモンの世界に浸ってくる
    23:53:16 きとかげ お?
    23:54:04 流月 流血表現があるぐらいでなんだ→イマサラタウン 性表現があるぐらいでなんだ→イマサラタウン 鳩さんが12時前から暴れてる→イマサラタウン
    23:54:08 音色 イマサラタウンタグを付ければ ♀主×ダゲキとか ♀主×ドリュウズとかやって良いってことですよね
    23:54:13 流月 となんにでも使える
    23:54:20 音色 (無論やらないが
    23:54:32 ラクダ なんという万能タグw
    23:54:50 きとかげ 意見として、流血表現と性表現のところにレベル1,レベル2というか、R15、R18的なタグ分けがあるとよいと思います。一義に決めるってやっぱ無理あるし、私が大丈夫でもラクダさんにはきつそうとかあるし。
    23:54:58 きとかげ と、ラクダさんの名前をお借りしました。
    23:55:06 No.017 そこまでわかるのはめんどいからやらない というかへたな区分けはかえって混乱の元かと
    23:55:26 櫻野弥生 ところで鴨鍋にする場合どのタグに引っかかるんですか?
    23:55:36 流月 イマサラタウンですかね
    23:55:37 ラクダ どぞ!  というか、私は大抵の表現平気です>流血
    23:55:38 きとかげ もぎゅもぎゅ >鴨鍋
    23:56:03 No.017 心配ならいれとけ! って話し
    23:56:25 ラクダ 了解です
    23:56:38 音色 やっぱり作者次第かな>流血・性表現タグ
    保険みたいな感じで ※目に釘が刺さるという表現が苦手な方は閲覧注意 とか
    23:57:01 きとかげ 結局は自己申告だしねw
    23:57:32 流月 その上でついてないのにつけた方がいいやつに関しては注意喚起、でいいのかな
    23:57:40 音色 おそらくは
    23:58:01 No.017 まだ本棚も出来てないのにw
    23:58:07 きとかげ そういやそうだw
    23:58:20 櫻野弥生 そういえば
    23:58:23 音色 いいんだよ!ログ保存するんでしょ!
    23:58:28 お知らせ とらぬ狐の皮算用(Win/IE8)さんが入室しました。
    23:58:29 お知らせ とらぬ狐の皮算用(Win/IE8)さんが退室しました。


    ※民俗タグは 民俗/伝承 にでもしようかと思う
    ※あとやるにしてもポケスコ・ベストが終わってからね


      [No.2214] 【書いてみた】掴みにいく者 投稿者:巳佑   投稿日:2012/01/21(Sat) 23:50:57     163clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

     
     イッシュ地方にあるはライモンシティ。
     ヒウンシティやソウリュウシティに負けないほどの都会を築いており、更には街の一角に遊園地があったりする。そこで有名なアトラクションの観覧車。ゴンドラから見える景色は中々のもんだ。今は夕日が水平線の向こうに落ちようとしていて、紫から群青色への美しいグラデーションが空に描かれていた。間もなく夜がやってくるからか、眼前に広がる地上ではビルの明かりなどがつき始めてきた。
     この観覧車に乗ると思い出す。
     

    「ボクは観覧車が好きなんだ」
     あれは半年以上前ぐらいかな。
     いきなり緑色の髪の毛をした男――Nと名乗る男に観覧車を誘われた。
     実はこの男、それ以前にも会ったことが会って……確か、カラクサタウンだったかな? プラズマ団っていう謎の組織野郎の演説が終わったときに、向こうから話しかけてきたよな。第一印象が根暗でなんか電波っぽい感じ。それと、早口で何を言っているのかギリギリでなんとか聞き取れるけど、なんというか若干、自分の世界に入っているのではないかと思う。うん、なんか勝手にこっちが聞きもしてないことしゃべり出していたりするし、うん。私ね、いういうタイプがめっちゃ苦手だ。
     観覧車はどうやら二人乗りじゃないといけないらしく、一人でゆっくり乗させやがれこの野郎と、スタッフの首ねっこを掴んでやりたいところだったが仕方ない。ここで断って変な因縁つけられてもウザいし。私はその誘いに乗ることにした。
     二人でゴンドラに乗るとき、スタッフの顔が赤くなったのを見えた。勘違いしてんじゃねぇぞ、この野郎。
     私とNを乗せたゴンドラが上へと昇っていく。
     
    「……最初に言っておくよ。ボクがプラズマ団の王様だ」
     エイプリルフールはまだだぞ。
     そんな感じでシラネっていう顔したけど、Nは勝手に話を進める。
     プラズマ団の王様としてどうとかこうとか、自分はこうしたいとか。
     なんというか、ねぇ、本当にウザかった。なんだ、コイツは。何を勝手に語ってやがるんだ。
     私だって女の子だぜ?
     胸のトキメキなんか鼻から期待してなかったけど、ここまでムードフラグをぶっ壊してくるとなると、呆れを通り越してイライラを覚える。
     そして長かったような観覧車がようやく終わり、私とNがゴンドラから出ると、入り口にプラズマ団の二人が「N様」と言ったときに私の目は丸くなった、と思う。本当だったのか、それ。
     そして、Nは自分の理想を語り、こう言った。
    「ボクはチャンピオンを超える」
     うん、この辺で私のイライラ度は臨界点を突破したわ。
     Nの胸ぐらを掴んで、顔をグイとこちらに近づけさせ、こう言い放ったのを覚えてる。

    「てめぇだけがチャンピオンを目指してるわけじゃねぇぞ、この野郎」

     最初はNの言葉なんてよく分からなかった。
     いきなりポケモンの解放とか、なんちゃらかんちゃら。
     おまけに自分の正体を明かしてくるときた、もう訳ワカメである。
     他人のことを理解してやれという言葉もあるかもしれないが、こんな奴のことを考えているだけでイラつく。
     最初は本当にNに対しては見下していたというか、そんな風に見ていた。


    「…………」
    「お前さ、本当は怖いんだろ? な、怖いんだろ?」
    「こ、怖いわけけけななないぞ、ここここのエリートトレーナーで、ああああろうもの、全っ然、こわくなど」
    「めっちゃ、足震えてんですけどー」
     そして今、時刻は間もなく夜のライモンシティ遊園地。
     私は一人のエリートトレーナーであるナツキという男と一緒に観覧車に乗っていた。 
     こいつ、本当は高いところが苦手なくせに、無理に隠そうとしている。
     バレバレなんだよ。
     まぁ、そこはあえて言わずに、ナツキのテンパり具合を見て楽しむのが私の最近起こったプチマイブーム。
     ほんと、コイツおもしれぇな。

     その後、観覧車から降りたときのナツキの顔色悪さがどこまでひどかったかは言うまでもない。 

    「ま、サンキューな。おかげでめっちゃ楽しめたわ」
    「ききき、きみは絶対、色々な意味で楽しんでいただろうっ!?」
    「ん? なんだよ、アンタはつまんなかったのか? あぁ、そうか、そうだよな観覧車はやっぱり怖――」
    「断じてちがーーーう!!!」
     ナツキとそんなやり取りを交わしてから、私は「本当にサンキューな」と一言残しながら、ナツキにサイコソーダを一本投げると、遊園地を後にした。
     もあんとした夏独特の気だるくなりそうな空気を感じながら、私は夜空を仰ぐ。都会の夜空は高層ビルとかがチカチカと騒いでるもんだから、星が黙ってしまって、全く見えない。ちぇ、流れ星がこの間に流れてきたりとかしたらどうしてくれんだ、という割とどうでもいい悪態をつきながら歩き続ける。

     あれからまた旅を続けていく中で、何度も何度もNに会った。
     もうコイツ、ストーカー罪ということでジュンサーさんに通報しようかなって思ったときもあった。だって、こんなに偶然なのっておかしすぎるでしょ、流石に。これがストーンをもらったもの同士の運命なんて言ったら……まぁ、ちょっと響きは悪くないかもだけど。
     しかし、なんだろうな、Nと会っていくとな、これだけは分かったんだよ。
     
     アイツも何かと戦っているんだろうなぁって。
     自分のやりたいことを見つけたいっていうベルや、バトルマニアの域を越したいらしいチェレンや、もちろん強くなりたいっていう私と同じでさ。
     アイツも何かと戦っているんだよな、きっと。
     ポケモンに対して、自分には何ができるとか。
     ポケモンにとって一番の幸せってなんだろうかって模索してんだよな。
     お前も私達と一緒ってやつだよ。きっと、そう。
     なぁ、N。
     アンタも幼馴染みだったら、また違っていたのかな。

     強めの風が一つ、私に吹き付けてくる。

     まぁ、変えられないもんに今更、小言を言っても仕方ねぇよな。
     とりあえず、身も心も準備万端になったし、そろそろ暴れますか。
     なんかゲーチスっていうおっさんに手の平で踊れ的なことを言われたけど、まぁ、いいや。
     自分でも言うのはなんだけど、私、暴れたら、他の奴らには手がつけられないほど、ヒドイらしいから。
     
     あのおっさんの言う通りになるのがシャクだが、今から私が目指すべき相手はNだ。
     本当に胸倉を掴んだのにふさわしい相手だって、今、思える。
     待ってろよ、N。
     今度はアンタからチャンピオンを掴んでいってやるからな。

     そして決着をつけようぜ。

     どちらかが英雄にふさわしいのか、じゃなくて――。

     どっちがチャンピオンになれるかをさ。
     
     ぶっちゃけ、英雄の称号やら世界平和とやらはその副賞でいいや。  




    【ギャグ的なおまけ】

    「ぼ、僕はプラズマ団の王さ――」
    「カット。噛んでるし」
    「く、僕としたことが」
    「早くしないと、アナタが言っていた女の子、来ちゃうんじゃない?」
    「な、なんとかしてみせるよ」

     観覧車内、ライモンシテイのジムリーダーであるカミツレ相手に練習するN。
     カミツレ曰く、面白そうだったから手伝ってあげたとか、それからこのことは黙秘にしといたとか、しなかったとか。




    【書いてみました】

     前置き:こんなゴーイングゴーマイウェイな女主人公でもいいですか(

     皆さんの物語を読んだ後、私も書いてみようと思い、観覧車のシーンを思い浮かべたら、このような物語になっていきま(以下略)
     なんというか主人公は徐々にNのことを認めていったというのもアリかなと思いまして、あのような展開になっていきま(以下略)
     それと、ライバル(?)と認めたお前と真正面からバトれて嬉しいぜ! みたいなものもあるかなぁとも思いまして、最後はあのような感じになりました。(汗)

    【書いてみた】に続いてみましたが、ずれていたらスイマセン(汗)

     追伸:物語では半年とか書いていましたが、実際、10月31日に始めたBWはNの「サヨナラ」を聞くまで実に四ヶ月以上、3月16日までかかりました。半年はかからなかったけど、時間(多分、インターバルが多いのと、回り道をしたかったから)をかけすぎた……? と振り返ってみる今日この頃です。


     ありがとうございました。

    【何をしてもいいですよ】


      [No.2212] Re: なんとまあ 投稿者:夏夜   投稿日:2012/01/21(Sat) 17:16:21     81clap [■この記事に拍手する] [Tweet]


    はじめまして砂糖水さん。
    夏夜と申します。
    この掲示板ではじめてコメントをいただいたので、とてもうれしいです。

    書いていて、少し寂しくなってしまったこのあいのうた。
    ご拝聴ありがとうございました。


      [No.2211] Re: x線 投稿者:巳佑   投稿日:2012/01/21(Sat) 14:43:59     90clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    きとらさん、コメントありがとうございます!


    > レントゲンとかで使うx線の語源は「なんだか解らないから物体をxとする」っていう意味らしい。
    > 謎の物体、っていう意味でもxって使いますからね。

     そうだったんですか!
     初めて知りましたです。
     そうか、学校の数学の方程式とかでxが使われていたのもそこからなのかなと、今更すぎること思ってみたり……あぁ、げしげししないで、何今更とげしげししないでくだ(以下略)


     追伸:改めてxを(姉のお古の)電字辞書で調べてみたところ……未知数ってありました。すいません、お馬鹿なところをお見せしてしまい……あぁ、げしげししないでくだ(以下略)


     それでは、失礼しました。


      [No.2210] なんとまあ 投稿者:砂糖水   投稿日:2012/01/21(Sat) 00:55:54     82clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    なんとまあ、かなしいかなしい、あいのうたなんでしょう。


    ただ、あなたに気づいて欲しかった。
    そして押し殺した、たったワンフレーズのあいのうた。

    淡々と語られているのに、その想いの深さに心打たれました。


    哀しい愛しい、あいのうた。
    しかと拝聴させていただきました。


      [No.2209] プロットの皮を被ったプロット 投稿者:音色   投稿日:2012/01/20(Fri) 23:45:39     99clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

     鏡嫌いがプロットといってもちょこちょこ手直しちゃあるので完全にプロットとはいえないかもしれないので。
     実は投稿した奴以外含めると5パターンあった。


     もりのなかで くらす ポケモンが いた
     もりのなかで ポケモンは かわをぬぎ ひとにもどっては ねむり
     また ポケモンの かわをまとい むらに やってくるのだった

     そんな時代から長い年月経過

     ひとの中で暮らすポケモン
     ポケモンは、ひとのかわをかぶり ぬぎかたを忘れたまま、ひととして暮らす
     こいつ視点が基本。人間としてまぁそこそこ。
     
     ポケモンの中で暮らすひと
     ポケモンのかわをかぶり ぬぎかたを忘れたまま ポケモンとして暮らしていた
     俺様フィーバーな奴がいい。ポケモンライフエンジョイ。

     ポケモンがゴーストライターで人間の名前で持ち込み→そこそこ売れてりゃいいけど
     二匹が出会う適当な場所。草原とか。

     人間駄目だし。ポケモン唸る。ポケモンが書いた話の一節を場面ごとに挟む。鞄とおんなじ感じ。
     ポケモン作家の信念語る。あらすじ話したらその話書いたってお前、初めてのわくわく感がなくなるだろーが。
     
     人間過去。ジュカイン。実験のあれ。
     ポケモン過去。天才。実験のあれ。

     一人称無理。面倒なのでゲームっぽくやたらと改行する、一文字開けの奴に変更。
     やりたいことを箇条書き。
    ・街に眼鏡買いに行かせる。
    ・ゲームの宣伝
    ・文房具
    ・お話の話
    ・過去の奴とか
    ・最高の傑作だよね
    ・ぶっ壊す
    ・鏡殴らせる、割る、嫌い、鏡嫌い
    ・一人と一匹どこかに行く
    ・ナイフ


     没パターン1

    『鏡はいつだって虚実を映しだす。 しかしそれは紛れもなく現実で、しばしば真実を突き付けるものである』

      
     俺の目の前に俺がいた。何のことはない、ただの鏡だろうと思った。
     俺はうつ伏せに倒れていた。だから真下にある俺の像は仰向けに映っていた。
     俺は手をついて立ち上がろうとした。しかしそこで奇妙なことに気がついた。
     ぐにゃりとした感触が手を伝わる。俺の虚像はどうも鏡の向こう側にあるものではないらしかった。
     そして俺はとんでもないことに気がついた。
     目の前の俺は、死んでいた。


     確かにそれは俺だった。頬の傷も、右腕の欠けた得物も、紛れもなく鏡に映った俺だった。
     しかしそれは、俺が鏡に映った俺を見たときに見える俺だった。その俺が、現実で、冷たくなっていた。
     何がどうなっている。そう考えて、俺は俺の記憶が混乱していることに気がついた。
     ここはどこだ?俺はどうしてこんなところにいる?そして、目の前の俺は何故死んでいる?
     溢れ出る疑問に対して、俺は嫌に冷静だった。落ち着け、まずは一つ一つ思い出してみるべきだ。
     ここがどこなのか、俺は知っているのか。俺は俺に問いかける。
     答えは出てこない。目の前にあるのは俺の死体―――だけではなかった。
     俺は俺の上に立っていた。しかし、死んでいる俺も、誰かの、いや何かの上に折り重なっているのは確かだった。
     それは無数の死体だった。知っているポケモン、見たことがない奴、元が何だったかも分からないもの。そして、青白い肌の……人間。
     ニンゲン、という言葉に引っ掛かりを覚える。
     そうだ、俺は人間に捕まったんだ。


     そいつらは森にやってくるなり、手当たりしだいにポケモンを捕まえ始めた。
     普通の人間が使う赤と白の丸い奴ではなく、なんだかよく分からん機械を使って、網やら籠やらにポケモン達を押しこんでいく。
     俺は自慢の両腕の獲物で数回、それらをぶち壊そうと試してみたが、全く歯が立たなかった。
     躍起になって逃げようとしているうちに、白い煙みたいなものが流れ込んで来て……意識を、失った。


     鮮明に思い出せたのはそこまでで、俺はそれからあとどうなったのかがよく思い出せない。
     

     絶対入れるセリフ
     
    「“人間がポケモンの皮を被ること”を目的とした研究で、“人の皮を被ったポケモン”ができてしまうとはな!こいつは傑作だ!」
     そうだ、人がポケモンの皮を被ることができるなら何故その逆が起こり得ないと言いきれる?


     没パターン2

    『いつかあの空を飛べる日が来ることを信じていた。
     そのための翼がひらく日がいつか来ることを知っていた。
     透明な翅、紅い複眼、憧れと期待は幾度の夏の夜と共に過ぎ去っていった。
     そして、待ちに待った日がやってきた。太陽が昇る前のほんのわずかな時間に、僕は地面から這い出した。
     背中がむずむずする。そう、窮屈な皮を脱ぎ棄てるんじゃない、ついに翅をひろげるんだ。
     そうして僕は、日の出と共に、進化した。』


    「……」
     二百字詰め原稿用紙の一枚目を読んで、俺はとりあえず書いた本人を眺めた。
    「どーよどーよ、今回は出だしから格好良いだろ」
     そいつは自慢げな顔をして俺を見上げてくる。
    「いや、割とフツーだけど?」
    「んなことぁないだろ!? なんかこー、ぐいぐいっと引き込まれるものがあるだろ!?」
     ねーよ、と切り捨てる。
     それに、感想は最後まで読んでもらってから聞くのが主義じゃなかったのか?俺の言葉に、作者様は押し黙った。



    『私が持っている記憶は以上だった。
     ―――気がつけば私は温かな木漏れ日を体いっぱいに浴びていた。……浴びて、いるはずだ。
     それなのにこの寒さはなんだ。今は初夏ではなかったのだろうか。
     体内時計は狂っていない。では一体何が起こったのだろうか。
     ……そうだ、進化したのだ、私は。きっと進化したてで、感覚が少し鈍くなっているのかもしれない。
     だとすれば時間ともに回復するかもしれない。私は少し安心した。初めての進化は、どうも慣れないことが多いようだ。
     
     
     
     没パターン3

     もりのなかで くらす ポケモンが いた
     もりのなかで ポケモンは かわをぬぎ ひとにもどっては ねむり
     また ポケモンの かわをまとい むらに やってくるのだった

    「シンオウの むかしばなし」より

     
    「結局さぁ、こいつの本当はどっちだったんだろうな」
     図書館で(無断)拝借してきた本を眺めながらそいつはメガネをずりあげた。
    「本当?」
     それは、姿という意味なのか。皮をかぶりポケモンになり、皮を脱いで人に戻る、はたしてどちらが本当の姿か。
     いやさ――、これって逆もアリかも知れないわけじゃん?ポケモンが人になって人がポケモンになって。
     ポケモンが人になると言う記述はどこにもないぞ、と突っ込む前にこいつの口が開いた。
    「ん?となれば、本当は人なんだけどポケモンの皮かぶってポケモンのふりした奴が話していた相手が実は人の皮をかぶったポケモンだったとかってアリなわけだよな?」
    「……あり、だろうな。お前の理屈でいくと」
     このネタもう誰か書いちまったかな――とそいつは天を仰ぐ。書く前に、ここに実物がいるだろうと言うべきか。
     
     

     皮をかぶった人は、鏡をのぞきこんだ時、そこに映るのは、人か、皮か。
     はたしてどちらが本当か。
     俺もお前も、どっちが本当か。


     元人間、のそいつは超絶人気モノの皮をかぶっている。ネコではなくネズミだが。
     どっかの初代チャンピオンの相棒として全国的に有名になってから電気ネズミフィーバーは訪れ、今でも不動の人気を誇っている。
     もっとも、こいつは注目されることを嫌う。他人に撫でられるのも抱き締められるのも、何より多数の視線を浴びることを嫌う。
     そんなこいつの野望が『ポケモン初のベストセラー作家』なのだから、矛盾しか生じない。
    「作者じゃなくて本が注目されるのなら良いんだ!」とは本人の主張だが、本が注目されれば自動的に作者も注目されると思うんだが。
     まぁ、こいつの書いた話は全て、俺の名前を使って持ち込んでるんだけどな。



     元ポケモン、の俺。人間歴約四年。だいぶ慣れた。体も習慣も言葉も。
     この姿に馴染んだか、と言われたら、馴染まない。どうやっても馴染まない。鏡を覗き込むたびに目の前の虚像をたたき割りたくなる衝動にかられる。
     これは俺じゃない。俺の本当、じゃない。何回現実を否定してきたか分からない。その度に鏡は砕け皮は傷ついた。
     鏡は本当を映さない。映すのは、皮だ。


     まぁ、結果的に投げ込んだ奴が一番書きたかった事を書けたから、良いんだけどね

    【続きかない】


      [No.2208] x線 投稿者:きとら   《URL》   投稿日:2012/01/20(Fri) 00:32:44     87clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

    レントゲンとかで使うx線の語源は「なんだか解らないから物体をxとする」っていう意味らしい。
    謎の物体、っていう意味でもxって使いますからね。
    xから始まる単語って少ないです。


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