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11/23でOKです(´ω`)
コミティア110に出る予定ですので、撤収してから合流しようと思います。(15:00くらいに撤収予定)
そして翌日は文フリに出ます!(宣伝
続編のようなもの。
そこそこ良く書けた気がするからこっちにも投げる。
pixivでちょこちょこやってます。
……哺乳類でも卵なんだよなあ(システム上は)。
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夢を見ていた。
幼い頃、暮らしていた草原の夢だ。
隣にはシママ、今はゼブライカ。僕もまだ、主人と出会ってなく、ポニータだった頃の夢だった。
目を覚ますと、やけに寝ていたな、とムクホークが呆れたように僕を見た。
確かに、と僕は思う。
秋も過ぎようとする今、炎の鬣を纏っている僕にとっては涼しい今、中々心地いい天気だったからかもしれない
。
ゆっくりと立ち上がり、僕は森へと行く事にした。
湖の方には、ゾロアークとオーダイル、それとこの頃そこに住んでいるアーケオスとアバゴーラが居るだろうけ
ど、そっちには行かない。
森の中、僕が主人のポケモンとなってからもずっと、僕に付いて来てくれた友であり、番でもあるゼブライカの
所に行こうと思った。
どうして付いて来てくれたのだろうと、今でも良く思う。
主人がフライゴンに乗って空を飛んでいる時、モンスターボールの中からゼブライカがそれを追いかけて来るの
を見た事がある。
海を越えて、戻って来てその夜、野宿していたその外で、安堵した目つきで僕の方にやって来た時もあった。
……僕は、ゼブライカに惚れられていた、とは思えない。
今でもそうだ。番と言うよりは、とても仲の良い友達、という方がしっくり来る。
どうして、そこまでして僕と一緒に居ようとしたのだろう。いや、旅の途中にばれたけど、どうして主人から隠
れるようにして、主人のポケモンになった僕に付いて来たのだろう。
今でも分からない謎だ。これは。
ぼふぼふと、腐葉土の上を寂しい音を立てながら歩いて行く。
僕は夢を見たからか、幼少の頃の事を思い出していた。
風で草が良くなびく、のどかな草原。ここからだときっと、走って5,6日した所にある、そんなに広大でもない
草原。
そこで僕は生きていた。
親から早く離れ、でも大して親から距離は取っていない場所で、幼馴染のシママと一緒にのんびり、特に大して
何も考えずにぼうっとのどかに暮らしていた。
しいて気を付けていた事と言えば、トレーナーからは逃げていたのと、凶暴そうなポケモンには近付かなかった
事。
それだけ。
足は元々速かった方だから、大して危険にも出くわさずに、本当にのんびり暮らしていたと思う。
そんなある日、僕はビブラーバと出会った。出遭ってしまったというべきか。良く分からない。
あそこでずっとのんびり暮らしていても、大して僕の幸せには影響がなかったと思うから。
そう考えると、ゼブライカにとっては出遭ってしまった、になるのかもしれない。
僕に付いて来るのは大変だったろうし、海の向こうに行ってしまった時は、とても悲しんだだろうし。
見慣れない顔だなぁ、と思っているとトレーナーがやってきて、いつの間にかバトルが始まってしまった。
逃げていたら、きっと逃げきれていたんだろうけども、そこまで僕はバトル自体を嫌悪していた訳でもなかった
。
そして、相性の差で普通に負けて、いつの間にかポケモンセンターで小さいボールの中に入っていた。
シママは、どうしてるんだろうと、最初に思った。
シママが付いて来ているのに気付いたのは、その数日後だった。
かぽかぽと町の石畳の上を歩くのも良いなと思っていた時、柵の外で僕を悲し気に見ていた。
とても、印象に残っていた。
町の外に出て、野宿する夜に再会して、かなり心配そうに体を舐め回された。鬱陶しいとも思ってしまった程に
。
……そう言えば、シママには両親が居なかった。
この前の夏、クーラーの効いた部屋で主人に「クーラーをガンガンかけなきゃいけないじゃないか」と愚痴を言
われながらも図々しく居座っていた時に、テレビで見た事を思い出した。
良い個体同士を番わせて、より良い個体を作ろうとしているトレーナーが問題になっているって。
現チャンピオンがそれをやっていて、チャンピオンを辞める事になったとか。
それは強い根拠も無い仮説だった。
僅かな根拠としては恵まれなかった子は沢山色んな所に逃がされたという事と、チャンピオンの手持ちにゼブラ
イカが居た事の二つ。
断定は出来ない。
でも、そう思える。逃がされた、望まない個体だったと。
僕がギャロップに進化する前に、シママはゼブライカに進化していた。
悔しくもあったけど、納得も僕はしていた。僕は精々一日に数回バトルをするだけで、後はボールの中で過ごし
たり、かぽかぽ主人を乗せて歩いていたりしただけだけど、シママはずっと僕を野生のまま追いかけて、様々な
ポケモンの縄張りの中も通って来たんだろうから。
でも、悔しい気持ちはやっぱりあったからか、僕もその後すぐに進化出来た。
ゾロアがゾロアークになり、ビブラーバがフライゴンになり、手持ちにガントルとムクバードが加わった。
ゼブライカはただ、僕にひっそり付いて来ていた。
ゼブライカは今日も僕が来ると嬉しそうに喉を鳴らした。
それはやっぱり、番のようなものではなくて、親友のようなものだった。
……僕は、君にとってどのような存在なんだい?
聞いてみたいけれど、それは叶わない。
一体ゼブライカが何を思っているのか、明確な言葉を持つ人間とは違って、僕は聞く事は出来ない。
どうして、僕に付いて来てくれたんだい? どうして、主人にばれても、主人が悪い人じゃないと分かっても、
目の前には姿を現さないんだい?
何も、聞く事は出来ない。
とても、もどかしい。
でも、それでも良いとは思う。
僕達はポケモンだから。人間じゃない。
明確な言葉を持つ必要がない、ポケモンなんだから。
僕は、ゼブライカの膨らんだ腹を見て、耳を傾けた。
もうそろそろ、卵を産む時期だ。冬になる前に、生まれると良いんだけど。
今、何かゼブライカに一つ聞けるとしたら、きっと僕はそれを選ぶだろう。
冬の前に、産めるかい?
それが今、一番重要な事だ。
ずらりと並んだボールアイコンとトリコロール・カラーのアイコン。
???になっているポケモンは一匹も……いや、配布ポケモンはそうなってるけど。とにかく、普通にストーリーを進めていれば手に入るポケモンは、全部登録された。
フランス語や英語の説明文は全く分からないけど、本家と照らし合わせればなんとなく分かる。なんとなく。
犠牲にした伝ポケは何匹だろうか。
一番『駄目だろ』って思ったトレードはどれだろうか。ぺロリームとレジ一体だろうか。それともレシラムやラティオスを差しだした方がもっと勿体無いと言われるだろうか。
サンダーも犠牲にした気がする。ランドロスはARサーチャーで出るのが待てなくて別のポケモンと交換してもらった。ちなみに後で別のトレード用に手放した。
霊獣フォルムは何度見ても慣れない。
GTSを見ていて考えた。
伝ポケを要求してくるトレーナーは、おそらく子供なんだろう。等価交換という言葉を知らない。伝ポケは伝ポケ同士じゃないと交換が成り立たない。普通は。
余裕があって切羽詰まっている奴なら交換してくれるかもしれないが、そんな数奇な奴は世界中を探してもそうそういないと思う。ちなみに私はその一人だと思う。
石で進化するポケモンを欲しがっている人も多い。そうだよね、石は貴重品だもんね。何で石屋は三色石しか売ってくれないんだろう。メガストーンよりもひかりの石ややみの石を売ってくれ。
図鑑と集まっていない番号を照らし合わせて頭を抱える。意外と見落としがちなのが御三家の中盤。
二回進化の中盤は影が薄い。最初は愛でる対象になり、最後はかっこいい。でも中盤は何もない。
悲しいかな、事実だ。
一番初めに埋まったのはカント―図鑑だった。150匹万歳。少ないなあ、と改めて思う。
ミュウを欲しがってる人も多いけど、今じゃ全然手に入らないだろう。GTSに預けられるミュウはおそらく、2005年の映画の際に配布された個体だけだ。
プレミアなんて可愛いもんじゃない。
次にホウエン図鑑。次にシンオウ、ジョウト、イッシュと続く。最後のポケモンはローブシンだった。チラチーノに気を取られて忘れていた。案外簡単に交換できたため助かった。
博士に見せたらまるいおまもりとひかるおまもりをもらった。
というわけで、今私は色違いケロマツを求めて育て屋前の住人になっている。昨日で60匹ほど孵化させた。
まだまだ、道は長い。
――――――――――――
生まれて初めてポケモン図鑑というのを完成させました。
今じゃ知らないポケモンも検索、前作からの引き継ぎ、そして何より世界中の人と交換ができるんですね。
便利な世の中になりましたね。
WKでございます。文化祭は二日目が台風直撃となり、極寒の中行われたことを報告しておきます。
ギリギリ元が取れたのでよしとしよう。
私は23日大丈夫です。丁度ORAS発売日から二日後ですね。
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
お返事遅くなりました。
> 元ネタからゆうさんがポケモンだとは思いましたが、布の材料がまさかムウマとは。あの髪をじょっきんじょっきん。ゆうさんが現代にいたらムウマ系の専門トリマーとしてやいちさんと幸せに、とちょっと思ったのは内緒です。
ムウマ系専門トリマー、切った髪の毛は思い出として特別な織物に……。
ありかもしれない(待
>ああ、みんなで暮らすハッピーエンドかと思いきや……
> ゴーストポケモンはみんな怖いって言うけど、怖いばかりじゃないのにな。そんなことを思ったラストでした。
ゴーストだってポケモン、怖いだけではないとは思うのですが……。
異種婚姻譚の「おやくそく」として生涯添い遂げるのは難しいかなぁ、と。
> 鶴さんの一枚目は自分の羽を抜いた、と聞いたのですが、派生ですかね。
羽を織り込んだ反物なので糸は必要みたいなんですよね……
> 続きの話も気になりますw
考えてな……残念ながら伝わってないので((
(
ご感想ありがとうございました!
タグ: | 【殻さんのエッチ】 |
足にふぇてぃしずむを感じました。
ハイ。
タグ: | 【ポケモン】 |
パソコンを買い替えた。
めちゃくちゃ画質が良くなった。
ついでに余計な物までついてきた。
そいつのせいでシンプルブラックがハイテンションオレンジになってしまった。
私の書いたあんな話やこんな話を勝手に友人に送られた。
友人が減った。畜生どうしてくれる。
そいつはいつもパソコンを陣取っている。
水をかけてやりたいがそうすると本体が壊れてしまう。
土をぶっかければ何とかなるかもしれない、でもだめだ。
こいつはゴーストタイプも持ってるんだ。
切り札として母親から借りたグラエナは♀のグラエナの発情期の声を聴かされてあえなくダウン。
てかどこのサイトから持ってきたんだよ、そのボイス!
そしてそれを収録している人間がいること自体にも驚きだ。
でもいいことがあった。
ウイルスが入ってこない。
そいつとして、自分の住処が荒らされるのは嫌なのだろう。
そしてもう一つ。
パソコンしか顔を合わせる相手がいなかった私に、そいつと顔を合わせて喧嘩する機会が増えた。
……これは、喜ぶべきなのだろうか。
今夜もまた、私はそいつと原稿を送られるか阻止するかの戦争をする。
――――――――――――――
ネーム変えた。元・神風紀成。
そしてツイッタのアカウントも変えた。WK。
理由はアイフォンにしたから。
少年の帰郷とか野の火でようやくブラインドネスレベル。
最初から書かずに、小説本文を書きながらあの形にもってく感じ。
もっとメモ書きっぽくて台詞なんかが多いけど、消化した項目から消すので、記録が残らない。
参考:
長編のプロットってどうやってまとめていますか? - No.017 [ザ・インタビューズ]
http://theinterviews.jp/pijyon/1515900
うわああああ、ホントにガッチリプロット組んでるよコイツ!
エアームドの鋼並にガッチリだよ!
おまちかねのコットンガード。
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<タイトル>
「コットンガード」
<テーマ>
・苦手な「起承転結」を徹底してみる
・とにかくテンポを意識して
・ママに当たるエアームドとの対比を入れる
<起>
・ママに毛づくろいをしてもらうチルチルちゃん
・チルチルちゃんとママの羽の違い
→実の親子ではないことをここで明示する
<承>
・ママのようになりたいと願うチルチルちゃん
・が、チルチルちゃんはふわふわ羽でママは鋼の翼
→少ししょんぼりする
<転>
・公園を一人で散歩するチルチルちゃん
・そこへ突然上からクヌギダマさんが!
・慌ててふわふわ羽でガードするチルチルちゃん
→ノーダメージで吹き飛んでいくクヌギダマさん
<結>
・飛び跳ねるようにママの下へ帰るチルチルちゃん
・新必殺技「コットンガード」を披露する
・防御力が大幅にアップしたチルチルちゃんをうれしそうに抱きしめるママ
→二人は立派な物理受けになってくれることでしょう
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これでもなお完成稿で変更が入り、物理受け云々は(多分作風に合わないとの理由で)筆者コメントに移動されている。
> 結:やはりあるがままが一番「しあわせ」なのだということに気付き、今日も元気に相手ポケモンを容赦なく爆撃するのであった
ワロタwww
個人的にはこっちのが好みだったかもwww
続いてblindness。これは結構練った後のメモ。
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<タイトル>
・「向こう見ず」
・「ただ私のために」
<テーマ>
・「足跡」
<コンセプト>
・「盲目のドーブル」
・「足跡は家紋」
・「×の付いた足跡」
<主人公>
・絵描き志望の少女
<プロット>
・スランプに陥った少女
・某イラストSNSでランクが伸び悩んでいる
・固定ファンはいるが、何か物足りない、本質を見てもらえていない気がする
・何もかも中途半端な自分が嫌になる、才能のなさが恨めしい
・コンビニから帰ってきた直後、家の塀に落書きしているドーブルを発見
・背中の足跡に「×」
・絵はセンスこそ感じられるが、ところどころ間違っている
・背中の文様も「アートの一種」だと考える
・ドーブルについての話
・大人になると背中に足跡を付けられる
・足跡は「家紋」のようなもので、見ただけで「家柄」がわかる。「家柄」のよいドーブルは絵が上手い
・学者の見解では、ドーブルは「家柄」によって厳格に階層化されている
・後姿を眺めながら
・本当に楽しそうに絵を描いている
・呆れるほど楽しそうなのが、少女にとって余計に苛立ちを募らさせる
・少女のことは一切気にかけていない
・ドーブルに呼びかけると、見当違いな方向を向く
・確認する素振りを見せた後、また絵を描き始める
・このとき、様子がおかしいことに気付く
・よく見ると、ドーブルの目には光が宿っていなかった
・ドーブルについての話(2)
・ドーブルは絵を描くことを生業にしている。よって、絵の描けないドーブルは差別を受ける
・目の光を失うようなことがあれば、即座に爪弾きにされる
・このドーブルの家柄は、かなりの上流のようである。成人したばかりだということにも気付く
・少女とドーブル
・よい家に生まれ、それだけの力を身につけ、成人して活躍するばかりだったという状況から一転、失明して一族を追われたという経緯に気付きショックを受ける
・それでもなお、純粋に絵を描くことを楽しんでいるドーブルに、さらにショックを受ける
・自分が無駄なこと、くだらないこと、つまらないことに囚われすぎていた事を思い知らされ、呆然とその光景を見つめる
・ドーブルとの別れ
・ドーブルは描きあげた絵を撫でて慈しんでから、静かにその場を後にした
・少女は無意識のうちに携帯電話を取り出し、絵を写真に収める
・そのまましばらく、写真を眺め続ける
・光を失いながらも楽しそうに絵を描くドーブルの絵
・その絵はランク入りこそしなかったが、本質を見極めた一人のファンからコメントがもらえた
・吹っ切れた少女が気持ちを入れ替え、絵を描く意欲を取り戻す
・傍らには、ドーブルが描いた絵の写真を写す携帯電話が――
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後半に完成稿でカットされたシーンが残っている。確かテンポの都合で削ったはず。
それ以外は軽微な違い(タイトル含む)はあれど、ほぼ完成稿に準じた形の様子。
初期案を引っ張り出したのでまずこれを。
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タイトル
「しあわせのカタチ」
話の骨格
「幸福とは個人の解釈で異なるもの」
興味を引くポイント
「タマゴばくだん」で勇敢に戦う武闘派のラッキー
主人公
ラッキーと一緒に周囲のトレーナーをなぎ倒す勝気な少女「さち」
ポイント
ラッキーは「たまごポケモン」で、一緒にいるトレーナーに「しあわせ」をもたらす
個々人の「しあわせ」とは何か
少女とラッキーの対比・共通化
起承転結
起:飛びぬけた腕力と「タマゴばくだん」で無敵を誇るラッキーを引き連れる少女。ラッキーと一緒に戦っていると「しあわせ」だと感じる
承:妹分の少女もラッキーを連れているのだが、そのラッキーは正反対の技である「タマゴうみ」を使う。妹分のラッキーは「しあわせ」そうだった
転:悩んだ少女がラッキーにとっての「しあわせ」を考え、「タマゴばくだん」を忘れさせようとする。そして、自分も変わろうと考える。だが……
結:やはりあるがままが一番「しあわせ」なのだということに気付き、今日も元気に相手ポケモンを容赦なく爆撃するのであった
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人間のトレーナーがいたりタイトルが違ったりしていますが、大筋の方向は見えていた模様。
ちなみに、よく見ると人間の名前が完成稿で登場する主人公のラッキーにリサイクルされている。
これはゴーヤロック氏のツイッターの衝撃発言からはじまった。
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ゴーヤロック無駄知識:実はコットンガードやミツハニーにもプロットが存在する
weakstorm でりでり/照風めめ
@586 な、なんだってー!
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@weakstorm どんな一発ネタ/小ネタ/勢いだけに見える作品も、うちの場合前段階のまとめをしないと滅茶苦茶になってしまうのです\(^o^)/
pijyon No.017
@586 わけがわからないよ
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@pijyon 知ってるかい? プロットがないとあれくらいの一発ネタすら書けない人がいるんだぜ……?
おーいみんな!
ゴーヤロックさんがプロット晒してくれるってよー!
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【今宵は満月なのです】
空を見上げれば、そこにはまん丸なお月様。
思わずウットリしそうな綺麗な姿に、わたしの足どりは怪しくなる。
「あ、ミミロップ! ボーッとしながら歩くと危ないって!」
丸刈りで背の高い殿方――ご主人の声にハッと気がついたわたしは足をピタっと止める。
ふぅ〜危ない、危ない。
わたしがご主人に「ありがとう!」の意味を込めて一鳴き上げると、ご主人はやれやれといった感じな苦笑いを向けてくれた。
わたしはミミロップ
お月様とお団子とご主人が大好きな、茶色いうさぎポケモンです。
【やっぱり月より花より団子?】
今、私とご主人は十五夜の月見をする為に団子の準備をしていまして。
ご主人がお団子を作って、それを縁側まで持っていってます。
お供え物などをするときによく使われる木製の台に、お団子がピラミッド状に積み上がっています。
先程みたいによそ見をすると、手元を狂わせて、お団子を取りこぼしてしまうから注意なのです。
それにしても、なんて美味しそうなお団子なのでしょうか……。
流石、ご主人様は器用です……ゴクリと喉を鳴らしてしまって――。
「あ、コラ! ミミロップ! 勝手につまみ食いするなって!」
【良い子の皆へ。食べ物で遊んではいけません。その1】
縁側に団子を乗せた木製の台と、飲み物が入ったグラスが二本。
それといくつかの小皿がありまして、それぞれしょうゆ、つぶあん、きなこが入っています。
「好きなものにつけて食べればいいから」
訝しげな瞳を向けたわたしにご主人はそう教えてくれます。なるほど。
あぁ……美味しそうな団子なのですが、こう綺麗なまん丸を見ていますと、なんだかウズウズしてきます。
何故かは分からないのですが……綺麗なまん丸な団子が雪玉に見えてきて――。
あ、思い出しました! 雪合戦です!
【良い子の皆へ。食べ物で遊んではいけません。その2】
「こら! 食べ物を投げるなぁ!」
わたしが放った最初の投球は見事にご主人の頬に当たりました。
ご主人がキッとした鋭い目付きでこちらを見ながら口を開いたのと、わたしが手を滑らしたのはほぼ同じでした。
「まったくぅ!? んむ? ☆%#*%%&!!??」
わたしの投げたお団子がご主人の口の中にスッポリ入っちゃいました、てへっ☆
【ぴよぴよ】
「%&#☆!!」
あれ、ご主人が胸元をたたいてなんだか苦しそうな顔をしていますね。
もしかして……喉に詰まっちゃったとかですか!?
あわわ! ど、どうすれば……!?
パニック寸前のわたしがとっさに取った行動は――。
ご主人の胸元にピヨピヨパンチ一発!!
重い音が鳴った後、ご主人はうなだれ「あ、ありがとう」と呟いています。
た、助かって、本当に良かったです……それと食べ物で遊んでしまって、ごめんなさい。
【ようやく月見】
ご主人がとりあえず飲み物を飲んで一回落ち着いた後、ようやく月見が始まりました。
まん丸なお月様を覗きながら、つぶあんをつけたお団子をもぎゅもぎゅ。
お月様が完全に顔を出しているのも好きですが、途切れ途切れに流れて来る雲に薄らかかる姿も神秘的でとても好きです。
顔を月に向けながら、手は団子の方に動かして――同じく団子に手を伸ばしたご主人の手に触れました。
【月のお伽話】
ドキリとわたしの胸が打ったのとご主人の手が離れるのはほぼ同じでした。
ご主人は恐らく真っ赤になっているわたしの顔は見えておらず、お団子をもぎゅもぎゅしながら月を眺めています。
「あ、そういえば月といったらこんな話があるなぁ」
ご主人は月に顔を向けながら、わたしに語ってくれます。
「昔ね、俺たちがいる星と月がケンカして、縁が切れそうになったときにミミロルやミミロップといったウサギポケモン達が美味しい団子を作って、二人(?)を仲直りさせたんだって」
わたし達の先祖様たちが……今、こんな素敵な夜をくれているんだなぁ……と感謝しながら団子にわたしは手を伸ばしました。
【お伽話からの】
「それで、団子は月とこの星を結んでくれたことから、団子……まぁ、餅だけに縁をくっつけるっていう縁起のいい食べ物になったんだよな」
縁をくっつけてくれる、その言葉にわたしのお団子を持った手が一瞬止まります。
今、食べているお団子もこうやってご主人との縁をくっつけてくれるものなんだと考えたら、胸の鼓動が早くなってきまして。
わたしはご主人を呼ぶ為に一声鳴きました。
「ん? なに? ミミロップ――」
【月も顔を真っ赤にさせて】
ご主人がわたしに振り返るのと同時にわたしはお団子を口に入れまして。
一気にご主人との距離を縮めまして。
ご主人の唇とわたしの唇が重なりまして。
わたしはご主人のお口の中にお団子を置きました。
縁がもっともっと強く結ばれることを願いながら。
【きっと今夜はお楽しみで(以下略)】
ご主人は驚いた拍子にお団子を飲み込み、そして縁側の床に倒れ、わたしがご主人の上を覆う形に。
「ミミロップ、まさか……」
顔は真っ赤になってますし、もうばれてますよね。
わたしのこの気持ち……ご主人と番になりたいほど大好きな気持ち。
「でも、お前」
「きゅう?」
「確かオスだったはずじゃあ……」
愛に性別なんて関係ありませんわ! とわたしは一声鳴きました。
今宵はあの満月に見せ付けるほど……うふふ。
【書いてみました】
今夜20時頃、月見しながらみたらし団子でも食うかなと思い、近場のコンビニに行く途中で思いついた物語です。多分……掲載しても(主に後半)大丈夫のはず(汗)
今宵の月が沈まぬ内に書かねばと思い、筆を急がせた所存でございます。
最後のオチに驚いた方がいたら、嬉しい限りです。(ドキドキ)
ちなみに月に関しての昔話は私の想像です。
お月見団子のことを考えていたら、思いつきました。(ドキドキ)
ありがとうございました。
【月見団子と月見酒をもぎゅもぎゅして(以下略)】
【何をしてもいいですよ♪】
感想どうもありがとうございます!
> それだけでも笑えるのに、「タブンネローテーション」。
> 歌詞が爆笑ものです。
> タブンネが多い!カオスです。
そりゃタブンネが歌いますから、歌詞もタブンネだらけになるわけです。タブンネ。
> そして、公演後のタブンネ達の中に、約1匹、ドMが紛れていましたね。
> 精神的にどうなっているのでしょうか。そのタブンネ。
48匹も居たらそういう性癖のタブンネが一匹くらいいてもおかしくないと思うんだ!タブンネ。
> 随分笑わせて頂きました。
完全に出落ちのネタ作品なので、楽しんでくだされば作者としては大成功です。
本当にありがとうございました!
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