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●全体
【No.017】
さて鳥居の作戦会議だが
本は「春コミくいらいに出せればいいなーと
で、大幅に改稿を予定してるのが災い様と冬を探しての二つ
某月某日午前二時七分、とある山中の道にて は少し 言い回しというか 別冊を意識して変える程度
残りはまあ気になる表現を各自変えていく程度でいいでしょう
手伝ってほしいのは 誤字脱字発見ですね
ただこれは原稿できないと意味がないw
後参考に読んでる本があれば教えてください できるだけ私も読みます
【久方】
図解雑学シリーズのこんなに面白い民俗学
境界の発生
【No.017】
特に希望がなければこっちから改稿方針を打ち出してそれに従って直してもらうか
ただ意に沿わないのは言ってね
【砂糖水】
新田次郎の強力伝途中で挫折(
【No.017】
じゃあ砂糖水さんそれ読み終わって(
あと たかひなさんは 体裁ととのえな
●災い様の編集方針
【No.017】
結構前の発言なので掘り返さないといけないんだが
災い様の場合はちょうど日本が近代化して言って神様どうこうの意識が薄れていくような背景がほしいとか言った気がする
でないと くーうぃさんの言うように山伏がボコられる(
ただ日本って戦後すぐなんかはまだ 狐憑きがどうこうとか言ってたくらいだから どういう設定がいいか
電気が通った とか 電話が通った 街灯がついた なんてエピソードを織り交ぜたいよね
主人公のうちは割と金持ちで電話がとおったのかもしれぬ
後はとなりの村で土砂崩れがあったとかあるいは何らかの公害とかそういうことがあって周辺住人が不安だといいよね
そのタイミングでこいつのせいだ!って話になったらみんな信じるかもね
【音色】
もっと主人公の周りの環境(舞台設定なり風習なり)をゴリゴリ書いた方がええ感じなんですかね
周りのフラストレーションが一気に爆発
【No.017】
ただゴリゴリ書いた結果、本来のシンプルな良さが失われる可能性もあるんだよね。
なのでやってみて違和感あれば元に戻すことも視野に入れたほうがいいかもしれぬ
【音色】
シンプルっつーか、中の人がその辺全く調べずにただ勢いだけで捻りだした結果があれなんですけどね
(かき集めた資料羅列するだけになるようなら削ると
【No.017】
イメージとしては しずまりたまえー だったのが 俺らには文明がある災いなんかやっつけてしまえ!
みたいな変化が出せるといいかなーって
【音色】
あー成程…科学の勝利!!っていう空気創る感じが良いのかな
【No.017】
そんな感じにもっていければとおもっている
【音色】
ウィッス了解
【No.017】
とりあえずプロット見たいのを考えてみるのでできたら渡すね。
【音色】さんもこんなエピソードがあるといいんじゃないかっていうの何か上げておいて。
【音色】
了解です ちと何か捻りだしてみましょう
【No.017】
あれだな 日本における電話と電気の普及ってどんな感じだったのか
ネットレベルでいいから調べておいて
【音色】
了解しました
どっかやることメモっとこ
【No.017】
あるいは医療の普及もあるのかもな 結核が治せるようになったりとかな
じゃあ災い様はそんな具合で
●冬を探してのネタ出し、アイディアなど
【No.017】
問題は冬を探して
砂糖水さんの中では今どういう流れになってるの?
【砂糖水】
リョースケとコハルちゃん出会う
湖観光する
山に登ろう(その前にコハルちゃんちで装備整える)
登山
一晩お泊り
冬の神さま現る
負ける
【No.017】
リュースケめ。。。。コハルちゃんちに侵入したのかよ
【砂糖水】
お母さんがパートでいない間に!!(((
登山であれやこれやと二人が離す内容と順番どうしようか迷ってるのが一番進まない原因ですかね
おじいちゃんの装備をかっぱら…もとい拝借
【No.017】
リュースケエエエエエ!!!
【砂糖水】
リョースケでし…
【No.017】
俺はリュースケを許さない
ちなみにおばあちゃんって どういうシチュエーションで神様を見たのかね
【砂糖水】
ええと鳩さんから言われておばあちゃんからおじいちゃんになりました
おじいちゃんは狩りをしているときに見たそうです
【No.017】
伝説のマタギか
【砂糖水】
伝説wwwwwww
【No.017】
ちなみに狩りって何を狩るの?
【砂糖水】
さらっと流してしまったのでまだ考えてなかったです
【No.017】
リングマでも撃ちに行ったのかな…
穴もたずのリングマかな… 身体が大きすぎて冬眠できない熊は凶暴らしいよ
お供に猟犬くらいいたかもねえ
【砂糖水】
お供はマニューラさんでもいいかなーとふわっと
でもそうか、匂い追うならわんこか…
【焼き肉】
雪ってことでオドシシなんかも合いそうな気も>獲物
【砂糖水】
おじいちゃんのポケモンは人に預けられてて連れて行けないという設定(まだそこまで書けてない
【No.017】
寿命で死んでる可能性もあるわな
猟犬が死んじゃってからおじいちゃん元気ない 、とか
【砂糖水】ああああああああああああそれいいですね!
がっくりきたところに病気で入院
なるほど!!!!!!!!!
【焼き肉】
ガーディなんかは暖もとれて猟犬にもできて一石二鳥そう
【No.017】
後ふと思ったんだが
お年寄りってさ、やっぱみんなで集まって昔の武勇伝話すやん?
その時にフリーザー様の話振ったらさ、 おじいちゃん以外見たことないもんだからみんな信じてくれなくてがっくりくるやん
しかも一緒に見たポケモンが死んだとなったら…
で孫にぐちると
【砂糖水】
うおおお
ああああ
んなあああああ
【No.017】
これで動機は十分ですね
【砂糖水】
ありがとうございます!!!!!!!!!!!
【No.017】
あともしかしたらコハルちゃんは何度かトライしてる可能性あるんじゃないかな
ところで今グーグルマップ見てるんだけど エイチこ ってどの湖なんだろうなぁ
【森羅】
クッチャロ湖だそうですよ。>はとさん
【No.017】
把握>食っちゃろ湖
【砂糖水】
ひい
【No.017】
というと リョウスケ達が登った山は
サマシキリ山とかそのへんかもなぁサマシキリ山 トキタイ山
おじいさんはどういう状況で冬の神に会ったんだろう?
【砂糖水】
未定です!(
【あきはばら博士】
人が踏み入れない奥地に行ったら、たまたま冬の神に会ったのでは
博士冬の神様はあの場所を守っているのですから、パトロールとかしているだろうし
【No.017】
まず コハルちゃんは山の歩き方に関してはおじいさんから習っててある程度わかっている
で 冬の神さまに会ったシチュエーションも結構くわしく聞いている
ただ出会った地点についてはじーさんも迷っていたから曖昧 もしくは場所を勘違いしている
コハルちゃんは冬の神様が見たくて過去に何度か挑戦しているが会えていない
リュースケが参加した事でなんらかの条件が満たされるか コハルが気づいていないことにリュースケが気づく
【門森 ぬる】
未だにリュースケと呼ばれるリョースケ
【砂糖水】
まあ一応、部外者であるリョースケがいることの意味はあるようなないような
【No.017】
で かつての仲間も猟犬も死んじゃってもう語り合える人がいない
少しボケも入ってきてもしかしたらあれは夢だったんじゃないのかなんて言い出したのかも
一人死んで 一匹死んで 最後の一人も忘れようとしている。
コハルちゃんが「みんな忘れてしまったから」というのもそうなると結構悲壮感が出るよね。
コハルちゃんは直接見てないけど最後の1人になりつつあるんだわ。
爺さんがじゃなくてコハルちゃんがだよ。
おじいちゃんを元気づけたいのももちろんだけど、根底はそういうことなのかもね〜
山小屋でさ リョウスケと泊まる時「私わかったの。
おじいちゃんを元気づけたいのは本当だけど、本当はひとりになりたくなかったの」とか言わせると私的には燃えます
【new】
割と山のぼりだと、ひとりぼっちとかひとりきりみたいな心境になるシチュエーションとか作りやすそうですね(涙)
【No.017】
まとめると
・おじいさんは 人〜人の仲間と自分のポケモンとで冬の神様を見ている
・コハルちゃんに山のぼりを仕込みながらよくその話をしていた
・おじいさん「冬の神の伝説」自体は自分のお母さんあたりから聞いていてそれも含めて話している(アイヌの末裔か何かなのかもしれない)
・やがてじいさんは骨折か何かして山登りは引退
・かつての仲間と冬の神の事を語ったりもしていたが、仲間も老衰で死に、相棒のポケモンも先立ってしまった。
・仲間もポケモンも死んだ今、冬の神の事を話してもコハル以外は誰も信じてくれない。
・そのうち自身もボケが入ってきてあの頃の事は夢だったんじゃないかと言い出す。
ただボケに関してはむしろ過去の記憶がリピートされるみたいなので、再考の余地あり。むしろその中からヒントが出るかもなぁ。
このへんの感覚はペコロスの母へ会いに行く を読んだほうがいいかも
おじいさんは昔の記憶の中で遊んでいて、何度も冬の神様や自分の友人に会ってるのかもしれぬ
そうなると直接見てないコハルは置いてきぼりなので、ある意味仲間外れという事ですね。
そして爺さんがしねば冬の神を知るたった一人になる。
【あきはばら博士】
私としては冬の神に会うための特別な何かは用意しなくていいと思います
すぐそばにいるけど見えない神という感じで
あまり、おじいさん関連を掘り下げてしまうと、コハルとリョースケの話じゃなくておじいさんの話になってしまうだろうし
博士野生のポケモンが凶暴かつ年中豪雪で、人間が立ち入ると生きて帰って来れないエリアがあると思う。
そこに遭難などで立ち入った時に、冬の神が「帰れ、ここはお前達の来る場所ではない!」と追い返したとか
【No.017】
今は考察してるだけなのでこれを全部盛り込めとは行ってませんよ
【砂糖水】
書いた話は一つなのに読む人によって解釈とか違うのってすごい(小並感
【殻】
おじいさん掘り下げるなら、冬の神っていうあくまで神話、伝承が失われつつあるって部分と、
昔話ではなくておじいさんがそれらしいものと接触したらしい、
本当にいたかもしれないっていう部分とは混同できないような
【砂糖水】
冬の神はあくまで伝承であれはただのフリーザーですよ
【No.017】
ああ、つまりただの昔話じゃないもん!本当にいるんだもん!てなかんじか
【森羅】
ふと思ったんですけど、リョースケ自身が冬の神の出現条件になってもいいんじゃないでしょうか。
フォルクローレの記事的に「部外者排除」の感じで
【No.017】
あああああいいねそれ!
つまり朝廷からの侵略者なんだ
【砂糖水】
りょーすけはキッサキから見たらまれびとなんですよね…
【No.017】
じいさん、シンオウの外の人と行動していた?
いや今私陣割と侵略者そうでないを見分ける何かがあって・・・みたいなのかんがえてたから
こううおおおってなったわ
リョウスケが山に入ったらなんか吹雪すごいぞ! でも抜けたら…みたいな
【砂糖水】
あーまいがー
おーまい
フリーザーはただのフリーザーです…何も特殊能力ないつもり…
【森羅】
じゃあ縄張りに偶然入り込んでしまった感じが一番正しいんでしょうか。
【砂糖水】
私のイメージでは
【No.017】
小説的にしっくり説明できる法を採用すればいい
【砂糖水】
はあい
【No.017】
縄張りに入り込んだだけだと山に入ってたコハルと爺さん一回くらいあってそうだから、
リュースケが加わったことで何かがあったと考えるのが自然ではないか
たとえば サクラがおいしそうだった とか。そんなん
【砂糖水】
サクラああああああああああああ
【あきはばら博士】
リョースケ君がシンオウに生息していないポケモンを連れているならばいいんだろうけどなぁ
ギャロップはいるものね
【殻】
冬の神さまは若い男の子が大好きなのでリョウスケくんをつれていこうとするのだ
【No.017】
そっちwwwwww
ポケモン「フリーザー様 あなたごのみの若い男がきました」
【No.017】
あるいは鈴かビードロか
【砂糖水】
あんな低温下でビードロ吹いたら割れそうな気しかしなかったので鈴にしましt(
【あきはばら博士】
ポケモンを近寄りにくくなる【音色】ってどういうものかは知らないけど、
そんなものを鳴らしながら一日中歩いたのだから、野生のポケモン達の報告か何かで、
部外者が来たのだと気づいたのだろう。不審な者が踏み込んできたのだから
始末する
【殻】
組織化する冬山
【No.017】
ポケモンよけだけどフリーザー様はよんじゃうのかも。あるいはあまりに不快だからとめにきた、とか
【new】
リアル山登りだと、熊よけのスズを持ち歩いて登山するっていう話きいたことあるので
【あきはばら博士】
ビードロはシンオウには存在しないもんね ホウエンにしかないし
【new】
他の地方だとその鈴は役に立つけど、ここでは逆効果、みたいな?
「山菜採り山歩き用熊ベル」なんというものが売ってるのか(涙)
【ピッチ】
どうもこんばんは、失礼します。シンオウの冬山と聞いて。
効くかどうかは実際クマ次第です。<熊ベル
臆病なクマだと変な音がするので逃げ出しますが、好奇心旺盛なクマだと変な音に嬉々として近付いてくるとのこと。
【きとかげ】
最近のクマは熊よけに慣れちゃって、空のペットボトルべこべこした方がきくとかなんとか
【殻】
くま「きょ、きょうのところは勘弁してやるよ……」
【あきはばら博士】
「まさか本当に、会えるとは思いませんでした。なんで私たちの前に現れてくれたのでしょうか?」
「さっき、ふと気づいたのだけど。もしかして、これじゃないかな」 リョースケが指し示したのは黒い鈴だった。 「鈴?」
「ああ、ポケモンを近寄りにくくなる【音色】ってどういうものかは知らないけど、そんなものを鳴らしながら一日中歩いたのだから、野生のポケモン達の報告か何かで、部外者が来たのだと気づいたのだろう。不審な者が踏み込んできたのだから、ここのキッサキの地を護る者として、追い返そうとしたのかな」
「あっ…… そうか」
たとえ人が忘れてしまっても、冬の神様はいつでもどんな時でも、このキッサキの地を守っている。キッサキの人間だけじゃない、このキッサキのポケモン達や、大地すべてを守っているのだ。
【森羅】
おじいさんやコハルちゃんが入らないような雪深い時期
(そんな風習があるのかわからないですけど風習的に入れない時期など)に
そのとき初めて入った設定にするとか。
●禍津水神と皆殺し
【あきはばら博士】
そういえば、鳥居の作戦会議とは聞いたものの、なかまづくりに関しては加筆などは無いのでしょうか
私は文章力も表現力も底が浅い者なので、推敲していただけるならば甘えたいところですが
【森羅】
あ、禍津水神の方は
【No.017】
優先度的に 冬と災いが最大の課題なので
もちろん改めて読んでみておかしいところは言いますけどね
【あきはばら博士】
博士禍津神というのは、ポケモンで言うとギラティナレベルの神様のはず。
キュウコンさんはきっとそれを知っているでしょうから、
進んで自分をギラティナだと名乗るのは恐れ多いでしょうね
【森羅】
ちょっといろいろ調べてるんですけど、どうも禍津神って一人の神様じゃないらしいんですよ。
というか神様じゃないみたいで。
【あきはばら博士】
たしか アマテラスやスサノオが生まれる時に出てきた、影の部分ですよね 闇スサノオみたいな
キュウコンとかを表す単語としては「鬼」と呼ぶのが適切かな
鬼は”人間の手で退治できる”存在ですし
【森羅】
八十八禍津日神だったですかね。これ自体がもう「たくさんの神様」を指すようでして。
ただ、鬼としちゃうとまた雰囲気かわってしまうのでどうかなと。
ただ、「禍津神」という表現を普通名詞として使用している部分があったりもしますから、そのあたりも微妙でして。
---閲覧中のケンタ(Win/Chrome)さんが入室しました。---
【あきはばら博士】
キュウコンさんとしては自分を「禍津神」と呼んだり自称することに対してかなり複雑で、抵抗があるのだと思う
閲覧中のケンタ
どっちが正しいとは言えないけど、雰囲気でいいと思う。
現実の世界と同じような神話を持った、別世界の物語だから。それがフィクションの醍醐味。
【森羅】
はい。だからキュウコンは自分を「禍津神」とは呼んでいません。
あくまで「お前がそういうなら」の前提付です。
【閲覧中のケンタ】
Trick or trick!(菓子なんかいるか! 皆殺しだ!)
皆殺しにされたので会議終了。
当分の目標
●冬を探して 編集方針まとめ
●災い様 編集方針まとめ
課題図書
●強力伝(優先)
●図解雑学シリーズのこんなに面白い民俗学(できれば)
●境界の発生(できれば)
●ペコロスの母に会いに行く(砂糖水さんに読ませたい)
調べること
●電気の普及、電話の普及
前よりずっと見やすくなりました。
いつも全画面表示で見ているのですが、こう、タイトルがぱっと目に入って来ていいですね。
迅速な対応ありがとうございました。
タグ: | 【こういう要望はどんどんどうぞ】 |
きとかげさんへ
画像変えてみました。こんなもんでいかがでしょう?
物語全体の雰囲気が実に良い!
古文の出来もいいし、実に味わいがあり、ゆかしき風情がただよっている。
ついでに言うと解説、注釈等も大変それらしくて実にナイス!(笑)
もしポケモン世界に今昔物語があったなら、その一編に入っていそうな名品。☆☆☆!
うちのヤミラミもいたずら好きなので、気持ちはよくわかります。
1と2
暴れたりないのかもしれません。バトルをさせるか、どこかで遊んで発散させるといいと思います。
最近はニューラ用の爪研ぎシートもあるみたいですね↓
http://xxxxx〜
3
うちのヤミラミも炊いた白米を勝手に食べます。昨日は炊飯器の中身全部やられました。
これはもう戦うしかないです。頑張ってください。
まさかの返歌……だと!
うおおおおおおおおおおおおおお!
弱ったなぁ、こんなの書かれちゃったら歌変えられないじゃんw
(引き続き検討はしてみるけど、変えにくくはなった確実に)
そういえば古語っぽくするなら
うるわし→うるはし ですよね。
危ない危ない、後で修正しておこう。
魚が蓮(ハスボー一族ですね!)と歌会というのがいいと思います!
これはよい!
すげえ風流……草木も歌ったのだ!
まったく和歌に需要がなかったから、和歌項目なくしたっていうのに……これは復活フラグなのか?
こうなったらポケモン視点で読まれた歌と解説を投稿していくスレもおもしろそうですね。
> 【書いちゃった】
> 水芙蓉の歌に返歌を詠みたい、詠みたいと念じた末にこのような形になりました。
うれしいこと言ってくれるじゃないの。
もっとやっていいのよ(
> 水芙蓉の歌は水の歌人がハスミを想って詠んだ歌だろう、と思いましたが、
うしし、そうです。
昔は人もポケモンも(以下自主規制
返歌、しかと受け取りましたぞ……!!!
うっひょい
蓮の花音に聞こえし泉あり。
虫獣鳥など日ごと集ひては歌詠み、時にとりて人もすなる歌会をせんとて、するなり。
ある夜、蓮の花咲き乱るること、いとおもしろければ、蓮の花にて歌会せんと言ひけり。
朔なれば、魚、蓮のみ集ひて歌詠みけり。
蓮、魚、蓮と詠みて、蓮の歌すぐれたれば、誰か詠まんと言へども、詠まず。
さればとて、若き鯰進み出づ。
水芙蓉 咲き乱れるは さうざうし うるはし君を 隠す蚊帳なり
魚、蓮ども、魚の歌すぐれたりと言へり。
誰をか思ふは知らねども、蓮の花の盛りなれば、垣間見るべからず。
魚、蓮に袖あらば若き鯰と共に袖ぞ絞らめ。
水芙蓉の君、いかに、何かはと問へば、若き鯰、かたち知らず、ただ声のみ聞く。
水の外より、水芙蓉の君、誰かは、蓮の花をかし、我も詠まんと言ふものあり。
声までも 覆はましかば 水芙蓉 我と君とを 分かつ橋立
またすぐれたる歌なり。
若き鯰、かこそ君なれと言へば、蓮どもとく見よとて見んとするが、水芙蓉の君、葉を渡り、泉の彼の岸に消えぬ。
小さき蓮、尾を見たり、柿色なりと言へども、水芙蓉あればついに見ず。
(現代語訳と訳注)
蓮の花で有名な泉がある。
虫や獣や鳥などが、日ごと集まっては歌を詠み、折に触れては人もするという歌会をしようと言って、するのだ。
ある夜、蓮の花が咲き乱れること、とても興趣深いので、蓮の花という題で歌会をしようと(誰かが)言った。
朔の日なので、(月明かりがないため虫や獣や鳥は泉に来れず)魚と蓮だけが集まって歌を詠んだ。
蓮、魚、蓮の順で歌を詠んで、蓮の側の歌が魚の歌より勝っているので、「(魚の側は)誰か詠まないのか」と(蓮が)言うけれども、誰も詠まない。
「誰も詠まないなら」と言って、若い鯰が進み出た。
水芙蓉 咲き乱れるは さうざうし うるはし君を 隠す蚊帳なり
魚たちも蓮たちも、この魚の歌はすばらしいと言った。
「誰を思っているかは知らないけれども、蓮の花が今盛りなので、想い人の姿を(蓮の葉の隙間から)覗き見ることができない。
私たち魚や蓮にもし涙があれば、この若い鯰と一緒に泣くだろう」(と魚や蓮が感想を述べた)
「水芙蓉の君とはどんな姿だ、(魚か獣か人か、)何だ」と(誰かが若い鯰に)聞くと、若い鯰は、「姿は知らない。ただ声だけ聞いている」(と答える)
水の外から、「水芙蓉の君って誰でしょうね。蓮の花がきれいだわ。私も(蓮の花を題に)歌を詠もう」と言うものがいる。
声までも 覆はましかば 水芙蓉 我と君とを 分かつ橋立
またすばらしい歌だ。
若い鯰は、「あれこそ水芙蓉の君だ」と言うので、(大きな蓮が)「蓮たち、はやく(水芙蓉の君の姿を)見ろ」と言って、
(命じられた蓮たちは、その姿を)見ようとするが、水芙蓉の君は蓮の葉を渡ってあちらの岸に消えてしまった。
小さい蓮は、「尾を見た、柿色だった」と言うけれども、水芙蓉が(水面を覆って)咲いていたので、とうとう水芙蓉の君の姿を見ることはなかった。
(和歌解説)
声までも 覆はましかば 水芙蓉 我と君とを 分かつ橋立
(「君の姿を水芙蓉が隠してしまう」と嘆くのに対して)
どうせなら声まで覆い隠してしまえばよかったのに、水芙蓉よ。
この花は私と貴方を結ぶ橋ではなくて、水面のあちらとこちらに分け隔てる橋であるよ。
(出典など)
『池端日記』
執筆者、執筆年共に不明の日記もの。一説には作者は木石竜子とも。
池のほとりに庵を結んだ作者が、各地の伝承を聞き伝で蒐集しつつ、折りに触れ過去を振り返るという内容になっている。
百人一首、特に蓮見小町とその歌にまつわる伝承が多く記されているが、その多くが作者の創作だと思われる。
この話も、「水芙蓉の歌は詠み人知らずである」という伝承に題材をとった作話とされる。
庵の場所といい、日記中に小町の名前が出る頻度といい、作者は単なる小町シンパじゃないか、とも。
【書いちゃった】
水芙蓉の歌に返歌を詠みたい、詠みたいと念じた末にこのような形になりました。
池端日記の作者はどうも私のようです。
水芙蓉の歌は水の歌人がハスミを想って詠んだ歌だろう、と思いましたが、
「虫も魚もみな喋っていた頃のこと、蓮の葉が水面を覆っていて互いの姿は見えないけれど、水面のこちらと向こうで歌を詠み合い、惹かれ合う男女」
……という解釈で書きました。
でも、要は、どうしても水芙蓉の題で詠みたくなった池端の人が作話したということです。
ハスミノコマチ炊いてきます。
はとちゃんとの会話抜粋。
たけあゆ :
はとちゃらし〜い短歌だね。古典ぽい作風にするなら
「うるわし君」がもうちょっと比喩されてもいいかなぁ
想い人への表現が直接的過ぎて無粋な気がしなくもないような。。。
蓮の花よりも美しいと思えるなにかに!
彼岸のNo.017:古語あんまり知らないので見逃してw
うんでも検討はしとくw
で、考えたんだけど「君」を「月」に変えるのはどうかなー。
満ち欠けはするけれど花と違って美しさを保ったままだし、
貴女は年老いてしまったけどその(内面的な)美しさは変わらないみたいな暗喩になるかなーとか、ならないかなーとか。
あ、
ミシマさんとツッキーが揃うからとか思ったわけではないよ?
ないよ?(笑
たけあゆ:
月!すごくいいと思います!!ちょっと試し書き。
【水芙蓉 咲き乱れるは さうざうし 冴えたる月を 隠す蚊帳なり】
なんて如何なもんかしら?
彼岸のNo.017:
冴えたるときたかー、いいなぁ それいいなぁ。
こうなんか歳はとったけど人間として洗練されてきた感じがいいね。
たけあゆ:
かぐや姫にもあるように「月」は手の届かない美しさの象徴として
すごくいいチョイスだと思うよー
まぁそんな訳で、通りすがりに短歌に反応してみました(・w・*
おお!
> 水芙蓉水面に咲きて乱るるは君が面影隠す帳か
>
> 水芙蓉あだや水面にな茂りそ陽恋うる魚の帳となるらむ
個人的には一首目が好きですねー。
意味もまんまだし。私が古語を知らない故にできなかった表現がうまいことまとまってる感じ。
> 「蓮の花よ、あまり水面にはびこってくれるな。陽光を恋い慕う魚にとっては邪魔な帳となってしまうだろう」
そうそう、この感じこの感じ。
候補に入れささせていただきますw
> オランガタン
こいつはすげえ! 何この豊縁昔語にぴったりな歌詞w
ミクシーで検討してたほうを某さんが投げてくれるというのでしばしまたれよ
鳩さんの歌をもとに、少々古語ぽくひねってみました。
水芙蓉水面に咲きて乱るるは君が面影隠す帳か
水芙蓉あだや水面にな茂りそ陽恋うる魚の帳となるらむ
1つ目はほとんど意味は同じ、2つ目はより魚視点だけど男女の間の情という解釈も可能なはず。
「蓮の花よ、あまり水面にはびこってくれるな。陽光を恋い慕う魚にとっては邪魔な帳となってしまうだろう」
採用いただければ光栄ですし、さらに推敲するためのひねってたたき台にするもよし。
考えてみると、水中の住人にとっては蓮の花というのはあまり美しくは見えないものかもしれません。
水面に映る陽の光のほうがきれいに見えるのかも。
>秘すれば花
「余韻」については、ラストシーンだけでなく全体にかかるということで。
鳩さんの設定もお聞きしたい気がしますね〜。
P.S.書き忘れてたけど物語の冒頭、オランガタン(URL参照)を連想したりして(^^;)
赤の都の男の話も見たいですー。
ぜひシンオウに行きましょう!
そして森の洋館に行きましょう!!
あそこはとても涼しくていいですよ。
あと、ついでに森の洋館出た後、僕の代わりにナタネさんに異常無しと伝えてもらえたら・・・いや、何でもないです。避暑楽しんでください。
> ポケモントリミングセンター広報部より
この、商売上手め……!
読了ありがとうございまする!
ナナクサ「コウスケ、この屋台で使ってる米はねハスミノコマチって言って、食べると和歌がうまくなるって言われてるんだ!」
ツキミヤ「……」
ちょっと野の火のアキタコマチの描写、ハスミノコマチに変えてくるわ。
内輪ネタすぎるかしら?w
> 去り行く者なのか、置き去られて行く者なのか。
> 我が身の落魄を嘆く小野小町を思わせる歌人と、時に忘れられ一人残された水の住人。
> 歌というよすがで出会った二者を、共に時に忘れられようとしている者として結びつけた意外性が新鮮。
スランプに陥った歌人が人でない水の住人に歌を作ってもらう
というあらすじを決めて書いていくうちに自然とこういう流れになりました。
忘れ去られていく二人、その二人が生きた証を遺そうとする話でもあります。
そのうちカゲボウズシリーズあたりに「これは蓮見小町の有名な和歌で……」とか出せたらいいな。
> 最後にサダイエが見た大鯰は、彼女を迎えに来た水の歌人だったのか、
> それとも水の住人へと姿を転じた蓮見だったのか。
サダイエが見た大鯰は私の中で設定はありますけど、
サトチさんの感想見たら黙っといたほうがいい気がしてきた。
秘すれば花といいますしね。
ご指摘の通り、蓮見さんは小野小町を意識しとります。
サダイエさんはもちろん百人一首の選者のあの方ですw
短歌はいろいろ検索してて、蓮の別名が水芙蓉だと知ったとき、
フヨウ!? フヨウだと! これは自作するしかねぇ! と思いました(笑)。
だが苦労の後が見えるようじゃあまだまだだねぇい。精進せねば。
「古典ぽい作風にするなら 「うるわし君」がもうちょっと比喩されてもいい、
想い人への表現が直接的過ぎる気がしないでもないので、蓮の花よりも美しいと思えるなにかに! 」
と、時折和歌を作ってるお友達が批評をしてくださったので
サイトに載せるタイミングか、昔語二集を出すときに少し変えるかもしれません。
> 最初、「水芙蓉の歌の後、どうしても歌が詠めなくなった蓮見が水の歌人に魂を売って・・・」とかの
> 怖い系の話になるのかと思ったのはナイショ(^^;)
さすがサトチさん、私がやりかねないことをよくご存じですね。フフフ
実はこの話と対になる赤の都の男の話の構想がありまして。(やるやらないは別として)
こっちはちょいと怖い系の話にしたいな、と思っておりまする。
でわでわ
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