「押水と龍神伝説」の光宙奉仕に一人たぎる変なやつがここに。短いのに密度が高くてすごいなあと読んでて思いました。水と鏡が密接な関係にあるっていうのはなるほどなあって思いました。そういえばどこかで水を鏡代わりに使ってたという話をきいたような。(というか砂糖水さんの作品内でも水鏡っておっしゃってますね)
二つ目の「黒沼と大山椒魚の祟り」は万倍日企画のやつですね。ヌオーたちかわいそうに。みずじめんに草攻撃はさぞ地獄だったでしょう。干からびて干物のようになってしまった彼らを想うと無念さが伺えます。適当とおっしゃる割には解決方法に納得してしまったり。鏡での解決案も素敵だと思うので、ネタ被りに関しては気になさらなくてもいいんじゃないかなあと個人的には思いました(使用方法も違いますし)
伝奇ものの空気感がとても楽しかったです。