俺は今、ものすごく目を疑っている。
「……ヤミカラス、お前何やってんの。」
「……?」
不思議そうに首を傾げているが、その口にくわえられ
宙ぶらりんになっている、黒い影……泣きそうな表情の、カゲボウズが一匹。
「いい加減に放しなさい。その子は食べ物じゃありません!」
「やみぃ!」
「ダメ!放しなさい!放さないと晩飯抜きッ!!」
その言葉で、ヤミカラスはカゲボウズを放す。
そのまままっすぐに俺の方へと飛んで泣き付いたカゲボウズと
それに嫉妬したヤミカラスがケンカをし始めたのは別の話しである。
*NOAHより*
あけましておめでとうございます。
新年一発めからスランプ全開です。
皆さん今年もよろしくお願いします。