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  [No.3702] 宣伝をかねて「影花」 投稿者:No.017   《URL》   投稿日:2015/04/09(Thu) 01:56:35   146clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
タグ:カゲボウズシリーズ】 【ツッキー】 【梗概】 【宣伝
宣伝をかねて「影花」 (画像サイズ: 302×431 92kB)

赤い花と黒い影 梗概

作品URL:無し(同人誌収録)



負の感情を糧とするポケモン、カゲボウズ。
それを研究するミシマは、ある日たくさんのカゲボウズを引き連れた青年を見つけ、観察を開始する。
けれどすぐに見つかってしまい、研究目当てで交際を申し込む事になる。
ツキミヤ、と青年は名乗った。同じ大学で考古学を学んでいた。彼の影に巣食うカゲボウズ達を観察して過ごすうち、ミシマは彼と親密になっていく。促されるように自身の孤独を打ち明けるのだった。
自分には存在感がない、誰も気が付かない。故にポケモンも持てなかった、と。
けれど会話をきっかけに、もう一度向き合ってみようと決心するのだった。
センターの見合いに足を運ぶミシマ。だが十歳の時と同じくポケモン達は彼女の前を通り過ぎていく。
次の日、暗い気持ちでツキミヤを待つミシマを慰めたのは、青年の影からはぐれ出た一匹のカゲボウズであった。
そんな時、教授らしき男がタテバヤシを知らないかと訪ねてくる。
知らないと答えるミシマ。だがツキミヤとの一致に気が付いてしまう。
そして聞かされる。かつてツキミヤという男が発掘成果の捏造から失脚したのだと。
不意に戸を開ける音がした。二人はツキミヤ――本名タテバヤシの姿を認める。
教授は言う。父親の失脚でここに君の居場所はない。私の処に来ないか、と。だがツキミヤは拒絶し、教授は去っていく。
君も帰れ。ツキミヤが言う。だがミシマは動かなかった。
瞬間、戸が閉ざされ、青年の影が、カゲボウズ達がミシマを捉えた。
影に侵されるミシマ。ツキミヤが囁く。君は僕と同じ憎しみを持っている、と。
「僕はこの世界が嫌いだ。君も自分に気づかないこの世界を恨んでいるだろう?」と。
ミシマは自身がカゲボウズの贄であったのだと自覚する。
だが、互いの記憶が交錯するまどろみの中、別の答えを見出すのだった。
私は恨んでいない。
「だってあなたが見つけてくれたもの」
ミシマは答え、解放される。
次に目覚めた時、一匹のカゲボウズが心配そうに見下ろしていた。
ミシマはカゲボウズを手持ちに入れる。
そしてツキミヤにトレーナーになると告げると、旅立っていくのだった。

(860文字)
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手ごわかった…
思いのほか、まとめるのに苦労しました。
イマイチ出来に納得いってません…が、
梗概の条件を満たしつつ、ある重要なネタバレを隠せた点ではよくやった!
読んだ人はわかるね?

興味を持った方、通販はこちらからどうぞw(開き直り)
http://www.chalema.com/book/pijyon/



「私と付き合ってくれませんか」
なぜそんな台詞を吐く事になったのか。
すべてはカゲボウズ男のせいなのです。


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