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  [No.3746] 『冒険手帳』『冒険図鑑』 投稿者:おひのっと(殻)   《URL》   投稿日:2015/05/22(Fri) 20:43:33   70clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
『冒険手帳』『冒険図鑑』 (画像サイズ: 481×350 122kB)

○『冒険手帳』(谷口尚規・石川球太、21世紀ブックス、1972年)
火のおこしかたから、野宿のしかた、食べられる動植物、応急処置、体のきたえかたまで、冒険に役立つ知識が紹介されています。
アニメ『ポケットモンスター』シリーズの主人公一行のように、野外生活を頻繁に行う人物を描写するときの参考になりそうです。
2005年に光文社から文庫で復刊されています。
http://www.amazon.co.jp/dp/4334783791

○『冒険図鑑』(さとうち藍・松岡達英、福音館書店、1985年)
キャンプへいくときなどに必要な知識が紹介されています。
計画の立てかた、持ちものリスト、調理のしかた、危険への対処などがとても丁寧です。
http://www.amazon.co.jp/dp/4834002632

いずれも「少年少女にアウトドアの知識を図解で紹介する」というよく似たコンセプトの本なのですが、読後感はだいぶちがいます。
『冒険手帳』のほうは「ヘビも昆虫もこわがらずに食べてみよう」「冒険者がたよれるのは自分の体だけ」などなかなかワイルドなのに対し、
『冒険図鑑』は「キャンプの計画書のコピーを家族にわたしておくこと」「材料は家で切ってくると調理が簡単」などなんとなく優等生な感じです。
たとえば家出同然でトレーナーになった10歳と家族に見送られながら旅立った10歳とでは、考えかたはもちろん、キャンプのしかたひとつとってもちがうかもしれませんね。


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