全体を通して、タブンネの心理の動きがよくんかりました。最初に、なんかバカバカしいと思ってた主人公のタブンネが、いろんな事件を通して変化していくのは悲しいかな、時が経つというのは残酷なものです。
タブンネ貴様が捨て身タックルしてくるではないか!タブンネはさりげなく硬いから生半可な攻撃じゃダメで、強い攻撃しないと倒せないんですよね。それでタブンネボムなんて技もあったりします。タブンネの丈夫さが仇となって主人公タブンネの心を荒ませた書き出しから、次のシキジカの話が一番、この話の中で変化したんじゃないですかね。
仲間を助けるシキジカを見て、それもいいかなと思い始めて他のタブンネにも認められて、幸せなエンドを迎える、と思いきやさらなる事件。
攻める相手が違うだろ!っていう経験はこの年まで生きれば何度かありますが、本当それ。お前のせいでこうなった、と弱いものに八つ当たりしてるだけで、何の解決にもならないのに。自分が助けてと呼んでも誰も答えてくれないのは、この社会の皮肉ですか?あんなに助けても自分が困るとそんなに助けてくれないものです。でも優しい人はいますが。
優しいタブンネやポケモンがまわりにいなかったのが、主人公タブンネの生き方を決定したように思いました。
まわりの環境によるし、性格は環境が作り上げるのは、真理な気がします。
(本当はツイッターのリプでかこうとしたら字数が410字でオーバーしたからこっちにしました)