【020】竜の舞

☆ 3 ☆☆ 13 ☆☆☆ 10 合計59


そう繋がるのかーというのが感想です。
読後のスッキリ感、というか「あぁいい話だったな」ていうのが一番でした。
文章を読んでいるだけで、映像というか絵が頭に浮かびました。
re


台風の描写が繊細かつ豪快で、読んでいて怖かったです。ミニリュウとの出会いが好きです。


『ただそこに海があるだけ』という言葉に胸を強く打たれました。
あれは……ミニリュウの、またはカイリューの恩返しということでしょうか?
十五年前に海に流されていった一人と一匹の足跡が、再び交差したといった感じの、そのシーンに心が温かくなりました。
後、荒れ狂う嵐と海の描写も印象的でした。
巳佑


一部分からなかったり読めなかったりした部分がありました(自分の知識不足でしょうが・・・
もけはらまこと


ストーリーは面白いですが、文章がちょっと読みにくかったようなきがします。 点が多すぎたり、変な所についてたり。 でも、足跡を今までの軌跡ととらえて、その交錯を示したっていうところは面白いと思いました。
SB


「5年の歳月が流れた」に前の場面も絡めて「夢の様に」とつけたあの表現、すごく好きでした。
クロトカゲ

☆☆
・キーワード  海,嵐,生死,観念的な足跡
・感想  嵐の情景描写がとても巧みかつ豪快で、臨場感に溢れる作品に仕上がっています。
冒頭のモノローグからエピローグへのつながりもしっかりしており、全体的に高いレベルでまとまった作品だと感じました。
技量の高さで勝負する、ストロングスタイルな作品といえるでしょう。
モノローグとエピローグで「足跡」という文言を使用しており、テーマの消化という観点で見れば問題はありませんが、小説全体を通して見た時に「足跡」をテーマとするには少々弱いと感じました。
全体の描写や展開が迫力満点で、テーマが若干隠れてしまったように見受けられます。
テーマに基づく小説は匙加減が難しいだけに、致し方のないところだと思います。
586

☆☆
迫力ある描写に、余韻を残すストーリー。文章力も高い。10000字に収めた技術もお見事。
ただ、遺憾ながら最大の弱点は「先が読めてしまう」点だと思う。
30行も行かないうちに、成長したこのミニリュウが主人公を助けにくるのかな、という予想が立ち、しかもその予想は裏切られない。
凄まじい贅沢を言っているのはわかっているが、涙を飲んで☆☆。超・惜しい! その点さえなんとかなれば文句なし☆☆☆。
誤植発見。

>遮二無二かき回しているかが如き凄まじさだった。
「いるが如き」か「いるかの如き」で。

>ただの衝動的な行いによって、結ばた関係に過ぎないのだから。
「れ」が抜けている。

サトチ

☆☆
王道。昔救ったポケモンが主人公を助けに来る。ポケモン界隈にはごろごろしていそうな話ではある。いかにも王道である。
が、だがそれがいいと言わせるだけの力があった。グイグイと読ませる力がこの作品にはある。わりと先の展開が見えてしまうにも関わらず夢中になって読んでしまったのは、作者の類い希なる文章力の高さ故だろう。海や船乗りの描写にもうならされた。
王道を王道で立派に書き上げられる人はなかなかいない。たぶん私が同じ話を書いてもつまらなくなっちゃうんだろうなぁ。純粋にこれはすごいと思う。作者のカイリュー愛も伝わってくる作品である。
文章力は間違いなくトップレベル、☆☆☆。ただ、お題「足跡」の解釈では今一歩だったので☆は2つとさせていただいた。
No.017

☆☆☆
記号や行空けなどに疑問点はあったが、テキストは群を抜いて優れた作品。
冒頭部分、登場するのはミニリュウを逃がす「少年」と、嵐の海でドアにしがみ付く「一人の男(青年)」である。これによって作中主体を把握できないまま、結構な分量を読むことになった。
ようやく「僕」が現われて、「その船に乗ることになった」と語ったところで、まだ先の青年との一致は確定できない。この序盤の読み進め難さは、改善が望まれる。
そしてどうにも目に付くのが「……」、「――」の多用である。これだけ十分な意味内容と密度を持ったテキストに、小細工は必要ないだろう。どうして句読点でズバリ言い切らないのか。無駄に文章を軽くするだけになっていると感じる。一度、記号を省いたものを書いてみて、必然性について考えてみてほしい。
渡辺タテタ


(自作品の為、参加点のみ)
自作品。……改めて読み直すと削り方が不味くて、特に情景描写が不足していて細部がはっきりせず、正直な所伝えたい内容が読み取り易いとは言い難い(爆)
クーウィ








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