【011】日々の送り方 作:音色 ☆=18 ☆☆=12 ☆☆☆=8 合計=66 ☆(朱雀) ☆(きとかげ) ☆(teko) ☆(匿名) ☆(久方小風夜) ☆(ラクダ) ☆(逆行) ☆ふーん。ふつう:☆(渡邉健太) ☆長編シリーズの一部を切り取ったような印象で物足りない。(サトチ) ☆ 二次創作にしてはやけに現実的。パッチールは確かに可愛かったけど、これ、ポケモンの二次創作? パッチールとは何かの比喩ではないだろうか。と推測して、犬や猫に置き換えても成り立つ。主題に持ってきているのは「日々の送り方」だとして、日々を送るうえでポケモンが必要かといえばそんなことはない。終わり方も適当に投げて終わった感があるし、まだ4000字あるなら書き込んでもよかった。最初から最後まで叔父さんのことを考えている主人公だが、最後まで読んでも、叔父さんの教えや日々の送り方から何か大きなものを見いだすでもなく、ただ叔父さんを紹介しただけで終わってしまったように思う。考えるには考えるのだが、その思考と行動が結びついていない。結局、考えたからどうなの?というような。起承転結が弱かったように思う。というよりは、ない。メモを垂れ流してできた作品という印象を持った。ただ、会話のテンポの良さ、読みやすい文章、そのあたりは評価できる。 (鶏) ☆ グッと来た文【そっか、俺だけじゃないのか。安堵すると同時に、妙なざわつきも覚えた。なんというか、よく、わからないけど。】 拓朗の叔父さんが説く恋愛説がとても印象的でした……勝負師が説くこの話を参考にさせてもらおうかなぁ、と思った人はいるのではないでしょうか。(ドキドキ) そして前田と田代の距離が縮まるようで、縮まらないようなやり取りも印象的でした。 それと、ぶちまるが可愛かったです。私も「ぴやぁぁぁ」はツボに入りましたです。 (巳佑) ☆ ぎょおおお青春モノじゃねーか!!ケツがかゆい!!パッチールを意味もなくぽこぽこするところとか、田代さんのことが頭から離れないとか…青春ですねえ。田代さんの「ご褒美」が主人公に対する特別な感情とかではなく、がんばってる人へのねぎらいの贈り物だということに違和感を覚える主人公とか…青春ですねえ。 (tac-ティス) ☆ ぼくは部活で雑用しても何もおごってもらえませんでした! うぎぎ。 そんなことは置いといて感想書きます。 割りとのんびりした感じでした。読みにくいことたいしてもなく、本当にあっさりと日常をなぞっています。 多少あっさりとし過ぎではないかと思うんですが、題材が題材なだけに仕方ないかなあ。 なぜ勇次は主人公を誰も来ないであろうグラウンドに待たせたのでしょうか。残暑しっかりあるのに外で待たすとか鬼だろ……。 部活あるならまだしも誰も来ないなら教室で待ってあげた方がいいような。 また、主人公の意思が弱い気がして、イマイチ感情移入出来ませんでした。 (でりでり) ☆ これは完全に好き嫌いで言うので無視してもらっても構わない。 こういった日常を書いたゆるい話は好きではない。 長編の中にあるワンシーンならともかく、これだけで短編を完結させているのは非常に飽きる。何をみればいいのだろう。どこに重点があるのだろう。そう考えて何回か読んだけど全く解らない。 何度か読んで意味が分かるのと、ただつまらないのと両方ある。 もしかして長編の設定がもう出来ていて、その中から抜き出してきたのだろうか。そうだとしても、短編で出すならもう少し話の中に起伏をつけないと読んでる方は退屈で仕方ない。 あと、登場人物の関係性が解りにくい。短編にしては登場人物が多いからか。 その辺りの整理もしていないので読みにくかった。 (きとら) ☆ 恋の甘さの匂いに触れた……くらいの、本当に本当の片鱗に触れただけという、恋に対する微妙な距離感の表現が面白かったです。ともすれば、恋愛へ足を突っ込んでしまいがちなお話の流れを、あえて恋心に発展させないさじ加減がうまくできていたかと。ある意味現実的なその流れがよかったです。 (リング) ☆ 勇次がフラれた理由が気になって仕方ありません!!(爆) でもそこが投げっぱなしにされてるせいで、主人公の葛藤よりそっちの方に気を取られてしまいます。そうすると主題が見えにくくなってしまう気が。 あと、他の人にもおごったことがあると聞いてチクリとする前に、おごらたり褒められたりしたときに、自分だけが特別と感じて「どきり」と感じるのが欲しいかなと感じました。 ぶちまるジャブりたい。耳引っ張りたい。 (レイニー) ☆ リア充爆発しろ! ぶちまるが可愛い。何度でも言おう。ぶちまるがめちゃくちゃかわいい。ぷにぷに。ぼふぼふ。くてん。みよよよん。主人公そっくりの声でおどろくぶちまるが可愛すぎてやばい。 恋とかなんだかよくわかんないけどとりあえずリア充はディスっておく系男子に恋心が芽生えつつあるようなないような……そんな感じのお話と読みました。どうも起承転結の起こりの部分で終了してしまっている感じが否めないのは、引っ張ってきて〜結論! というものがないせいかもしれません。恋なのか恋じゃないのかもうなんかはっきりしろよ。べつにそれが主人公の心の中ではっきりしていなくても(それこそ”あまのじゃく”みたいな感じで)物語自体が成立するためには、お話の中では、というか作者の中では結論が出ている必要があると思います。 おまえの日常の送り方は本当にそれでいいのか! もうちょっと考えてもいいだろ! なあ、ぶちまる! このもどかしさは恋なのか!? そうなのか!? (CoCo) ☆☆(小樽ミオ) ☆☆(西条流月) ☆☆(アポロ11) ☆☆(匿名) ☆☆(リナ) ☆☆ ・おじさんはどう考えても恋愛の達人ではないと思います。 ・初デートって付き合いはじめたあとなん? ・田代さんもうちょっと書こうか ・文章の量が多い。同じ意味の文章が前後に並ぶときは、強調したいときだけにするともっと読みやすくなる。 (りえ) ☆☆ ああ……青春だなぁ。ぽろっと落ちてしまうんだなぁ。子どもの頃の純粋さって素敵。 悪友とつるんだり異性のちょっとした言動にフラッとしたり……うふふ。シンプルな台詞とニヤッとさせられる地の文のバランスが良い。 (レイコ) ☆☆ 叔父さんのアドバイスがどれもそれっぽかったです。今度参考にしてみましょ……まず女性の方と出会うところからはじめなければ。 私事は置いといて、気になった点を上げます。一つだけですが、会話と地の文のバランスが取れていないように感じました。それぞれはいいのに、会話と地の文が交代する時に流れを切ってしまう。これを読者に読みやすくさせるのは難しいですが、そこに注意して次回から書いてみてください。 (穂風奏) ☆☆ >「嘘だ―。拓郎だって俺の事祝福してくれてたよなぁ」 >「カ―ミラ」 >「だ―めだって。日頃から頑張っている人にはおごられる義務があるのだ」 >そのあと、田代さんは「今日は多分誰も来ないと思うよ―」といって去っていった。 ー が ― になっています >そのあと『窓を見たらカゲボウズが張り付いていた!マジビビったww』と健太からメールが来た。 >女を怒らせたらいつも恐ろしいだろう?昔の男どもはそれを知っているから何事も女性に対して紳士的にふるまっていたんだ。 >「カ―ミラ」小説知ってる?俺にそう聞いて、答える前に俺の反応を見とったらしい。 ! や ? の後に空白が入れられていません >そんな叔父さんは職業ギャンブラーでいつも新しい恋とギャンブルに手を出してはいつも酷い目にあっていた。 叔父さんは職業ギャンブラーで → 叔父さんの職業はギャンブラーで >俺が中1に時に遂に行方知れずになった。 中1に時 → 中1の時 >あんなに俺に彼女ができた事を喜んでくれたのにいざ俺が彼女に振られるとその態度なんだ その態度なんだ → なんでその態度なんだ もしくは その態度はなんだ >この間、勇次の奴が『彼女できましたメール』を送りつけて着て健太と二人で『この抜け駆け野郎』と呪いの言葉満載の祝福メールを送り返してやった記憶がある。 送りつけて着て → 送りつけてきて >俺に話題が降られた。 降られた → 振られた >それが何故か判るか。 判る は他の箇所では 分かる が用いられているので統一した方が良いかと思われます >そんな義務聞いたことないよ、ぼやいてから「頑張ってる人?」聞き直す。 ぼやいてから「頑張ってる人?」聞き直す。 → ぼやいてから「頑張ってる人?」と聞き直す。 もしくは とぼやいてから「頑張ってる人?」と聞き直す。 >そのあと、田代さんは「今日は多分誰も来ないと思うよ―」といって去っていった。 >ただの、そう、彼女流にいうなら「ご褒美」って奴。 いう は他の箇所では 言う となってますので統一した方が良いかと思われます (門森 輝) ☆☆ いつもの日々の送り方から変わるかもしれないし変わらないかもしれない、そういう連続があるのが日常で、等身大の日常でリアルだなぁと思いました。 何故か何より印象に残ったのがスポドリ。スポドリって略すんですね。 (クロトカゲ) ☆☆ 恋の予感が致します。 勇次と付き合ってたのに振った子が田代さん……というのはちょっと考え過ぎかな。そういう展開なら面白いと思うんですけどね。 描写の落ち着き具合が個人的には好みでした。読めば読むほど面白くなる。不思議な魅力のある文章です。 おじさんから聞いた話にすることで、独白で語っている部分が嫌らしくならない。何だかこういうのっていいですよね。 教育上宜しくない部分を聴かないなんてまだまだ青いな拓郎君は。ふっ。 ぶちまるがかわいい。みんな言うと思うけれど、ぶちまるがかわいいです。 家でも猫を飼っていますが、床に寝ているところを軽く踏んでやりたくなるので、耳ジャブしたくなる気持ちは妙に共感しました。笑 個人的には主人公の名前は無い方が良かったかなぁと思います。日々の送り方というだけあって、主人公の視点に読者が入りこむような感覚にさせる文章は特に必要になってくると思うので。 名前出されるとほんの少し、人事のような気がするのです。 (乃響じゅん。) ☆☆ (ぶちまる君かわいい…) 単純なある日の出来事を、『日々の送り方』とな…!?主人公の一人称がいい!ほのぼのとした語りがいい!(ぴやぁぁぁ) (銀波オルカ) ☆☆☆(匿名) ☆☆☆(匿名) ☆☆☆抑揚があまりない感じがタイトル通りでよかったです。(匿名) ☆☆☆ ぶちまるも田代さんも可愛すぎる。 ぶちまるにジャブしたい耳ひっぱりたい抱き締めたい。 (海星) ☆☆☆ 描写がとてもうまいと感じました。 あと、『立ち直りが早いのかそれとも演技なのか、多分演技だ。演じる余裕があるなら大丈夫だろう』みたいな、各所に出てくるちょっとした笑いのセンスがかなり好みでした。 (SB) ☆☆☆ パッチールが小説に出てくる所をはじめて見た。別段大したことも起こらないんだけど、なんかいいなぁって思えた作品。短編っていうのは本当に少しの変化でいいんだなというのを見事に体現した作品だと思う。主人公ははじまるのかはじまらないのかまぁこれだけじゃわからないのだけど、まぁそこがいいよね。なんか学生時代を思い出す。 あと、告白すると私、クロバットにカーミラってつけたことあります。 【タグ】学生生活、パッチール、クロバット、恋愛、またカゲボウズか 【お題解釈】日々を送る。 (No.017) ☆☆☆ ぶちまるかわいいよぶちまる。なんですかこのかわいい生き物は。 ぶちまるかわいい、ぶちまるかわいすぎる。 「ぴやぁぁぁ」とかかわいすぎるじゃないですか。 しかも同じことやってもらってまた同じ反応とか。 なんなんですか。反則ですよ、それ。 「ぷぎゃ」とかいちいちかわいいし。 ぶちまるの耳を引っ張りたい、うずまきの目を見つめていたい。 抱きしめたい、ぎゅっとしたい、そしてそのままお持ち帰りしたい。 作者さん、私にぶちまるをください。 ぶちまるうううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!! (砂糖水) ☆☆☆ 青春ものに類すると思われる一作。何気なさを装いつつも巧みなストーリー構成と、軽さを表に出しながらしっかりと人の根幹を捉えている人生訓が心憎い秀作。 全体的に明るくさわやかな雰囲気で統一しながらも、その一方では深い洞察や経験則、そしてしっかりとした主張やメッセージが極自然な形で組み込まれており、正直感嘆の溜息しか出ませんでした。何気ない日常を描いた作品にここまで引き込まれたのは、久しぶりの事です。 今回多かった作品の傾向として、非日常や重苦しいテーマを選びつつも、それを上手く消化しきれず中途半端な形で終わってしまっているものが結構あったのですが、この作品はまさにその真逆を行くものと言えるでしょう。比喩や情景と言った描写技術の面でも格別不足は無く、そこそこ多い背景設定も、斑や違和感無く物語の中に収まっています。 使用ポケモンに、敢えてマイナー組に定着しがちなパッチーるを持ってきたのもグッド! ふらふらと捉え所の無いかのポケモンの特徴が、作中の雰囲気と流れにこれ以上なくマッチしており、文章やストーリーの見事さとも相まって、作者の確かな技量とセンスを浮き彫りにしています。 難を言えば、幾つかの会話文の後に直接地の文が続いていて、それが少々読み辛かったことでしょうか? 物語そのものに支障が出るわけではありませんが、読みやすさは文章のリズムや語感にも関わって来るものですので、なるだけすっきりとした形に纏めておくのが無難なところかと思われます。 また、前半の嫉妬する友人らとの絡みについては、後にちゃんとストーリーに関わってくるものの、全体を通して見るとややインパクトが弱く、分量の割には必要性が薄いように感じられました。……ここを削れとか具体的な事を言えるほどしっかりした見識は持ち合わせていないのですが(汗)、他の文脈と比べると、やや冗長な印象を受けた事だけ明記して置きます。 (クーウィ) ☆ ・自作品 ・書きたかったのはギャンブラーなおっさんとぶちまる。それ以外の登場人物はどうでもいい ・文芸部テンション (音色) |