【024】アヤマチ 作:リナ ☆=27 ☆☆=10 ☆☆☆=1 合計=50 ☆(匿名) ☆(匿名) ☆(砂糖水) ☆(逆行) ☆(西条流月) ☆(朱雀) ☆(匿名) ☆(久方小風夜) ☆(小樽ミオ) ☆(SB) ☆(サトチ) ☆ ありきたりになってしまうのですが、これはポケモンじゃないほうが……と個人的に思いました。 あと、エロスはすごい、きれいに、きれいに書かれているなぁと思いました。 (teko) ☆ 昼ドラじゃねーか…なんだこのドロドロな展開は…。贈り物=負の感情とする小説の中では最強の鬱度を誇るモノだと言えるだろうッ…!!比較的平和なポケモン畑の中でこんな人間の黒い部分を押し出してくるストーリーで挑むとは…おぬし、やりおるな…。 (tac-ティス) ☆ 抗えない誘惑とか背徳感とか書き出せないならエロシーンの必要ないです。これじゃ一発芸です。ただまあだからといってエロシーンこれどうしたらいいのか私には分からないので、詳しい人に聞いてください。 カメールとヒトカゲならどっちが好き? の台詞は好きです。 (きとかげ) ☆ 読み終わった後元気が無くなるようなドロドロした感じや絶望感でした。 それを味わうこと以外に読んでの楽しみを見出すことが出来ない色々限定された小説なのかな、と思います。 (クロトカゲ) ☆ 前半エロ小説と思って読んでいたのですが、なるほど、これはいいヤンデレ。 「送る」は最後の「メールを送る」「憎しみを送る」かと思いましたが、ちょっと弱い気が。 そしてチャットやらツイッターやらで見ていた「どうせやるならもっと病め。謝るな」という意見について。個人的には正気に戻って謝ってしまう由里さん萌えなんですが(爆)、確かにカメールとヒトカゲで選択を迫るところや、怨念のこもったメールの文面辺りの流れからすると、急に謝っちゃうのは不自然なのかなという思いも。正気に戻ったとして、もし自分だったら堂々と謝れないなぁ……。あの状態できちんと謝れるだけの強さがあるなら病まない気もするしとか、いろいろ考えてしまいました。 (レイニー) ☆ 運びはよかったんだけど最後がしりすぼみだと思う。これはもっと酷く(精神的ダメージをでかく)できる。 元彼逆ギレの上、彼女か彼の部屋にヒトカゲの死体くらい晒さないとダメだろこれ。 まだ生ぬるい。徹し切れていない。いやな予感しかしなかったし、実際当たったのはいいんだけど、なんか期待はずれだった。どうせ既にいろんな意味でアウトなんだから、やるなら徹底的にやらないとだめだと思う。読者がポケモン小説読むのやめるくらいのトラウマ植え付けるつもりでやって欲しかった。 <余談> どうすればもっとひどく出来るだろうということで、審査会は多いに盛り上がった。「とりあえず実物が欲しい」ということが第一に上がり、最終的にはああしてこうすると最強。という結論に至った。具体的にはりえさんが語ってくれると思うのでここではくわしく言わないが。 【雑感】いやな予感には全力で答えよう。 【タグ】カメール、ヒトカゲ、スーパー情欲タイム、いやな予感しかしない 【お題解釈】メール送信 (No.017) ☆ ・エロ三部作 ・エロくてドロドロしてる、気持ち悪い割にはラストで気が抜ける ・ここまでぐっちょぐっちょな関係を期待させるんならもっとラストでやりきればよかったんじゃないの ・そうなった場合、俺が気持ち悪いですのコメントだけになったろうが ・ヒトカゲはカメールで殺したの? ・どうせならもっと切り刻むとか何事も無かったかのようにどこかに埋めて何事も無かったかのように振る舞えばいいのに ・独占欲ってもっと汚らしいものだと思うんだ (音色) ☆ 最初の一段落目で既に悪いことが起きる予感。この予感のさせ方は非常にいいと思います。でも最後に、あれっ? って思うのは私だけではないはず。確かに事は起きたのですが、後悔するぐらいならやらなけりゃよかったのに、と思ってしまうのです。 この話の世界観は現実世界に近いものがありますね。ポケモンは戦わせたりも出来る、ペットみたいなものだと思われます。つまり由里の起こした行動って、嫉妬に駆られて、浮気相手の飼い犬を殺したってことと同じことですよね。 それなら、この殺しは「これ以上浮気を続けるのなら、この犬と同じようにしてやる」という脅し以外に考えられないはずです。故に、ここで由里の暴走が終わってしまっては何のためにラブを殺したのかが分からないことになってしまいませんか。 由里の暴走が続くことを予感させるラストだったなら、☆☆☆を真剣に検討したと思います。うーん、惜しい。 (乃響じゅん。) ☆ まず年齢制限が確実につくと思われる話は場所を考えることから始めるのがいいと思う なぜ最後彼女謝るの。 謝らない方がよかったよ。 (きとら) ☆(門森 輝) ☆ こんな愛憎劇がここで見れるとは。 カメールとヒトカゲどちらが好きか聞くところでもしかして、と思いましたがもしかしちゃいました。 オチの決め方はたぶんこれは人によってはばらばらな意見が出るんじゃないでしょうか。わたしは写真届いたところで切ればインパクトは強くなったのではないかと思います。 言うからには理由もあって、由里が最後に弁解してしまう余裕を与えたせいで、その肝心な狂気性を非常に非常に大きく損なったところにあります。 由里(や隼)のやってしまったアヤマチを、最後の最後で中和せずにしっかり気味の悪さをプッシュした方が良かったのではないでしょうか。 そうすれば後味の悪さがもっと出て、面白さがぐっと増すだろうと考えました。この手のものは後味悪くしてナンボかと。 (でりでり) ☆ ・せっかく本番書いてるのにエロくない、むしろこれ要らない。情報の質も量も種類もなんだか足りない。エロゲしてるみたい。 ・隼が奈緒と由里の体とかセックスを比較してぼんやりしながら、由里の話を聞いているぐらいの描写の方がよくえげつなくてよいと思う ・わたしだけではない人の意見も統一すると 「由里はもっとキチガイでいい。写メール不要、家に帰宅して冷蔵庫あけたらヒトカゲのしっぽだけ入っている」 「そしてそのあと、「あ、奈緒? おかあさんだけど、あんたこんないっぱいカニ送ってこなくてよかったのに。おかあさんうれしいわ、こんなおっきい段ボールにぎっしりカニなんて。ちょっと生臭くなってきたからもう開けて冷凍庫に入れるわね、あんたそろそろ試験も終わりでしょ、帰ってきたらみんなでカニ鍋パーティしましょうね。 連名で送ってくれた由里ちゃんにもお礼言わないと」」みたいな電話が来ただけの描写を入れるといいと思います。 もっともっと練り直してッ。題材はいいからもったいない。 (りえ) ☆ トラックのくだり、上目遣いの彼女に感心、突然声をかけられて飛び上がるなどテキストが拙い。雰囲気で乗り切れる行きずりのセックスほど、小説は甘くない。 ラブの死骸の描写が上面だけでよくない。演出のためにヒトカゲのぬいぐるみを転がしただけにしか見えない。殺害現場が屋外なら泥にまみれているかもしれないし、抵抗した痕跡もあるだろう。加害者も無傷では済まない。 死とは重大な事象で、けれどもこのテキストから感じられる欠落は、隼がラブの死は他人事と考えているということを暗示したかったのだろうか。 がんばりましょう:☆ (渡邉健太) ☆ 流石に予想外だったレベルの一作。……まさか、ポケモンジャンルの短編創作企画でこんな本格的なもんが来るとはねぇ(汗) 内容の是非はさて置き、レベル自体は非常に高かったと思います。表現・比喩・心理描写のどれを取っても平均以上で、今回の企画全体を通して見ても、作者の技量が最上位クラスにある事は間違いないかと。 特に心理描写に関しては、作品の肝となる部分でもあるだけあって、殊更目を惹きました。主人公が理性を以て現状に思索を巡らす辺りは、巧みな描写技術も相まって、かなりのリアリティがありました。 しかし反面、批評する立場に立つとちょっと苦しい…… と言うのも、良く良く見て見ればこの作品、全体を通してポケモン成分が希薄で、正直ポケモンの二次創作として注目すべき点が、あまりにも乏し過ぎるのです……(汗) 確かに作品自体のレベルは高いのですが、作品に反映されたポケモンとしての世界観はかなり薄く、しかもそのポケモンとしての視点を取ってしまうと、途端にストーリーに奇抜さが無くなってしまいます。 物語の内容自体は、ほぼ王道の愛憎劇そのまんまであり、ドラマや映画、小説を問わず非常によく見られる形式で、埋没率・評価基準値が極めて高い。……更にそうした視点で見た場合、ストーリーそのものにはこれと言って捻りや特筆すべき点が見受けられない為、どうしても評価のポイントが、技術点のみに集中して行かざるを得ないのです。 出来ればもう少しポケモンならではの表現や手法を用いて、よりしっかりした世界観に近付けるか。若しくは何らかの形でストーリーに特異性や強いインパクトを与えて、物語の面で勝負をかけるか。 そのどちらかだけでも適っていたなら、問題無しにより高位の評価を付与出来ていたと思います。……技術や実力には確かなものがあっただけに、その辺りはとても惜しい作品でした。 (クーウィ) ☆ まず初めに言っておこう。好きか嫌いかで判断するならば、今回のポケスコの中で一二を争うくらい圧倒的に嫌いだ。 主観で判断してはいけないので、できるだけ客観的な要素を拾って叩くことにする。叩く。申し訳ないが作者も叩かれるのを承知でこの作品を持ってきたのだと思っているから、その意図に沿うことにした。 前提として褒める部分がないということを挙げておく。 とりあえずストーリーが安っぽい。昼ドラをこじらせたようなストーリーで、とりあえず大切なものぶっ壊して浮気しとけばいいんだろ?っていう安いテンプレを持ってくるが失敗。ぶっ壊し方の弱さ、至る所で輝きを放つご都合主義。特にヒトカゲ誘拐してバラして写メというネタは見事に笑わせてもらったが、しかしなんと都合良く物語が展開し、さらりと流していくのだろうと思った。その後に続く電話での謝罪は、メンヘラと見せかけて違いますっていう、とても意味のないギャップを利用してのギャグ。シリアスっぽく展開していくストーリーに挟まれた小休止。想像してみてほしい。電話で泣くような小物が、死体を眺めながらケータイ構えて写真撮影である。初めての殺人☆のような記念撮影的ノリを感じた。泣きながら撮るにしろ笑いながら撮るにしろ、想像するだけでシュールな展開だ。いいから直接見せに行けよ……。 そのうえヒトカゲ殺すの思いつくくらいなら本人を殺さない理由が分からない。近いものから壊してってやんよ……っていう凶悪な思想をお持ちならもっと非道いことできるでしょ。と、あえてつっこみどころを多く残したのかもしれないが、私には分からない。 それから最初の方いらないでしょう。数文で済ませられる。何がしたかったのか分からない。経緯を説明するだけなのに張り切り過ぎちゃって、文章力のなさを露呈してしまっている。 などなど、叩き出せばきりがない作品なのだが、叩きすぎたら作者に踊らされているように思えて悔しいのでこの辺りで。間違いなく私の中でワースト1です。ここまで決定的なワースト1も珍しいです。 最後に、あの単語(特にカタカナ四文字)出しとけば文学っぽくなるんだろ?って思ってとりあえずその手の言葉を使ってみたがる典型的なアヤマチを犯している。その点には嫌悪感を覚えた。結局主観的な部分も多かったかもしれないが☆1つ以外付けられないので申し訳ないです。客観的批評は他の方に任せます。 それからアヤマチじゃなくてスレチ。ポケスコ用の作品書いてください。 (鶏) ☆☆(ラクダ) ☆☆(匿名) ☆☆(穂風奏) ☆☆(匿名) ☆☆(アポロ11) ☆☆ これまた官能シーンが本格的ですな。うーん……ポケモン小説というフィルターがあるので褒められたもんじゃないです。 ドロドロした男女関係の演出のためにはこれくらい直接的な描写も必要かもしれませんが……私は逆に安直な手法ということで興醒めしてしまいました。 対照的な女性とその狂気を巧みに描いていて後半の恐さが凄まじかったです。目が離せませんでした。 (レイコ) ☆☆ 今はやりのヤンデレというやつですね。恋人から気持ちが離れていく男性の心情を上手く描けている一方で、終盤まで詳しくは見えなかった由里の心情に何か怖いものを感じます。 男が綺麗に終わらせようと思っても、相手はそうはいかない。互いにエゴを押し付けあった結果、全員が不幸になった悲劇的結末ですね。 (リング) ☆☆ 二又かけやがってぇぇ!!と叫びました(汗 主人公の描写、とっても良かったです。しょうがない、とか、でも、とか読んでるこっちが思ってしまうくらいでした。…この話の一番の被害者はラブだと思う。 (銀波オルカ) ☆☆ *おい、えろいぞ *しかしただえろいだけでえろいことがお話にたいしてあまり効果をもっていない! *ちょうど授業で読まされた舞姫の主人公を思い出した。 *意見をいろいろ聞いたけど、私はメールでよかったと思う。ただ、彼女はそのメールでもなんでも状況でも聞きだそうとするべきだったしそこまで書いてほしかったし、それを見せるかの葛藤と見せたときの彼女でオチにしたほうが私はすっきりすると思った。 *えろいです *えろんえろん *えろいむえっさいむ (CoCo) ☆☆ グッと来た文【送られてきたものは、憎しみに蝕まれ、消えてしまった愛の炎だった。】 嫉妬って怖いと鳥肌が立ち、血の気が引いていくような感覚を覚えました……由里さん、いくらなんでもそれは……でも嫉妬があるとここまでできるのかなと、鳥肌が本当に立ちました。エロシーンが濃厚な分、隼、奈緒、そして由里が犯してしまったアヤマチの描写が際立って伝わってきたような気がします。 もし、隼があのとき、ちゃんと由里に別れ話を切り出せていたら、ラブは生きていたのだろうか。それとラブが死んだ後、この三人は一体どうなるのだろうか。愛の炎が消えた今、あるのは憎悪による展開になるのだろうなぁ……と思ったりしました。 (巳佑) ☆☆☆ ゲームとかアニメじゃ、水タイプの技を受けても耐えきるのに。 尻尾の炎が消えたら死んじゃうだなんて、儚い設定です。 男女の感情が苦しかった…。 (海星) ☆(リナ) |