第2話
「ぎゃああああーーっ!!!!!」
キバが叫ぶ。ミュウツーはそのまますごいスピードで駆け抜けていった。
「大丈夫かキバ、すごかったぞ。」
ピカチュウがキバに声をかける。
「び、びっくりした・・・なんたってミュウツーだからな。」
キバはまだ興奮が収まらない。
「どうだ、居留地は見つかったか?」
ミュウツーがワルビルに話しかける。
「はい。北の洞窟はどうかと思います。そこなら人目もつきませんし、安全に計画が実行できます。」
ワルビルは地図に目を通しながら言った。
「なるほど。」
ミュウツーはワルビルに案内を求め、ワルビルを先に歩かせた。
「ここです。」
ワルビルは、ミュウツーの後について歩きながら、洞窟を見渡す。ミュウツーはランタンを持って歩く。
「ふん。よし。ここに決めよう。今すぐ改造する。」
ミュウツーは土豪たちを呼び、工事に当たらせた。
「ミュウツーがこの街にきちゃ困るな。」
ゾロが言った。
「そうだ、この街は俺たちのテリトリーだ!」
ドラが続ける。
「そうだ。ミュウツーなんか敵じゃないわ。」
ジャータがクールに言う。
「俺らだって力を合わせればミュウツーと戦えるさ!」
ピカチュウが言うと、
「えいえい、おー!」
とみんなが続けた。