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専門学校に入った。
毎日忙しいが、楽しい。
マニアックなことばかり勉強しているが、それも専門生の醍醐味というものだろう。
てなわけで、自宅のパソコンはあまり使わなくなった。
忙しいのだ。
一年生前期ということで、まだパソコンを使う課題は出ていない。USBはもらってるけど。
そんなこんなで、『奴ら』のことはすっかり忘れていた。
だから、あんなことが起きるなんて、これっぽっちも思っちゃいなかった。
水曜日。一週間の中で一番初めに、パソコンを使う授業がある日。
教室に来て、電源を入れた。
その途端。
リンゴマークが特徴的な、シルバーグレーのボディが、突然オレンジ色に変化した。
あっけに取られている自分の前で、ディスプレイが水色とピンクのストライプになる。
スピーカーから、私のパソコンに入っているはずの曲が流れる。
「……どういうことなの」
画面にギュウギュウ詰めになってこちらを睨んでいる『奴ら』を見て、私は立ち尽くした。
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学校のパソコンから投稿。勉強しろ。