【022】霧の中のおはなし ☆ 3 ☆☆ 20 ☆☆☆ 3 合計52 (自由感想) 化かされました。 普通に男の子と幽霊の女の子の話だとばかり思っていたら、ゾロアとラティアスだとは! 女の子は足が付いていないかのように云々という描写も、お化けだからだと思い込んでしましました。本当に騙されました。可愛いゾロアとラティアスだなあ。絵本の1ページのようなラストに心癒されます。 では、拙文失礼しました。 きとかげ ☆☆ かわいらしいなーって思いました。 ハクタイの洋館はプレイしていて、めちゃくちゃこえええ!! と思ってたんですが、ラティアスなら大丈夫と思いましたw re ☆☆ ラティアス親子とゾロア…。 ほっこりしました。 ☆☆ ゾロアかわいいのうゾロア ラティアスかわいいのうラティアス そんな気持ちでいっぱいになりました CoCo ☆☆ 『ダールーマーッカーが、こーろんだ!』この一文に一本!! と思いました。 やんちゃゾロアと寂しがりやラティアスのやり取りが可愛らしくて、 最初の文でホラー系かな? という考えが見事に、いい意味で裏切られました。 まさしく、化けられた気分です。(笑) 巳佑 ☆☆☆ 絵本風で可愛らしいストーリー。 文章もきれいで読みやすく、女の子はともかく男の子の方もだましというのはちょっとうまいと思いました。こういう文章、ストーリー構成はポケモンによく似合うような気がします。 SB ☆☆ 幽霊・・なんだろうけど、さっくり終って怖さを強調するのか、それともほんわかしたものを残したいのかちょっとわかりませんでした もけはらまこと ☆☆ それは洋館で起きた不思議な別れの話……かと思ったら、正直ゾロアは意外でした。 童話のようなほんわかした雰囲気が素敵でした。 あと 「ダールーマーッーカが、ころんだ!」 こういう飛び道具のようなさりげなく出てくる「ポケモンの世界の常識」、結構好きです。 クロトカゲ ☆☆ 柔らかいタッチで描かれた物語。 …3000字以下の短編の中でも、殊更好きな作品の一つです。 何れも変幻の業を持つ二匹のポケモンの、心温まる交流。 その合間、所々に垣間見える、女の子の正体を暗示する記述配置の妙に、終始惹き付けられっ放しでした。 …最終的に、例の赤い子だった訳ですが……うぬぬ、予想外されちまったぃ(笑) 読めば読むほどに味わいが出て来る作品で、結びの形も秀逸でしたし…… 次の機会が御座いましたら、是非ともまたお願いしますです〜 クーウィ ☆☆ ・キーワード 童話的,少年少女,変身譚,物理的な足跡 ・感想 すっと喉を通り飲み込める、そんな作品だという印象を受けました。 決して悪い意味ではなく、完成された小さな世界ですべてが収まるところに収まっている。そんな印象を受けました。 短編集に一編入っているとつい読み返したくなる安心感のようなもの。この作品からは、そういった香りが感じられます。 取り立てて穴の無い手堅い作品に仕上がっているものの、それが仇となって読者に強いインパクトを残す場面にも欠けているかも知れないと感じました。 とは言え、インパクトは安定感・安心感とトレードオフとなる要素であり、この作品においては無理に組み込む必要のない要素とも言えます。 586 ☆☆ よく映画のキャッチフレーズであるじゃないですか。「あなたは○度騙される――」 ポケモン作品随一の心霊恐怖スポット森のヨウカンか! ――と、思いきや、違った。 「お母さんを待ってるの……」→地縛霊か! ――と、思いきや、違った。 足音が無いうわああああああ! 幽霊だぁ! ――と、思いきや、幽霊じゃなくてそっちか! というか主人公、 お ま え も か(笑)。 いやぁ見事にだまされちゃったよ。なんかトリにして一番展開の読めない作品でした。何が一番騙されたって、重い話なのかと思ったら、ほのぼのってとこに一番騙された(笑)。 「ダルマッカが転んだ」に吹き出したのは私だけではないハズだ。 No.017 ☆ 舞台設定には魅力的なものがあるが、文章がそれに見合ったレベルに達していない。 町が森に囲まれている必然性に疑問、地理上の整合性に不安がある。作中では海から霧が発生しており、森の存在の必然性はどこにあるのか。 「静養のための別荘」ならば、それは誰の静養なのか。元の所有者のエピソードを盛り込むことで、その建築への関心は高まる。 幽霊が出る「ある日」と、直後の「そんな霧の濃い日」は同一であるが、先に改行・行空けをしてまで提示した「ある日」の言葉に力がない。 洋館に男の子が遊びに行く件。静まり返った中に風見鶏の音「だけ」が鳴るならば、それは「かすか」な音なのか。かなり耳障りで、不安感を高めるものではないか。……なかなかすんなりと作品世界を楽しませてくれない文章である。 そして女の子と男の子が何度か遊んでのち、男の子の「霧が晴れる前に戻れば大丈夫」という台詞の根拠はどこにあるのか。霧の日にしか遊べないことは明示されているが、霧が消えたら遊べないという件はない。この論理の飛躍が、子どもらの純粋性に水を差してしまい、ラストの驚きや感動を半減させてしまった。 渡辺タテタ ☆ (自作品の為、参加点のみ) ストーリー的には極めて他愛のない物語にして、情景描写等は悪くないと思うがもし評価規定がなくとも☆☆陣の末席がいいところか。 タテタ氏基準の入選圏内あたりにもぐりこめたら超光栄。 三題噺的にお題をむりくりねじ込んだせいで、ほとんど足跡は話に関係ないじゃんというツッコミ必須の必然性の無さで4倍弱点、さらに構成要素が【002】と結構ダブってるので 一時は没も考えたという6倍弱点(自爆); 「静養のための別荘」とか「お人形」とかのキーワードはミスリードを導くため。 ゴーストポケモンと思ってくれればしめたもの。 >だからここで、お母さん迎えに来るのを待ってるの 「が」が抜けたー!!(^^;)人呼んで誤字発見マスターとしては切歯扼腕もんである。 サトチ |