【009】Ultra Golden Memories 作:レイニー
☆=10 ☆☆=15 ☆☆☆=13 合計=79

☆(西条流月)
☆(久方小風夜)
☆(砂糖水)
☆(きとかげ)
☆(アポロ11)
☆ふーん。ふつう:☆(渡邉健太)


『ここに来てまさかの……』と思わされた、まさかまさかの完全ギャグ……! タイトルの意味を理解した時の衝撃が、最も大きかった作品でもあります。まぁ、何ででかかったのかは(ry)
 全編を通して親父の口語調で、ストーリー自体は非常に独特のもの。原作のネタをちらほら出しつつも、基本的には言わばパラレルワールド的な世界観であり、その辺りは読み手を選ぶかも。……とは言っても、全部親父の作り話か超幻想という線も捨て切れませんが!(笑)

 展開自体は類似のものをどこかで読んだ事がある気がするので、ひょっとするとパロディに近い一品なのやも知れませんが、まぁ楽しむ分には大した問題じゃないです。ただ、全体を通して斬新な表現や手を打つようなネタが見受けられなかったので、その辺が大きく評価に響いてます……
 最後の締めも、やはりポケモンを知っている人間にはそこそこの威力があるのですが、如何せんあまりにも有名且つ使い回されているネタなので、ちょっと爆発力が足りなかった。本家のシステムで例えると、その一撃を放つ前に、何らかの形で場づくりをして欲しかったですねぇ(苦笑) 読み手の防御力を下げるような、優秀な下支えが欲しかったところです。
(クーウィ)


まさかのオチには思わず笑ってしまいました。実際はありえないことでしょうが、こんな畏怖ストーリーを翔るあなたのセンスには脱帽物ですね。
これからもスタッフに愛され続けるであろうきんのたまおじさんの過去にこんなことがあったら、金の玉おじさんを見直したいところです。
(リング)


ゲームの裏側に物語を付与するという点では完全なまでの二次創作であり、作者の実力もそうだが、ゲームに対する熱意や解釈の仕方が全面に窺える作品であった。
ゲーム中では悪の組織になっている名前の人物たちが登場する。
おもしろい。
が、残念なことに彼らの最初の説明からは少しも悪さを感じられず、むしろ夢を見る青年たちの姿にしか思えなくて、裏の社会という環境に大きな違和感を感じた。
裏の社会に落ちてしまったエピソードが必要だった。
また、そうした細かい部分を読者が笑ってつっこむくらいのコメディだったかといえば、そうでもなく、題材はよかったのにあのおじさんにしてはシリアスなエピソードになりすぎた感があってちぐはぐな印象を持った。
総じて、やろうとしたことに期待は持てたが中途半端で、惜しい作品。次回に期待。
(鶏)

☆☆(匿名)
☆☆(匿名)
☆☆(朱雀)
☆☆(匿名)
☆☆(匿名)
☆☆(クロトカゲ)
☆☆きんのたまおやじに着目した視点が面白い。(サトチ)

☆☆
グッと来た文【 それはおじさんのきんのたま! だいじにしてね! なんたって、おじさんのきんのたまだからね!】

 まさかの、きんのたまのおじさん秘話がここに!(ドキドキ)
 そうか……あのきんのたまは悪魔のマニューラの像から産まれたものだったのかという驚き、そしておじさんが廃墟で出逢ったという五人のあの男達が純粋で真っ直ぐだったとは……! という驚き。とにかく驚きの連続で思わずおじさんのことを疑ったのはここだけの話。ごめんね、おじさん。(苦笑)
 それと、おじさんの心の変わり様も印象的でした。まさにピュアでイノセントな心に……もしかして、Nの将来も(以下略&それは考えすぎ)
(巳佑)

☆☆
冒頭でこの人はもしや、と思ったら。最後やっぱり! な正体で吹きました。コンテストでまさかのセクハr……きんのたまおじさんに出会うとは思ってもみませんでした。
 今まで「シリーズ皆勤賞の変なおじさん」としか思っていませんでしたが、思いの他深い過去を持ってたんだなぁ、とちょっぴりおじさんの株が上がりました。究極の善人っぷりに、やっぱり変な人だったか……とも思いましたが( うーん、おじさん色々深い人だなあ……。あと、マニューラの悪魔とウラヤマさんのポケモン像とを絡めた部分が好きでした。
 ただ、個人的には例の五人が悪の道に走ったのは像のせい、というのが納得できませんでした。彼らはそれぞれ、自分の信念・覚悟を持って組織を立ち上げたのだろうと思っておりますので……。といってもあくまでも個人的には、で、パンドラの箱発想そのものは面白かったです。
 最後に二点、気になったところを。
【若い頃……って言っても今の君よりもっと年取った頃だけどねだけどね】 だけどねが二重に。
【それはマニューラの悪魔という像で、見入られた人々を悪に染めあげていくという、恐ろしい像らしいんだ】 見入られた、ではなく魅入られた、かと。
(ラクダ)

☆☆
「モブキャラに自分なりのストーリーを加えてみる」という構成は読んでも書いても好きな手法です(もはや「きんのたまおじさん」をモブキャラだなんて言ったら罰当たりですけれども! 笑)
 なぜ彼は見ず知らずのトレーナーに高価な金品(確認)を渡してくれるのか。その永遠の謎(謎?)を辿るストーリーは、やはり食い入るように読んでしまいますね(笑) 実はおじさんは裏の世界と繋がりがあり、しかも聞き覚えのある名前をした人物たちとも親交があったのだ! という辺りは、日ごろ想像してこなかったこともありかなり面白味がありました。また「UGM」の反復はくどいことなく、むしろリズムの創出に成功しているように感じられ、一定間隔で現れる「UGM」の文字列になぜかニヤニヤが止まりませんでした。
 誤字に関しては一箇所だけ、「悪魔にみいられる」という場合の「みいられる」は「魅入られる」が適当です(「見入られる」は「見つめられる」の意です)。すぐに思い出せないのですが、過去のコンテストでも同様のミスを見かけました。一見正しく見えるので見落としやすい誤字だと思いますのでご注意いただければ幸いです。
(小樽ミオ)

☆☆
タイトルと最初の数行で「もしや……」と思いました。まさかあのおじさんを主人公に持ってくるとは……恐るべし。かと思いきや、意外と中身はネタだけというわけではなく、しっかり流れもできていてさらに驚かされました。この人を主役にして約5000文字、さすがです。
(穂風奏)

☆☆
 おじさん嘘つかない!

 ポケモン悪役界の真実とでも言うのか、新説きんのたまおじさんとでもいうのか。黒い任天堂、ゲームフリークの悪意(?)について本気を出して考えるとは……しかもそれを、いわゆるポケモン都市伝説や歴代ボスにまで絡めてくるとは……常人の発想じゃねえ。いったい作者は何者なんだ……
 たしかによく考えれば、高価なきんのたまをタダで寄越してくるおじさんというのは、セクハラにしてもあまりにも気前がいいというもの。マニューラの悪魔から飛び出した悪の波動と白いオーラからはパンドラの箱的な神秘を感じます。
 そして木を切って解放されたきんのたまおじさんはこれから世界中に散らばっていくのか……などと考えると末恐ろしいなど。
 ぶっちゃけどう評価していいのかわからないのですが、とりあえず面白かったです。
(CoCo)

☆☆
文章を読むのは苦手だが、これは物凄いリズムがいいのですんなり読めた。
読む方への配慮が物凄いあって、ストーリーも何度読んでも楽しいものとなっている。
が、私にはがっつりとヒットしなかったので、評価あんまりないだけ。きっとヒットする人にはヒットする。はず。
しかもさりげなく初代のきんたまおじさん
ただ、純金製なのにあれくらいの大きさが5000円は未だに不思議である。
向こうの金の価格は違うとしても、純金であのくらいの大きさの不思議。
(きとら)

☆☆
最初はまあシリアスめだったのに…き…きんのたまおじさんだった…!シンオウ地方など、ゲーム中の設定などが生かされていて、かなりユニークなストーリーでした。最後のセリフの台無しっぷりに爆笑。『それは おじさんの(ry
(銀波オルカ)

☆☆
 発想の圧勝。そんな感じ。
 今回の作品群で一番笑いそうになりました。いやあ、つなげる題材がすごい。
 最初のウラヤマさん(だっけ?)の開かずの部屋とかあの像に関してはめちゃくちゃ理にかなってる気がしてなるほどなと妙に納得させられました。
 と思ったら中盤のぶっ飛び具合が凄まじい。いろんなボスとか黒いオーラとか白いオーラとかどこまで話は広がるんだ(笑)
 後半にようやく(通報されたが)落ち着いて、おじさんのきんのたまに繋がる。いやあ、きんのたまにまさかこんな色んなことがあるとは。
 にしてもこのおじさん、なぜなら究極の善人だから! って言えば何でもしそうで怖い(笑)
 なんかもうUGMもいいしおじさんのキャラもいいしいろいろ圧倒されました。面白かったです。
(でりでり)

☆☆☆(匿名)
☆☆☆(teko)
☆☆☆(リナ)

☆☆☆
ものすごく話をこじつけてる感じが面白かったです。だたひたすら面白かったです。ポケモンでやる必然性は、たぶんあります。
(逆行)

☆☆☆
これダークホースだろ!!wwww 本編でもあんまり深く関わりたくなかったあのオッサンの過去話、しかも各バージョンの悪の集団の起源まで語られる始末。オッサンの口調が通常運転なせいかあまり緊迫感は無い…いや、オッサンのこの口調だからこそ引き込まれたのかもしれない。こんなIFストーリーは悪くないですな。いや実際そうなのかもしれない…。やべえおもしろい、ありがとうございました!
(tac-ティス)

☆☆☆
いぃーーーらぁーーーねぇーーー!!(爆笑) 金の玉おじさん、世代を重ねるごとにパワーアップするのは気にしない。
ゲームのキャラクターを独自に解釈する手の作品は大好物です。主要ではないキャラは特に。いろいろ夢が膨らみますよね?
いやぁ面白かったです。話の中にいくつも波があって読んでいて飽きませんでした。さらっと悪の組織の元凶だったり波瀾万丈すぎるぞUGM!(笑)
(レイコ)

☆☆☆
>若い頃……って言っても今の君よりもっと年取った頃だけどねだけどね、おじさんはここよりずっと北の方、シンオウに住んでいたんだ。
 年取った頃だけどねだけどね → 年取った頃だけどね
>いや、もしかしたら像に見入られてしまったのかもしれない。
>後で知ったんだけど、それはマニューラの悪魔という像で、見入られた人々を悪に染めあげていくという、恐ろしい像らしいんだ。
>そして、おじさんも見入られた。
 見入られる → 魅入られる
>だから後に似たような像を作らせて、そして今度は、誰にも盗まれない……もっと言うなら触れさえさせもしないように、像を守るためだけに新たな警備員を雇ったらしい。
 触れさえさせも → 触れさせさえも
(門森 輝)

☆☆☆
これをギャグと思うなかれ。
恐ろしい出来事が、朗らかな口調でさらりと語られてしまう恐ろしさ。どこまで聞く側を深い闇にまで落とすのか。こんなきんのたま持ってたら何か嫌なことが起こりそうでたまりませんね。
執着を手放した所で、5つの悪意に立ち向かう力も全く無いような風に見えて仕方がありません。悪は知らぬ何処かではびこり、やがてその牙は話を聞いた本人にも……。恐ろしい予感を残して終了。何たるホラー……グッドでした。
余談ですが、魅了される様はサガフロンティア2のエッグを思い出しました。
(乃響じゅん。)

☆☆☆
・爆笑。発想の勝利
・強いていうなら笑いを取りに行っただけ
・逆に潔い
・ただ、ちょっと無理もあるような気もする。時系列的に
(音色)

☆☆☆
読んでて「ここ直したらもっといいのになぁ」とか無いんですよ。きんのたまおじさんの嫌いなポケモンクラスタなんていない。ピカチュウが自然でゲットできないロムはあっても、きんのたまおじさんの出てこないロムはない。
むしろポケダンとか出演してないほうがおかしく感じられる。そんな僕らが大好きなきんのたまおじさんのかっこいい小説。
ポケモンよりもポケモン世界を表す男、ポケモン世界のくだらなさとゆるさと優しさを体現しわれわれに癒しと笑いと再会の喜びを与えてくれた実はすごかったおじさんに、ありがとう。
(りえ)

☆☆☆
こういうお話はとても好きです。
よくあの『おじさんのきんのたまだからね!』からあそこまで想像が膨らみますね。とても面白かったです。
(SB)

☆☆☆
成程Goldenですね。
読み進めていき、こっこれは…!感を堪えられませんでした。噴きました。
おじさんも苦労したんですね。
(海星)

☆☆☆
きんのたまおじさんとおじさんのきんのたまの誕生秘話です。人物しか出てこないのはあまり好かないんですけど、これは好きですねぇ。最後の良心が変な方向に突っ走ったところに業を感じますね。きんのたまの業を。まぁしかたないよね、なんたっておじさんのきんのたまだからね!
【雑感】ゆうこうに かつよう してくれ!
【タグ】なんたって おじさんの きんのたま だからね!
【お題解釈】おじさんのきんのたまを贈るからね!
※誤字 ×純金性 ○純金製
※ウラヤマさんはどっかいきました
※☆☆☆  ←おじさんのきんのたまの輝き
※これ個人的にはすごい載せたい。一番最後にこれ載ってたらすごいテロだと思う。
(No.017)


自作品。悩みすぎた挙句の超迷走作。
斜め上な作品で勝負したことに、反省と後悔をした時期もありました。
これ作者頭おかしいだろと思っていただければ成功だと思っています。

あとこれ、もしかしたら全ておじさんの妄言という可能性もあるかも(作者が言うな)
(レイニー)






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