【026】ベトミちゃん 作:レイコ
☆=8 ☆☆=20 ☆☆☆=10 合計=78

☆(匿名)
☆(匿名)
☆(アポロ11)
☆(朱雀)
☆(穂風奏)


なんというツンデレ。ジュペッタは生まれが生まれだけにツンデレがよく似合いますのね。生まれた境遇が悪いもの同士慰めあいつつもポジティブに進んでいく、心が温まる小説です……が。
こういったお話でありがちなことなのですが、気を抜くと主人公以外の世の中の人がみんな悪役になってしまうという傾向があります。今回も、まるで名前のないモブキャラが全員悪い奴であるかのように見えてしまい、負け犬の傷の舐めあいにも見えてしまうというわけです。

『境遇で出来た仲間の絆は境遇が変われば崩れ去りますが、目的で出来た仲間は目的を達成した後でも付き合える』なんというか、そんな言葉を思い出してしまったのです。
(リング)


色違いのベトベターは性質違いのベトベター。
発想がいいですね。ファーザーの説明の仕方がとても優しくていいと思いました。月のX線から生まれたというベトベターの誕生をここまでまろやかに表現するのは素晴らしいです。
ベトミのキャラが確立し、チャックの魅力もようやく分かり始めたものの、結局何も目的は達成されないままで物語が終わっているのがもどかしいです。読み切りというより連載の第一話のような印象を受けました。
文字数制限に悩まされたのではないかと思われます。強引に終わらせるためにこの結末になったのではないでしょうか。出来れば、ベトミちゃんがユキコに会えるまでの物語をフルで描いて欲しいです。3〜4倍くらいの文字数をかければ、かなり魅力的な作品に仕上がったのではないかと思います。☆☆あげたかったのですが、この結末のがっかり具合は☆にせざるを得ませんでした。
(乃響じゅん。)

☆☆(SB)
☆☆(匿名)
☆☆(ラクダ)
☆☆(匿名)
☆☆(リナ)
☆☆(逆行)
☆☆(小樽ミオ)
☆☆(砂糖水)
☆☆
・わたしもベトベターになりたい。(りえ)

☆☆
ゴースト系のポケモンを使った「付喪神」の話はよくあるが、ベトベターとチョコレートという着眼点がいい。どう好意的に見てもうんこだ(笑)。
 ジュッペッタが伝承の面でも、ストーリー上でも上手く補う役になっていてグッド。
よくできました:☆☆
(渡邉健太)

☆☆
*ツレがベトベターになりまして
*「名前はないんです」「そんなこともある」
 映画みたい。かっこいい。
*ゴミ扱いされたものが月の光を浴びて生まれるならジュペッタと出自はあまり変わらないなぁとせつない気分になった。
*ところでチャックがイケメン。惚れた。きょうわーっ!
*ファーザーの深い慈愛みたいなものがすごくすてき。ポケモン活劇。
*甘いじゃねえか。おまえら。
*キスすればよかったのに。
*ひとつ言うならおはなしのなかで、ベトミが自分という存在にちゃんとひとくくりつけられればすてきだったとおもう。チャックかっこいい。
(CoCo)

☆☆
・はじめてみた、ジュぺッタのツンデレ
・キャラの個性はそこそこ強いね、他の作品と比べるとまだ彼等は生きている
・ただ、中身がちょっと百合をあつかっている辺りがうえぇとなった。俺の偏見だけど
(音色)

☆☆
 圧倒的脱帽っ・・・!
 チョコレートがベトベター。こんな発想はどこにも無かった!
 お話も全体的に可愛らしく仕上がってました。綺麗です。
 しかしクリスマスならまだしもバレンタインとはなんという半年後。気が早すぎる。
 キャラクターしっかり決まってますね。ベトベタートリオはタッチが弱かったですが、他のキャラクターはキャラ映えが非常になってました。しかしトリオ、出番がいかんせん少ない……。
 ジュペッタいい子ですね。マサポケでよくないジュペッタってむしろ稀少ですが(笑)
 が、チャックは後で活躍する以上登場シーンをちゃんとして欲しかった。
 あと舞台や話の設定とかいろいろかち合ってるなあと思います。タマムシに生息してるもんねベトベター。グレート。
 しかし、
>>「チョコは安直すぎるな。ベトミでどうだ」
 これも安直じゃない!?
 一万字制限が憎い作品。もっと読みたい。
(でりでり)

☆☆
ジュペッタアアアァァァア!ジュペッタアアァァァ!

と騒いだところ悪いのですがチャック君に物申す。

ツンデレすぎ。あまりにもテンプレのツンデレキャラ過ぎて、近年のラノベの「まった、上から目線のツンデレ美少女キャラかよ……」というあの気持ちに遭遇しました。

例えば、
「助けてくれてありがとう」
に対しては
「べっべつに、お前のry」
ではなく
「(チラッ)……スタスタ」や「……あぁ」
くらいのほうが、萌える気がするんです。

あくまでも僕の個人的な意見といえばそうなんですが……
(teko)

☆☆
ベトベターの色違いは緑だった気がするけども、チョコレートならしょうがないな、うん。
チャック君が手に着いたベトミちゃんの一部を食べたシーンで激しく動揺したのは自分だけでいい。
(久方小風夜)

☆☆
ベトミちゃん可愛いよベトミちゃん。健気可愛い。
ラストは個人的にはもうちょっと、ベトベタートリオと出会うところまで欲しかったなぁという印象。
(レイニー)

☆☆
>ベトベターがタマゴ以外でこの世に生まれる方法がもう一つある。
 この部分より前にタマゴ以外で生まれる方法は提示されていないのでもう一つという表現を用いない方が良いかと思われます
>実は……よくわからないの。
>訳がわからない
 わかる は他の箇所では 分かる となってますので統一した方が良いかと思われます
>どんな手違いで贈られなかったのは分からないけれど、それなら私は自分の力でエリカさんの所へ行かなくちゃ。
 贈られなかったのは → 贈られなかったのかは
>それはベトミがユキコの想いを一心に引き受けたことが原因だったのかもしれない。
 一心 → 一身
(門森 輝)

☆☆
以前、私ツイッターで萌えるベトベターの小説くださいって冗談で言った覚えあるんだけど、まさか。
とにかく設定がめちゃくちゃいい。ベトベターの材料チョコにするだけでここまで萌えるとは。というか思いつかないよ! こんな設定! ベトミちゃんの一途で乙女なところもまたいい。ジュペッタのチャック氏と境遇的に被っているのでさらに際立つ格好。これはいい。
惜しむべきは終わり方。あんまりすっきりしないまま終わっちゃった感がある。1万字では容量的に足りなかったかもしれない。未完成だと思うがポテンシャルも加味して☆2つ。(設定だけなら☆☆☆)
【以下、文字数が許せば私はこうする妄想】
ベトベターとして茶色いままで形を成すには相当量のチョコレートが必要だから、ベトミちゃんの生みの親は相当失敗というか作り直しをしたんじゃないかな。それでなんとか渡せるようになった成功品も実際に渡そうとしてラッピングまでしたけど結局、失敗チョコの中にドボンと捨てちゃったんだと思う。で、市販の買って済ませちゃった。だからベトミちゃんの体の中にはラッピングまでした本命チョコレートが埋まってる。
それとベトミちゃんが挫折する描写が必要だったと思う。現行では挫折する前にチャックに連れ戻されちゃった格好なのですっきりしない。
(なんとかフォローしようとしてるのはよくわかるのだけど不十分に感じた)
体の中から本命のチョコレートを取り出して、影からエリカと生みの親を覗きつつ「お前は生まれたばっかりで知らないかもしれないが、やつらは女同士だから結ばれないんだ。だからお前を渡さなかったんだ。これでわかったろ」みたいな説明までしないと彼女は理解しないと思う。
最後に例の甘いどうこうのやりとりを経て、成功したチョコレートの包みを開けて、仲間になった記念でみんなで食べるとかまでやったらかなりすっきりしたと思う。
作中でベトミは問う。「私は何なのですか」、と。それは行き場を失った想いだと私は思う。当初の行き先とは違ったにしてもチョコレートは行き場を見つけたことになるんじゃないかな。
あくまで私ならこうするって話だけど、参考までに。
【雑感】すごく惜しい。設定は斬新かつ魅力的。
【タグ】萌えるベトベター、ベトベトン、ジュペッタ、バレンタイン
【お題解釈】贈られなかったチョコレート
(No.017)

☆☆
なるほど贈り物が主人公か!おもしろいなあ。ジュペッタのツンデレ具合に萌え、ベトベトン親分の器の広さに惚れる、ベトベタートリオは、まあいい舎弟じゃな!とキャラクターが個性豊かでいいキャラばっかで楽しかったですぜ。これはあれか、友チョコ……じゃねえのか……?ん?
(tac-ティス)

☆☆
発想にビックリ。この色違い(?)ベトベターちゃんは元チョコレートで、月の光から生まれて、チョコレートだった時は贈り物になるはずだったと。キャラクターも好きです、チャックさんはツンデレでいいのか。甘いものがやっぱり好きなのか。ベトベターをこんなに可愛いと思ったのは初めてですよ…。
(銀波オルカ)

☆☆☆(西条流月)
☆☆☆(匿名)

☆☆☆
ユキコちゃんがチョコをあげなかった理由がもうすこしわかりやすくともいいかも。
しかし、チョコレートから生まれたベトベターという意表を突くキャラクター造形に参った。
そしてベトミはじめ全員可愛い(笑)魅力的なキャラクターに☆3つ進呈。
(サトチ)

☆☆☆
ベトミちゃんがどうして意志を持ってしまったのか、そこはふれてなかったけど、全体的にまとまっていてよかった。
ただキャラが!
チャックさんがテンプレ型ツンデレだったりして、昔に使っていたいじっぱりジュペッタを思い出した。そしてベトベトンは大爆発型、ナッシーはダブルの晴れソーラー型。
かなり時代はさかのぼるけど、そんなポケモンたちが活躍した時代を思い出す。
(きとら)

☆☆☆
 グッと来た文【「本物だったから。お前に込められたのは本気の気持ちだったから。だから捨てたんだ」】
 それぞれのキャラクターがとても個性的で、もっとそのキャラクター達の触れ合いを見てみたい! という我がままなことを思ったりしました。個人的にはファーザーから漂うダンディな感じがとても気に入ってます!
 またベトミちゃんの出生も印象的でした。まさかチョコレートから産まれたベトベターだとは! 発想の勝利だと思いました。ベトミちゃん可愛いよ、ベトミちゃん。
 よく心を込めて造られたものには魂が宿るとも言われているけど、ベトミちゃんもそうだったというわけですかね……? それだけユキコちゃんのエリカ様に対する想いも本物だったろうなぁ……捨てるのもきっと大変だったのだろうなぁと思いました。
(巳佑)

☆☆☆
なんだこれ笑
ベトベターなのに切なくて何故か心温まる!
みんないいキャラ。ストーリーもベトベターの製造過程以外は分かりやすくて(後で聞いた話によると、公式設定だとか。これはすごい!)、その上しっかりと整っている。
これは面白いし好きだ。なによりあえてベトベターを使ってこんな話を作り出す作者さんのセンスに脱帽。ベトベターを汚さじゃなくてかわいらしさで描写しようとした作者さんを称賛したいです。
(鶏)

☆☆☆
ベトベターは愛嬌ある姿形だと常々思っていたので、なんか読んでてちょっと嬉しかったです。でもチョコレートから産まれたベトベターはどうなんだろうなーとか色々考えながら楽しく読ませていただきました。
ポケモン同士の暖かい交流が描かれていて素敵な作品でした。
(クロトカゲ)

☆☆☆
チャックのぬいぐるみ時代の名前がめちゃめちゃ可愛かったら…とにやけています。
(海星)

☆☆☆
 チョコがベドベターになってしまうとは。そういうの好きです。
(きとかげ)

☆☆☆
 ベトベターにベトベトン! 主人公としては異色のポケモン達が織り成す、心温まる物語。
 幾つか日本語の怪しい部分は見られましたが、大本のストーリーが実に良く出来ており、そんな些細な過誤なんぞは、正直どうでも良かったです。純粋に物語として面白く、比喩や情景描写のレベルも高い。
 更にこの作品の優れている点は、しっかりとしたキャラ付けと良く練り込まれていると見える登場人物達に恵まれているにもかかわらず、それらに対する余計な説明を敢えて省き、しっかり短編作品として割り切って描いていると言う事です。……普通こう言う作品では、登場キャラクター達やその背景に説明を割くあまり、作品本体の内容は薄くなってしまう事がままあるのですが、この作品はそのような轍は全く踏まず、きちんと描きたいものに力を傾注出来ています。
 これは同じ創作屋として、心の底から素晴らしいと思えた好ポイントです。……また同時に、敢えて詳しい説明がなされなかった分、それを知りたいという欲求も、殊の外強いものがあります(笑)

 是非とも機会があらば、登場人物や設定を流用して、続編をお書きになられては如何でしょう? このまま使い捨ててしまうには、作中の登場人物共々あまりにも勿体無い……!
(クーウィ)

(自由感想)
ジュペッタ、かわいいよジュペッタ。きょうわーっ!と叫ぶキミがかわいいよ。素直になれないキミがかわいいよ。つーことで、ベトミちゃん、そこを代わってくれ!


多くは語りません。某さんの「萌えるベトベター小説を誰か書け」というツイートと、自分が何年も昔に描いた溶けたチョコネートのベトベトンがコネクトしたのが始まりとだけ。
最後まで読んで下さった方々、ありがとうございます。感謝に堪えません。
(レイコ)





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