【028】飽食のけもの 作:乃響じゅん。 ☆=11 ☆☆=20 ☆☆☆=7 合計=72 ☆(匿名) ☆(匿名) ☆(逆行) ☆(穂風奏) ☆(アポロ11) ☆ ・クラウディア改心の理由が弱いと思います。娘が死んだじゃなくて倒れただけで、あれだけ美に固辞していた人間がそれをあっさり手放すかなと思います。 ・ウィンディのくだりは別短編で生かせると思います。『飽食のけもの』には要らないかなと思います。昔からあこがれの、退魔師のお兄さんだったって設定でいいんじゃないかな。その分もっと悪臭や母の美しさの描写にまわせるのではないか。今も丁寧な描写がなされているけれど、そのあたりもっともっと増やせる。 ・疑問なのですが、 >獣との戦いは続いていく。絶対に負けるものかと、ロコは一枚の紙に強く誓った。 ロコはドドの弟子になったのですか? (りえ) ☆ *アニメの第一話のような感じ *連作して連載板で見たい。ただこの状態で一つお話とするなら、こんなふうに欲張りにお話を続ける要素なんか張り詰めないで、完全に絶望的なまでに徹底的に終わらせてやるほうがいいと思った。全て失ってしまうぐらいで。食われてしまうのが囚われてしまうのが主人公なぐらいで。こんなもったいない複線のようなものを投げたままの欲張りなお話は、人食いにたべられちゃうわよ! (CoCo) ☆ 自作品。チキタ★GUGU×ポケモン。ポケモンがポケモンじゃなくたっていいじゃない、そんな想いをぶっこみました。 一万字という制限に前回以上に悩まされました。山場を2つ作るのは一万字では難しいものがありますね。配分は大事。 (乃響じゅん。) ☆ ・展開がまさにファンタジー ・しかし、世界観が独自すぎて1万字じゃ足りていない気がする ・というか、結局これってどこに行くの。人喰いなポケモン達ってただなんとなく格好良いから出しましたってわけじゃないでしょ ・シリーズもの、なのか?いやよく分からないけれど ・終りがちょっとむりやり。これをコンテストに応募しようとよく思ったな。全体的にぎゅぎゅうと詰め過ぎで、分かりづらい (音色) ☆ よくある妖怪退治物と、ポケモンを合わせたお話というところでしょうか。まじない師がチートすぎても問題ではありますが、空気になってしまった感が否めません。飯綱使いが使役する管狐のように、管をモンスターボールに見立てて携帯したり、符術を用いて封印や援護をするなど、まじない師が空気にならない工夫が欲しかったところです。 (リング) ☆ >自分を知るより多くに人を驚かせるために。 多くに → 多くの >その火は、先ほどウインディが放ったものよりもずっと、ずっと強い炎だった。 火 は他の箇所では 炎 となってますので統一した方が良いかと思われます >キュウの吹き出す炎を灯り代わりにした。 灯り は他の箇所では 明かり となってますので統一した方が良いかと思われます (門森 輝) ☆☆(匿名) ☆☆(teko) ☆☆(匿名) ☆☆(クロトカゲ) ☆☆(小樽ミオ) ☆☆(朱雀) ☆☆(匿名) ☆☆(ラクダ) ☆☆(西条流月) ☆☆(SB) ☆☆(サトチ) ☆☆ふーん。 ふつう(だけどいいね、これ):☆☆(渡邉健太) ☆☆ グッと来た文【「私は耐えきれないのです。美しさと引き換えに、もっと大切なものを失っていくことが」】 欲というものは一生ついて回るもの、身近にあるその恐さ(特に取り付かれると)が物語を通じて伝わって来ました。(汗) そして人食いとして登場したポケモンの中で、特にベトベトンから発する臭いが何時までも美しくありたいというクラウディア夫人の描写を更に引き立たせている感じがして、鳥肌が立ちました。 (巳佑) ☆☆ ポケモンがガチでモンスターやっとる!ww そうだよな、モンスターだもんな…。ミステリー形式だったためか次が気になってどんどん読み進めてしまいました。人を襲うポケモンを退治する…。こういうのも悪くないな…! (tac-ティス) ☆☆ クラウディア夫人の若返りはエリザベート・バートリのようなおぞましい所業によるものではないかという予感が当たらなくてほっとしました。 人を食う巨犬が野放しになっているなど恐怖以外のなにものでもないでしょう。キュウの特性は貰い火でしょうか。戦闘が鮮やかでした。 ベトベトンが始末された理由が臭うからというのはあまりにも虚しい。どうにか救いの手を差し伸べて欲しかった……。人間キャラが生き生きしていて良かったです。 (レイコ) ☆☆ ポケモンを人食いと称する世界観。見事です。スカッとした冒険活劇、読んでて楽しかったです。 だた一点、ベトベトンの場面でロコが「昔の優しさに溢れた母」と言いますが、夫人が昔優しかったなんて話あったかな? と。夫人の優しさについては一言もなかったので、そこだけちょっと唐突に感じました。 けれど、楽しい話でした。少年漫画の第一話のような(褒め言葉のつもりです)明るさとあとぐされのなさ。二話、三話と続いていけそうですが……期待してはだめですかね。 (きとかげ) ☆☆ この雰囲気がとても好きです。とても好きです。大事なことなので(ry (久方小風夜) ☆☆ 純粋に面白かったです。ただ、「人食い」という設定のせいか、なんだろう、ポケモンでなくてただのモンスターでもいいのかなという印象は受けました。一次創作寄りなのかも。 (レイニー) ☆☆ 極めて特異性の強かった物語。……然れども、その完成度は中々のものでした。 ポケモンを扱いながらもその世界観は既に一次創作に近く、それでいてオリジナルにありがちな物足りなさやくどさ、倦怠感を伴う事も無いと言う良作。まさか、このお題でベトベトンが被るとは思ってもみなかったぞ(苦笑) ポケモンを妖怪や精霊、それに八百万の神様のような目線で扱っている作品はそう珍しくありませんが、この作品に出てくるポケモン達は、単純な妖怪変化と言うよりは悪魔とでも呼んだ方がしっくり来る感じ。人の欲望に反応し、それに魅力を感じると言う魔性めいた設定が、この作品に於ける最高のエッセンスであるのは間違い無いでしょう。 まさに、作者の独創性の勝利と言うべきでしょうね……! (クーウィ) ☆☆ 独特な世界観で魅せる作品。ポケモンが「人食い」と呼ばれる世界で妖魔とか悪魔的な何か。こういうのを初心者がやるとひとりよがりになるんだけど、ちゃんとエンターテイメントになってるのは筆者の実力故だろう。 1万じゃ足りなかったろうけど母と娘の対決はもっと見てみたかったな。あっさりベトベトンを処分してしまったなぁというのはある。字数的にしょうがないけど駆け足な感があった。きっと相当縮めるのに苦労したのだと思う。ドドとキュウの関係なんかもそうだけど、連載で見てみたい。ドドとキュウの過去話が読みたい。 面白かったけど、お題の送る/贈るという点では弱かったかも。文字数増やしたバージョンが読みたいですね。 【タグ】西洋、ファンタジー、キュウコン、ウインディ、ベトベトン 【お題解釈】(ドドにヘルプミーの)手紙を送る? (No.017) ☆☆☆(リナ) ☆☆☆(砂糖水) ☆☆☆ 正方形の便箋、私も欲しい。ウインディにキュウコンに、獣好きにはたまらんです。 (海星) ☆☆☆ もう、最初のクラウディア夫人で、年末の特番「クラウディアぁあああ!!」を思い出して笑って読めなくなってしまった。そこから楽しい気分で読ませてもらった。 書き出しが戦火ものを予感させるものだっただけに、内容は意外にも普通(平凡とかいうものではなく、年齢制限がつかないという意味の普通)だった。 もったいないのは最後のクラウディアとアンナの対決である。 美に執着していたクラウディアがいとも簡単にベトベトンを手放す展開には違和感があった。 あとあれだとウインディだと思えなかった。 そんなことどうでもいいくらいに「クラウディア」でツボを押されて☆三つ (きとら) ☆☆☆ なにこれすごい。うんすごい。最後のドドの笑い、気になりますねぇ。『そして、いつか自分も食われる時が来るのかもしれない。誰の胸にも住んでいる、欲望という名の獣に。』彼も“獣”ことキュウコンと一緒にいましたが…。贈る、送るというテーマからここまでつなげられるのがすばらしい。 (銀波オルカ) ☆☆☆ おもしろい!! 世界観や設定が独特。ポケモンをポケモンじゃなくて、別の何かに置き換えてもおもしろい作品ってそんなにないから、それだけで好評価。いちいち細かいところを持ってきて叩くようなところもないし、読後感からして粗探しする気も起きない。素晴らしいと思います。 (鶏) ☆☆☆ 今回で一番一万字制限が憎かった作品。 そして一番面白かったと思いました。 いやあもうこれ本当に二万字とかもっとそれ以上で読みたいです。 最初から世界にぐっと引き込まれて、最後の最後まで吸い寄せられっぱなしでした! 一万字でこんな濃厚な話が読めるなんて! いやあもう満足も満足、大満足\(`д´)ゝ 人喰いという設定や、この世界観が見事に決まってました。たぶん前々から話を練られたんでしょう、熟成されたものを感じます。 キュウが引き付けられる欲は発言からに人間の熱意なんでしょうか。 しかし何度読み返しても全然飽きることなく面白い、いやー参りました。 (でりでり) |