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  [No.2600] 捕獲屋Jack Potの日常 番外編1p 投稿者:NOAH   投稿日:2012/09/03(Mon) 00:26:08   111clap [■この記事に拍手する] [Tweet]


「困りましたぁ……。」
「ばにぃ……。」
「しかし、客が集まらんことにはなぁ……。」

ヒウンアイス。
2年前、ヒウンシティで大人気だったアイス。
私はそこの売り子で、この2年間、ここで働いて来ましたが
最近はお客さんが減っちゃいまして……。

今でも買ってくれる人と言えば、近所の捕獲屋さんと
ワルビアルとエルフーンを連れた男性と子連れの家族。
あとは各町のジムリーダーさんが時々買って
それにあやかって誰かが買って行くくらい……。

「やっぱりぃ、バニラ味だけじゃダメなんですよぉ
チョコレートとかぁ木の実とかぁ、いろいろ使って
味を増やして客受け良くしないとダメですよぉ!」
「それは構わんが……アイデアがあるのか?」
「…………。」
「何も考えてないのね……。」

うー…申し訳ない……。

「すみませーん!」
「!!」

この声……まさか!!

「シュロさああん!!」
「うおおっ!!?」
「シュロさん助けてえええ!ウチのアイス屋のピンチなんですぅぅ〜!!」
「わかった!わかったから落ち着け!!首、くびが、しま、る……っ!!」


**************


「新商品?」
「そうなんです……今、うちの店に来る人は
シュロさんとスリムストリートにある捕獲屋の皆さんと
子ども連れの方ぐらいで……。」
「なるほど、客層を増やす為に
味のバリエーションを増やしたいと。」

それから、彼は腕を組んで考え込む
その横では、ワルビアルの膝の上で、エルフーンが
この上なく幸せそうな表情で、アイスを頬張っていた
ヤバイ、可愛い。超和む。

「……こういうのはどう?イメージング・シティアイス。」
「はい?」
「簡単に言えば、イッシュ各地の街のイメージを
アイスにしてみてる……っていうの何だけど。」

イッシュの街を……イメージしたアイス……!?

「それです!さすがシュロさん!ありがとうございます警部どの!」
「警部って……確かに俺刑事だけど……
今それ関係ないよね?って、聞いてる?おーい。」

こうしちゃいられない、急いで案を練らなきゃ!!
あ、そうだ!!

「シュロさん!ありがとうございます!今日はお代いらないんで!!」
「あ……ちょっと!……行っちゃったよ……。」

―くいっ

「んー?もういいのか?……なら、行こうか。」
「ガウガ?」
「お代?そりゃ置いてくよ、なんか悪いし……
それにしても彼女、いつもながら行動が素早いね。」
「わぅ……。」
「確かに、呆れるな……まあでも、そこが
看板娘である彼女のいいところなんだから
……新商品、楽しみにしようぜ。」

それから二週間後。

ヒウンアイス、新商品のおかげで、前よりも
お客さんが増えました!!

今日も大忙しですぅ♪

*あとがき*
今回は番外編です。
番外編版の主人公登場です。
私の運営してる小説サイトのメイン主人公ですが
ここでは時々登場します。

捕獲屋の皆さんとも絡ませる予定。
彼のワルビアルとエルフーンは、父親と幼い娘みたいな関係です
基本、番外編は彼とワルビアルとエルフーンとアイス屋の看板娘と
彼女のバニプッチ+シュロの他手持ちで進んで行ったり。

【書いてもいいのよ】
【描いてもいいのよ】
【寧ろ書いて(描いて)下さい】
【批評してもいいのよ】


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