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  [No.3494] Re: まとめ 鳥居会議部分のみ 投稿者:あきはばら博士   投稿日:2014/11/08(Sat) 22:16:10   88clap [■この記事に拍手する] [Tweet]
タグ:電気の歴史


文明の発展における電気技術の普及とポケモンとの関係について、ちょうど私もそれで何か書きたくて自分なりに調べていたので、この場を借りて書こうと思います。

まず前提としてあの世界の人間文化の黎明期から電気ポケモンが存在して知られていたとします。それまで人間だけだった歴史上にある日突然ポケモンが現れたという説は無かったことといたします。
黎明期においての電気に対しての認識は、何か金属や水などの物を伝わり伝導すること、伝導すると何かが起こること、それだけしか知られてなかったでしょう。また発電の理論は無いため電気とはポケモンしか作り出せない魔法であったと思われます。
電気ポケモンが発する電気というものが、それが何であるか、どのように利用できるかは全くわかりませんでした。

精錬されてない金属は電気抵抗が大きいため電熱線の発見は容易でしょうから、大陸からの伝来で奈良時代には電熱式オーブンのような物も存在したと考えられます(つまりヒートロトムはこの時代からいたはず)
また日本では竹が自生していたため電灯も存在したのでしょう、竹取の翁が光る竹を見つけ、日本では竹が高貴で特別な存在とされていたことからもそう推測されます。平城京では宴の時は電飾もされたでしょう、ただポケモンが放電しないといけませんし、そもそもポケモンを捕まえるのは容易ではないため、日常的に使うのは篝火だったでしょう。

室町時代になると南蛮貿易が始まり、西洋からモーターが伝来したと考えられます。電気と磁力の関係はポケモンの力を解析することで自ずと導かれる関係なので、当時の技術力を考えればたどり着けると思われます。
ただ、電気を動力に変えられると知ってももっと簡単な動力源はいくらでもありましたので、あまり注目されなかったでしょう。

明治時代に入ると、発電技術と電信が日本に伝わりました。これによりポケモンがいなくとも電気を扱えるようになりました、これにより「人間とポケモンが肩を並べられる」意識が広がり始めましたが、長く続いた意識を変えるのはまだ弱く、やっぱりポケモンを崇める流れは消えませんでした。鳥ポケモンに伝令して貰えば手紙も数時間で届きますし、電話が無くても特に不自由はしなかったと思います。

大正時代になると、ラジオが発明されました。ラジオの構造は従来のポケモンの力を読み解く(解析科学)だけではたどり着くことができず、人間が自力で会得した科学を積み重ね(理論科学)がないと作れません。
この「ポケモンに出来ないことが人間には出来る」という事実が大変大きな意味をもっており、『人間>ポケモン』という人々に人間優位の考え方が浸透したと考えられます。
また、不特定の大人数に一瞬で最新の情報が伝わることが一番の利点であり、これにより容易に国民全員に最新の科学というものを伝えることができす。

以上のことから古来からの伝承を放棄し、人間の科学に傾倒するターミングポイントとしては、ラジオの普及が良いでしょう。
実際の歴史においてもラジオの発明は別格で大きな意味を持っております。


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