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門森 輝さんこんばんは! 素敵なSSだったので、思わず突撃してみます。 比喩表現が実に綺麗ですね。言いたいことを無駄なくすっきりと伝えられる、門森 輝さんの文体が好きです。
今の間に描いた訳ではないのですが、過去に描いた絵にイメージがぴったりのがありましたので画像を貼らせていただきます。絵が下手なのはご容赦ください。 すべてブイズ愛ゆえです。 門森 輝さんをブイズ好きの同志と認識しました(迷惑
【ブイズかわいいよブイズ】
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海の様に澄み渡る青色
雷の様に閃く黄色
炎の様に燃え上がる赤色
朝日の様に艶やかな紫色
月夜の様に淑やかな黒色
草木の様に清らかな緑色
氷の様に透き通る水色
僕は何色に染まろうか?
純真無垢な白色は 唯々未来を思い耽る
――――――――――――――
ブイズを色で表してみたかった。でも進化しないという選択肢もあるのよね。
どの文字数カウンタを使えば良いのか分からなかったので、とりあえずスペースは含めずに数えました。
無理矢理文字数増やした感がありありと伝わってきますね。七色全てに比喩を使った事とか最後の文とか。最初書いた時は74文字でしたもの。
何はともあれブイズ大好きです。
【書いてもいいのよ】
【描いてもいいのよ】
【お任せするのよ】
【ブイズかわいいよブイズ】
自宅でした。
いや、自宅って言うかリビングね。リビングダイニング。後ろには冷蔵庫。
・・・え。
ええ。
ええええええええ。
「か、帰ってきた・・のか?」
返事なし。
あたりにはひらひらと舞い落ちる鮮やかな千切りキャベツ
うん、間違いない。これはとんかつ定食『切り切り亭』の店主キリキザンが刻んだものだ。
・・・で、なして俺は人間に戻ってるんだ?
だって俺は、さっきまでビリリダマだったよなぁ?
さっきまでの行動を振り返ろう。
俺はPPどころか自分のHP(おもに空腹度的な意味で)が切れかかる中、ラスト一回のテレポートを気力を振り絞って飛んはずだ。
「そろそろ家に帰りたい・・」とか「いい加減ビリリダマやめたい」とか呟きつつ、なんか食べるものにせめてありつければ良いなーと思いつつ。
で、瞬間移動。
着地・・というより墜落した。
今の今までテレポートでろくな場所に飛ばされた事がないのは認める。だからって、皿の上に着地・・もとより墜落するなんて誰が思うか。
潰されるトンカツ、宙に舞う千切りキャベツ。
そして怒り心頭に達したキリキザン・・・あれは悪夢だ・・。
そりゃそうだよね、自分が丹精込めて切った千切りキャベツを盛り付けた直後にビリリダマが振ってくるなんて誰も思わないよね。
俺だってこんな所に落っこちてくるなんて思っても見なかったよ。
もちろん、俺が何時だったか夜中に食わせてくれって頼みこんだあのビリリダマってことは気付いてもくれなくて。
一応今回は営業時間内だけどな!そういう問題じゃないよな!
「あ、あの」
「てめぇ・・いきなりどこからはいってきてんだぁぁぁ!
「さーせぇぇん!でもわざとじゃ」
「わざともくそもあるかぁぁぁ!」
ビリリダマは にげだした! ▼
しかし まわりを かこまれてしまった! ▼
俺をキャベツよろしく千切りにしようと襲ってくるキリキザンから逃げた先にいたチュリネに頼み込む。
「冷蔵庫はどこですか!」
「は、はぁ?」
あぁもうすぐそこまで迫ってきたぁぁお願いします死にたくないですビリリダマの格好で千切りは嫌ですとかなんとか捲し立てる。
おそるおそる、といった様子で奥を示し、俺はそこへ一目散に転がっていった。
ジャンプの反動で扉を開けて―――!
キャベツの千切りと一緒に、飛び込んだ。
で、いつの間にやらきちんと人間に戻ってキャベツの千切りに塗れながら家に帰ってきた。
あ――。
お腹減った。
冷蔵庫を閉めた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
余談 冷蔵庫の扉って、別世界への扉っぽくないですかそうですか。
【読んでくれてありがとうございました】
【貴方の家の冷蔵庫が変な所に繋がらない事を祈りません】
まさかの続編wwwww
しかもなんか、深いwwww
どうもこの家系はピジョンに呪われてるみたいですね
我々の業界ではご褒美ですが。
眼鏡……ピジョン……?
「ねえ、あなた。もうじき忘年会の季節ですけど、飲み会などはあまり行かないでくださいね」
……。
「あなた?」
親父が倒れたと聞いたのは、寒波が押し寄せて大雪が降った、十二月下旬のことだった。朝食を食べながら新聞を読んでいた時に発作を起こして倒れたらしい。すぐに救急車を呼び、入院となった。
『一刻を許さない状態です。いざという時の覚悟も……しておいてください』
俺はひとまず妻と子を置いて一人でやってきた。お袋の顔は疲れていた。病室の中で親父は目をつむり、配線につながれたまま動かない。あの豪快な親父が、ひどく弱弱しく見えた。
「親父、ずっと元気だったよな。怪我も病気もしない、元気そのもの」
「ええ…… この際だから貴方にも話しておこうかしら」
「え?」
そう言ってお袋は話し始めた。それは、嘘なのか本当なのか区別できない、不思議な話だった――
お袋が親父と出会ったのは、仕事場で。新入社員だったお袋を親父が色々カバーしてくれたことがきっかけだったらしい。親父は上司と言っても一つ二つ上のやり手。昼ドラにあるような変な物じゃなかった。
やがて二人は付き合い始め、休日は映画に行ったり食事に出かけるようになった。不思議なことに、親父はお袋と会う時いつもカメラを持っていたらしい。
それもデジタルカメラじゃない、フィルムで撮るタイプの旧型カメラ。
後で知ったことだが、親父の親父…… つまり俺の爺さんはカメラ集めが趣味だったという。戦争中も軍にばれないように家の地下に集めた外国製のカメラを大切に保存していたそうだ。
その常に提げていたカメラは、爺さんが親父に残した唯一の形見だったらしい。だが常に持っている理由はそれだけじゃなかった。不思議そうにするお袋に、親父は苦笑して言った。
『俺限定なんだけどな』
なんと、親父がレンズを覗くとそこに必ずピジョンがいるという。
『始めはね、信じられなかったのよ。冗談が苦手で上司にギャグを言われて機嫌を悪くしないように返す方法を必死で考えるような人だったから。……でも、あまりにも必死で言うものだから、疑うこと自体が馬鹿らしくなってきちゃって』
親父が言うには、それは自分がまだ新入社員だった頃に見えるようになったという。最初は仕事場の環境に疲れてノイローゼになっているのかと思ったが、休日にリフレッシュしても見える。何しろ綺麗な場所に行って、さあ写真を撮ろうとレンズを覗けば必ずピジョンがこちらを見ている具合だ。
友人に頼んで覗いてもらっても、何も見えない。普通に写真が撮れる。他の人もそうだった。何故自分だけ……
そう考えていた矢先、学校の同窓会があり学生時代の友人と酒を飲んだ。その中の話題で、学生時代憧れていた物が今では全くの虚無に見える、ということがあった。
『その時思ったんだ。どんなに足掻いても歳は必ず取る。大人になりたくなくても、最後にはなってしまう。時間の流れという振り切れない、避けることが出来ない物――
それが、俺の見ているピジョンの正体なんじゃないかってさ』
だから、その時決めたという。避けて通れることが出来る物、出来ない物。無理に避ける必要なんてない。
自分という人生のカメラに、置いてやろうじゃないか。
そう――
『鳩はどけずに、カメラを回せ』
「……それで?」
「それで?私が聞いたのは、そこまでよ。その後すぐに貴方が産まれて、育児で大変だったからねえ。
そんな話を蒸し返す暇なんてなかったわあ」
俺はお袋を見た。老眼鏡と、ほとんど白髪になってしまった髪の毛。皺だらけの顔。目は俺が子供の時より優しくなったか……
それから二時間。すこし落ち着いたということで、俺は病室に入ることを許された。外は真っ暗だ。街灯に照らされた牡丹雪がモンメンのように見える。
ドアノブが冷たい。俺はドアを開けた。そして見た。
何十匹ものピジョンが、親父の周りに集まっているのを。
いやにでかいピジョン、向日葵を咥えているピジョン、床をつついているピジョン、眼鏡をかけたピジョン。
ピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョンピジョン――
カシャン、という音と共にスタンドに置いてあったカメラが落ちた。それと同時に、一斉にピジョン達が羽を広げ、動かす。
バサバサバサッ、という音と共に羽が散らばって、何も見えなくなった。気がついた時には、落ちたカメラのレンズが真っ二つになっていた。
それから二日後、親父は息を引き取った。俺は最期を見ていない。妻と子を最寄り駅に迎えに行っていたからだ。どちらにしろ、大晦日と正月休みはこちらで過ごすことになっていたのだ。
親父の最期の言葉は、『俺は、鳩をどけずにカメラを回したんだ。それでよかったんだ』だったらしい。
なんて意味深な言葉だ。お袋に死んだ後も迷惑かける気か、親父。
息子はまだ幼くて、葬式の意味すら分かっていなかったようだ。意味が分かるようになるのはいつになるだろうか。そうなったら、お袋から聞いた話をしてやろうと思う。
親父は、鳩をどけずにカメラを回した。
ならその息子である俺も、そうするべきなのだろう。
火葬場からの帰り道、羽音と共に何かが大量に新年の空に舞い上がっていくのが見えた。
「おはようヒバナ! 今日もがんばっていこうね!」
私の朝は、パートナーであるシャワーズのナナミと挨拶を交わすことから始まる。
「おはようナナミ。 今日はムーン逹連れてミステリージャングルまでいってくるね」
「わかった! じゃあ私はギルドの手伝いにいってくるね〜」
その後もナナミと二言三言言葉を交わして、住居であるサメハダ岩を後にした。
私はヒバナ。 今はすっかりこのロコンの体に慣れたけど、昔は人間だったらしい。 そんで記憶をなくした私のとこに現れたナナミと、今は探検隊「ラブリーズ」として活動してる。 ネーミングセンス? 気にしないで。
トレジャータウンで冒険の準備を済ませてから、いつものように仲間が待つパッチールのカフェへと足を踏み入れる。
「あ、ヒバナさん。 おはようございます」
優しい口調で迎えてくれた、ブラッキーのムーン。 うん、和む。
「ヒバナ! いつまでアタイを待たせんだい、さっさと探検にいくよ!」
今にも飛び出しそうな勢いなのは、姉さんことサンダースのライム。 テンション高いな〜
「ライムさん落ち着いてください。 他のお客様に迷惑がかかるでしょう」
淡々とした口調で姉さんをたしなめてるのは、つい最近入隊したばかりのグレイシアのアイス。 今日も相変わらずだね。
「よし、じゃあ早速行こうか!」
「そう来なくっちゃ! さあ行くよ! ムーン、アイス!」
「はい! 今日もよろしくおねがいします」
「ライムさんに言われなくても行きますよ」
「なんだい、随分と冷たい子だね」
「氷タイプですので。 さ、行きましょうヒバナさん」
私たちはカフェを出て、ミステリージャングルへと向かう。 今日も頑張ろっと。
ーーミステリージャングル15F
「おわっ」
階段を昇った私逹の前に、たくさんのポケモンが現れた。 モンスターハウスじゃん。
モンスターハウスと言えば、たくさんのポケモン逹を相手にしなければならない場所。
とはいえ大丈夫っしょ。 私逹は戦闘体制を組む。 敵は……20匹程だね。
「グオオオー!」
我を失ったポケモン逹が、次々と襲いかかってくる。 おお怖い。
「ムーン、姉さん、アイス……いくよ」
私は得意の炎技を繰り出す為、深く息を吸い込んだ。
「OKです!」
「おっしゃあ!」
「……掛かってきなさい」
ーーさあ、燃やしてやんよ♪
ーー5分後
私達は部屋に現れたポケモン全てを倒すことができた。 これもみんなのおかげかな。 私1匹じゃ、確実に危ない目に会ってたよね。
「ふぅ……ヒバナ、アンタのかえんほうしゃはいつ見ても凄いね! ほとんどヒバナが倒したんじゃないか?」
「そうかな? ありがとライム姉さん♪ ……あれ、アイスどうしたの?」
ふと隣にいたアイスを見ると、少しつらそうな顔をしていた。
「……いえ、少しダメージを受けただけですから、大丈夫です」
ほんとだ、アイスの体に少し傷がついてる。 ……大丈夫かな。
「アイスさん、無理は禁物ですよ? 今日はもうお帰りになられたほうが……」
「……大丈夫ですから」
「うーん、でもさ〜」
私は口を開いた。
「そろそろ帰らない?」
「え?」
「3匹共充分経験値稼げたし、そろそろPPもヤバイしさ」
「とかいってヒバナ。 本当はアンタが帰りたいだけなんじゃないか?」
「あり、バレちゃった? 実はバックのリンゴ、ケムッソに全部食べられちゃって。 まあ燃やしたけどね。 てことであなぬけの玉〜」
ーーその日の夕方、サメハダ岩
「ただいま……あれ? ヒバナもう帰ってたの?」
「あ、ナナミお帰りー たまにはいいよね、早帰り」
「たまにはって……ヒバナってほんとのんきだよね……この間もそんなこと言ってたし」
「のんきでマイペース。 それが私だからね♪」
「はあ……」
「ところでナナミ、なんかいい物もらえた?」
「えへへ……ジャーン!」
そういってナナミが取り出したのは、一本の栄養ドリンク。 あれ、これって……
「カテキンじゃん! コレどうしたの?」
「ペラップがね、いつも手伝ってくれるお礼だって♪」
「そっか! んじゃ早速カフェ行こ!」
私たちはサメハダ岩を出て、カフェに向かった。 カテキンGETだぜ! なんちゃって。
これが私達のいつもの日常。 うん、幸せ♪
ーーそんな日常が、大きく変化するのは、もう少し先のこと……かな?
[好きにしてください]
テレポート あと5回くらい
通算239敗目。これはカケルくんがオタマロに全滅させられた回数である。
これだけやられたらもう早い所飛行タイプのポケモンを仕入れて空を飛んだ方が早いんじゃないかって気がします。
大体ドリュウズをどうやって手に入れたんでしょうねカケルくん。まともに考えたらシッポウシティの時点でゲットできないんじゃないですか。
そんな事は置いといて。
今日もヤグルマの森にやってきたカケルくん。いつも通りキヨちゃんに「やっぱり弱いんじゃないの」と心をざっくり抉られて精神的に疲弊することにも慣れてきているようです。
本日も自称『オタマロのアルファベット』で人語を操るオタマロ(♀)によるゲシュタルト崩壊寸前なほど
オタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマシュマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオクマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマコオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロビリリダマオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロマロマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオサマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオラマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロオタマロ
途中で明らかになにか違うものも混じったような気もしますが、オタマロの軍隊を眺める事に慣れ切ってしまったカケルくんはそちらに目をやろうとしません。
その日の夕刊に、オタマロに担がれてポケモンセンターに運ばれるカケルくんが載りました。まぎれてモンスターボールもどきがあったかどうかは写真をよく探してみてください。
ざっくりしたカウントで4回くらい
むかしむかし やっぱそんなにむかしでもないむかし 要するに一昨日くらい
『スケベクチバシ』というニックネームを付けようとしてニックネーム欄が5文字までだったので『スケベクチ』と名付けられたケイコウオがいました。
「種族違うし!良い迷惑だし!ちょっと本物泣かせてくる」
そうしてスケベクチはスイッチを押しました。
「―――――――――――――――――――――――――――天誅ぅぅぅぅ!」
空から何故か自分の意思で爆発できないビリリダマが降ってきました。
スケベクチバシ(本物)にヒットしました。
爆発はしませんでした。
テレポートしました
三階ですね。タマムシデパート。
きょいちゃん映画出演おめでとおぉぉ!
2カウント
「あれ。ピジョンだけじゃなくてビリリダマも映ってる」
鳩をどけずにカメラを回したつもりなのだが、ピジョンにビリリダマがヒットしている。
丁度バランスを崩した格好なので、笑ってしまった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
余談 ラスト一回
そろそろ家に帰りたいです
【ハンドクラップリーズ】
『塀』と『堀』を読み間違えている人が存外に多くて恐怖と困惑と爆笑が同時に襲いかかってきている久方です。
言わずもがな100%ギャグですよ。全てはイケズキさんのせいです(
>No.017さん
>普通に塀の外って読んで、
>改稿版かな? と思って勘違いして見たらこれだよwwwwww
全てはイケズキさんの(ry
>あの……これ、ベストカバー裏のネタ候補にしていいっすか?
ベストのカバー裏は一体どうなるんですかwww
ネタは全然構いませぬよー
>ピッチさん
>後書きで初めてマサラタウンと悟って驚愕しました、申し訳ありません。
>(「堀」と称される高い外壁、水との関わり、「海の神」などの単語からてっきりルネシティかどこかだと……)
全て(ry
内容は割と勢いで書いたのですみませんwww
>あと「アクアラング」を水族館だと思ってたら全然違いました。アクアリウムでした。申し訳ありません。
>(そりゃあ背負えないな。)
ちゃんと調べたらアクアラングが商品名だったことは秘密です。
>それはさておき、とある古いゲーム(GBとかGBCとか、あの辺りの頃の)に、こんな水中都市が本当にあったのを思い出しました。住民がみんなシュノーケル背負ってるんですよ。
水中都市は浪漫ですよねぇ。
実際にはあり得ないだろうけれども、しかし素敵だ水中都市。
>「大きな飛ぶポケモン」に種別指定がないのは、主人公の彼らが「飛ぶポケモン」の種類を知らないからでは、と思ったり。
>アクアラングを置いて旅立った彼らが再びそのポケモントレーナーに出会った時、彼らはその傍らの鳥ポケモンの種類を言い当てられるのでしょうか?
どうでしょう(・∀・)フヒヒ
>【続きに期待】
つ【イケズキさん任せた】
>きとかげさん
まさか外伝を書いていただけるとは……!
しかも堀の外の人たちの話とはwww
ちょこちょこ挟まれたネタにニヤニヤ。
どうもありがとうございますー。
>生まれた時からアクアラングということは新生児用アクアラングに冠婚葬祭アクアラング(ry
もちろんあると思いますwww
>一言で言うと、勢いが余りましたすいません。
どんどん余っていいのよ。
むしろ余らせてくださいありがとうございます。
>【続きをイケズキさんが書くに違いないと期待して】
つ【自分も期待してますイケズキさん】
感想ありがとうございました!
「ただいま」
「おかえり。外の世界はどうだった?」
擦り切れそうなスニーカーを脱いだ私は、幼なじみの手元を見つめながら旅の話をする。
見たことのないポケモン、苦戦の末ゲットしたバッジ、なかなか勝てないライバル、遠い地方で行われるポケモンコンテスト、へんぴな島に住む変わり者の博士。進化した私の相棒を見せた時には「へえ、そんな姿になるんだ」と軽い歓声を上げた。
その間に、幼なじみの手の中で新しいアクアラングが形を成していく。できた、という声と共に掲げられたそれは歪で、パーツのすき間からどんどん水が入ってきてしまうだろうどうしようもない代物だった。
「まだまだ、親父のにすら追いつけない」と彼は言う。
「……旅に出てみたら?」私は言った。
彼は歪んだアクアラングを見つめながら、首を横に振った。
私は古ぼけたスニーカーを履き、幼なじみの家を出る。小さな段差を飛び降りながら、南へ向かった。
幼なじみの父親も、祖父も、ずっとアクアラングを作ってきた。きっかけは、この先にある小さな町。かつて、私たちが生まれるよりずっと前には、高い塀の中にあったというその町。今は水に、堀の中に沈んでいる。
理由は、知らない。隣の地方にいる海の神の仕業か、あるいは遠い南の神が海を広げようとしたか。両方の地方に行って伝承を調べてみたが、そんなのは知ってるの範囲内に入らないのだと思う。
ただ、事実として町は水底に沈み、それをきっかけに彼の家はアクアラング作りを始めた。堀の中から出られない町の人たちに、堀の外からアクアラングを投げ入れる為に。そしてこれからもずっとアクアラングを作り続ける。父親も、彼も、きっと彼の子どもも、子々孫々ずっと、ひたすら、堀の中へ送る為に。
草むらから飛び出してきたポッポを、ボールから出てきた私の相棒が吹き飛ばす。
ピジョットに進化した私の相棒も、昔はここいらをうろちょろするレベルの低いポッポだった。小さなポッポだったこいつが、立派な冠羽を持ち、大きな翼を手に入れ、その翼で空高く飛んで広い世界を見た。私の幼なじみは町から一歩も出ないまま、相変わらず下手くそなアクアラングを作り続けることに満足している。ポッポがピジョンを経て、立派なピジョットに進化することも、何も知らないまま。
草むらを抜けた私の目の前に、高い堀の壁が立ち塞がった。
今ならあの堀の中からだって、町の人を連れ出せる。
けれど、そんなことはするなと、私の幼なじみは言う。堀の中にはゲームも、テレビも、本も、漫画も、最新のパソコンだってある。ポケモンが生きられない堀の中は安全だし、満ち足りているのだから、だから、私が彼らの幸せに手を出す必要はないのだ、と。
でも、と私は思う。
この堀の壁を超えたくないのは、――今の生活に満足していたいのは、
堀の外にいる彼の方じゃないだろうか。
灰色の空から落ちた滴が、私の古いスニーカーに染みを作っていく。
この冒険が終わったら、新しい靴をおろして彼と一緒に堀の外に行こう。
私のピジョットが大きく翼を広げた。
〜〜
生まれた時からアクアラングということは新生児用アクアラングに冠婚葬祭アクアラング(ry
一言で言うと、勢いが余りましたすいません。
【まずかったら消します】
【続きをイケズキさんが書くに違いないと期待して】
後書きで初めてマサラタウンと悟って驚愕しました、申し訳ありません。
(「堀」と称される高い外壁、水との関わり、「海の神」などの単語からてっきりルネシティかどこかだと……)
あと「アクアラング」を水族館だと思ってたら全然違いました。アクアリウムでした。申し訳ありません。
(そりゃあ背負えないな。)
それはさておき、とある古いゲーム(GBとかGBCとか、あの辺りの頃の)に、こんな水中都市が本当にあったのを思い出しました。住民がみんなシュノーケル背負ってるんですよ。
「大きな飛ぶポケモン」に種別指定がないのは、主人公の彼らが「飛ぶポケモン」の種類を知らないからでは、と思ったり。
アクアラングを置いて旅立った彼らが再びそのポケモントレーナーに出会った時、彼らはその傍らの鳥ポケモンの種類を言い当てられるのでしょうか?
【続きに期待】