かえちゃんの「引っ越し」 と言うものが終わって
お昼ご飯も食べて、窓側になぜかあったあたしの特等席に立つと
かえちゃんは急に「何か」 をし出した。
ロゼッタ(ロズレイド♀)が言うには
『かえちゃんの本を片付ける』 らしい。
うー、みんな手伝うのかな……。
「メイプルー、ちょっと手伝ってー。」
『なに、かえちゃん!メイプル何でもやるよ!』
かえちゃんの頭に乗っかって、覗き込んだ。
かえちゃんの髪、綺麗な赤色でいい匂いー。
「これ、カーテン。付けれる?」
『お安い御用だ!』
よかった。あたしもかえちゃんの手伝いができて。
カーテンレールの上狭いから乗れないけど、何とかなるかな。
『メイプル、無理しないでよ?』
『もう、ロゼッタてば心配症なんだから!
このくらい平気だよ!と、言うか、これくらいできないと
かえちゃんの相棒失格になるよ、あたし。』
『大丈夫よ、そのときは私がカエデの相棒になるから。』
『え………。』
『うふふ♪冗談よ♪』
ごめん、ロゼッタ……冗談に聞こえない。
まあ、相棒の座を渡す気はないから、いいけどさ!!
とりあえず、カーテン付けちゃおっと。
――――――――――――――――――――――――――
「きゃああっ!!」
どさどさ!!
『な、なに!?かえちゃんどうしたの!?』
『たいへん だ ! あるじ が ほん の なか に うもれている !!』
『いけない、助けるぞ!!』
アコニ(ゲンガー♂)とツァオメイ(コジョンド♂)によって
かえちゃんは本の中から助け出されました。(気絶してるっぽいけど。)
あちゃー、部屋の中が本まみれだ。
大丈夫かな、これ……。
―ドンドンドンドン!!
「秋風さん!どうしましたー!?秋風さん!!」
『あるじ の おとなりさん だね。でようか?』
『俺が行く。アコニはここにいろ。
ロゼッタとメイプルは片付け頼む。』
あーあ、先が思いやられるよ……。
*あとがき*
今回はメイプル視点で書いて見ました。
全体的にどたっとしてますね、ごめんなさい。
引っ越し初日でトラブル発生。
どうしてこうなった……。
*タグ*
【書いてもいいのよ】
【描いてもいいのよ】
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