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  [No.462] 第6話 ポケモンゲット 投稿者:魁炎   投稿日:2011/05/22(Sun) 13:41:42   44clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

アレンはダルクに連れられて302番道路に向かった。

「ここは色んな野生ポケモンが生息している。新人トレーナーが新しいポケモンを捕まえるにはうってつけの場所だ。」

「・・・ふ〜ん。」

アレンが辺りを見回すと、ヨーテリーやポチエナ、ガーディ等のポケモンが元気よく走りまわっている。

「色んなポケモンがいるんだなぁ・・・。どれをゲットしようかな。」

すると突然、アレンに何かの影が体当たりしてきた。

「ぐほっ!」

「大丈夫か!?」

「あ、うん。なんとか・・・。」

アレンはお腹をさすりながら立ちあがった。

「今のは・・・ポケモン?」

「ああ、おそらくあいつだろう。」

ダルクが指差した先には、たいでんポケモンのシママがいた。

「どういうつもりだ・・・?僕に体当たりしてきて。」

「おそらく、お前のポケモンとバトルがしたいんだろうな。」

「・・・?どういうことだ?」

「どういうことも何も、ただそれだけのことだろうが。おおかた、お前を挑発してバトルしようってとこだろうな。」

「・・・よし!そう言うことなら、受けて立つ!」

アレンは、ボールを持ってシママに近づいた。

「いけっ!ゴチミル!」

アレンはボールを放り投げ、中からゴチミルが登場した。

「こっちから行くぞ。ゴチミル、ねんりきだ!」

ゴチミルはシママに向けて念力を放った。効いてはいるものの、まだ倒れはしなかった。

すると、シママの稲妻のような形のたてがみが光り出した。

「・・・っ!気をつけろ!でんげきはが来るぞ!」

「!?」

シママのたてがみから電撃が放たれ、ゴチミルに華麗にヒットした。

「ゴチミル!」

ゴチミルはよろけながらも、何とか立ち上がった。

「こいつはすごいや・・・。是非ゲットしたいな!」

「それはいいかもしれないが・・・まだゲットできるほどに体力は減ってない。もう少し弱らせないと・・・。」

「わかってるって!ゴチミル、もう一度ねんりきだ!」

ゴチミルは、再びシママに向けて念力を放った。念力は見事命中し、シママにダメージを与えた。

その時、突然シママの様子がおかしくなった。左右にフラフラ動き回り、時々自分に向けて攻撃している。

「・・・?どうしたんだ?」

「・・・そうか!ねんりきの追加効果で混乱したんだ!チャンスだ、アレン!!」

「よーし、いっけー!モンスターボール!!」

アレンはシママに向けてボールを投げた。シママはボールに収まり、ボールが三回揺れたのちにカチッと音がした。

「ゲットしたか。やったな、アレン!」

「ああ。」


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