基本的に小説として面白ければ良い、というスタンスです。鳩さん寄りですね。
・まずカットリージについて
私は新しもの好きなので、新わざとか、新とくせいとか、平気で使います。私の脳ミソの問題もあって、どの世代からどの技が出てきたのか分からんという理由もありますが。
新ポケとかも、まあ連れて来る物好きがいるんだろうという感じで、カントー地方にゾロアやヤヤコマがいても、ありだろうと思うスタンスです。まあ、物好きな外国人が連れてきたとか、理由は欲しいですね。
・わざについて
“わざは4つ”派と“わざは5つ以上でもいい派”とに大別される気がします。今これ関係ないけど。
同じ個体が冷凍ビームと吹雪を使ったら、漫然と吹雪の方が威力が高いだろうと思います。でも、飛び方が違うだろうしそもそも命中率違うし、上位互換とは言いがたいと思います。
小説中で、「リスク(命中率、反動etc)を受け入れて威力を取るか、威力を捨ててリスクを取るか」みたいに悩む話にならないと、あんまり威力どうこうと議論するのに意味が感じられないなあ。悪く言ってしまえば小説は出来レースだから、ドロポンでも波乗りでも水鉄砲でも相手を倒せるわけで。読者をどう納得させるかが重要なのだと思います。
必ず上位互換で威力の高い方使おう、とはあまり思いません。追加効果とかもちょくちょく違うわけですし。描写とかも。場面によりけりで、相手をとりあえず倒したければドロポンだし、相手にとにかく当てたければ波乗りだし、火傷してほしければ熱湯だし、混乱してほしければ水の波動を選ぶかな。ルカリオが苦手な炎タイプに対抗して水の波動を使ったら面白そうだし。陸上で波乗りって使えないかもとか。ペンドラーはメガホーン覚えるけど、相手がバチュルならハードローラーでぷちっといったほうが面白そうとか(悪気はなく)。お話の面白さと読者への説得力(*)の組み合わせで考えます。
(*)読者への説得力……作者が「こう書いとけば読者も納得してくれるんじゃね?」と感じる文章的なPOWERのこと。あくまで作者が感じるものなので、実際の読者は納得しなかったりもする。
それよりも、威力の低い、あまりゲームでは使われないような技をどう使うか、そっちを考える方が個人的に楽しいかな。議題とは違うけれど。
・レベルについて
もしかしたら漢検とかスポーツテストみたいな感じで決めてるのかも。「冷凍ビームで三枚抜き! レベル60!」みたいな。これはちょっと思い付いただけね。
・結論
小説として面白ければいいや。
・ところで
小説中のバトルといえば、私の中で外せないのがてこさんの『いざ風神!!』とレイコさんの『NEAR◆◇MISS』より『デッドロックバトル!』です。『いざ風神!!』の中の『一つの技を、たくさんの技に化けさせる』というのは座右の銘にしたいぐらいです。まだこの境地には至っていませんが。『デッドロックバトル!』は小説の表現とゲームの知識を融合させた極致だと勝手に思っています。
ところでフェアリータイプどうするよ。