そもそも議論の発端になった
ルビー・サファイアの話で「ねっとう」が出てくるのってどうなん? に関し、
言い訳っぽく説明してみた。
まず、ルビー・サファイアの話で「ねっとう」が出てくるのはおかしいんじゃないかという事に対して検討してみよう。
私はこの「おかしい」が成立するには以下の条件が必要だと考える。
条件1
ポケットモンスターブラック・ホワイトがルビーサファイアより後の時間軸である事
(たぶん後なんだが、はっきりとは明示されてない)
条件2
条件1が成立した上で「ねっとう」が最近開発された新しい技であること
この条件が揃って「おかしい」となる。
もちろん、小説中でそういう条件が提示されているなら「その作者の小説の中では」おかしいという事になる。
ただ、私の小説の中ではそういう条件にはなっていない、という話なのだ。
じゃあ私の中でどうなっているかとうと
だいたい以下のような感じになってる。
大前提として「原作」となるカートリッジに入っている情報は非常に限定的な最低限の情報という風に私は考えている。
最低限の情報とは何か?
「ゲームの主人公がチャンピオンになるまでの一連のストーリー」である。
つまりこれに関係の無い情報ならば省略しても、ゲーム上は許される訳である。
たとえ、それが技であっても。
攻略において「ねっとう」は絶対に必要な条件じゃないからね。
事実、主人公は眠らないし、飯も食わない、髪も切らないし、着替えもしない。風呂はフエンタウンでしか入らない。
私はこのように考えている・・・
「ねっとう」はホウエンではメジャーな技じゃなかっただけ。ルビー・サファイアというカートリッジ上ではたまたま省略されて描かれなかっただけである。そもそもゲーム上でポケモン世界のすべてが表現されている訳では無い。
実際、ゲーム中で描かれてないものは山ほどある。
病院、スーパー、コンビニ、書店、小学校・中学校・高校・大学、水田、畑、神社、カビゴンが帰っていった山の中etc・・・・・・他にももっといろんなものがあるはず。
だいたい主人公が住んでる町に民家が数軒しかないなんておかしいし、人間があれしかいない訳が無い。
町だって他にもあるだろうし(実際アニメだとゲーム上にない町がゴマンと出てくる)
つまりゲーム上では(容量の都合で)いろんなもんが省略されていたんだ!
→じゃあ技だって、実はもっといろいろあるんだけど、大人の都合で省略されてるに違いない!
次作ではそのいろんな技の一部がちょっとずつ明かされているのだ!
という感じで書いてるので、ねっとうがあっても「少なくとも私の小説の設定上では」大丈夫なんです。
あることはあるんですよ。原作では尺の都合で描かれてないだけで。
もちろん他の人の小説だとねっとうが新しく開発された技だって場合もあるのでそれはそれでOK。
つまり本当に設定条件次第なんですね。
そんな感じ。