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  [No.138] 人生と運命[8] 投稿者:5595   投稿日:2010/12/20(Mon) 21:57:15   42clap [■この記事に拍手する] [Tweet]

8時19分

「ふあ〜っ眠ぃな………」
俺は寒い気温の中、目を覚ました。
「おはようございます。イーブイさん」
「あ、ああ」
オオタチは俺よりさきに起きていた。
「………じゃあ、登るか……!」
「ハイッ!!」
オオタチは待ってましたーー!!の目をした。
俺たちは登り始めた。



10分後

ふっと上を見上げてみると、広間がみえた。
やった〜!休憩だ!
とオオタチも思っているだろう。
登るペースを早くすると、



「きゃあ!」

「うわぁ!?」
オオタチの乗っていた足場が崩れた。
しかし、俺の後ろ左足を掴んでいたので落ちずにすんだ。
しかし、俺は引っ張られた勢いで落ちそうになっていた。
だが、俺の右前足が足場を掴んでいたのでなんとかなった。
「す、すいません!すいませんでした!!」
オオタチの方を振り向くと、オオタチは泣いていた。
「謝るのは後!」
俺は必死に登ろうとした。
しかし、俺だけなら行けるのだが、二匹となると話は別だ。

「っく!うーっ!」
登ろうと頑張っていると5分が過ぎた。

俺の体力は限界だった。

「最後が………俺なんかで………ごめんな……」

パッ……

俺は手を離してしまった。

「うわぁぁぁ…………!」



ドスッ!


俺達は運良く昨日の広間に落ちていた。
死ななくて本当に良かった。
「っく………あぁっ…………」
俺は半開き状態の目をオオタチの方へ向けた。
オオタチもかなりのダメージを負っていた。
すると 

「……ぇ、ねぇ、ねえ!」
ん?と振り向いてみると
ワニノコがいた………
しかも、都会で会ったワニノコだ……

「お前みたいな奴が…………?」
ほとんどかすれ声の俺は、とても小さな声で聞いてみた。
しかし、俺の声は聞こえず
「大丈夫?」
とワニノコは言い続ける。
「ハハハ………大……丈夫…だよ……」
と、答えてやった。
18時18分

俺は目をつぶった………










おまけ

どうも!5595です!
やっぱり俺の作品って一話一話が短いな……
今度からはもうちょっと一話一話を長く出来たらいいと思っています………


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